いきいき日誌

 

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最近の記事

13/11/30 (土)  議案調査
13/11/29 (金)  本会議初日
13/11/28 (木)  超党派で廃案へ!
13/11/27 (水)  中学校給食
13/11/26 (火)  数の暴挙に抗議!
13/11/25 (月)  強行採決反対!
13/11/24 (日)  300人の第九
13/11/23 (土)  ストップ!壊憲
13/11/22 (金)  告示日
13/11/21 (木)  議案説明
13/11/20 (水)  安満遺跡公園
13/11/19 (火)  市営住宅建替え
13/11/18 (月)  都市農業活性化
13/11/17 (日)  秘密法反対!
13/11/16 (土)  集団的自衛権
13/11/15 (金)  知る権利の保障
13/11/14 (木)  自閉症者支援
13/11/13 (水)  市街地整備
13/11/12 (火)  弁護士会のデモ
13/11/11 (月)  憲法アピール
13/11/10 (日)  第40回農林業祭
13/11/9 (土)  防災訓練
13/11/8 (金)  水道事業
13/11/7 (木)  保護法は廃案に
13/11/6 (水)  安満遺跡公園
13/11/5 (火)  文化振興ビジョン
13/11/4 (月)  木枯らし1号
13/11/3 (日)  共通番号制
13/11/2 (土)  日本版NSC
13/11/1 (金)  市政相談

過去の記事

   これより以前
11月30日 (土)   議案調査

午前中は家事に専念、忙しいときは栄養のバランスが一番重要です。冷蔵庫、冷凍庫の整理も兼ね、少し作り置きもしました。来週半ばまではこれで持ちそうです。

来週は4日(水)本会議質疑、6日(金)委員会質疑です。今日は議案調査に集中しました。


11月29日 (金)   本会議初日

午前10時から本会議が開かれました。市長あいさつ、議会事務局長報告、決算審査特別委員会委員長報告の後、2012年度一般会計等の採決が行われました。そして、12月議会提案の22議案についての提案理由の説明がありました。
22議案の議案質疑は12月4日(水)の午前10時からです。
私の質疑予定は、4日(水)本会議、6日(金)都市環境委員会、18日ないしは19日の一般質問です。
お時間がありましたら、ぜひ、市議会傍聴にお出でください。

特定秘密保護法案についての参議院国家安全保障特別委員会の審議は、自公の横暴さがあまりにもひどく、国民不在の国会となっています。
国会であれ地方議会であれ、審議のやり方は委員の合意ですすめるものです。合意ないまま一方的に開会するなど、数に物を言わせた自民党と公明党の強引さは、これまでの民主主義のルールを完全に無視するものです。
また、質問者が「誰に答えてほしい」「法律ができればその法律を実際に運用する責任者に答弁してほしい」と主張しても、その答弁者が出てこないのも異常です。衆議院でも参議院でも答弁している森まさ子大臣は、この法律ができれば運用はしないのです。安倍政権はなぜ国会審議(答弁)のみの大臣をつくるのでしょうか、これも国会・国民軽視の現れです。
このような国会運営を見ていて、自公政権には「国民主権」という考えがないのがよくわかりました。国民に説明する必要などどうでもいいのです。国民よりも「国」「米国」が大切で、数の力で、12月6日には法案を成立させることしか頭にないようです。
秘密法廃案をめざす闘いは、民主主義、国民主権、知る権利を守る闘いではないでしょうか。残された時間、がんばりましょう!
なお、怒りの声は、参議院国家安全保障委員会の委員へ、地元大阪選出の参議院議員へ、リストはコチラにあります。


11月28日 (木)   超党派で廃案へ!

午後5時から、高槻市議会の超党派でJR高槻駅南陸橋に立ち、特定秘密保護法案の廃案をめざして、街頭アピールを行いました。
参加したのは、共産党議員団(中村玲子議員、強田純子議員、宮本雄一郎議員)、社民党の川口洋一議員、緑の党の野々上愛議員、無所属の和田孝雄議員、高木りゅうた議員、そして、私二木洋子の8人です。宮原たけし府議(共産党)も参加されました。交代でマイクを握り、力強く廃案を訴えました。
また、JR高槻駅北側では、民主党が街頭アピールをされました。それぞれ、連携を取りながらのアクションです。
このような超党派で街頭アピールするのは初めてです。臨時国会の会期は12月6日までです。廃案めざし、力を合わせてがんばらなければなりません。

午後6時からは、JR高槻駅北で、「変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本」の皆さんと、街頭アピールでした。第16号となるチラシを配布しましたが、500枚、いつもより早くなくなりました。チラシを受け取るや、歩きながら、裏表に何が書いてあるのか、読んでおられる方もけっこうおられます。関心が高いことを実感しました。今日は18名が参加、冷え込みが厳しいですが、廃案への熱い思いを込めたアピール活動でした。

夜のニュースで、今日の参議院特別委員会の審議を知りました。特定秘密の指定が基準通りか、妥当かなどをチェックする第3者機関について、民主党の福山哲郎議員の質問で、自民党と維新の理解が違うことが明らかになりました。また、政府内でも、森大臣と中谷議員の説明も異なりました。こんなずさんなことでいいのでしょうか?。福山議員は、第3者機関とはどのような機関か、法案にきちんと盛り込むべきと主張されていましたが、本当にその通りだと思います。
国民への説明責任を果たさず、法案の体をなしていない秘密法案、欠陥法案です。やはり、廃案にすべきです。

しかし、自公政権は国民を甘く見ています。自民党の町田衆議院議員は、「どんどんやればいい」と数に物を言わせて、十分な審議、答弁をせずともいいように発言しています。「国民主権」「民主主義」などどこ吹く風、今は横暴極まりない自公政権です。


11月27日 (水)   中学校給食

ちょうど給食の配膳が始まる時間に如是中学校に伺い、中学校給食の様子を見学させていただきました。共産党議員団、他自治体の議員もご一緒でした。
五百住小学校で調理し、如是中学校に運ばれる親子方式ですが、とてもスムーズに実施されているようでした。
お忙しいなか、お時間をとっていただき、ありがとうございました。

昨夜の秘密法案の強行採決に対して、朝日新聞も毎日新聞も、1面トップ記事で、国民の知る権利を奪うと、法案の批判をしています。また、日本弁護士連合会やペンクラブなどからも続々と抗議声明が発表されています。抗議の声は高まるばかりです。
今日から参議院で審議が始まりましたが、臨時国会の会期は12月6日まで、土日を抜けば、実質7日間しかありません。「良識の府」としての参議院に期待しますが、今日、開かれた参議院・国家安全保障特別委員会の理事会でも与党(自公)は強行で、明日の委員会審議を職権で決めたとのことです。数に物を言わせるのは民主主義ではありません。いかに少数の意見を尊重し反映させるかが、民主主義です。このような数の横暴を許さないために、私たちの声を委員会委員に届けましょう!名簿・連絡先はコチラにあります。


11月26日 (火)   数の暴挙に抗議!

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。市長から12月議会の議案説明があり、議事運営が決まりました。
12月議会議案は計22件です。内訳は、条例案件13件(制定2件、改正11件)、指定管理者の指定5件、その他1件、補正予算3件です。
主要内容は、市のHPに掲載されています。

議事運営は、29日(金)は、決算審査特別委員会委員長の報告のあと、2012年度一般会計決算認定等の採決、12月議会議案の提案理由説明です。
12月4日(水)は、議案質疑です。
6日(金)、9日(月)は、4つの常任委員会が開かれます。
18日(水)、19日(木)は、議案採決と一般質問です。
お時間がありましたら、ぜひ、市議会傍聴にお出でください。

なお、議員提出議案(意見書)は、公明党議員団から3件、共産党議員団から4件の計7件が出されています。9日(月)までに調整されます。

午後1時半からは、産業振興審議会でした。案件は中心市街地活性化基本計画の進捗状況についてでした。2009年12月に認定された計画ですが、期間は5年間で2015年3月までです。中間年の報告とのことでしたが、基本計画に盛り込まれている数値指標に関する現状が示されず、どう評価していいのか、疑問に思いました。行政計画の進捗状況は、もともとの計画に掲げてあった数値目標がどこまで達成されているのかをまず把握すべきです。次回からは示していただくように、要望しました。

午後6時からは、「特定秘密保護法案」強行採決に対する抗議行動でした。JR高槻駅南陸橋で、急きょ作成された抗議のチラシを配布し、交代でマイクを持ち、廃案を訴えました。急な行動にも関わらず、参加者は13名、用意した500枚のチラシは、いつもより早いペースでなくなりました。
昨日の地方公聴会の意見を聞けば、とてもすぐに採決とは思えませんでした。それでも自民、公明、みんなは強行採決です。公聴会開催は、アリバイ作りだったのです。国民不在の国会、多数という数の暴挙です。なんとしても廃案に、12月6日の会期末まで、「変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本」の皆さんとがんばります!


11月25日 (月)   強行採決反対!

午後6時から第14回憲法アピールでした。JR高槻駅南陸橋で、「変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本」の皆さんと、特定秘密保護法案反対を強く訴えました。
明日26日は強行採決かとも言われています。今日は16人の参加で、交代でマイクを握りました。配布したチラシは550枚、「廃案にしなければ」「あれはあかんわ」と声をかけて下さる方もおられました。

夜のニュースで、明日の午前中の委員会に安倍首相の出席を額賀委員長が職権で決めたとのこと、これで、委員会強行採決が濃厚です。
また、午後からの本会議開催も、逢沢衆議院運営委員長が職権で決めたとのことです。
今日の福島での地方公聴会は7人の参考人が全員が法案に反対ないしは慎重にという意見でした。
意見を聞くだけ聞いて、それを踏まえた議論は一切行わないなら、一体何のための公聴会だったのでしょう!福島をアリバイ作りに使うなという怒りは当然です。
胸が張り裂けそうです。国会に駆けつけたい気持ちですが、それはかないません。

沖縄でも動きがありました。沖縄選出の5人の自民党国会議員が公約をひっくり返し、辺野古を容認しました。オバマ大統領とケネディ大使に気を使う安倍政権、ますます日本はアメリカのポチになるのでしょうか。とても認めるわけにはいきません。

「秘密法案」の廃案をめざして、地元でできる限りの訴えをしていきます。

なお、本日駅頭で配布されたちらしです。
秘密保護法反対マンガ
ストップ!秘密保護法案

今日から、(仮称)安満遺跡公園整備構想(素案)のパブリックコメントが始まりました。ぜひ、ご意見を!


11月24日 (日)   300人の第九

「脱原発ポスター展」が文化ホール・展示室で開かれました。主催は反原発たかつきしみん実行委員会です。脱原発をめざして作成されたポスターが200枚以上、斬新さとともに、見ていると、これでもかと「脱原発」が迫ってきました。小出裕章さん作成のポスターもあり、びっくり!私もこういうデザインセンスがあるといいのですが・・。
ポスターは、一目で訴える力があり、いいですね。今日一日だけで終わるのは、もったいないような企画でした。生活の中に、こういうポスターをど〜んとはろうと思います。

午後3時からは、市民会館大ホールで開かれた、市制70周年・文化振興事業団25周年記念事業「第九」を鑑賞しました。現田茂夫さん指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団による、ベートーベンの「レオノーレ」第3番作品72のあと、休憩をはさんで、合唱付き「第九」でした。第4楽章には、80人強のテノール・バスの男性、約210人のソプラノ・アルトの女性が入場、さらに、佐藤しのぶさん(ソプラノ)、福原寿美枝さん(アルト)、小餅谷哲男さん(テノール)、三原剛さん(バリトン)の4人が加わり、素晴らしい、重量感のある大合唱でした。70周年、25周年を祝い、次へと続く「歓びの歌」で、身も心も洗われました。

プログラムに書かれていた大合唱団300人のお名前を見ると、知人とともに、市役所OB、現職もおられました。インターネットで席をとったのですが、いつもより舞台が前にでていて、なんと2列目でした。演奏中にバイオリンの弓の糸が切れるのも見えましたが、背筋を伸ばし、力強くドイツ語で歌われている皆さんのお顔もはっきり見えました。練習を繰り返され、きっといい思い出になったことでしょう!ごくろうさまでした!


11月23日 (土)   ストップ!壊憲

午前11時から、花の会創設30周年記念式典が開かれ、来賓として出席させていただきました。地域で「共に生き」「共に働く」を目指して歩んでこられた30年、氷室町での無認可作業所から出発され、今は社会福祉法人として多くの福祉事業を展開されています。今年は「障害者総合支援法」が施行され、障害者福祉施策も大きな節目を迎えています。今後とも「共に」を大切にがんばっていただけたらと思います。30周年、ほんとうにおめでとうございます!

午後6時半からは、第13回二木洋子ナビゲートセミナーでした。山本健治さん(フリーライター)に、「ストップ!改・壊憲、特定秘密保護法と国家安全保障会議設置法」と題して、講演をしていただきました。
山本さんは、秘密保護法案が成立した場合にどのような社会になるのか、具合的にわかるようにと、最初に4つの資料を提示されました。
ひとつは、東南海大地震のあった翌日の1944年12月8日の朝日新聞です。一面は天皇の写真、大本営発表のレイテ島等の戦況を勇ましく伝えるものばかりです。もちろん書かれている戦況は偽りです。
2つ目は、同じ朝日新聞の2面です。下段に「昨日の地震」として小さく掲載されているだけでした。
3つ目は、同じ日のニューヨークタイムスです。地震のことが正確に報道されていました。
4つ目は、1946年12月2日の昭和南海大地震を伝える朝日新聞一面です。戦後は、やはり大きな災害は1面に各地被害状況などが大きく掲載されていました。
山本さんは、特定秘密保護法案が成立すると、1944年12月8日の新聞のようになると強く指摘されました。真実は知らされないのです。
この4つの資料を見れば、秘密法案の問題点が一目瞭然です。
2つの法案を急ぐ背景に何があるのかについても、わかりやすく話してくださいましたが、今こそ、市民が声をあげて動かなかればと思います。

「知る権利ネットワーク・関西」の江菅洋一さんは、「法律をつくるのは国会議員、私たちの声を届けよう!」と呼びかけてくださいました。地元選出の国会議員だけでなく、法案を審議している特別委員会委員に意見を伝えるのは重要です。
「変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本」の杉岡啓子さんは、もう10数回続けられている街頭アピール行動への参加を呼びかけて下さいました。

廃案に向け、限られた時間、全力を尽くそうと改めて心した講演でした。
お忙しいなか、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。


11月22日 (金)   告示日

今日は12月議会の告示日でした。議案書をいただき、担当課から、議案説明が続きました。

明日は、山本健治さんをお迎えして、特定秘密保護法案と国家安全保障会議設置法案についての学習会を開きます。資料の印刷も終わりました。たくさん来て下さるといいのですが。

秘密法について、国会では、維新が賛成を決めたものの、慎重審議を求めているようです。25日(月)の午前中に福島で地方公聴会を開き、午後に東京に戻り、夜に委員会で採決かと言われていましたが、それはなくなったようです。しかし、来週前半は大きな山場、この週末も、「廃案を!」と、声をあげ続けなければなりません。

今日、64歳になりました。覚えて下さっていて、お祝いのお電話やメールをいただきました。ありがとうございます!!!
外見上は若く見えますが、年齢は年齢、疲れがなかなかとれなくなっています。無理をしないよう、体調管理に気をつけて、これからもパワフルにがんばります!


11月21日 (木)   議案説明

明日は12月議会の告示日で、議案書をいただきます。今日から、各担当部による議案説明が始まりました。12月19日の一般質問終了まで、がんばります。しばらくは、事務所が留守がちになりますが、ご容赦下さい。

午後7時からは、大阪弁護士会主催の「STOP!『秘密保護法』11.21大集会」に参加しました。太田健義弁護士から国会情勢の報告があったあと、畠田健治弁護士からクイズ風に問題点の解説がありました。その中で、秘密保護法が成立した場合、秘密を洩らしたとして起訴された裁判の劇がビデオで流されましたが、大半がピッピッピの音で、何をしているのか、まったくわかりません。もし、この法案が通れば、このような事態になるのは、私には、見ているだけで絶えられませんでした。明らかに暗黒社会の到来です。
お二人の学者の方からのアピール、各種団体のアピールが続き、最後に、大江洋一弁護士から、国会議員を回っておられる報告があり、「廃案に!」「知る権利を守ろう!」のシュプレヒコールで閉会となりました。

今日は450名の参加でした。お忙しいなか、このような集会を企画して下さった大阪弁護士会の皆様にはほんとうに感謝!です。アピールの中でも繰り返されましたが、廃案に持っていくためには、声を上げる、「わいわい騒ぐ」ことです。一人一人ができることから「騒ぐ」ことです。がんばりましょう!

なお、今日の集会で、私もアピールをさせていただきました。11月19日に近畿自治体議員有志計102名で「秘密保護法」反対声明を出した報告です。大阪、兵庫、京都、奈良を中心に、超党派の議員の声明です。それぞれ、地域で全力でがんばっています。


11月20日 (水)   安満遺跡公園

京大農場を通ると、稲が刈り取られ、なんとなくさびしい風情です。もう青々とした田を見ることはできず、最後の田の光景です。跡地をどのような公園にするのか、(仮称)安満遺跡公園整備構想(素案)のパブリックコメントが11月25日(月)から始まります。締め切りは12月24日(火)です。素案はけっこうな分量があります。市のHPからもダウンロードできます。

特定秘密保護法案は、「みんな」に引き続き「維新」とも修正協議が整ったとのことです。
しかし、修正と言っても、「知る権利」を奪う本質は何も変わっていません。
今日の特別委員会の審議では与党議員の欠席が目立ちました。「国会審議」でではなく、裏の交渉で法案修正をするやり方は、不透明そのもの、「秘密」主義です。また、国会軽視でもあります。
明日は全国各地で秘密法反対の一斉行動が行われます。大阪でも弁護士会で大集会が開かれます。午後7時からで弁護士会館2階です。お時間がありましたら、ぜひ、ご参加ください。


11月19日 (火)   市営住宅建替え

今日は大牟田市へ、市営住宅の建て替えをテーマに、大牟田市営新地東ひまわり住宅の建替え事業について学びました。高槻市でも市営住宅建て替えが大きな課題であるためです。
大牟田市は後期高齢者が多く、建替え時の調査でも、市営住宅の高齢化率が高く、高齢単身世帯も多かったことから、高齢者住宅対策は、福祉部局だけの問題ではなく、入居者のコミュニテイ再生が必要だと位置づけられていました。また、建替え時の説明会で、近隣の方からの「建て替えられても、税金を払っている私たちはよくならない」との声もありました。そこで、建替えられた住宅の1階には、多機能で多様性のある福祉サービスを提供する施設「ふらねコパン」が入っていました。
担当者の方の、「住まい」は「暮らし」の基本という位置づけで、市営住宅の建替えを、単なる住宅の建て替えというのではなく、地域包括システムの中に組み込んでおられことに、驚きました。
また、福祉サービスを提供されている社会福祉法人「それいゆ」の方が、デンマークの施策を参考にしたと言っておられたのが私には印象的でした。こういう施設も、行政の取組によっては可能なのです。

昨日、今日と、お忙しいなか、お時間をとって下さった関係者の皆様、ありがとうございました。

大牟田市は、三井三池炭鉱のあったところです。日本の近代化を支えたところです。今回は石炭関係の施設を見ることができませんでしたが、機会があれば、また伺いたく思っています。

新幹線に揺られて高槻市駅に着いたのは午後6時、ちょうど始まったばかりの「憲法アピール」に参加しました。冷え込むなかでの「秘密法反対!」のアピール活動でしたが、準備されていた500枚のチラシがかなり早いペースでなくなりました。


11月18日 (月)   都市農業活性化

都市環境委員会視察で久留米市へ、都市農業の活性化をめざした久留米市の取組について学びました。
高槻市の農業がかかえる課題の一つが遊休農地対策です。久留米市はこの耕作放棄地対策に力を入れておられ、「担い手」確保のために集落営農組織の法人化などに取り組んでおられました。また、入作(不在地主)農地対策では、農地銀行制度等についてのアンケート調査も始められていました。さらに、地元産農産物についても「きらり*久留米}のロゴマークをつけ、積極的に情報発信をされていました。今後は市の独自支援策も検討していくとのことでした。
地元産農産物を販売している道の駅「くるめ」も視察しましたが、600人の生産者が関わっておられるとのことでした。
高槻市と農地面積の専業農家数もかなり違いますが、TPPなど農業を取り巻く環境は厳しくなる一方です。高槻市の農業活性化策を考えるうえで、学ぶことの多い一日でした。


11月17日 (日)   秘密法反対!

午後2時から、第12回憲法アピールでした。「変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本」の皆さんとともに、「特定秘密保護法案」「国家安全保障会議設置法案」について、JR高槻駅南陸橋で反対のアピールをしました。
街頭にでると、いかにすればチラシを受け取ってもらえるか、必死です。1時間、声かけしながら配っていると、さすがに疲れます。しかし、戦後の民主主義を享受した者として、次の世代の人たちに対し、暗黒社会、戦争する国にさせてはならない責任があります。なんとしても廃案にさせなければと、体が先に動く毎日です。
新聞報道等では、20日ないしは21日に、強行採決が目論まれているようです。
残された時間はあまりありません。全力で、反対の輪を広げ、頑張らなくては!

21日は、「秘密保護法案」に対し、全国一斉のキャンペーンが行われます。大阪では、大阪弁護士会が弁護士会館で午後7時より反対大集会を開きます。12日の昼間のデモは600人でした。今回は夜です。お仕事が終わったあとです。ぜひ、ご参加ください。反対の声を目に見える形で示しましょう!

なお、秘密法案に対し、地元選出の辻元清美議員が、19日(火)の午前中、特別委員会で質問されます。
衆議院インタ―ネット中継で見ることができます。

また、国会や東京、全国の動きについては、下記もご覧ください。

ストップ!特定秘密保護法
ストップ!秘密保護法案(やぶれっ!住基ネット情報ファイル)


11月16日 (土)   集団的自衛権

午後1時から大阪弁護士会館で、シンポジウム「集団的自衛権について考える」が開かれ、参加しました。主催は大阪弁護士会、共催は日本弁護士連合会でした。
阪田雅裕さん(元内閣法制局長官、弁護士)の講演の後、阪田さん、西岡芳樹弁護士(日弁連憲法委員会・副委員長)、半田滋さん(東京新聞編集委員)、山内敏弘さん(一橋大学名誉教授、憲法学者)、コーディネーターは笠松健一弁護士(大阪弁護士会・憲法問題特別委員会・副委員長)で、パネルディスカッションが行われました。
個別的自衛権、集団的自衛権、集団安全保障の概念をはっきりさせ、9条をどのように解釈するか、さまざま意見があることが分かりました。パネラーの皆さんが一致しているのは、法治国家では、解釈改憲、立法改憲はあり得ないということでした。
安倍政権が進めようとしている9条の解釈改憲、集団的自衛権行使について、明確な考えをもたないとびしっとした批判ができません。憲法そのものも含め、きちんと勉強し直します。

シンポが終わったのは午後4時半、急いで事務所に戻り、車を出していただいて、通信配布をしました。もうあと一息になりました。ご協力くださった皆さん、ありがとうございました!


11月15日 (金)   知る権利の保障

午前10時から第2回公営企業審議会専門部会(水道事業)が開かれ、傍聴しました。財政収支シュミレーションについて、前提条件や収支予測についての議論が続きました。今日も2時間の講義を受けたような審議会傍聴でした。

午後2時からは、第53回大阪府市議会議員研修会がホテル阪急駅スポパーク(吹田市)で開かれ、参加しました。講師は辻山幸宣さん(公益財団法人・地方自治総合研究所)、「自治体における民主主義の課題と議会の役割」と題した講演でした。議会の歩みを歴史的に振り返り、戦後地方自治のなかで、議事機関としての議会の役割、最近の議会をめぐる論点など、多岐にわたるお話でした。「議会費は決算のわずか1%」「議会費は行革でなく、民主主義の経費」「これを減らすと大切なものが失われる」「少数者の声をいかすことが民主主義」と、議員定数削減や報酬削減が安易に叫ばれることへの警鐘を鳴らされました。孤立する高齢者のニーズや地域の課題、子どもたちの声、帰郷サラリーマンの声などを拾い上げる「新たしいどぶ板」議員の重要性も指摘されました。「議会改革」は何のために行うのか、考えさせられた講演でした。

午後7時からは、茨木市内で開かれた「いちからわかる特定秘密保護法」の学習会に参加しました。主催は「特定秘密保護法に反対する市民ネットワーク」、講師は三木由希子さん(情報公開クリアリングハウス理事長)でした。「知る権利」を奪う保護法案の問題点をていねいにお話し下さいました。与党、維新、みんなは修正協議をしているようですが、法案のもつ危険性からは、法案を撤回するべきです。

今日は衆議院・厚生労働委員会で、社会保障プログラム法案が強行採決されました。来週は、この保護法案審議が大きな山場を迎えるようです。国家が好き勝手に情報を秘密にし、国民の知る権利を奪うのなら、それは民主主義国家ではありません。国民主権ではなくなります。秘密保護法案は、憲法の国民主権を反故にするものです。まさに、憲法、民主主義の危機です。なんとしても成立させないよう、声をあげましょう!


11月14日 (木)   自閉症者支援

午後1時から、「第27回全国自閉症者施設協議会 大阪大会」が現代劇場・文化ホールで開かれ来賓として出席させていただきました。北は北海道から南は沖縄まで、約400名の参加がある大きな大会です。今日は午後から2つの基調講演とシンポジウム、明日は、朝から丸一日、6つの分科会が行われます。地元の社会福祉法人北摂杉の子会の皆さんがいらっしゃればこその大会でした。
今日の2つ目の基調講演では、全国自閉症施設協議会会長の五十嵐康郎さん(大分・めぶき園)が、めぶき園での実体験をもとに「自閉症総合援助センターの課題と展望」についてお話し下さいましたが、とても示唆にとぶ講演でした。福祉は「人」だと、実感しました。
関係者の皆様、ありがとうございました。

今日の衆議院・国家安全保障特別委員会で、特定秘密保護法案について、森雅子担当大臣は「法成立後にさらに改善に努力する」旨の答弁をしていました。えっ!という思いです。市議会で条例制定の議論をしている時に、運用がまだ十分決まっていないまま、議決することはありえないからです。今、このような答弁をするのは、まさに法案の不備を認めているのではありませんか!このようなまま可決すること、つまり、何が何でも臨時国会(12月6日まで)中に法案を成立させるということは、国会議員の責任放棄ではありませんか。こんな法案を提案した与党の責任は重大です。保護法案は廃案に!


11月13日 (水)   市街地整備

午後1時から市街地整備推進特別委員会が開かれ、傍聴しました。案件は、@JR高槻駅北東地区市街地整備について、AJR高槻駅ホーム拡充についてでした。
@については、この間の経過報告でしたが、驚いたのは「複合棟B」(西武駐車場建物と愛仁会リハビリテーション病院の間に建設予定)の工事が中断していることでした。予定していた老人施設の規模が市の計画と合わなかったためとのことです。質疑を聞きましたが、今一つ納得できませんでした。
Aについては、新快速用ホーム新設により、新たに2つできる西口改札口のうち、南側周辺(上田辺町)の整備案が4つ示されました。今後、地元の方に説明をし、どの案にしていくか、検討されます。この問題を聞くたびに、私は怒りがこみ上げます。西口利用者、高槻駅での乗り換え客にとっては、不便極まりない計画だからです。

午後6時からは、秘密保護法反対の街頭行動でした。JR高槻駅南陸橋で、「変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本」の皆さんと第11回目のチラシを配布しました。今日、初めて参加された方もありましたし、大阪南部にお住いのかたが、東京の国会行動に参加され、わざわざ途中下車して高槻行動に来て下さいました。また、たくさんの方がマイクを握り、秘密保護法の問題をアピールされました。心強いことです。


11月12日 (火)   弁護士会のデモ

大阪弁護士会主催の秘密保護法案反対のデモが正午から行われ、参加しました。大阪弁護士会館を出発、国道1号線沿いに御堂筋まで歩き、左折、大阪市役所横で解散でした。
参加者は約600人、裁判所で法廷を終えたばかりの大きなカバンを持った弁護士さんもたくさん参加されていました。憲法に定められた基本的人権を守るために、日々、さまざまな弁護活動に取り組んでいられる弁護士さんたちの、なんとしても、この法案は廃案にしなければという思いが伝わるデモでした。
私も、「暗黒社会復活反対!」「戦争は秘密から始まる!」のボードを持って、参加しました。一生懸命言葉を考え、昨夜、急きょ、知人につくってもらったものです(感謝!)。昨日、JR高槻駅前で配布したチラシ(変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本)も200枚持って行ったのですが、一緒に参加した方々と配布したところ、あっという間になくなりました。保護法に関する情報を欲しい人がいかに多いか、実感しました。
大阪での秘密保護法反対の運動が少しずつ確実に広がってきました。
しかし、衆議院では今日も特別委員会が開かれ、明日は参考人から意見を聞く予定とのこと、数に物を言わせ、来週中に衆議院での成立を目論んでいます。
保護法案反対の意見が、毎日新聞では過半数を超えているとし、朝日新聞は賛成よりも反対が多いと報じています。安倍政権は世論の声を真摯に受け止めるべきです。

急いで大阪から戻り、午後1時半から開かれていた「景観審議会」を傍聴しました。案件は「屋外広告物条例の一部改正について」でした。答申を受け、来年3月議会に条例一部改正の議案が出されるようです。


11月11日 (月)   憲法アピール

午後1時から、新名神・交通体系等対策特別委員会が開かれ、傍聴しました。案件は2件、@新名神高速道路の整備状況について A環状幹線道路等の整備促進についてでした。
@については、神戸〜高槻間では原地区や成合地区の工事の進捗状況、高槻〜八幡間では鵜殿ヨシ原の環境保全対策等の報告でした。新名神の工事はNEXCO西日本が行っています。アクセス道路の高槻東道路は府が工事をしています。また、関連道路として、府が行っている道路整備もあります。高槻市の工事は、市道原成合線、都市計画道路南平台日吉台線、市道萩之庄梶原線です。
Aについては、生活道路として重要なものばかりですが、府道の整備が遅れており、渋滞解消のために、もっと強く府に要望すべきとの意見が出されていました。

午後6時からは、第10回憲法アピールでした。今日も、「特定秘密保護法案」「国家安全保障会議設置法案」についてのチラシをセットにして配りました。
1時間配り続けて感じたのは、「特定秘密保護法案」についての風向きが、かなり変わったのではということでした。「これはあかんね」「おかしいよね」「ご苦労様」と、声をかけて下さる方が先週よりもぐっと増えたのです。同じ場所、同じ時間帯でも、こうも違うのかと私は驚きました。しかも、受け取って下さるときの雰囲気も「何かな?」というのではなく、「ああ、これこれ!」という感じなのです。テレビや新聞でもかなり問題点が指摘されるようになったのも一因なのでしょう。廃案に向け、大きく世論を動かせるよう、臨時国会の間、全力を尽くします。

気温が急降下、明日は冷え込むようです。こんな時は要注意、皆さんご自愛ください。私も風邪をひかないように、体調管理に気を付けます。


11月10日 (日)   第40回農林業祭

雨が降ったりやんだりのぐずついた一日でした。午前中は4つの催しに参加しました。
城跡公園野球場で開かれた「第40回農林業祭」では、雨でグランドの状態が悪いにもかかわらず、多くの市民の方が買い物に来られ、賑わっていました。
第一中学校では「食育フェア2013」、親子で楽しめるように各ブースは趣向をこらしておられ、その工夫に感心しました。久々に血圧を測りましたが、平均的で何も問題がないとのことで、安心しました。
城内公民館では「第12回給食展」」、ここでも、子どもが楽しみながら「食」を学べる展示の工夫に、驚きました。「食品表示偽装」が大きな問題になっていますが、献立づくりから食材選びなど、陰の作業も解説されていて、「有名ホテルよ、高槻市の取組に学べ!」と言いたいくらいです。子どもになって、大豆を塗箸で15秒間にいくつ隣のお皿に入れることができるかという「豆はこびゲーム」に挑戦してみましたが、わずか5個、それでも「きろく証」を発行してもらいました。
しろあと歴史館では、開館10周年記念特別展「高山右近の生涯」が開催されています。ちょうど学芸員の方の解説時間で、ラッキーなことに、展示物を解説していただくことができました。文字を追いながら展示を見るよりも、生解説は、ぐっと深く鑑賞できます。右近の生涯が、とてもよく理解できました。これから特別展を見るときは、このような解説がある日に行くことにします。
ちょうど12時になり、もう一度農林業祭にいき、どろんこに気を付けながら、食料をたっぷり買い込んできました。
関係者の皆さん、ほんとうにご苦労様でした。

夜は箕面市で開かれた「共通番号制度と秘密保護法」の学習会に参加しました。講師は白石孝さん(プライバシーアクション代表)でした。「国の力が強くなり、民は知ることを拒絶され、管理される制度と法だ」と締めくくられました。
秘密保護法に対する取り組みは確実に広がりつつあります。東京や各地の取り組みについては、「ストップ!秘密保護法」に掲載されています。


11月9日 (土)   防災訓練

午前9時から芥川地区の地域防災訓練が行われ、自治会員として参加しました。避難所の受付や避難所での生活する場合の注意事項、防災倉庫に何が備蓄されているかの確認、アルファ化米の調理方法などの体験をさせていただきました。市役所職員で構成される方面隊の方とも顔合わせすることができました。関係者の皆様、貴重な体験をありがとうございました。

午後からは、社会福祉法人四季の会の理事会でした。秋を満喫しながら、西国街道を走りましたが、萩之庄から新名神関係の道路整備が行われていて、行くたびに懐かしい光景が変わっていくのは残念でした。

夕方からは、車を出していただいて通信の配布でした。ようやく約8割配布が終了しました。ご協力下さった皆さん、ほんとうにありがとうございます。あと一息、がんばります!


11月8日 (金)   水道事業

午前10時から第1回公営企業審議会専門部会(水道事業)が開かれ、傍聴しました。「専門部会」ということで、メンバーは学識経験者5名でした。前回の審議会で要望のあった将来推計の前提条件や収支予測、これまでの取組、府内33市の一般家庭用料金表など、詳細な資料が提示され、議論が続きました。なるほどと思うことばかりで、私も大いに勉強をさせていただきました。

高槻市議会では3ヶ月に一度、政務活動費の使途について議長に報告することになっています。今日は私も10月分までを提出しました。この他にもいくつか書類を提出することができ、ほっとです。

この間、通信配布で東奔西走の日々です。今日も、ちょうどポストに入れているところに、お家の方が帰ってこられました。「いつも入れさせていただいています」と挨拶をすると、「ずっと読ませていただいていますよ。がんばってくださいね」と微笑んでくださいました。私より少し若いぐらいの女性でした。挨拶をしても、返事をしない人もいますが、こうした出会いがあると、元気が出ます。もうしばらく、ポスティングでがんばります。

「特定秘密保護法案」については、衆議院・特別委員会で審議が始まりました。今日の自民党・町村議員の質疑を聞いていると、知る権利よりも国益が優先されるべきとの主張が明確でした。町村議員は保護法案を自民党内でまとめた責任者、個人よりも国家が優先するという考えには、とても納得できません。しかし、この考えが貫かれているのが自民党の憲法草案です。この法案の議論は、行き着くところは、自民党の憲法改正草案との闘いなのです。
「国家安全保障会議設置法案」は参議院・本会議で趣旨説明があり、質疑も行われました。参議院でも特別委員会が設置されています。またしても集中審議で、臨時国会期末までに成立させようとしています。多くの人がこの法案の持つ意味がよくわからないままにです。かっての「大本営」を設置するものだとしか、私には思えません。


11月7日 (木)   保護法は廃案に

午後から衆議院本会議が開かれ、「国家安全保障会議設置法案」(日本版NSC設置法案)は賛成多数で可決されました。次は参議院での審議です。

そのあとすぐに、「特定秘密保護法案」の説明があり、各党の代表質問が行われました。明日から、またしても特別委員会で集中審議の予定のようです。「戦争する国」をめざす2つの法案、反対の声が多くならないうちに、12月6日までの臨時国会中に成立させようと、安倍政権は強行です。
秘密保護法については、廃案にすべきと様々な団体が声をあげています。大阪では12日(火)に大阪弁護士主催のデモがあります。
パブリックコメントではわずか2週間で9万件もの意見が寄せられ、その8割が反対でした。
にもかかわらず、強行提案する安倍政権、手法そのものも、民主主義を否定した、数の力に物を言わせた政治です。

マルティン・ニーメラー(ドイツの牧師、1892〜1984)の詩をご存知でしょうか。今こそ、最初の声をあげるときです。

「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」(マルティン・ニーメラー)

ナチの連中が最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

彼らがユダヤ人を連れていたっとき、私は声をあげなかった
私はユダヤ人などではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声を上げる者は、誰一人残っていなかった


11月6日 (水)   安満遺跡公園

午前10時から史跡整備等特別委員会が開かれ、傍聴しました。案件は(仮称)安満遺跡公園等の整備についてでした。整備構想(素案)及び公園の隣接地に建設予定の「子どもが主役となる拠点」整備基本構想(案)の説明がありました。この「子どもが主役となる拠点」整備基本構想は、今日、初めて明らかにされたものです。
なお、素案については、住民・市民向け説明会が開かれたのち、パブリック・コメントの予定です。
「子どもが主役となる拠点」については、パブリックコメントはなく、来年度基本計画を策定、2018年に開設予定とのことです。

夜6時からは、JR高槻駅南陸橋で、第9回憲法アピールでした。「国家安全保障会議設置法案」と「特定秘密保護法」について、その危険性を訴えながら、チラシを配りました。

衆議院では、今夕、特別委員会で「国家安全保障会議設置法案」が可決され、明日7日の本会議でも可決の見込みです。
入れ替わりに、本会議で「特定秘密保護法案」の提案理由説明があり、すぐに同じ特別委員会での審議が始まります。とにかく、安倍政権は、集団的自衛権行使のため、この2つの法案の成立をなんとしてもこの臨時国会ではかろうとしているのです。
社会保障プログラム法案の審議も始まりましたが、生活に直結する法案よりも、「戦争する国」法案を優先するのが、安倍政権のやり方です。ほんとうに許せません!


11月5日 (火)   文化振興ビジョン

午前10時から文化振興審議会が開かれ、傍聴しました。案件は(仮称)高槻市文化振興ビジョンについてでした。これまでの議論の最後の日で、ようやく答申案がまとまりました。当初の事務局案から、ずいぶん充実したように思います。これぞ審議会の醍醐味でしょうか。委員の方々も、文化の現場におられる方ばかりでしたから、現場からの積極的意見が出されていました。当初の案から変わらなければ、審議会の存在価値はありません。補正予算を組んで、審議会開催回数を増やされましたが、傍聴していて、本当に勉強になった審議会でした。
このあと行政素案が作成され、12月議会で報告、12月から1月にかけてパブリックコメントとのことです。

午後1時からは、講演会「ちょっと気になる子どもの理解に向けて〜発達障害について〜」に参加しました。講師は若宮英司さん(藍野大学医療保健学部教授)、主催は高槻市、企画・運営は高槻市障害児者団体連絡協議会でした。一言で発達障害といっても様々な症状があります。しかし、なかなか具体に学ぶ場がありませんでした。今日のお話を聞かせていただき、あらためて、関係者が正しい知識と共通認識を持つ大切さを学ばせていただきました。発達障害そのものを治すことはできないが、社会的予後を改善させることはできるという結びは、行政の役割が重要だと感じました。

夜は大阪市内で開かれた沢田研二さんの2013年最終ライブ会場で、脱原発1000万人署名のスタッフとして、がんばってきました。残念ながらライブは聞けませんでしたが、東日本大震災の被災者への思いを綴った曲や、3.11以後、官邸前で続けられている金曜行動についての曲もあったとのことです。また、8月の高槻での大停電事件についても話されたようでした。ジュリーのライブ史のなかで、高槻は思い出の地になったようです。



11月4日 (月)   木枯らし1号

今日は通信のポスティング、5時間余り、サイクリングを楽しみながら、がんばりました。
木々も色づき、場所によっては、落ち葉が舞っていました。年賀状も売り出され、クリスマスのイルミネーションも目に入り、いよいよ新しい年を迎える準備が始まっているのですね。私には、違う世界のようです。1年が経つのは、ほんとに早いものです。

今日は近畿地方で木枯らし1号が吹きました。ポスティングをしている私を見て、「薄着ですね」と声をかけて下さる方がありましたが、寒さを感じるよりも、暑いくらいでした。こんな時は要注意、体調管理に気をつけます。


11月3日 (日)   共通番号制

お天気がすっきりしないため、ポスティングの予定を変更、資料整理など、デスクワークの一日にしました。おかげさまで、ずいぶんはかどりました。

共通番号制と秘密保護法の学習会2件の案内です。ぜひ、ご参加ください。

<「共通番号制度と秘密保護法案」を考える集い>
日時:11 月 8 日(金)午後 6 時半〜9 時
場所:エル大阪 701 号(地下鉄、京阪「天満橋」徒歩 5 分)
講師:白石孝さん(プライバシーアクション代表)
資料代:1000 円(一般)、学生など 500 円
主催:「共通番号制度と秘密保護法案」を考える実行委員会

<学習会:「共通番号制度」と「秘密保護法案」>
日時:11 月 10 日(日)午後 7 時
場所:箕面文化・交流センター4F(阪急「箕面駅」下車、徒歩 1 分)
講師:白石孝さん(プライバシーアクション代表)
資料代:500 円
主催:箕面平和のまちをつくる会


11月2日 (土)   日本版NSC

午後1時から、「変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本」の第8回憲法アピールでした。JR高槻駅南陸橋で、1時間にわたり、交代でマイクを握り、チラシを配布しました。
今日配布したチラシ(下記参照)は、国家安全保障会議設置法案や特定秘密保護法案に反対のものです。2つを重ねて、配布しました。

平和憲法は崖っぷちです。安倍政権は、米国といっしょに「戦争する国」、集団的自衛権の行使をめざしています。
その入り口が、「国家安全保障会議設置法案」です。
すでに「国家安全保障会議」がありますが、新たに「4大臣会合(首相、官房長官、外務大臣、防衛大臣)」を新設、常時情報を収集、整理、調整するのです。しかも、「国家安全保障局」(約60人、自衛隊員も参加)も新設されます。
そこで、「特定秘密保護法」がどうしても必要なのです。会議や局で扱う情報を秘密にするためです。
しかし、この「秘密保護法」は、国民の知る権利を奪うものです。大臣が「特定秘密」と指定した情報は、何が秘密なのかすら私たちは「知ること」ができないのです。

「国家安全保障会議設置法案」は、現在、衆議院の特別委員会で審議され、来週にも通過し、次は参議院で審議される予定とのことです。
「特定秘密保護法案」は閣議決定されたものの、まだ衆議院本会議で提案されていません。
マスコミ等からも反対の声があがっていますが、来週には衆議院で強行提案されるようです。

安倍政権は、憲法を変える「明文改憲」ではなく、憲法9条の解釈を変え、解釈を変えた法律をつくって「戦争する国」にしようという、「立法改憲」を急いでいます。
平和憲法を守るためには、この臨時国会で、これら2つの法案を成立させないことが極めて重要です。
力を合わせて、平和憲法を守らなくては。

下記チラシをぜひご覧ください。拡散、大歓迎です。

国家安全保障会議設置法案が国会で審議中「あなたは米国といっしょに戦争をしたいですか」(PDF、1.2MB)
超危険「秘密保護法が成立したらこんな世の中になるかもしれません!」(マンガ)(PDF、3.4MB)
原発事故も報道できなくなる「特定秘密保護法案Q&A」(PDF、282KB)
*秘密保護法のマンガとQ&Aは表裏です。

夕方からは車を出していただき、通信のポスティングでした。ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。


11月1日 (金)   市政相談

この間、ご相談を受けていた案件が、今日、解決することができました。電話の向こうで、明るい声が聞こえ、ほっとです。お役にたててうれしい限りですが、これも関係者の皆さんが協力して下さったからです。ありがとうございました!

夜は、憲法アピールの打ち合わせがあり、参加しました。配布チラシについての検討でした。こうして時間をかけて議論することで、国家安全保障会議設置法案や特定秘密保護法案の問題点が共有できます。また、国会の動きについても、教えていただくことができ、情報共有の大切さをあらためて感じました。緊迫する国会情勢ですが、皆さんといっしょにがんばります!
 

■ご意見・ご要望はこちらから
wasabi@osk3.3web.ne.jp

     
         

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