いきいき日誌

 

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最近の記事

13/10/31 (木)  市民派学習会
13/10/30 (水)  安全保障=戦争
13/10/28 (月)  日本版NSC
13/10/27 (日)  気分一新
13/10/26 (土)  ストップ!懐憲
13/10/25 (金)  憲法アピール
13/10/24 (木)  決算委傍聴
13/10/23 (水)  通信発送
13/10/22 (火)  決算委員会傍聴
13/10/20 (日)  秘密保護法反対
13/10/19 (土)  NPO協働フェスタ
13/10/18 (金)  障がい者計画
13/10/17 (木)  文化振興ビジョン
13/10/16 (水)  12月議会日程
13/10/15 (火)  正念場!!!
13/10/14 (月)  原稿書き
13/10/13 (日)  公開学習会
13/10/12 (土)  運動会
13/10/11 (金)  水道事業
13/10/10 (木)  パブコメ募集中
13/10/9 (水)  児童福祉
13/10/8 (火)  国保運協
13/10/7 (月)  真実は執拗なり
13/10/6 (日)  さよなら原発
13/10/5 (土)  ドイツに学ぶ
13/10/4 (金)  大掃除
13/10/3 (木)  行財政改革
13/10/2 (水)  男女共同参画
13/10/1 (火)  消費税8%

過去の記事

   これより以前
10月31日 (木)   市民派学習会

午前10時から、第89回市民派議員学習・交流会が島本町で開かれ、参加しました。
午前の部は、「新制度、何ができのか、何をしなければならないのか」と題し、子ども・子育て新制度について中山徹さん(奈良女子大学大学院教授)が講演してくださいました。2015年からスタートする新制度ですが、保育単価等重要な部分はまだ決まっていません。現段階で明らかになっていること、事業計画や条例制定時に何を考えておかなければならないか、とてもわかりやすく指摘してくださいました。
新制度は規制緩和と縦割り行政の打破という視点から始まってします。子どもにとってより良い保育は、教育はという視点から始まったものではありません。保育・教育の質をいかにいいものにしていくかを考えながら、高槻市の新制度をチェックしていきたく思っています。

午後の部は、「地域公共交通政策〜基本理念・計画手法・観光まちづくり〜」と題する中川大さん(京都大学大学院教授)の講演でした。自動車の普及により都市が拡大し続けましたが、そのことで、逆に都市の中心部は空洞化し、都市の魅力がなくなってきており、世界の交通政策は大きく変化しているとのことです。また、空洞化した都市に賑わいを戻すためには、歩行者空間確保、便利な公共交通、駐車場の配置の3要素が重要とのことでした。観光についても触れられましたが、高槻のまちづくりを考えるうえで、示唆にとんだ講演でした。

お昼のお弁当は、島本障害者協働作業所さんがつくってくださっていました。私たち市民派議員宛へのメッセージ「弁当『秋の実り』口上」が添えられていて、島本町内で作られた無農薬野菜のおかず、三重県桑野市で作られた完全無農薬の新米、自然農法でつくられたブドウのデザートなど、ボリュームたっぷりかつ安心していただける美味しいお弁当でした。作業所の皆さんの心のこもった「お袋の弁当」、秋の味覚を満喫しながら感謝をこめていただきました。

島本町議会の市民派の皆さん、お世話くださった関係者の皆さん、有意義な一日をほんとうにありがとうございました。


10月30日 (水)   安全保障=戦争

衆議院国家安全保障特別委員会が今日も開かれました。「国家安全保障会議設置法案」の審議です。ずっととはいきませんが、インターネット中継を見ました。質疑を聞いていると、開戦前夜のような議論に聞こえ、胃がきりきり痛んできます。
ようやくマスコミでも、この法案と「特定秘密保護法案」がセットであることを報じ始めました。この2つの法案は、安倍政権がめざす「戦争する国」への第1段階です。集団的自衛権を行使するため、まず、官邸に司令部をつくり、司令部の情報を秘密にするためのものです。
この体制ができれば、次に武器輸出3原則を解禁するなどの、安全保障戦略を年末に策定します。
その上で、これまでの政府解釈「憲法9条では、集団的自衛権は行使できない」を変え、来年の通常国会で、集団的自衛権の行使を前提にした「安全保障基本法」を策定予定です。「立法改憲」といわれるものです。
最後は、日米防衛ガイドラインを見直し、いよいよ米軍と自衛隊は行動をともにし、米国の起こした戦争に参戦するシナリオです。
もうすでに、訓練は拡大されつつありますが・・。

私は、亡くなった父とよく意見が衝突しました。戦場にいた父は、軍隊を否定する私とは意見があいませんでした。しかし、初孫を膝に抱き、お酒を飲みながら、語りかけていた言葉が忘れられません。「おまえだけは戦争にいくなよ!」この言葉が父の本心だったのです。
母も北朝鮮からの引揚者です。敗戦一年後に、夜にまみれ、38度線をかいくぐって帰国しました。最近まで、その時のことは語りませんでした。語るのもつらい経験なのです。
父の兄は、戦死しています。祖母は、息子を戦争でとられたと、いい続けていました。

「安全保障」というと、聞こえがいいですが、言い換えれば、「戦争」です。戦争で父や母たちがどれだけつらい思いをしたか、苦しんだか、今の私には痛いほどわかります。「戦争する国」にしないため、平和憲法を守るために行動を起こすのは、今です。9条を「立法改憲」させないため、今こそ、声をあげなければならないのです。それこそが、私たち団塊世代の使命だと思います。残された時間、私は力を尽くします。


10月28日 (月)   日本版NSC

今日から、衆議院・安全保障特別委員会で「国家安全保障会議設置法案」の審議が始まりました。いわゆる日本版NSC設置法案とも言われているものですが、ついにこの日が来てしまったと、悲しく、悔しく、委員会をインターネット中継で見ました。

安倍政権は、なんとしてもこの臨時国会で成立させ、法に基づき、総理大臣や国務大臣から構成される国家安全保障会議(以下、安保会議)と、その事務を行う国家安全保障局(以下、安保局)をつくりたいのです。なぜなら、米国が起こした戦争に参戦するため、つまり集団的自衛権を行使するために、必要な組織だからです。
現憲法の政府解釈は、「集団的自衛権は行使できない」でした。安倍政権は、9条を変えずに、この解釈を変えて、米国の戦争に日本も参戦する「戦争できる国」をめざしているのです。

また、安保会議や安保局で扱う情報を秘密にするために、「特定秘密保護法」が必要なのです。
軍事国家には秘密がつきものです。あらゆる手段を使って、外国だけでなく国内でも情報収集をします。「安全保障、外交、軍事、テロ」を理由に、情報を非公開や黒塗りにするだけでなく、情報の存在そのものを隠します。

軍事国家になれば、現憲法がたう国民主権も基本的人権の尊重も平和主義もなくなったも同然です。
それは、まさしく自民党の憲法草案が目指す国家です。

今、私たちは重要な岐路に立たされています。私は、国家安全保障会議設置法案も特定秘密保護法案にも反対です。いつか来た道に戻りたくありません。軍事国家に逆戻りしたくありません。ここで声をあげななければ、9条は絵に描いた餅になってしまいます。「皆さん、廃案めざして、いっしょに立ちあがって下さい!いっしょに声をあげてください!」と心の中で叫ぶ毎日です。


10月27日 (日)   気分一新

久しぶりに爽やかな秋空が広がりました。今日は、「わさび通信」を配布して下さる方々に、お届けにまわりました。長きにわたり配布して下さっている皆さんには、ほんとうに感謝!です。ありがとうございます!

午後、松坂屋前で、辻元清美衆議院議員が街頭演説をされていました。防護服で身を固めて福島原発汚染水漏れタンクの現地調査をされた報告と、危険な秘密保護法反対を訴えておられました。国会情勢をお聞きすると、厳しい状況とのことです。まわりで応援団の方々が配布されているチラシは、今日の目標は1000枚とのことでした。開会した臨時国会では、汚染水問題と秘密保護法反対に全力を挙げておられることが、びんびんと伝わってきました。

夕方、御世話になっている美容院で、短くカットしてもらいました。多忙を極めると、ついつい自分のことは後回しにしてしまいます。おかげさまで気分一新です。今週もがんばります!


10月26日 (土)   ストップ!懐憲

午後から、配布して下さる方や市外の方への発送作業を終えました。明日からはお天気もよくなるようなので、通信配布で頑張ります。

昨日に閣議決定された特定秘密保護法案について、今朝の朝日、毎日は、社説で反対を表明しています。
公明党は「配慮事項」を入れたとしていますが、本質的には何ら変わらず、報道・取材の自由を奪うものです。

特定秘密保護−この法案に反対する(朝日新聞2013年10月26日)
秘密保護法案−国会は危険な本質を見よ(毎日新聞2013年10月26日)

日本弁護士会も昨日、反対の会長声明を出しています。
特定秘密保護法案の閣議決定に対する会長声明(2013年10月25日)

なお、第13回二木洋子ナビゲートセミナーを下記の通り開きます。
「特定秘密保護法」や「国家安全保障会議設置法」など、戦争のできる国に突き進む現状について、山本健治さんに厳しく分析していただきます。
法案そのものだけでなく、年内に決定予定の「国家安全保障戦略」「新防衛大綱」、来年度通常国会で審議予定の「国家安全保障基本法」などについても、詳しくお話しいただきます。
臨時国会の動きにより、講演内容は流動的ですが、お時間がありましたら、ぜひご参加ください。

<第13回二木洋子ナビゲートセミナー>

−ストップ!改・壊憲−
特定秘密保護法・国家安全保障会議設置法 
ー国会情勢と私たちにできることー

日時:11月23日(土・祝)午後6時半〜8時半
場所:総合市民交流センター・5階視聴覚室
資料代:500円
講師:山本健治さん(フリーライター、元大阪府議1期、元高槻市議2期)
主催:二木洋子とともに住民自治をすすめる会
チラシ


10月25日 (金)   憲法アピール

決算審査特別委員会は4日目、今日も朝から傍聴しました。夕方に、特別会計も含め、すべての審査が終了しました。

午後6時からは、第7回目の憲法アピールでした。雨のため場所を変更、JR高槻駅北の陸橋で、特定秘密保護法反対のアピールとチラシを配布しました。
今日、秘密保護法案は閣議決定されました。また、国家安全保障会議設置法案も国会審議が始まりました。
この2つの法案は、集団的自衛権を行使するために、安倍政権は成立を急いでいます。米国の戦争に参戦するための体制整備の法案なのです。
これまでの政府見解は、憲法9条について「集団的自衛権は行使できない」という解釈でした。
ところが、安倍政権は、憲法9条を変えなくても、この解釈を変更し、集団的自衛権を行使しようと目論んでします。
平和憲法を守るためには、ここが正念場です。
マイクを持っていると、なんとしてもこの法案をストップさせたく、私は、叫びたくなります。でも、ぐっと気持ちをおさえ、市民の皆さんとともに、私たちの意見を訴え続けます。


10月24日 (木)   決算委傍聴

決算審査特別委員会は3日目、今日は一日傍聴しました。一般会計教育費まで終了しました。

夜は、高槻現代劇場で開かれた「都はるみコンサート2013年」に行きました。芸能生活50周年記念で、全国各地で開かれています。懐かしいヒット曲、はるみ節、斬新な着物、舞台を楽しませていただきました。観客席に降りてこられ、握手もできました!アンコールがあればもう大満足だったのですが・・。2月にのどを痛めておられ、無理をしないようにされているのかもしれません。ちょっぴり残念でした。


10月23日 (水)   通信発送

今日は「わさび通信」の発送日、朝から皆さん駆けつけて下さって、御昼過ぎに終了しました。手だけでなく、お口の方もしっかり動かしての作業でした。お天気が悪いなか、おいで下さった皆さん、ほんとうにありがとうございました!
次は、通信配布です。週末の天気がはっきりせず、心配ですが、早くお届けできるように、馬力をかけてがんばります。

市議会では、現在、決算審査特別委員会が開かれています。3人以上の会派から委員を選出しての審査です。今日は休会でしたが、明日、明後日と開かれます。
また、11月には3つの特別委員会が開かれます。11月6日(水)の史跡整備等特別委員会では、(仮)安満遺跡公園整備構想(素案)の報告です。委員会が終われば、パブリック・コメントです。

国会では、今日から参議院予算委員会が開かれました。テレビやネットで中継も見ることができますが、時間的余裕がなく、質疑内容をまとめた新聞を読み比べる毎日です。
昨日は、特定秘密保護法反対で、国会前で集会がありました。レーバーネット(下記参照)がその模様を伝えています。田島泰彦教授のたった一人の呼びかけから始まった行動、400人もの参加があったようです。メディアも、公明党の修正路線では、報道・取材の自由は守れないと、厳しい批判をしています。なんとしても、この法案はストップさせなければ。

写真速報 : 「民主主義の国にあってはならない法律」〜秘密保護法NO!国会前アピールに400人


10月22日 (火)   決算委員会傍聴

衆議院予算委員会が昨日から始まりました。高槻市議会では、決算委員会が始まっています。今日は午後から傍聴しました。衛生費まで、審査が終了しました。

昨日、チラシ等の折作業も終了、今日は「わさび通信132号」も届きました。いよいよ発送、配布作業です。がんばります!

今夜のニュースでは、特定秘密保護法案が自公で合意され、25日にも閣議決定とのことです。審議されるのは「国家安全保障に関する特別委員会」です。委員は40名、委員名簿を見ると、自民25、公明3、民主5、維新4、みんな1、共産1、生活1です。選挙の大切を痛感します。
この特別委員会は、今国会で、自公民で合意、設置されました。
審議する法案は3本、特定秘密保護法案、国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案、民主党提案の情報公開法一部改正案です。
国家安全保障会議設置法案は、正式名は安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案です。すでに183国会で6月に提案されていて、内閣委員会に付託されたのですが、継続審議中でした。内閣委員会からこの特別委員会での審議に変更されました。
来週からこの特別委員会が開かれるとのことです。集団的自衛権行使のための体制整備法案の審議が始まるのです。
平和を望む私たちは、今こそ、声をあげなければ、次世代の方に申し訳ないと、心が痛む日々です。


10月20日 (日)   秘密保護法反対

午後1時からは、市民の皆さんとともに「憲法アピール」の予定でしたが、雨のため、中止になりました。特定秘密保護法反対の力作チラシが作成してありましたのに、とても残念です!

夕方からは、「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース」や11月23日に予定している講演会のチラシの印刷をしました。今週は、わさび通信の発送作業を行います。そして、いよいよ通信配布です。皆さんに早くお届けできるように、がんばります!

<参考資料>
特定秘密保護法案に対する反対運動が広がっています。「戦争する国」反対!もっともっと盛り上げなければ!
秘密保護法案 人権脅かす 憲法学者24人反対声明(東京新聞10月19日朝刊)
秘密保護法反対イベント(全国) 10月中旬〜
集団的自衛権行使による「戦争する国」づくりに反対する国民の声を(9条の会アピール2013年10月7日)


10月19日 (土)   NPO協働フェスタ

午後から、生涯学習センター・展示ホールで開かれていた「第9回たかつきNPO協働フェスタ」に行きました。年々、参加グループが増えていて、とても賑わっていました。各ブースでお話を聞きながら、勉強させていただきました。各地でNPOフェスタが開かれていますが、高槻では行政も展示を出しておられます。このような取り組みは全国でも珍しいとのこと、行政ブースも増えるといいですね。クイズラリーにも参加、景品としてタオルをゲットしてきました。
天気がぐずついたため、市役所前のフリーマーケットは中止になり、残念でした。関係者の皆さん、ご苦労様でした。

午後2時からは、都市計画道路真上安満線の都市計画変更にかかる説明会が磐手公民館で開かれ、参加しました。高槻北郵便局前の道路(府道)の都市計画を変更するというのです。
現在は、2車線幅員14mですが、新名神ができることにより、交通量が増えます。
そのため、別所交差点付近に右折レーンや左折レーンを設け、全体的に北側に少し拡幅し、17.5mから20.5mの幅員にするというのです。
しかし、もともとここは幅員22mの都市計画道路の予定でしたから、計画よりも狭い幅員にするという都市計画変更なのでした。
これに対して、参加者からは、「ここだけ広げても効果がないのでは」「将来的に22mにしておいたほうがいいのでは」「変更理由がわからない」「理解できない」など、厳しい意見が出されていました。
ほんとうにそうだと思いました。交通量増が明らかなのに、こんな小手先の改良で、渋滞が解消できるはずがありません。生活感のある住民の意見をどこまで聞いて、このような計画を策定したのでしょうか!11月18日には府の公聴会があるので、希望者は10月22日〜11月5日の間に府総合計画課に申し込んでくださいとのことでしたが、とにかく、手続きだけしますという感じで、住民意見など、最初から聞く耳を持たないという感じでした。とても納得できません!



10月18日 (金)   障がい者計画

午前10時から社会福祉審議会障がい者福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は2件、@障がい者長期計画の進捗状況の報告について、A障がい者長期計画策定のためのアンケートについてでした。
@については、2012年度実績の報告でした。計画に盛り込まれている83の事業について、今後方向性が「廃止・終了」「拡充」の事業について、報告があり、各委員から質問・意見が出されていました。昨年度から、障がい児施策が子ども部の所管になっているため、今日も障がい児に係る質問が出たのですが、答弁者が出席されていませんでした。次回からは出席とのことでした。


10月17日 (木)   文化振興ビジョン

午後2時から文化振興審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、文化振興ビジョン(試案)についてでした。
今日も、各委員からたくさんの意見が出され、とても勉強になりました。「文化・芸術」の現場を持ち、日々、「創造」に取り組んでおられる各委員の熱意と「論」には、「なるほど!」と気づかされることばかりです。

議会と議会の間には審議会傍聴を心がけています。審議会で議論され、答申されたことがベースになって、条例や行政計画が議会に提案されるからです。議案として出てきた場合に、なぜこのような内容なのか、やはり、一番最初の議論を知っておくことが、議員として重要です。議事録もあるのですが、その場で「生」で聞く方が、はるかに心に残ります。審議会傍聴は、私の議員活動の大きな柱になっています。
しかし、残念ながら、心に残る審議会ばかりではありません。委員の人選、会長がどなたなのかによって、審議の進め方や議論の深さが異なるのです。議員として、学ぶことが多い審議会傍聴です。

臨時国会は、今日も代表質問が行われました。朝日新聞夕刊には、特定秘密保護法案について、政府が公明党の修正要求を反映し、合意に達したと報じられています。しかし、合意されたとする条文(18条、21条)を読んでも、「知る権利」「取材の自由」は配慮事項になっていて、これではいくらでも制限できると、私には読めました。
この法案を提案させるべきではないと、15日には250名の参加で院内集会が開かれ、超党派の国会議員が参加されています。私も、「知る権利」を奪うこの法案は反対です!
<参考資料> 
*秘密保全法案で議論されてきましたが、正式名は特定秘密保護法案になりました。
日本弁護士会「秘密保全法制に反対」
日本弁護士会「秘密保全法Q&A」
秘密保全法に反対する愛知の会
大阪弁護士会・特定秘密保護法案上程に反対する会長声明
News for the People in Japan「特定秘密保護法 資料」


10月16日 (水)   12月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。冒頭、市長より2件の報告があり、12月議会の日程が決まりました。
12月議会は、11月22日が告示日で議案書をいただきます。11月29日(金)、12月4日(水)は本会議、提案理由説明と議案質疑です。
4つの委員会は、12月6日(金)、9日(月)です。
議案採決と一般質問は、18日(水)、19日(木)です。
時間はいずれも午前10時からです。お時間がありましたら、ぜひ、市議会傍聴にお出でください。
なお、市長からの2件の報告は、13日に行われた70周年記念行事の件と、8月25日に中止した大防災訓練を来年1月26日(日)に行うべく調整中という件でした。

午後からは、わさび通信132号の校正作業でした。校正は1カ所のみで、スムーズにいきました。23年間お世話になっている印刷所です。ありがとうございます。
しかし、12月議会の日程が決まり、あわただしい限りです。12月議会の市政報告会の日程も、わさび通院133号の入稿日も決めました。
あっという間に新しい年です。

台風26号による伊豆大島の被害、あまりの惨状に言葉がありません。心よりお見舞い申し上げます。

臨時国会は午後から代表質問でした。明日も行われます。7月の参議院選挙後、安倍劇場が続きましたが、ようやく始まった国会です。安全保障、TPP、消費税、経済対策、原発汚染水問題など、論戦を期待しますが、圧倒的多数の与党が、国会運営を強行しないよう、私たちも、声をあげ続けなければなりません。11月に入ったら東京に詰めるという友人もいます。この国のありようが根底的に変えられるかもしれない、危機的状況です。


10月15日 (火)   正念場!!!

午前10時から第6回「(仮称)安満遺跡公園」整備構想検討委員会が開かれ、傍聴しました。構想の素案についての、最終的議論でした。大きな議論があったのは、市街地部分に計画中の「子どもが主役となる拠点」整備基本構想(案)についてでした。今日、初めて報告があったものです。学識経験者からは、厳しい意見が出されていました。
素案は、11月初旬に議会に報告があり、その後、パブリックコメントの予定とのことです。

午後1時からは、高槻地域フォーラム「障害者差別解消法の実施と障害者権利条約の批准に向けて」に参加しました。長瀬修さん(立命館大学)の講演で、権利条約の内容がとてもよく理解できました。
今朝、この条約批准が閣議決定されました。臨時国会で承認されれば、いよいよ次の課題は、条約に基づいた法や条例整備などの具体的施策の実施です。

台風26号は強い勢力のまま関東地方に近づいています。福島原発への影響が、心配です。

「わさび通信132号」の版下を、夜遅くに、印刷所に入稿できました。ちょっとほっとです。

今日から臨時国会が始まりました。会期は53日間、12月6日までです。
今日の安倍首相の演説は、成長戦略実行を強調、憲法改悪・安全保障についてはあまり触れませんでした。
しかし、9条を変えなくても、戦争のできる国にするための、「特定秘密保護法」「国家安全保障会議設置法」の成立を狙っていることは明らかです。そして、憲法解釈を変え、米国主導の集団的自衛権の行使をしようとしています。
臨時国会は平和憲法の正念場、なんとしても、壊憲をストップさせなければと、気を引き締めています。


10月14日 (月)   原稿書き

9月議会の報告「わさび通信132号」の原稿書きに集中しました。なんとか、仕上げましたが、もう少し時間をかけて、推敲します。がんばります。

またしても超大型台風26号が日本に接近してきています。実りの秋の台風は、農作物に与える影響が大きく、それることを祈っています。


10月13日 (日)   公開学習会

午後2時から、高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会に参加しました。テーマは「視覚イメージとメディア・リテラシー〜ポスターの女性像を考える〜」、講師は小川真知子さん(NPOシーン・理事長)でした。
ポスター等に描かれる女性像(男性像)が、無意識のうちに「女らしさ」「男らしさ」を固定化しないよう、国も自治体も「広報の手引」を作成しています。しかし、現実には、「手引き」からは問題となるポスター等がたくさんあります。今日は、小川さんが具体的事例をたくさん示しながら、お話し下さいました。
民間では、子どもを使っての広告も多く、問題があるようです。AKBの話も出てきましたが、いろいろ考えさせられました。


10月12日 (土)   運動会

市立芥川幼稚園の運動会、午前中、短い時間でしたが、楽しませていただきました。かわいい園児たちの演技に、おもわず笑みがこぼれました。ご案内いただき、ありがとうございました。


10月11日 (金)   水道事業

午前10時から公営企業審議会(水道事業)が開かれ、傍聴しました。案件は今後の水道事業の在り方についてでした。具体的には、水道事業基本計画(2011年〜2020年)の実施計画である水道事業経営効率化計画の後期計画(2016年〜2020年)策定についてです。今日は、どのような項目で議論したらいいのか、会長から説明があり、各委員から意見が出されていました。


10月10日 (木)   パブコメ募集中

高槻市では、現在、パブリックコメント(市民意見募集)が2件実施中です。1件は「高槻市新型インフルエンザ等対策行動計画(素案)」についてです。もう1件は「(仮称)高槻市暴力団排除条例素案」です。いずれも9月25日(水)から始まっていて、締切日は10月24日(木)です。2件とも、人権にかかわるものです。ご意見があれば、ぜひ、提出して下さい。

今日、水俣条約が採択されました。水銀を規制する条約ですが、2016年発効がめざされています。しかし、安倍首相は、昨日の開会式によせたビデオメッセージの中で、水俣を「克服した」と述べました。「克服した」とはどのような状況を指しているのでしょうか。克服とは困難な問題を解決した場合に使う言葉ではないでしょうか。多くの被害者は今も苦しみ続け、水俣病認定を求めて裁判が続いている状況で、とても「克服した」と言えません。
東京オリンピック招致プレゼンのなかでも、福島原発事故に対し「コントロールされている」と言いましたが、水俣も福島も現在進行中なのです。被害者の苦しみを理解できない首相にあきれるとともに、怒り心頭です。

猛暑がぶりかえし、つらい毎日です。この異常気象、高齢者にはこたえる秋です。皆さんもご自愛ください。


10月9日 (水)   児童福祉

午後2時から社会福祉審議会児童福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。
案件は、@「高槻市母子家庭等自立促進計画」の2012年度進捗状況調査結果の報告について、A「障がい児通所支援」に係る事業の進捗状況等の報告について、の2件でした。
@については、29事業についての報告でしたが、2013年からは第2次計画が始まっています。Aについては、放課後等デイサービス事業などについて、多くの質問が出されていました。


10月8日 (火)   国保運協

午後2時から国民健康保険運営協議会が開かれ、傍聴しました。案件は、2012年度国民健康保険特別会計決算報告、2013年度保険料率等の報告でした。また、社会保障制度改革国民会議の報告書のうち、国保関係分について、簡単な報告もありました。

2012年度国保特別会計の決算は、約10億8600万円の赤字です。その約8割は、後期高齢者増にともない、後期高齢者医療費も増え、後期高齢者支援金も増加しているためです。今後もこの傾向は続くことから、抜本的な改革を行わないと、保険料はうなぎのぼりに上がり続け、破たんすることは明らかです。宮本委員からは、国に対して、市からも制度改善を求めるように要望が出されていました。

台風24号の直撃は避けられそうです。日本海を北上するようですが、各地で大きな災害がでませんように!


10月7日 (月)   真実は執拗なり

午前10時から、高槻市が業務委託している「高槻市コールセンター」を見学しました。委託先はNTTマーケティングアクト関西支店で、大阪市内にあります。同じビルには、他市の「コールセンター」も設置されていました。
受付コールの2011年、2012年のデータを使いながら、説明を受け、現場も見せていただきました。オペレーターの方は、かかってきた電話を聞きながら、パソコン画面で質問集を検索し、答えながら、記録を打ち込むという作業です。かなりハードな作業に見えましたが、問い合わせが多い時間帯もあれば、あまりない時間帯もあるのでとのことでした。
私は、業務委託に賛成しませんでしたが、現場を見せていただいた今も、やはり、これでいいのかと疑問は残りました。
関係者の皆様、お忙しいなか、お時間をとっていただき、ありがとうございました。

今日の毎日新聞の「悼む」欄に、元毎日新聞記者の滝沢岩雄さんが、「手弁当で闘い続け」と題して、故藤田一良弁護士のことを書かれていました。
「されど真実は執拗なり」は、藤田先生が、1992年に、伊方原発行政訴訟(国を被告として、原告住民が、四国電力・伊方原発の原子炉設置許可手続きのずさんさを立証、許可手続きの取り消しを求めた裁判)で、上告が最高裁に退けられたときに漏らされた言葉だそうです。先生の無念な思いが痛いほど伝わってきます。
真実はいくらごまかそうとしても、明らかになるものです。原発が危険なことを最高裁は認めませんでしたが、福島事故が残念ながら証明しました。
先生は、このことにも「このような形で証明されるのは悲しい」と語られたそうです。
議員をさせていただいていて、真実を明らかにしようとすると、前に大きな壁が立ちはだかります。でも、あきらめず、これからも真実を求め続けようと、思い新たにしています。


10月6日 (日)   さよなら原発

午後2時から、「第3回さよなら原発1000人集会」が開かれ、参加しました。会場は伊丹市立いたみホール、参加者は1200名、小出裕章さん(京大原子炉実験所助教)、神田香織さん(講談師)の講演に、耳を傾けました。
小出さんは、「福島原発事故は終わっていない−すべての原発の即刻廃絶を」と題して、福島原発事故は今も進行していること、環境に放出された放射能の汚染・被曝状況、子どもへの危険性、原発廃絶の必要性など、わかりやすく話され、「忘れるな!福島」「私たち大人の責任が問われている」「子どもたちを守らないなら、私は自分自身が許せない」と結ばれました。
神田さんは、講談「チェルノブイリの祈り」や「はだしのゲン」の一部を演じてくださりながら、力強く、原発廃絶を訴えられました。

福島原発の汚染水問題は、3.11直後から起こっていた問題です。連日の報道をみるにつけ、ただただあきれます。なんと初歩的にミスを繰り返していることか。地下水汚染問題は、過去の環境汚染の歴史を知れば、容易に推測できることでした。
さらに、稼動していない東電・柏崎原発には1200人の職員がいるのに、福島は1000人しか職員がいないとのこと。まさかと思いますが、ここに、東電の本質が現れています。東電社員は、一度は被曝の危険性のある最前線で働くべきです。過酷な危険な現場は下請け労働者に押し付けていることも許せません。いよいよ国が前面にでるようですが、指導は国、経費は東電が責任を持って負担すべきです。
東電も国も、「命や環境を守る!」ということが一番大切だと考えていないことは明確です。原子力ムラの生き残りが最優先なのでしょう。
ヒロシマ、チェルノブイリ、フクシマを心に刻み、原発再稼働、推進は、絶対に認められません!!!


10月5日 (土)   ドイツに学ぶ

午後7時から、「ハイデマリー・ダンさんの話を聞く会」が総合市民交流センターで開かれ、参加しました。会場の視聴覚室は満員、ドイツ緑の党の元国会議員であったハイデマリー・ダンさん、通訳の木戸衛一さん(大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授)、司会の山本健治さん(フリーライター)の言葉を聞き漏らすまいと、2時間、緊張感がみなぎっていました。

ドイツ緑の党と言えば、ドイツが脱原発政策を実現した立役者のように受け止められ、環境政党として注目を浴びてきました。しかし、今日のお話をお聞きし、立党30年が経ち、課題もたくさんあることがよくわかりました。とりわけ、議員と押し出した市民運動との関係、議会のなかで原点を忘れず理念を貫き通すことのむずかしさなどは、私も常々面している問題でもあり、納得でした。
グローバリズム、新自由主義が跋扈する状況のなかで、ドイツの脱原発、環境と自然の保護、戦争責任、教育・医療・社会保障のレベルなどをもっと学べば、今、日本が置かれている状況に対する私たちの闘いようが、少し見えてくるのではと思いました。

会終了後の交流会は、二木事務所で行いました。手づくりのおにぎりやおかずでのささやかな会でしたが、ハイデマリー・ダンさんはとても喜んでくださって、昨日奮闘した甲斐がありました。ご協力下さった皆さん、ほんとうにありがとうございました!

通訳をして下さった木戸衛一さんが『ドイツ左翼党の挑戦』(せせらぎ出版)を発刊されています。この本で、私は左翼党の存在を初めて知りました。私自身は党の存在は重要だと思っています。左翼党の抱える問題を読みながら、新しい政党の姿を求めて、果敢に挑戦するドイツの人々の動きに、大きな元気をもらいました。


10月4日 (金)   大掃除

午後から事務所の大掃除、久々の力仕事で、疲れましたが、来客に見えるところはなんとかすっきりしました。いつものように、紙の資料類はなかなか処分できません。質問原稿を見ていると、当時の職員の方との激しいやりとりなども思い出され、処分できなくなるのです。困ったものです。


10月3日 (木)   行財政改革

午後3時から行財政改革推進委員会が開かれ、傍聴しました。案件は、この夏行われた「事業公開評価会の実施及び評価について」でした。
対象となった23事業の評価のまとめが確認され、あわせて、もう1枚、全体の評価をペーパーにまとめて市長に報告することになりました。
なお、各委員から出された意見はとても勉強になりました。


10月2日 (水)   男女共同参画

午後2時から男女共同参画審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、改訂たかつき市男女共同参画プランの2012年度の進捗状況報告についてでした。気になる点がいくつかありました。

まず、進捗状況の報告についてです。プランには3つの基本課題があり、計238事業が盛り込まれていますが、数値の指標については達成状況の説明がありましたが、全体を通しての説明はありませんでした。
また、進行は、いきなり全体を通じての質問というものでした。やはり、各基本課題ごとに進捗状況のチェックをしたほうがよかったのではと、思いました。
出席課が少ないのも気になりました。男女共同参画は全庁的な課題です。男女共同参画を進めるために、市としてどのような事業に取り組んでいるのか、委員の意見を聞いて学ぼうという位置づけはできないのでしょうか。各事業の進捗状況の記述の仕方について意見が出ていましたが、好評だった記述の仕方など、委員の評価を直接聞いていただいたほうがいいのではと思います。職員の皆さんの仕事が忙しいのはわかりますが、審議会も研修の場として、プランに事業を掲載している所管課は、出席してほしいと思いました。委員の質問にすぐに答えられないのは、とても残念でした。


10月1日 (火)   消費税8%

午前10時から個人情報保護運営審議会が開かれ、傍聴しました。案件は3件(答申1件、諮問2件)でした。諮問されたのは、@学事システムの導入、A高槻BCPシステム(被災者支援システム)の導入についてです。説明を聞いていて、あらためて、各システムで処理されている個人情報が多いことに驚きます。
なお、Aは災害時等に住民サービスを継続してできるようにするシステムです。住基データ税宛名データなど7種類のデータから個人情報を抽出、市役所外部のデータセンターに、BCPシステムとして保存しておくものです。東日本大震災の経験から、り災証明書等を早く発行できるようにするためです。どうぞ、このような事態になりませんように!

安倍首相は、消費税8%を発表しました。とても納得できません。労働者の賃金や給料が上がらず、年金生活者は受け取る年金が減るにもかかわらず、税は増えるのなら、とめどもない「生活苦」が待っています。財布のひもはぎゅっと絞められ、消費は増えず、経済が悪循環に陥るのは目に見えています。
郵便料金など公共料金も、これから値上げラッシュになるのではと思われます。ほんとうに許せません!
 

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