いきいき日誌

 

2011年11月
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最近の記事

11/11/30 (水)  本会議初日
11/11/29 (火)  事後評価
11/11/28 (月)  議事運営
11/11/27 (日)  秋の陣の結果
11/11/26 (土)  ヘルパー研修
11/11/25 (金)  廃棄物減量
11/11/24 (木)  行財政改革
11/11/23 (水)  環境放射線測定
11/11/22 (火)  告示日
11/11/21 (月)  ごみ学習会
11/11/19 (土)  介護研修
11/11/18 (金)  議員研修会
11/11/17 (木)  みどり基本計画
11/11/16 (水)  3議案取り下げ
11/11/15 (火)  放射能と食品汚染
11/11/14 (月)  教育委員会傍聴
11/11/13 (日)  秋晴れの一日
11/11/12 (土)  パープルリボン
11/11/11 (金)  通信配布
11/11/10 (木)  市民会館建て替え
11/11/7 (月)  介護保険事業計画
11/11/5 (土)  検証:橋下前知事
11/11/4 (金)  新名神・交通体系
11/11/3 (木)  女の風
11/11/1 (火)  市民派学習会

過去の記事

   これより以前
11月30日 (水)   本会議初日

午前10時から本会議が開かれました。市長のあいさつの後、京大農場用地買収・整備に関して継続審議になっていた3議案について、議案撤回の申し出があり、了承されました。高槻市と京大、都市再生機構(UR)の3者で、枠組みを調整中とのことです。
また、決算審査特別委員会の報告があり、いずれも承認されました。私は、一般会計決算等に反対しました。
その後、市長提案の議案説明が続きました。人事案件と契約案件は即決でしたが、いずれも可決されました。

本会議終了後は、12月2日の本会議での質疑の備え、議案調査でした。質疑したい項目がいろいろあり、絞り込んでいます。重いテーマです。


11月29日 (火)   事後評価

午前10時から都市再生整備計画事業評価委員会が開かれ、傍聴しました。案件は、JR高槻駅周辺地区の都市再生整備計画(まちづくり交付金で行われた事業)の事後評価についてでした。まちづくり交付金を使っての事業は計12事業が行われましたが、今年度は最終年度のため、事後評価をしなければばりません。すでに市民意見募集も行われていて、今日、委員会で審議され。適切と評価されました。

終わってから、委員長から、せっかく傍聴に来られているので、何か意見がありませんかとたずねられました。3人の傍聴者のうち、私も含めて2人が発言させていただきました。他の自治体でも、審議会終了後に、傍聴者に意見を聞かれる場合があります。こんな場合、「市民もともに」という意識が伝わってきて、気持ちがいいものです。このような運営をしてくださる会長さんがもっともっと増えてくださるといいですね。


11月28日 (月)   議事運営

10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。市長から、12月議会に提案された議案説明があったあと、議事運営が決まりました。
30日(水)は、まず、9月議会で提案のあった安満遺跡芝生公園等整備事業(京大農場用地買収、整備)に関する3議案について、市長から撤回の申し出があります。その後、2010年度一般会計決算認定等の採決です。そして、提案議案の説明が続きます。
12月2日(金)は、議案質疑です。
議案は、12月6日(火)、7日(水)に、4つの委員会に分かれて審議されます。
15日(木)、16日(金)には、議案の採決と一般質問です。
私は、12月2日(金)本会議、6日(火)建環産業委員会、16日(金)一般質問で、質疑の予定です。お時間がありましたら、ぜひ、傍聴をお願いいたします。

なお、12月議会の議案の主要内容は、市のHPに掲載されています。傍聴に来られる際は、プリントアウトしてこられるとわかりやすいです。



11月27日 (日)   秋の陣の結果

大阪「秋の陣」の投票日、結果は、大阪市長選も知事選も、維新の会の勝利でした。「橋下劇場」で、「独裁」をストップできず、極めて残念です。大阪都構想では、高槻市は「区」にはなりませんが、都構想実現に向けて動き出すと、高槻市も、何らかの影響を受けることは間違いありません。これから「大阪」はどうなるのか、しっかりチェックしていかなければと、心しています。

夕方、お世話になっている美容院へ、短くカットしてもらい、気分がすっきりしました。今週は30日(水)から本会議が始まります。重要議案もあり、気を引き締めて、がんばります!


11月26日 (土)   ヘルパー研修

土曜日はヘルパー2級の研修日です。午前中は事例研究(身体障害者)、午後からは生活援助についてでした。生活援助では、高齢者にとっていかに食生活が重要か、安全確保のために何に気を付けなければならないかなど、事例をあげての研修でした。また、介護用品はたくさんありますが、こういう知識についても熟知しておかなければなりません。最後は紙オシメのあて方についてでした。子どもの紙オシメに比べ、高齢者の紙オシメは高額です。どうしたら漏れないか、動きやすいかなど、プロの方の実演はわかりやすく、ほんとうに勉強になります。


11月25日 (金)   廃棄物減量

午前10時から廃棄物減量等推進審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、家庭系ごみ減量についてで、今日は第1回目でした。市から提出された資料の説明に対し、各委員から多岐にわたる質問が出されていました。
高槻市は一人当たりごみ排出量が、府内でも多いほうです、ごみには事業系ごみと家庭系ごみがありますが、事業系ごみについては、この3月に答申が出されており、今年度は、家庭系について、議論されることになりました。家庭系ごみといっても、焼却ごみとリサイクルごみがあります。高槻市の特徴は、他市に比べ、リサイクル量が少ないのが現状です。会長や各委員から、多くの資料の提出を要望されていました。次回は1月です。私も、しっかり勉強をさせていただきます。

午後からは、議案調査でした。なかなか進みませんが、がんばります!


11月24日 (木)   行財政改革

午前10時から行財政改革懇話会が開かれ、傍聴しました。案件は、「第8次高槻市行財政改革大綱実施計画の策定について」でした。計画期間は、2011年度から2014年度です。厳しい財政状況から、38項目の取組があげられていました。12月12日から、パブリックコメントが実施される予定です。

なお、これから、いくつかの行政計画について、パブリックコメントが実施されます。年明けに計画を策定しないと、計画に基づいた来年度の予算が組めないためです。年末にかけ、あわただしいときですが、ぜひ、ご意見をお願いします。今日から、「みどりの基本計画」についてのパブリックコメントが始まっています。

午後からは、議案調査に追われました。今議会も、調査項目山積で、ハードな毎日です。


11月23日 (水)   環境放射線測定

冷え込む一日、朝から車を出していただき、市内の環境放射線を測定しました。そして、予定ポイントの測定をようやく終えることができました。最終まとめはNさんがしてくださることになりました。結果については、後日、ご報告させていただきます。

測定終了後は事務所でデスクワーク、たまりにたまっていた仕事を片づけました。日が短くなったせいもあるのでしょう、時間の過ぎるのが早い事、早い事、一服する間もなく一日が終わりました。


11月22日 (火)   告示日

今日は12月議会の告示日、議案書をいただきました。議案は計29件(人事案件2、契約案件2、条例案件10、その他10、予算案件5)です。議案概要は、11月28日(月)に開かれる議会運営委員会終了後に、市のHPに掲載されます。

午前9時半から午後6時まで、各部より議案説明が続きました。今議会も無所属6名で、一緒に説明を受けました。皆さんの質問が、とても勉強になります。

11月30日(水)から本会議が始まります。しばらく議案調査に集中させていただきます。

今日、私は62歳になりました。こうして書くことで確認しないと、自分の年齢を忘れそうになります。しびれるテノールで「ハッピーバースデイ」を歌って下さった方、すてきなメールをくださった方、ありがとうございます!いつの年齢になっても、「おめでとう」はうれしいもの、これからも、「若いですね」って言われるように、「いきいき洋子」でがんばります!!!


11月21日 (月)   ごみ学習会

午後1時半から、ごみ学習会に参加しました。会場は箕面市役所会議室、箕面市環境整備課の方から、ごみ収集業務委託契約の考え方について伺いました。市町村にはごみ収集の責務があるのですが、以前は随意契約で行われてきました。最近は入札で行う自治体が増えてきていますが、契約額の根拠となる積算は市町村によりバラバラです。従って、契約額が適正かどうかは、なかなか判断しにくのが現状です。今日は、箕面市の考え方を聞かせていただき、とても参考になりました。予算要求のお忙しい時期に、お時間を取っていただき、ほんとうにありがとうございました。

夜は、財政分析の会で、民生費について、過去の決算関係の書類を見ながらパソコン入力、まだしばらく、時間がかかります。議員になった1991年度以降の決算書類はすべて保存しているのですが、この機に及んで大活躍です。


11月19日 (土)   介護研修

土曜日はヘルパー研修の日、今日は午前はリハビリテーションについて、午後からは住宅・福祉用具についてでした。ほんとうに勉強になります。毎回の講義で、もっと早くに勉強しておけばよかったと悔いています。来年の実習まで、まだしばらく、講義が続きます。


11月18日 (金)   議員研修会

午後2時から、第51回大阪府市議会議員研修会が開かれ、参加しました。会場は千里にあるホテル阪急エキスポパーク、講師は佐々木信夫さん(中央大学大学院教授)でした。「地方議会は変われるか」と題した講演は、地方議会の本質を問うものでした。最後に、地方議会は、従来の「行政改革(量的改革)」として議会改革から、「政治改革(質的改革)」としての議会改革にシフトをと、すぐに取り組める課題も例示されました。あらためて、高槻市議会も「変わらなければ」と意を強くしました。

帰宅後、さっそく佐々木先生の『地方議員』(PHP新書、09年10月)を注文、読むことにしました。

夜は、住民自治をすすめる会の世話人会でした。お忙しいなか、お集まりくださり、いろいろ貴重なご意見を下さる皆さんに、感謝!です。


11月17日 (木)   みどり基本計画

午前10時から緑地環境保全等審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、「高槻市みどりの基本計画」(改訂素案)でした。前回は傍聴できなかったので、議論の経過がよくわからなかったのですが、今日は、もっとわかりやすくという視点から、素案に対し、多くの意見が出されていました。これまでは「緑」でしたが、今回は「みどり」、漢字とひらがなの違いは、植物の緑以外に、水や土壌などの自然的要素を含むものを対象とするということだそうです。これ以外にも、「まち」と「街」など、興味深い議論がなされていました。
今日の議論を受け、改訂素案を修正し、11月24日からパブリックコメントが始まります。パブコメ集約後、2月には答申が出される予定です。
これからの高槻の「みどり」のありようを決める重要な基本計画です。ぜひ、パブコメで、ご意見をお寄せ下さい。

夜に自宅に戻ると、知事選挙選挙公報がポストに入っていました。候補者7人の公約が書かれていて、読み比べました。公営掲示板は14人の枠がありますが、3人しか掲示されていません。なんとなく、「大阪秋の陣」というわりには、市内は静かな選挙です。もちろん大阪市内は違うのでしょうが。


11月16日 (水)   3議案取り下げ

午前10時から市街地整備促進特別委員会が開かれました。案件は2件、@JR高槻駅北東地区市街地整備について、A富田駅周辺地区のまちづくりについてでした。
私は、@については、公共施設と民間施設の一体的維持管理について、Aについては、来年度に策定予定の富田のまちづくり基本計画(案)について、意見を述べました。

午後1時からは、総務消防委員会が開かれ、傍聴しました。案件は、京大農場の用地買収・整備に関して、継続審査になっていた3つの議案についてです。継続審査になったのは、整備内容が明らかでない(用地を買っても何を建設するか明らかでない)ためでした。
冒頭、市長から、いったんこの3議案を撤回したいとの発言がありました。理由は、9月議会でのさまざまな指摘を真摯に受け止め、市長は上面利用の検討に一定の期間が必要だと判断し、京大とUR(都市再生機構)に、上面利用が決まる段階で進めることも考えたいと申し入れたものの、3者の間で調整がなかなかつかないためとのことでした。また、3者間での合意ができていないため、上面利用の検討委員会もまだ発足していないとのことでした。

委員会では、市長の議案撤回に対して、全員賛成で、了承されました。この件は、12月議会の本会議で、再度、諮られる予定です。

正直、3議案が取り下げとなり、ほっとしました。土地を買ってもその上に何をつくるか(上面利用)が決まっていない以上、整備費も含めた予算を議案として提出することには、とにかく無理がありました。
市長は、議案の撤回は不徳の致すところと述べられましたが、大きな決断だったと思います。
今後、京大農場が木津川市に移転されるなら、跡地は、これまでと同じように「農」のある風景として、市が積極的に利活用すべきだと、私は考えています。当分は、これまでの経過を踏まえ、新たな枠組みができるのかどうか、見守るほか仕方がありません。

この間、日記の更新が遅れ、体調が悪いのではと、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。元気にしているのですが、とにかく多忙を極め、夜の日記更新タイムには、集中力をなくしていました。ようやく、いつものペースが取り戻せました。また、日々更新でがんばります!


11月15日 (火)   放射能と食品汚染

今日は講演会のお知らせです。放射能と食品汚染についての講演会を下記の通り開きます。食品による内部被曝問題について、じっくり考えます。保育室も設けています。お時間があればぜひご参加下さい。

<第11回二木洋子ナビゲートセミナー>
−原発のない未来をめざして−
「放射能と食品汚染問題」
日時:12月4日(日)午後2時15分〜4時45分(開場2時)
場所:総合市民交流センター7F第6会議室
講師:安田節子さん(食政策センタービジョン主宰)
資料代:700円
保育:有(500円、申込み締切11月27日)
要申込み(資料準備のため)
申込先:二木洋子事務所(T&F072−685−0468)
メール:wasabi@osk3.3web.ne.jp

なお、講師の安田さんは、NPO法人「日本有機農業研究会」の理事でもあり、食の安全や食糧農業問題、遺伝子組み換え食品問題、反原発運動などに、長く取り組んでこられました。福島原発事故による食品の放射能汚染問題で、多忙を極めておられますが、無理をお願いして、大阪まで来ていただくことになりました。貴重な機会です。ぜひ、おいで下さい!


11月14日 (月)   教育委員会傍聴

午後4時から、教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。案件は4件でしたが、うち3件はいずれも承認され、残る1件は教育委員会委員長選挙で、勝山葉子委員が選ばれました。任期は12月1日から1年とのことです。
なお、案件の一つに、「公民館条例等中一部改正原案」がありました。これは、暴力団排除のために、施設の利用の制限や許可の取り消し等の規定を、条例に新たに盛り込むものでした。12月議会では、市の施設でも暴力団排除の条例提案があるとのことです。


11月13日 (日)   秋晴れの一日

秋晴れの爽やかな一日、午前中は、恒例の農林業祭、食育フェスティバルに参加しました。お天気が良かったせいでしょう、多くの方でにぎわっていました。農林業祭では、私もしっかり食糧を買い込み、楽しませていただきました。

午後3時からは、高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会でした。「保育とジェンダー〜イギリスの保育事情から考える〜」と題して、埋橋玲子さん(同志社女子大教授)がイギリスの保育制度の現状を講演してくださいました。私からも、高槻市の保育の現状について、報告させていただきました。埋橋さんは、日本の認可保育所制度を守るべきと言われ、あらためて、現在進められている幼保一元化の動きに、疑問をだされました。高槻での動きもしっかりみていかなければなりません。

夜、日本消費者連盟関西グループの「草の根だより」への原稿を仕上げました。毎月『住民自治をめざして』と題して、シリーズで連載させていただいています。自分の考えを整理する、いい機会をいただいています。


11月12日 (土)   パープルリボン

今日11月12日(土)から「女性に対する暴力をなくす運動」がスタートしました。25日(金)までの2週間です。市役所でも、総合センター1階で、展示が行われています。この運動の象徴はパープルリボン、私も、DVやセクハラなど、女性に対する暴力根絶をめざして、11月中はこのパープルリボンをつけることにしました。なお、こちら部長室でも、この運動について、詳しく説明して下さっています。

11月は、子どもの虐待防止月間でもあります。象徴はオレンジリボンです。市の公用車にもこのステッカーがはってあったり、オレンジリボンをつけている方もけっこうおられ、心強い限りです。


11月11日 (金)   通信配布

午前中、来週の市街地整備促進特別委員会の案件に関して、担当課から説明を受けました。その後も市政調査に追われました。

夜は、車を出していただき、通信配布、まだ、もう少し残っています。がんばります。


11月10日 (木)   市民会館建て替え

午前10時から市民会館建て替え懇話会が開かれました。最初に、職員の方が視察に行かれた、大分県日田市のパトリア日田のついての報告がありました。すばらしい施設で、かなり利用されているようですが、背景には、文化振興条例、文化振興基本計画があるとのことでした。
その後、事業計画の議論でしたが、まず1500名の観客席をもつホールが必要かどうかの議論でした。必要という委員もおられれば、疑問とされる委員もおられました。
私は、現在の市の状況では、1500席は疑問だと意見表明をしました。なぜなら、文化施設は黒字になることは難しく、多くは赤字です。それが文化です。しかし、日田市のように、文化振興条例や文化振興基本計画を策定し、その拠点として市民会館を位置づけているなら、つまり、市をあげてこのような文化施策を振興していこうという方向性がはっきりしているなら、1500席のホールをつくっても、どのように活用するかおのづと見えてきます。
しかし、現状では、総合計画の中でも文化施策の具体的なことは盛り込まれておらず、文化に関する条例も計画もありません。これでは、大きなホールをつくってもどのように活用するのか、不安なためです。
懇話会では、最終的に、副座長の中川幾郎さんが、条例や基本計画が必要であるが、現状からは1500席は必要であり、これを機に文化振興に力を入れてほしいとまとめられました。
なお、市としては、文化振興ビジョンを策定予定とのことです。大きな施設をどのように活用するのか、管理を委託するであろう団体に任せるのではなく、高槻市には、文化振興の条例や計画が必要です。

午後からは、大阪市立大学へいき、「第85回サロンde人権」で、「環境問題と人権−私の場合」と題して、報告をさせていただきました。在学中に出会った水俣や伊方原発反対運動から現在に至るまでの、私自身の環境問題への関わりを人権という視点から振り返り、大学教育への提言もさせていただきました。
この報告のため、この間、古い本等を引っ張り出し、資料整理をし、パワーポイントをつくっていきました。かなりの作業でしたが、人権という視点から環境問題を考える、いい機会をいただき、あらためて主催者の皆さんに感謝しています。


11月7日 (月)   介護保険事業計画

午後2時から社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の素案についてでした。2000年にスタートした介護保険制度は11年目を迎えています。今日示された素案は、2012年から2014年を計画期間とするものです。気になったのは、制度改正で新たに創設された3つのサービスのうち、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス」と「小規模多機能型居宅介護と訪問看護の複合型サービス」については、計画の中に盛り込まれていましたが、「介護予防・日常生活支援総合事業」については、国や他市の動向をみていくことにし、今回の計画には入れられていない点でした。盛り込まれたとはいえ、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス」についても、訪問看護の現状から、参入事業者は少ないのではと、危惧する意見もありました。
今後のスケジュールは、12月にもう一度分科会を開き、その後パブリックコメント実施です。しかし、介護報酬が12月にしか決まらないため、具体的なサービス予測量については、素案には盛り込まれず、年が明けてからの計算になるとのことでした。
今日は傍聴者が7人、関心の高い分科会審議です。


11月5日 (土)   検証:橋下前知事

午前、午後と、ヘルパー研修を受講しました。

終わるや雨のなか、和泉市へ。ふぇみん大阪婦人民主クラブの学習会に参加しました。大阪秋の陣を控え、タイトルは「橋下徹の政策を斬る」です。会員の4名の議員が分担をし、報告しました。野村いくよ枚方市議は「教育基本条例の問題点」、平野かおる島本町議は「橋下主義(ハシズム)は民主主義を壊すもの」、中西ともこ箕面市議は「大阪都構想」について、それぞれ報告されました。私も「検証:橋下前府知事の実績」と題して、知事選でのマニフェストから3年9か月にわたる実績について、報告をさせていただきました。「ファシズムは許さない!」という思いは、共通です。


11月4日 (金)   新名神・交通体系

午前10時から新名神・交通体系等対策特別委員会が開かれ、傍聴しました。案件は2件、@新名神高速道路の整備促進について、A新名神高速道路等の沿道まちづくりについて でした。
@については、新名神に関して、原地区や成合地区の工事状況や地下水流動対策検討委員会の報告、高槻東道路、関連する市道原成合線、南平台日吉台線、市道萩之庄梶原線の進捗状況についても報告がありました。新名神の工事では、高槻市内はトンネルが多いのですが、地下水はほぼ影響が無いとの結論でした。まさかという思いです。現名神の拡幅工事でも、地下水脈が変わり、タケノコが不作になったと聞いているのですが、あれだけのトンネル工事をするにもかかわらず、ほぼ影響が無いとは、信じがたいことです。

Aについては、成合地区、原地区、前島地区のまちづくり協議会の取組報告でした。

各委員から質問、意見が相次ぎ、いったん昼食のため休憩後、午後1時半まで審議が続きました。

午後2時からは、議会あり方検討会が開かれました。今日も熱心な議論が続きました。

夜は車を出していただき、わさび通信のポスティングでした。まだしばらくポスティングが続きます。


11月3日 (木)   女の風

友人の元阪南市議・澤ナオミさんが、16年間の議員生活を綴った『女の風〜女の風が街をやさしく変える』を出版されました。澤さんの議会リポートの表題が「女の風」でした。本の表紙も議会リポートと同じさくら色で、そこに一粒の真珠が静かに光っています。それは澤さんの輝きで、この真珠を眺めているだけで、心が洗われます。
また、表紙には、「よびかけあって ひとりがふたりに たすけあって ちからをひとつに よろこびをともに 光をくらしに」と歌われています。澤さんが女性議員として何をめざしておられたのか、この詩にすべてが凝縮されています。

澤さんは、阪南市で初の女性議員でした。泉州という保守的な地域で、女性の地位向上のために尽くされた16年間でした。議員をスタートされたのは1989年10月、私より2年先輩です。議会で「・・君」という呼び方を「・・さん」に変え、女性職員のお茶くみ廃止、学校での男女混合名簿の実現、学校図書館専任司書の配置、介護保険制度や阪南市立病院建て替え問題、阪神淡路大震災への救援活動など、自分が何をめざして行動を起こし、問題提起をしたのか、丁寧に書かれています。膨大な資料を残しておられたからこその記録です。

私が澤さんと初めてお会いしたのは、議員になって間もない1991年8月、以来、同じ大阪の市民派女性議員として、親しくさせていただいてきました。なんでも心から相談できる方でした。二人で取り組んだ一番の問題は、ノック知事のセクシャル・ハラスメント問題でした。このことも、本の中で綴って下さっています。

書き始められてから出版まで14か月かけられました。心のこもった市民派女性議員の素晴らしい記録です。ぜひ、ご一読ください。


11月1日 (火)   市民派学習会

第81回近畿市民派議員学習・交流会が尼崎市女性センタートレピエで開かれ、参加しました。
午前中は、津久井進さん(弁護士、阪神・淡路まちづくり支援機構事務局長)の「災害と復興ーあるべき制度とは?」と題しての講演でした。日頃は縁のない災害復旧、復興に関する法制度の説明から、阪神淡路大震災、東日本大震災を踏まえて、制度がどのように変遷してきているか、今後どうあるべきかなど、貴重な講演でした。
午後は、尼崎市子ども青少年局こども青少年企画課の方から、「尼崎市子どもの育ち支援条例」についての説明がありました。子どもの人権尊重を基本に、「社会全体ですべての子ども育ちを支える」という理念を実現していくための具体策を盛り込んだ条例です。
最後は、この7月に環境省から尼崎市理事に就任された福嶋慶三さんの「国と地方の政策づくり〜政権交代の中で〜」と題しての講演でした。環境省、内閣官房、渋谷区、尼崎市での政策づくりの体験から、国と地方の政策づくりを比較されて、これからの改革の展望を示されました。
津久井さんも福嶋さんも、そのあまりにもエネルギッシュな講演に、大いに刺激を受けた一日でした。

 

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