いきいき日誌

 

2013年8月
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最近の記事

13/8/31 (土)  手抜き工事
13/8/30 (金)  9月議会議案
13/8/29 (木)  議案調査
13/8/28 (水)  議案説明
13/8/27 (火)  文化振興ビジョン
13/8/26 (月)  教育委員会定例会
13/8/25 (日)  憲法アピール
13/8/24 (土)  カビの話
13/8/23 (金)  共通番号制
13/8/22 (木)  汚染水漏れ
13/8/21 (水)  事業公開評価
13/8/20 (火)  伊方原発訴訟
13/8/19 (月)  地方分権推進
13/8/15 (木)  敗戦から68年
13/8/14 (水)  軍隊と性暴力
13/8/13 (火)  平和宣言
13/8/12 (月)  環境アセス
13/8/11 (日)  終わりました!
13/8/9 (金)  平和展
13/8/8 (木)  事業公開評価
13/8/7 (水)  事業公開評価
13/8/6 (火)  市民派学習会
13/8/5 (月)  自殺対策
13/8/4 (日)  資料整理
13/8/3 (土)  通信配布
13/8/2 (金)  安満遺跡公園
13/8/1 (木)  共通番号勉強会

過去の記事

   これより以前
8月31日 (土)   手抜き工事

午前9時半から事業公開評価会が開かれ、傍聴しました。午後4時半近くまで、8事業について評価が行われました。これで、今年の事業公開評価は終了です。5日間にわたり計26事業の公開評価が行われましたが、出された意見は、次回の行財政改革推進委員会で報告され、今後の事業展開の参考にされる予定です。

今日の朝刊の北摂版にも掲載されていますが、市立小中学校の校舎11棟で、耐震化工事のために、階段踊り場部分の壁をはがしたところ、設計図面通りの鉄筋が入っていないことが判明しました。市のHPには「施工不良について」と学校名等が掲載され、ただちに安全上の問題がないとし、耐震化工事を進めることで、耐震性能が確保できるとしています。そして、調査委員会を立ち上げ、他にも同じような事例がないか調査するとしています。
これは、明らかに「手抜き工事」です。11棟は、1965年から1980年にかけて建築されたものです。調査委員会は同様の事例がないか調べるとともに、手抜き工事をした業者名を公表し、少なくとも、手抜きだったために新たに発生する工事については、最低限、その費用を負担させるべきです。

なお、昨日、お知らせした9月議会議案の契約案件12件のうち6件は3月議会で議決されたものです。議決後に、国土交通省より公共工事に係る労務単価の運用に係る特例措置(労務単価のアップ)をとるようにとの通知がだされたために、契約額の増額を行うものです。
後半議会に提案予定があるとした契約案件3件は、上記の校舎の工事で、労務単価のアップ分だけでなく、工事をやり変えなければならないための経費も増額しなければなりません。
施行業者の方は非を認め、高槻市、高槻市民に、誠意を持って対応していただきたく思います。


8月30日 (金)   9月議会議案

今日は9月議会の告示日、ずしりと重い議案書をいただきました。2012年度の決算関係の議案があるからです。
市長から提案のあった議案は計36件です。人事案件1件、契約案件12件、認定案件(2012年度決算関係)11件、報告案件2件、条例案件3件、その他案件1件、予算案件6件です。
なお、後半議会には、人事案件1件、契約案件3件が追加提案される予定です。
議案概要は、9月3日(火)の議会運営委員会終了後に市のHPに掲載されます。議会傍聴時には、この議案概要が資料として配布されています。
今日から、本格的に議案調査に集中します。

午前10時からは図書館協議会が開かれ、傍聴しました。2012年度の図書館の利用状況等の報告とともに、7月に開館した服部図書館の利用状況についての報告もありました。服部図書館は好評のようです。
協議会委員の交代があり、会長も変わられました。市の図書館がさらに活性化されるよう、新委員の皆さんに期待しています。

シリアへの軍事介入、イギリス下院が反対を議決し、いよいよ米国の単独介入が行われそうな気配です。軍事介入といえでも、それは戦争です。米国でも反対の意見が多いようですが、戦争はどんなことがあってもすべきではありません。イギリス議会ではキャメロン首相がどれだけ証拠があるのかと問われていましたが、安倍首相のアサド政権が化学兵器を使用した可能性が高いとした発言もどれだけ明確な証拠をもとにしたものだったか、問われます。
今日、届いた『いのちの講座第82号』(ビジョン21発行)のなかで、安田節子さんが、「権力と抑止できるのは声を上げる人々の群れ」と題して、「権力は戦争をつくり出す」「軍事産業と金融屋と政治屋が、戦争によって私腹を肥やす構造があるからだ」「彼らは戦争によって『濡れ手に粟』の巨利を得る」と指摘されていました。また、高岩仁監督の「教えられなかった戦争」シリーズでは、「敵・味方なく戦場で傷つき、いのちを落とすのは下級兵士と住民であり、戦争主導者は安全な場所に身を置き、裏では、名のある大手企業が戦争でどれだけ大きな利益を得たかを伝えている」とも書かれていました。
正義の戦いのように言っていますが、実はアメリカの軍事産業のための戦争、シリアへの軍事介入はやめるべきです。


8月29日 (木)   議案調査

今日も議案説明が続きました。2012年度の決算関係以外の議案の概要については、なんとか把握できました。明日は告示日、正式な議案書をいただきます。そして、議案調査に専念です。がんばります!

<催し案内>

第3回さよなら原発1000人集会〜福島事故は終わっていない 原発はもう動かすな!〜
日時:10月6日(日)午後2時開演(1時半受付)
場所:いたみホール(阪急伊丹徒歩3分、JR伊丹駅徒歩8分)
講師:小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)
ゲスト:神田香織さん(講談師)
参加費:1000円(震災避難者・高校生・大学生500円)
手話通訳:あり
会場後方に親子室あり:5組
主催:第3回さよなら原発1000人集会実行委員会
事務局:地域に生きる川西市民の会(090−3613−7069)


8月28日 (水)   議案説明

今日から、9月議会の議案説明が始まりました。これからしばらく、議案調査に集中します。事務所は留守がちになりますが、ご容赦ください。

<催し案内>

「オスプレイ」着陸帯建設に反対し続けている沖縄の東村・高江、住民の闘いを伝える『標的の村』が映画化されました。6月に高槻で上映されたDVDにさらにその後の闘いを入れたものです。制作は琉球朝日放送です。大阪では第7芸術劇場(阪急・十三西口下車3分)で、8月31日から上映が始まります。すでに先行上映されている東京では、連日満員だそうです。「沖縄」を知るためにも、ぜひ、ご覧下さい。上映期間は9月27日までですが、週により上映時間が異なりますので、ご注意下さい。


8月27日 (火)   文化振興ビジョン

午後2時から文化振興審議会が開かれ、傍聴しました。案件は文化振興ビジョン(素案)についてでした。前回の各委員の意見を受け、素案はかなり修正が入れられていましたが、前回欠席された委員からも、今日は多くの意見が出されていました。私には、「文化とは何ぞや」を考えるとてもいい機会になっています。

25日の大雨で、気温が下がり、朝晩は過ごしやすくなりました。クーラーともお別れをし、ようやく、静かな夜になりました。まもなく9月議会です。1ヶ月間、体調を整え、がんばります!


8月26日 (月)   教育委員会定例会

午前9時半から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。案件は6件、@「高槻市の中学校給食の実施について」の最終報告書について A契約案件3件 B2013年度歳出補正予算教育費原案 C教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価についてでした。
Cについては、教育委員会事務評価委員会(3名)の意見も添付されていて、かなりの時間をさいて、個々の教育委員の意見が出されていました。


8月25日 (日)   憲法アピール

午前9時からの市政70周年記念事業「市全域大防災訓練」は、大雨洪水警報が出されていたため、中止となりました。市役所で災害対策本部の図上訓練のみ行われましたが、準備をしておられた関係者の皆様、ご苦労様でした。

夕方には雨があがり、午後4時からは、JR高槻駅南陸橋で、「憲法アピール」が行われ、私も参加しました。今日は20名もの参加者があり、1時間、市民の皆さんがマイクで訴えながら、500枚のチラシを配布できたとのことです。
若い世代にいかにチラシを受け取ってもらうか、主催者は工夫に工夫を重ねておられます。私も勉強になります。
憲法を改悪させないために、こうした地道な取り組みが大切です。私も「憲法アピール」には、これからも参加し続けようと思っています。

夜は、友人のパワーポイントづくりに協力、深夜、完成しました。ほっとです。


8月24日 (土)   カビの話

午前中、明日の憲法アピールに向けての準備作業があり、参加しました。市民の皆さんのチームワークで、街頭行動用のグッズが揃いました。どうぞ、晴れますように!!!

夕方からは、大阪市立環境科学研究所を退職された浜田信夫さんの『人類とカビの歴史』(朝日選書)の出版記念の会が大阪市内であり、出席しました。本の帯には、「ヒトの天敵!?それとも強い味方!?」と書かれています。日本の生活はカビと共存してきました。現代では毛嫌いされていますが、醤油も日本酒もかつお節もカビを利用したもので、ワインだってそうです。臭いは不快臭ですが、ルーペを除くと、本当にかわいい姿で、見とれるものがたくさんあります。
浜田さんの著書には、カビにまつわる古典等の引用もたくさん紹介されていて、読めば、カビも私たちの身近な仲間になります。カビを敵にして化学薬品を使いまくる生活でいいのか、ぜひ、読んでみてください。二木事務所にもおいています。


8月23日 (金)   共通番号制

午前10時半から、大阪市内で「番号制度と自治体情報システム」と題したセミナーがあり、参加しました。東京で行われたセミナーが大阪でも中継されているものです。
内閣官房社会保障改革担当室参事官の瓜生和久さんと東京大学大学院情報学環長・教授の須藤修さんの講演、そして、自治体にシステムを入れているベンダーのパネルディスカッションでした。現状やどのような課題があるのか等、とても参考になりました。

セミナーを少し早めに出て、一目散に高槻現代劇場に走りました。待ちに待ったジュリー、沢田研二さんのライブ「Pray」だったからです。会場は満席、私には忘れられないライブになりました。
ジュリーは、1時間半、約20曲を歌い続け、舞台を右に左に激しく動き回り、まずそのエネルギーに驚きました。ご自身でも言われていましたが、65歳の前期高齢者とはとても思えません。その上、観客席の前方をしめる熱心なファンも立ち続け、ジュリーと一体となってライブを楽しまれるのです。「はあ〜、立つものなのだ」と私も立って、見よう見まねで体を動かしましたが、2曲目の『六甲おろし』は3番目まで私も歌詞を知っているので、もうノリノリでした。
「勝手にしやがれ」などしばらくヒット曲が続いた後、今日のメイン、東日本大震災に思いを馳せてつくられたCD「Pray」からの曲が続きました。そのあとの曲も、曲と曲の合間の語りも、なかなか楽しく、十分に1時間半を楽しんで、さあ次はアンコールという時でした。
衣装を着替えて登場したジュリーは、外は雷さんがゴロゴロ鳴っていますときりだし、小さいとき雷が怖かった思い出も楽しく語り、結構いろんな話をしていて、さあいよいよアンコール曲と期待したところ、突然舞台が真っ暗になったのです。一瞬演出かと思ったのですが、そうではなく、どこかに落雷があったようで、停電だったのです。
さあ、たいへん、非常用の電気はついているのですが、舞台は真っ暗、マイクも使えません。会場にいた文化振興事業団の方に聞くと舞台は非常用電源はないとのことです。ジュリーはどうするのかと心配したのですが、さすがジュリー、生の声で、「静かな湖畔」の輪唱を指導してくれたり、小さな拡声器で、岡崎中学校(京都)の校歌を歌ってくれました。そして、電気が復旧するまでと、いっぱい話してくれました。でも電気が復旧しません。いったん舞台から消え、バックの鉄人バンドと相談されたようで、再登場、電気を使わないシロホンらしき楽器を使って、「ヤマトから愛をこめて」を生の声で歌ってくれたのです。ジュリーの生の声を聞こうと、大ホールは静まり返り、感動的なライブの終了となりました。
タイガース時代に、北海道でコンサート途中に停電があって以来とのことでしたが、非常時のジュリーの心遣いに、観客もパニックにならず、落ち着いたままで、その心遣いにますますファンになりました。

沢田事務所のご理解を得て、ライブ会場では脱原発1000万人署名も集めさせて下さっています。今日は私もそのスタッフになり、声をからして、開演前と後に、署名を集めました。他の会場で署名用紙を預かり、今日、持ってきてくださる方もありました。心強いことです。ジュリーが昨年だしたCDは「3月8日の雲」で、3.11の福島原発事故に対するジュリーの想いが込められています。
ライブ終了後の署名集めは、停電で暗いため、あきらめようかと思ったのですが、そう、私のかばんにはいつも非常時用のペンライト(懐中電灯のかわり)を入れていることを思い出し、それを使って、手元を照らして署名をしていただきました。ペンライトが役に立ってうれしいです。

ライブ終了後、署名グッズを東京に送るためにコンビニに向かったのですが、現代劇場周辺は大停電、信号も消え、たいへんな状態でした。もちろんコンビニも営業停止中でした。雨の中、自転車を走らせていると、電気が復旧、JR高槻駅付近のコンビニで、ようやくグッズを送ることができ、今日の責任を果たせ、ホッとして帰宅しました。
関係者の皆さん、ほんとうにご苦労さまでした!!!

こうして、長い一日が終わりました。ジュリーも疲れたことでしょう!市民会館時代にコンサートがあったようで、名称が高槻現代劇場と変わり、新しくなったのかと思ってきたら、楽屋など、変わっていなかったと笑いながら話していたジュリー、全国各地のホールを回られ、現代劇場の楽屋等は、「ちょっと」と思われたに違いありません。
アーティストにとって、楽屋は舞台の一部、「高槻でもう一度やりたい!」と思っていただけるように、市民会館はほんとうに建替えてほしいです!それこそが「もてなしの心」です!


8月22日 (木)   汚染水漏れ

福島第1原発の高濃度汚染水がタンクから漏れ、海洋を汚染している可能性があることが明らかになっています。恐ろしい事態です。同じ円筒型のタンクはたくさんあり、他のタンクからも漏れる可能性があります。高濃度汚染水をタンクで保存するのは失敗です。小出裕章さんが事故直後から指摘されているように、汚染水をタンカー(もともと漏れない構造)で柏崎原発まで運び、柏崎原発の浄化装置で処理すべきだったのです。柏崎原発は世界一の規模です。今、稼働していませんから、受け入れる能力はあったのです。ただし、地元の皆さんの合意が前提です。
重金属や有機塩素系溶剤が地下に漏れ、土壌汚染や地下水汚染を引き起こした場合は、土壌汚染対策法に基づきに自治体に指導責任があります。しかし、放射性物質の場合は土壌汚染対策法の対象外で、国にすべての責任があります。ここまでの事態に陥った責任は東電とともに、国にもあります。安倍首相がその責任を問われているのです。
海洋に放射性物質を垂れ流す国に対して、国際的に、責任が問われますし、信頼をなくすことにしかなりません。安倍首相が先頭にたって、汚染対策にあたるべきです。

『土と健康 7月号』(日本有機農業研究会)に掲載されていた、舘野廣幸さん(栃木県・有機稲作農家)の『田中正造の思想が有機農業の未来を開く』を読みました。この中で、「足尾銅山の鉱毒問題は解決された」という誤解があると指摘され、現在も足尾銅山の鉱毒水を処理するため、「中才浄水場」には鉱毒を沈殿させるために石灰の投入が行われていて、足尾銅山の鉱毒はこれからも永久に続くと述べられています。また、鉱毒と「農毒」と「放射能毒」との小見出しで、原発による放射能汚染の構造は、足尾銅山の鉱毒と同じであると指摘されていました。ほんとうにそうだと私も思います。
汚染水漏れのニュースに触れるたびに、放射能汚染はどこまで広がるのか、どのような影響がでるのか、もはや手におえないのではと、事態の深刻さに胸が痛みます。猛暑のなか、白い防護服で身を覆い、被曝覚悟で作業にあたる労働者の皆さんの健康が心底心配です。果てしなく汚染を拡大させる東電と国の無責任さに怒りを抑えられません。
あれだけ「原発は安全です。放射能を閉じ込めることができます」と言っておきながら、想定外の津波だったと言い訳し、さらに、事故後も、放射能を閉じ込めることができませんでした。もはや、原発、放射能をコントロールできる技術がないことは明らかです。原発は稼働させず、廃炉にすべきです。


8月21日 (水)   事業公開評価

午後1時半から事業公開評価会が開かれ、傍聴しました。今日も4件の事業についての評価が行われました。しかし、傍聴者のほとんどは議員で、市民の傍聴がありませんでした。なぜなのか、しっかり見極める必要があります。

夕方からは事務所で2件の来客があり、今日もあわただしい一日でした。

マンガ『はだしのゲン』を松江市教育委員会は各学校で自由に読めなくしました。市民から「残虐なシーンがある」などの陳情により判断したとのことです。
これは「表現の自由」の問題です。世界各国で翻訳された名作までもを、「残虐なソーン」があるとして隠そうとする教育現場、まさに戦前の教育のようです。
これに対して、自由に閲覧できるように、「生きろゲン!」とネット署名が行われています。ご協力ください。


8月20日 (火)   伊方原発訴訟

午後から、故藤田一良弁護士の葬儀が行われ、私も参列させていただきました。熊野勝之弁護士と荻野晃也さんがお別れの言葉を述べられ、お二人とも藤田先生の遺志をついで、原発廃止を求めて頑張ると結ばれました。今日は、愛媛県八幡浜からも、地元住民の方がかけつけられました。昨日、今日と、「伊方」をともにした、弁護団、科学者、支援された方がたくさん来られていました。参列者の思いは皆同じ、「原発廃止を求め、とことんがんばる!」です。私も、先生の遺志を心に刻み、原発廃止で頑張り続けます。

なお、荻野さんは、伊方原発行政訴訟の中で繰り広げられた原発の安全論争は、日本初というだけでなく、世界でも類を見ない論争だったと指摘されました。松山地裁、高松高裁、最高裁が、原子炉設置基準の杜撰さを認め、原告住民の訴えを認め、原子炉設置許可処分を取り消していれば、日本の原発の安全審査が変わり、福島の事故は起こらなかったことでしょう。福島の現状を直視すればするほど、伊方原発訴訟で指摘していた問題を認めなかった司法の責任も重大だと言わざるを得ません。

伊方原発行政訴訟の裁判資料は、立教大学に保存されています。昨年2月に藤田先生が講演された時のことを大学職員の方が報告されています。ご覧ください。現在、原発に関する裁判が各地で行われていますが、そのベースにあるのは、この伊方原発行政訴訟です。裁判資料が多くの皆さんに活用されることを藤田先生も望んでおられ、荻野さんの尽力で、立教大学共生社会研究センターでの保存が実現しました。

また、戦後司法史で、さまざまな裁判をテーマに裁判所内でどのようなことが起こっていたのかを描いた、高木亮『法服の王国』(産経新聞出版)が出版されています。産経新聞に連載されていたものですが、この本のなかでは、伊方原発行政訴訟も入っていて、藤田弁護団長をはじめ、私がお世話になった弁護士や科学者の方が実名で登場し、法廷での証人調べの様子がリアルに描かれています。の2巻ですが、原発問題に関心のある方、ぜひご一読ください。二木事務所にもおいています。


8月19日 (月)   地方分権推進

午前10時から地方分権推進特別委員会が開かれました。案件は「地域主権型社会の確立に向けた取り組みについて」で、@地域主権一括法について、A大阪府からの権限移譲の取組についての2件の報告がありました。
私からは、3点の意見を言いましたが、そのひとつが「地域主権」という言葉をめぐってです。
「地域主権」というのは民主党政権時代の言葉、方針であり、安倍政権発足後は「地方分権改革」となっており、国の動きと整合性を持たした説明をすべきではないかという点です。
国の施策、動きを議会や市民に説明する場合、正確な言葉で報告すべきだと思うためです。特別委員会に付託した際、「地域主権」となっていたため、今もこの言葉だとのことですが、政権が代わり、言葉や方針が変わった場合、付託案件名もスピーデイに変更することは、重要なことだと思うのですが。

私の推薦人にもなって下さっていた藤田一良弁護士が、17日の朝、84歳で逝去されました。ほんとうに残念です。今夜は、お通夜に伺いました。
私は、大学卒業後、すぐに藤田先生の事務所に勤務しました。先生は、日本で初めて原発の安全性を法廷で問うた「伊方原発行政訴訟」の原告住民の弁護団長です。仁保事件や狭山差別裁判など冤罪事件にも取り組まれました。5年間お世話になりましたが、先生が引き受けておられた裁判やその生き方を通じて、ほんとうに多くのことを学ばせていただきました。今の私があるのも先生のおかげです。叱咤激励をし続けて下さっていた先生ともうお話ができないと思うと、昨日、今日と、涙があふれてばかりです。先生に心より感謝し、ご冥福をお祈り申し上げます。

なお、懐かしい写真(藤田先生、荻野晃也さんと)です。荻野晃也さんの京都大学での退官記念講演時(2002年11月24日の日記参照)に撮影していただいたものです。


8月15日 (木)   敗戦から68年

来週19日(月)には、地方分権推進特別委員会が開かれます。今日は案件の説明を受けました。

午後2時からは、史跡整備指導検討会が開かれ、傍聴しました。案件は2件、@史跡安満遺跡について、A史跡闘鶏山古墳についてでした。
@は先日開かれた史跡整備等特別委員会の報告でしたが、Aは闘鶏山古墳の整備についての議論でした。一つの古墳の発掘にも、これだけの時間をかけて丁寧な準備と検討、交渉が必要なことがとてもよくわかりました。

今日は敗戦記念日でした。安倍首相は、全国戦没者追悼式のあいさつで、これまで歴代の総理大臣が必ず語った「アジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」と文を入れず、加害責任にいっさい触れませんでした。靖国参拝をしなかったとはいえ、ここに、首相の歴史観がにじみでています。戦争の悲惨さとともに、加害に歴史に向き合ってこそ、2度と同じ過ちをおかさないことができるのではないでしょうか。


8月14日 (水)   軍隊と性暴力

1991年8月14日は、日本軍「慰安婦」被害者として、初めて金学順さん(韓国)が名乗り出た日です。昨年12月、第11回アジア連帯会議が台北で開かれ、8月14日を「日本軍『慰安婦』メモリアル・デー」とすることが決まりました。今日は第1回目、大阪では夜6時から「軍隊と性暴力の歴史に終止符を!『私はフィリッピンで、日本軍に性奴隷にされました』」と題した証言・報告・講演集会が開かれ、私も参加しました。主催は、日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークです。

フィリピンから来日されたエステリーダ・ディさん(83歳)は、14歳の時にどのような状況下で性奴隷にされたか、その後の苦しさなど、フラッシュバックで何度も涙をぬぐいながら証言されました。
続いて、レチェルダ・エクストレマーダドゥ―ラさんは、被害者と支援者の組織「リラ・ピピ―ナ」のコーデイネーターで、フィリピンの被害者や取り組みの報告をされました。
最後に高里鈴代さんが「日本軍慰安所と米軍の性暴力〜沖縄から問う」と題して、戦争末期から現在に至るまで、日本軍、米軍により、どれだけ多くの女性たちが性暴力にあい、苦しまれてきたか、ていねいな具体的資料をもとに、被害の歴史を講演されました。

戦争、軍隊、性暴力は、密接につながっています。被害の歴史を断ち切るためには、戦争をなくさなければなりません。3人のお話しを聞いて、心新たにしました。
参加者は330人を越えたとのこと、そして、会場で集められたカンパは36万円余りでした。参加された皆さんの思いが伝わってきます。
日本軍の加害の歴史、戦争による被害の歴史に向き合うことは重要です。戦争体験者も高齢になられ、年々、聞ける機会が少なくなってきています。私は、これからもできる限り聞かせていただこうと思っています。関係者の皆様、ありがとうございました。


8月13日 (火)   平和宣言

午前中、通信が少し余りましたので、前号とセットし、今まで配布していなかった地域にお届けにまわりました。慣れた地域はポストの位置がわかりますが、初めてのところはポストの位置を確認しながらです。市政についてもっともっと多くの方にご報告したいのですが、印刷費と作業量を考えると、現状が限界で、つらいところです。

自転車での移動は暑さがこたえますが、いい面もたくさんあります。そのひとつ、知人にあうとすぐに自転車を降りて話せることです。通信をお届けして、今号で一番感想を寄せ下さったのが、JR高槻駅南の陸橋改修でミスト装置の設置についてでした。今日も、「読みました」と声をかけて下さいましたが、やはり、ミスト装置までなぜかというご意見でした。こうしたご意見をいただけるのがなによりも励みになります。

長崎市が8月9日の平和宣言の賛同者数の調査をしています。お読みいただき、賛同される方は、宣言文末の『クリック』をお願いします。10か国語で書かれているのは素晴らしいですね。世界に発信しようという、被爆自治体としての長崎市の責任感、核廃絶への強い思いを感じます。

2013年長崎平和宣言


8月12日 (月)   環境アセス

午後2時から環境影響評価委員会が開かれ、傍聴しました。案件は評価制度の見直しについてでした。具体的には環境影響評価技術指針についての審議で、とても勉強になりました。答申案についても審議され、まもなく市長に答申がだされます。これを受け、9月議会には、環境影響評価条例改正提案があるようです。なお、改正案についてパブリックコメントも実施されていましたが、意見ゼロだったとのことでした。

雲一つない青空で、焼けつくような暑さでした。まるで海辺にいるような気分です。今日は高知県四万十では40度を超えたようで、ニュースを聞くだけでも息苦しくなります。もうしばらくの我慢と言い聞かせて、影を探しながら自転車で走る毎日です。


8月11日 (日)   終わりました!

昨日、今日と、家事、資料整理とともに、通信配布に精をだしました。おかげさまで、配布が完了しました。ほっとです。酷暑の中、ご協力下さった皆さん、ほんとうにありがとうございました!!!

通信配布中、保冷剤をバンダナで包み、首筋を冷やしました。長時間はもちませんが、これだけでも暑さを感じるのがずいぶん違いました。
暦の上では7日が立秋でしたが、まだしばらく厳しい残暑が続くようです。皆さんもご自愛ください。


8月9日 (金)   平和展

今日は長崎原爆忌でした。田上富久・長崎市長の平和宣言は心に染み入りました。淡々としながらも、冷静に「被爆国の原点に戻れ」と政府の姿勢を批判、「被曝者の声を聞いたことがありますか、被爆者の声を直接聞くことができる最後の世代です」と若い方への呼びかけに、胸が熱くなりました。
6日の松井一実・広島市長の平和宣言にも心を打たれました。
また、放射能汚染が拡大し続けている「フクシマ」への思いをお二人は述べられました。放射線による健康被害は、まだまだわからないことがたくさんあります。核兵器も原発も廃絶をめざして、私もがんばらなくてはと心しています。

午後から、生涯学習センター・展示室で開催されていた第28回平和展に行きました。ヒロシマ、ナガサキのパネル展示を見て、被爆者の叫び「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウオー、ノーモア・ヒバクシャ」を、心に刻みました。

厳しい残暑がまだ続いています。昨夜も車をだしていただいて、通信配布で汗を流しました。ありがとうございました。同僚議員のなかにも汗だくで配布中の方があります。週末には終了させたく、がんばります!


8月8日 (木)   事業公開評価

昨日に引き続き、午後1時半から事業公開評価会が開かれ、傍聴しました。評価者は、行財政改革推進委員会のメンバーのうち昨日とは異なったメンバー4人(1人欠席)でした。4事業の評価が行われましたが、コーデイネーターは、ご自身の意見も入れながら、評価者としてのまとめをされていて、昨日のまとめ方とは異なっていました。また、資料不足と指摘された事業もありました。
議会での問題提起、指摘や要望と、こうした外部評価の違いは何なのか、絶えず考えながらの傍聴です。

午後5時前、緊急地震速報の誤報があり、各地で大きな混乱がありました。
私の場合、事業公開評価会が終わったあと、会議室で職員の方と打ち合わせ中のことでした。私の携帯が聞いたことのない音をだしました。マナーモードにしていたのに、何だろうとあわてて鞄から引っ張り出してみてみると、緊急地震速報でした。奈良が震源とあり、強い揺れに注意とあります。びっくり仰天、打ち合わせを中止、大きな揺れが来たらと構えましたが、何の揺れもきません。おかしいなと思い、急いで控室のパソコンを立ち上げ、気象庁のHPにアクセスすると、誤報であったことがわかりました。胸をなでおろしましたが、家族は、自宅はと、強い揺れが来ればそのあと自分はどう行動すればいいのか、必死で考えました。保育園、老人ホームなど、たいへんだったのではと思います。
誤報の原因は、機械の誤作動、やはり、機械はすべてを信じることはできません。
緊急地震速報の警戒音が初めてわかりましたが、次に鳴った場合、また誤報と思われかねません。25日(日)は高槻市で防災訓練が予定されており、その際にも携帯から警戒音が出る予定です。混乱が起きないよう、事前に周知徹底しておかなければなりません。


8月7日 (水)   事業公開評価

午後1時半から、2013年度事業公開評価会が開かれ、傍聴しました。今年度の対象事業は23です。評価者は行財政改革推進委員会委員(議員2名を除く)で、2グループに分かれ、期間は5日間です。対象事業、日程などは、市の事業公開評価会をご覧ください。
今日は初日で、4つの事業評価が行われました。4人の委員から質問が出され、担当課が答え、委員からこうしてはという意見もでるのですが、最後のまとめは「・・という意見もありました。・・・・という意見もありました」で終わっています。「事業公開評価」というのは高槻市独自の言葉で、事業評価を公開で行うということです。したがって、あくまでも「事業評価」なのですが、委員の質問、まとめを聞いていて、「評価」とは何をさすのか、疑問が残りました。
明日も違うメンバーで行われます。今日抱いた疑問をもう一度考えようと思います。
傍聴席は、普段の理事者席で、机もあり、この点はとてもよかったと思います。

福島第1原発の汚染水問題は深刻化しています。地下水が1号機から4号機の敷地に入らないように、海側と山側に、土を凍らせる遮断壁をつくる工事を行い、その費用は税金を投入すると安倍首相は明らかにしました。国会閉会の日にです。あまりの無責任さに悔しくて悔しくて、また、汚染された地下水が海に流れ出ている事態の恐ろしさに、私の胸は張り裂けそうです。国会を無視することは、国民を無視することと同じです。過半数を制し、もうやりたい放題の安倍政権、ほんとうに悔しいです!
震災がれきが米国やカナダまで流れ着いてことを考えると、海に流れた放射性物質は、海や水産物を汚染するだけでなく、世界を汚染するのです。これは犯罪ではありませんか。ここまで事態を見過ごしてきた政府、東電の責任は重大です。一刻も早く、流出をとめなければ!!!
明日(8日)の午前9時までの、緊急署名が行われています。ご協力お願いします。


8月6日 (火)   市民派学習会

午前10時から、「第88回近畿市民派議員学習・交流会」「第100回兵庫県議員ネットワーク交流会」が明石市産業交流センターで開かれ、参加しました。今日は3部構成でした。

第1部は、「これからも続く議員・首長の相互研鑽」と題して、清水ひろこ・播磨町長と丸尾牧・兵庫県議のパネルディスカッションでした。最後に清水町長が、辛口ですがと断って「情報過多ともいえる現在、足元の施策の経過もふまえ、十分調査して提起してほしい、町は8月から十分調査して予算編成を始めている」と言われたのが、私には、ぐさりとくる言葉でした。山本健治さん(元大阪府議・高槻市議)が、「プロを超えるアマであれ」と言われましたが、プロの職員の方々を超える調査をしなければ、議員といて質問する資格がないともいえる言葉です。ネット等で他市の取組などすぐに入手できますが、うわすべりな調査ではなく、現場できちんと確かめ、わが市ではどうなのか、十分調査したうえで質疑しなかればならないと、肝に銘じました。

第2部は、「信頼される議会は?議員政治倫理条例」と題して、長谷川俊英・堺市議の講演でした。市民が中心となって制定された政治倫理条例の制定経過や、その後続く条例の問題点など、パワーポイントを使って話されました。あらためて、市民派議員の原点を学ばせていただきました。高槻市議会でも、議員逮捕を受け、政治倫理条例を制定しましたが、その中身は、問題が多々ありにものです。残念です。

第3部は、「公共施設更新問題への挑戦」と題して、志村高史さん(秦野市政策部公共施設再配置推進課選任主幹兼課長補佐)の講演でした。ハコモノの維持経費を試算し、人口予測をふまえて、公共施設を減らしていくというものです。パワーポイント68枚の資料をいただきましたので、このテーマについては時間をかけて研究します。

お世話くださった皆様、ありがとうございました。

今日は68回目の原爆忌でした。安倍首相のきれいごとのあいさつに比べ、被爆2世でもある松井一実・広島市長の平和宣言は胸を打たれました。福島第1原発では、汚染水問題が深刻な状況になっています。原爆のように一瞬ではありませんが、徐々に時間をかけ、空気中、海水中、地下へと、放射性物質を排出し続けているのです。「核廃絶」を言うのなら、まずこの問題を解決すべきです。


8月5日 (月)   自殺対策

午後1時半から自殺対策連絡協議会が開かれ、傍聴しました。委員は17名(今日は2名欠席)、医師会関係、大学関係、庁内関係部署、社協など関係団体、ハローワーク、大阪府など、普段から連携を取りながら自殺対策に取り組んでいる団体代表です。
2012年度の自殺の状況等、若年層対策、自殺未遂者対策などについて、各団体等から、報告が相次ぎ、それに対する質問も活発に出されていました。
次回は来年2月頃とのこと、自殺者数は減少傾向ですが、今後とも各機関連携して対策に取り組まれます。

夕方、米軍ヘリコプターが訓練中にキャンプハンセンの山中に墜落し、炎上しました。詳細は、まだ不明です。起こるべくして起こった事故です。
沖縄県も地元消防も、一切事故現場へ行けません。これで、原因等についても、米軍の発表を鵜呑みにしかできません。これが、基地の現実です。日本の領土であって、日本の領土でないのです。オスプレイ強行配備はやめさせ、これ以上、沖縄だけでなく日本中、危険を押し付けるのには反対です。基地撤去しか、方策はありません。

琉球新報の号外


8月4日 (日)   資料整理

昨日、家事を集中的に片づけたので、今日は自宅、事務所で資料整理に集中しました。たまっていた新聞切抜きも終了しました。また、お問い合わせのあった資料なども、コピーしてお送りしたり、スキャンして添付ファイルでお届けしたり、こちらのほうも、一区切りです。ほっとです。

夕方、高槻まつりに行きました。桃園小学校でお買い物、飲食、おしゃべりを楽しんで、帰りにけやき通りを通りましたが、あまりの人、人、人で身動きがつきません。途中から息苦しくなって、夜店と夜店のわずかな隙間から、抜け出しました。私の行動を見て、あとから同じルートで抜け出す人が続きました。お店には迷惑だったかもしれませんが、高齢者にはきつい人ごみでした。2日間、晴天で、夜店の売り上げも増えたのではと思います。関係者の皆様、ご苦労様でした。

昨日、普天間基地に、オスプレイ2機が岩国基地より強行配備されました。残る10機も順番に普天間に移動の予定で、普天間には計24基配備です。抗議行動のさなか、逮捕者も出たとのこと、参議院議員選挙が終わったとたん、この配備、逮捕です。これは、沖縄だけの問題でなく、日本の「主権」の問題です。


8月3日 (土)   通信配布

今日から高槻まつりが始まりました。夕方、芥川商店街には「サンスター阿波踊り」が練り歩きました。「歯磨きは サンスター ハブラシはサンスター 買い物は芥川」と歌いながら見事なおはやし、中腰での踊り、手さばき足さばきに見とれました。高槻まつりの案内冊子を見ると、高槻本社へ全国から応援に来られているとのこと、なるほどと納得です。ご近所の皆さんも出てきておられました。来年も楽しみにしています!

今日も車を出し手いただき、通信配布でした。ありがとうございました!!! 配布完了まであと一息です。


8月2日 (金)   安満遺跡公園

午後1時から史跡整備等特別委員会が開かれ、傍聴しました。案件は(仮称)安満遺跡公園等の整備についてでした。
主な経過等、公園整備構想等についての説明とともに、防災公園街区整備事業のなかで市街地部分として指定されていた部分について、当初の場所ではなく、府営住宅東側に移し、「子ども」が主役となる拠点の整備をするとの報告がありました。
各委員から質問が出されていましたが、この「子ども」のための施設については、いまひとつ具体像がわかりませんでした。
今日の委員会の意見も受け、整備構想検討委員会が再度開かれ、11月ごろには素案ができ、パブリックコメントを実施とのことです。

夕方からは車を出して下さって、通信配布、自転車で配布の2日間分を1日でできました。ありがとうございました!!!

安倍首相は山本庸幸内閣法制局長官を退任させ、新たに小松一郎駐仏大使をあてる方針とのことです。集団的自衛権の容認派を起用して、これまでの憲法9条との関係で行使できないとしてきた憲法解釈を変えようというのです。恐ろしい事です。憲法を変えなくても、解釈を変えて、戦争ができる国にするというのも同然です。国会が開かれない間にどんどん進めていく、麻生発言を地で行くようなもので、いよいよ暴走が始まった感があります。私たちも、声をあげなければと、気が焦ります。


8月1日 (木)   共通番号勉強会

午後2時から、共通番号制勉強会が開かれ、参加しました。長谷川俊英堺市議が呼びかけて下さって実現、堺市議会会議室で、3時間にわたり、勉強をしました。講師は白石孝さん(プライバシーアクション代表)です。制度概要や問題点、国会審議で明らかになったこと、韓国の共通番号制の実態、地方議員の今後の課題など、ていねいに説明をしてくださいました。あらためて、課題山積であることがよくわかりました。
長谷川市議には、初当選の1991年以来、無所属市民派議員としての議員活動はどうあるべきか、ほんとうにいろいろ教えていただきました。9月議会を前に、今日もこのような場を設定して下さいました。ほんとうにありがとうございました。

麻生発言、誤解を招いたので撤回とのことです。しかし、夜のニュースで流れた当日の録音を聞くと、誤解を招いたのではなく、心底、ナチスに学べと言っています。ほんとうにナチスの行ったことを批判する、否定するのなら、あのような表現はあり得ません。発言撤回ですまされる問題ではありません。
また、喧噪だの騒ぎだのと言っていますが、これはどのようなことをさすのでしょうか。憲法論議を「議論」ではなく「騒ぎ」としているようにしか思えず、このことも許せません。「静か」ならよくて、「議論」は間違いだというのでしょうか。靖国参拝や憲法について議論することを「騒ぎ」と認識することじたい、問題ではないでしょうか。
 

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