いきいき日誌

 

2011年10月
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最近の記事

11/10/28 (金)  委員会日程
11/10/27 (木)  郡山市へ
11/10/26 (水)  福島市へ
11/10/25 (火)  ガンバ大阪
11/10/24 (月)  検討会議
11/10/22 (土)  新スタジアム
11/10/21 (金)  災害廃棄物
11/10/20 (木)  発送作業
11/10/19 (水)  行政の責任
11/10/18 (火)  感謝の日々
11/10/17 (月)  発送準備
11/10/16 (日)  通信版下完成!
11/10/15 (土)  協働フェスタ
11/10/14 (金)  12月議会日程
11/10/13 (木)  農林業振興
11/10/10 (月)  環境放射線測定
11/10/9 (日)  家事
11/10/8 (土)  事例研究
11/10/6 (木)  松本市議会
11/10/5 (水)  豊田スタジアム
11/10/4 (火)  我慢基準
11/10/3 (月)  小さい秋
11/10/2 (日)  市政報告会
11/10/1 (土)  ヘルパー2級

過去の記事

   これより以前
10月28日 (金)   委員会日程

午後2時から個人情報保護運営審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、答申1件、諮問3件でした。
答申は、「下水道台帳管理システム」の導入についてでした。また、新たに諮問されたのは、「介護保険事業者管理台帳システム」の取り扱いについて、「薬事管理システム」の導入、及び「特定給食施設等管理システム」の導入についてでした。薬事管理システムと特定給食施設等管理システムは、新規に導入予定の保健所システムを構成する7システムのうちの2つです。残る5つも、まもなく諮問されるようです。
次回は11月30日とのことで、ちょうど本会議とぶつかります。以前は、議会中には審議会は開かれなかったのですが、最近は開かれることも少なからずあり、傍聴ができず、残念です。

11月に開かれる3つの委員会の日程が明らかになっています。お時間がありましたら、ぜひ、傍聴においで下さい。総務消防委員会では、9月議会で継続審議になった、京都大学農場の用地買収と整備に関して審議されます。ガンバ大阪のスタジアム建設の可能性はなくなりましたが、市から、何らかの報告があるものと思われます。

11月4日(金)新名神・交通体系等対策特別委員会(10時)
11月16日(水)市街地整備促進特別委員会(10時)
11月16日(水)総務消防委員会(1時)


10月27日 (木)   郡山市へ

今日は郡山市で、商業振興及び若年就労支援について、説明を受けました。具体的には、空き店舗活用支援事業、人材育成補助金事業、そして、若年雇用促進支援事業ですが、リーマンショック後、商店街の空き店舗対策、若年層への就労支援策は、全国各地自治体で共通する大きな課題です。地道な取り組みの最中での、今回の東日本大震災、若い方の厳しい就職難の現状に心が痛みました。

東日本大震災から学ぶためにはまずは現地へと、福島市、郡山市に伺いました。お忙しいなか、お時間を取っていただき、貴重なお話を伺うことができました。東日本大震災の復興を考えるとき、福島原発事故による原子力災害の問題から目をそらすことはできません。現実を直視し、向き合うことからこそ、本当の復興が始まります。東電、国の責任を私たちは問い続けなければなりませんし、関西にいる私たちに何ができるのか、模索していかなければなりません。

災害廃棄物に関する環境省の調査の件ですが、高槻市の対応については10月21日(金)の日記でご報告をしました。しかし、その後、新たな動きがありました。
大阪府から、調査票の回答欄に空欄があっても受け付けるという電話があったとのことです。その結果、設問1の検討状況は「c」ではなく、空欄にして高槻市は再提出しました。ほっとです。なお、設問2の検討状況については、前回提出の回答を変更していません。また、設問3〜6も空欄です。取り急ぎ、ご報告します。


10月26日 (水)   福島市へ

建環産業委員会の行政視察で、福島市役所へ、視察テーマは、震災復興対応についてです。東日本大震災に対して、地震及び原子力災害については、事前に資料を送って下さっていました。今日は、資料を踏まえて、下水道管路等の被害状況及び対応、経済活性化等における市の支援について、免震構造の市役所庁舎について、説明を受けました。福島市の震度6弱でしたが、やはり、福島原発事故による原子力災害の深刻さをあらためて感じました。12月には復興計画が策定されるようですが、一刻も早く国は支援策を具体化すべきです。
夜は郡山市で宿泊です。


10月25日 (火)   ガンバ大阪

ガンバ大阪は新スタジアム建設予定地を万博公園内に決定、昨日、吹田市長に正式に申し入れました(10月24日朝日新聞夕刊)。これで、京大農場(跡地)での新スタジアム建設は100%なくなりました。

今日は、堺・緑のミュージアム「ハーベストの丘」を見学してきました。広さは33ha、堺市立農業公園と民間会社が運営されている部分に分かれます。もともとゴルフ場計画があった土地で、バブルがはじけ、貴重な南部丘陵を残そうと、堺市、大阪府、国、そして、株式会社堺ファームが協力、用地取得、整備と進み、現在にいたっています。なだらかな丘陵を生かした敷地は、ヨーロッパの農業を思い起こさせるようでした。
動物も飼われていて、牛の乳搾り体験などもできますし、稲刈りや芋ほり、イチゴとりなどの体験もできます。陶芸やクラフト、グルメ体験の教室もあり、一日楽しめる公園でした。
平日でお天気もあまりよくありませんでしたが、それでも、保育園や小学校の校外学習など、多くの来園者でにぎわっていました。
また、駐車場横には、広い農産物の直売所「またきて菜」があり、朝の9時半オープン前から行列ができていました。地元農協が指定管理者になって運営されているのですが、確かに新鮮で安くて、行列ができるのも納得でした。
お忙しいなか、堺市産業振興局農政部農水産課、堺ファームの方にはお時間をとっていただき、ほんとうにありがとうございました。澄み切った空気と緑の中で半日を過ごすことができ、しっかりリフレッシュして帰ってきました。


10月24日 (月)   検討会議

午後1時から、第2回大阪府災害廃棄物の処理指針に係る検討会議が開かれ、傍聴しました。
まず、「新たに府民意見が477件あり、計1200件になったこと」「災害廃棄物処理の指針(骨子案)」の報告がありました。
次に、対象とする放射性物質について、前回はセシウムのみでいいということでしたが、横浜でストロンチウムが検出されたことから、慎重に判断していくことになりました。
今日のメインの議論は線量限度についてでした。
受入廃棄物量については、岩手県の資料から県が広域処理を考えている量は約50万トン、府が受入れようとしているのは柱材・角材及び可燃物です。現地のことをもっと知っておいたほうがいいと、次回は岩手県の方が来られ、どのような廃棄物なのか、汚染のデータなど、報告をされることになりました。
そして、環境省が焼却灰の基準を8000Bq/sとした算定根拠について議論されました。焼却灰埋め立て作業者の外部被曝線量を計算すると0.78mSv/年になることから、1mSv/年以下となっているとの説明でした。埋め立て作業者は、外部被曝だけでなく、内部被曝をする可能性もあるが、これらを含めて計算しても、1mSv/年以下になるということです。府民の不安もあり、周辺住民や子どもについても、計算をして示していこうと言われていました。
線量限度については、一般公衆の被ばくに対する線量限度は1mSv/年ですが、放射性固体廃棄物埋設施設地の管理期間終了後の公衆の線量基準上限は300μSv/年であり、クリアランスレベル(放射性物質とし扱う必要がない基準)は10μSv/年とのことでした。
予定されていた、処理工程ごと(埋立、焼却、選別、運搬、受入)の放射性物質濃度や線量率については、時間切れで、今日は議論されませんでした。

とりあえずの報告です。一番被曝するであろう埋立作業従事者の外部被曝線量が0.78mSv/年なので、大丈夫という考えに納得がいきません。従事者はすでに一般人と同じように外部被曝や内部被曝していて、あらたに0.78の負荷がかかるのです。結果的に1mSv/年を超えることになってしまう可能性が高いのではありませんか。特別に研修を受けた放射線取扱従事者でない以上、1mSv/年以下になるようにすべきではありませんか。1mSv/年を守れない作業はすべきではありません。

なお、府は傍聴者を28名としていましたが、来られた方は37名でした。いろいろ折衝し、全員が傍聴できました。会議の公開を弾力的に運用される府の姿勢は評価できます。また、今回はマイクも入っていて、よく聞こえました。分厚い資料もいただけました。次回は、もっと傍聴者が増えることでしょう。全員が入れるよう、聞けるよう、保障していただきたいものです。

夜6時から、大阪弁護士会館で、「原子力問題研究会」が開かれ、参加しました。こちらも今日は第2回目、伊方原発行政訴訟の主任弁護人藤田一良弁護士の伊方原発行政訴訟についての講演でした。今回の福島原発事故を予言したような、被告国に原発設置許可処分を取り消すように求める行政訴訟でしたが、裁判を担われた弁護士さんや科学者の方が多数参加されていました。久々に、熱い議論を聞かせていただきましたが、若いころ、いろいろ教えていただいた皆さんに、あらためて感謝!です。


10月22日 (土)   新スタジアム

今朝の朝日新聞、毎日新聞に、ガンバ大阪が、新スタジアムの建設地として吹田市の万博公園内に一本化したことが21日に明らかになった、との記事が大きく掲載されていました。この結果、高槻市でのスタジアム建設はほぼなくなったようです。井上吹田市長は前向きとのことですし、残るは吹田市議会がどのような判断をされるかにかかっているようです。

今日も朝からヘルパーの研修でした。授業にあきないよう次々とあてられるのですが、高槻市の介護施策等について聞かれてもすぐに答えられず、先生に「えっ、知らないのですか?」と言われて、冷汗の連続です。自分がいかに知らないかを、思い知らされて、いい刺激をもらう研修です。

夜は車を出していただいて、配布して下さる皆さんにお届けにまわりました。雨が降らず、助かりました。



10月21日 (金)   災害廃棄物

午前10時から決算審査特別委員会が開かれ、傍聴しました。今日は4日目です。一般会計の審査は終了していて、今日は特別会計の審査からでした。

午後からは、立命館大学衣笠キャンパスへ行き、「環境問題と行政」について、1時間半、パワーポイントを使って授業をしました。福島原発事故問題にもふれながらでしたが、熱心に聞いて下さいました。文学部対象でしたが、授業終了後の懇親会にもたくさん残って下さって、いろいろ質問を受けながら歓談、若い方との交流は楽しいです!私も「若さ」をもらってきました。

東日本大震災により発生した災害廃棄物について、環境省が地方自治体に、10月7日付で受け入れ検討状況確認の調査を行っています。調査は6問ですが、大阪府は18日に集約、環境省は21日に集約とのことでした。この調査への高槻市の回答に対して、メールやお電話等で、お問い合わせをいただいています。

本日、あらためて窓口の環境事業室に確認しました。高槻市は、2問目の「検討内容」に、「議会等から災害廃棄物の放射能汚染を危惧する意見があり、対応を慎重に検討中」と条件をつけ、さらに環境省への質問も付けたうえで、1問目の「検討状況」の3つの選択肢(下記参照)には、「C」の「受入れに向けた検討を行っている」に○をつけたとのことでした。
受入れを決めていないのですが、選択肢が3つしかないため、「C」を選んだとのことです。

他の自治体では、この3つからは選べないと、○をつけなかった自治体もあるようです。条件を付けたとはいえ、高槻市が実情に合わない「C」を選んだのは、極めて残念です。
調査主体である環境省は、なぜ、3つの選択肢以外に「その他」等の項目を設けなかったのでしょうか。また、選ばなくてもよいのなら、その旨を書いて、趣旨を徹底すべきです。

同じように受け入れを決定していないにもかかわらず、一方では、条件を付けて「C」を選んだ自治体もあれば、選ばなかった自治体もあるなら、調査結果は信頼できるものではなくなります。調査をする意味がありません。環境省のずさんな、かつ自治体は受け入れて当然とするような強引な調査のやり方は問題です。

なお、この調査内容については、山下けいき茨木市議が21日付のブログに掲載して下さっていますので、ご覧ください。

環境省調査
設問1検討状況
以下のA〜Cから選択して記入してください。
A:既に受け入れを実施している
B:被災地への職員派遣や検討会議の設置等の具体的な検討を行っている
C:被災地への職員派遣や検討会議の設置等は行っていないが、受入れに向け
  た検討を行っている


10月20日 (木)   発送作業

今日は午前9時から発送作業をスタート、お出でくださった皆さんのチームワークで、夕方には作業を終えることができました。お忙しいなか、駆けつけて下さった皆さん、ほんとうにありがとうございました!!!
次は、いよいよポスティングです。爽やかな秋、季節を楽しみながら、がんばります!


10月19日 (水)   行政の責任

金曜日は立命館大学で講義の予定です。テーマは「環境問題と行政」です。福島原発事故の問題も取り入れながら、行政の責任を考える授業です。話したいことが山ほどあって、取捨選択に困りながら、なんとか仕上げました。

夕方、友人の通うアトリエの展覧会に。友人の絵は、玉ねぎと賀茂ナスの油絵でした。ご自身で収穫されたからでしょう、力強いタッチで存在感のある玉ねぎと賀茂ナスに感動です。私も、自分を表現できる創作活動にチャレンジしたいのですが、まだしばらくは「鑑賞する」に徹します。


10月18日 (火)   感謝の日々

今日も発送作業の準備でした。昨日印刷したニュースやチラシを、総合市民交流センターの企画編集室で折作業、折機の調子が良くて、スムーズに終えることができました。車を出していただいての作業でしたが、これで、また一つ前に進むことができました。ほっとです。
発送作業のお手伝いに行きますよと、お返事もいただいています。皆さんの温かいサポートに、感謝の日々です。


10月17日 (月)   発送準備

「わさび通信124号」の校正を終え、住民自治をすすめる会ニュースや12月に開くセミナーのチラシの印刷も終えることができました。発送作業まで、まだもう少し準備の作業が残っています。がんばります!

市財政分析の会の有志で、民生費の分析にチャレンジすることにしました。今夜はデータ入力作業、無事にこちらも予定の作業が終わりました。こうして仕事が進んでいくと、肩の荷が下ります。ほっと一息です。


10月16日 (日)   通信版下完成!

3月11日の東日本大震災から7ヶ月が経ちました。福島第一原発は、いまだに収束の見通しがたっていません。今日は、大阪、京都で、脱原発の集会が開かれました。しかし、私は、参加をあきらめ、議会リポート「わさび通信124号」の原稿書きに集中しました。そして、夜、何とか仕上げることができ、お世話になっている印刷所に送りました。これでほっとです。早ければ、週末には、皆さんにお送りできます。少しでも早くお届けできるよう、発送作業、配布と、がんばります!


10月15日 (土)   協働フェスタ

今日もヘルパー研修受講の一日でした。高齢者の障害・疾病の理解、障害児者の福祉施策制度とサービスの概要など、3年後には前期高齢者に仲間入りする私としては、身につまされる講義が続きました。

合間を縫って、生涯学習センターで開かれていたNPO協働フェスタに行きました。主催は市民公益活動サポートセンターと高槻市です。各NPOの展示を見せていただき、着実にNPOが増えていることを実感しました。雨が降ったりやんだりの一日でしたが、会場は、たくさんの人でにぎわっていました。準備にあたられた皆さん、ほんとうにご苦労様でした。


10月14日 (金)   12月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。12月議会の日程が決まりました。
12月議会は、11月22日(火)が告示日で、議案書をいただきます。30日(水)、12月2日(金)が本会議で、議案説明、議案質疑が行われます。6日(火)、7日(水)の2日間は4つの常任委員会で、議案審査です。15日(木)、16日(金)は、本会議で、議案採決後、一般質問です。お時間がありましたら、ぜひ傍聴においで下さい。
なお、12月議会の市政報告会は、23日(金・祝)午後2時〜4時、総合市民交流センター第3会議室で行います。

11時からは、無所属議員会議でした。議会あり方検討会の報告や、豊田スタジアム・松本市議会視察の意見交換、その他12月議会に向け、さまざま意見交換を行いました。
視察については、北岡議員がビデオ撮影、DVDで記録を作成して下さいました。メモが追いつかなった点も、あらためてはっきりし、貴重な記録となりました。

午後から激しい雨になりました。こうして一雨ごとに、木々も色づき、秋が深まります。勉学の秋、遅れている通信原稿作成に励みます。


10月13日 (木)   農林業振興

午前9時から議会あり方検討会が開かれ、出席しました。次回から、いよいよ本格的な議論がスタートします。

午前10時からは、農林業活性化審議会を傍聴、改定農林業振興ビジョン(素案)が事務局より出され、審議されました。各委員からは、高槻の農林業をいかに活性化させていくかという視点から、貴重な意見が多く出されていました。今日の意見をまとめ、次回の審議会にもう一度はかられ、その後、パブリックコメントの予定です。

午後は市政相談、夜は大阪市内で打ち合わせと、今日もあわただしい一日でした。


10月10日 (月)   環境放射線測定

午後から、車を出していただき、市民有志で、市内の環境放射線の測定をしました。地表1センチのところと1メートルのところで、それぞれ1分ごとに4方向を測定、その平均値をだしています。市内はだいたいこの数値かなというのが把握できてきました。一日では終わらず、まだしばらく日数がかかります。こういうバックデータを持っておくといざという時にそなえ、安心です。


10月9日 (日)   家事

今日は家事に専念、気分転換の一日でした。あっというまに涼しくなり、冬の支度も始めました。


10月8日 (土)   事例研究

ヘルパー2級研修の2回目、今日も丸一日、講義を受けました。考えさせられたのは、ヘルパーとして訪問した際の、さまざまな場面でどのように対応すればいいのかの事例研究でした。順番に答えなければなりませんので、いつ自分があたるかとひやひやの連続です。双方向の授業、今日も緊張の一日でした。


10月6日 (木)   松本市議会

行政視察2日目、今日は午前9時半から松本市議会で、議会改革についてお話を伺いました。午後から議会があり、お忙しいなか、視察を引き受けてくださいました。

松本市議会は、各種調査で、議会改革度が高く評価されている市議会です。「身近な議会、行動する議会を目指して」と題しての議会改革の取組は、2007年8月からスタートしました。まずは、ステップアップ検討委員会を設置、2009年4月まで、計41回開かれました。進め方は各会派から出された53項目の検討事項について、10項目にしぼって、検討されました。驚いたのは、「自由公開」という言葉です。ステップアップ委員会も含め、議会の会議はすべて、市民の方に見て聞いていただいて当たり前という姿勢でのぞまれています。「原則公開」ではないのです。「身近な議会」をめざしておられるからでしょう、情報公開にも取り組まれていて、さすがに高い評価を受けられるのもうなづけました。
また、議会基本条例を2009年3月に全会一致で可決されていますが、その後も、議員一人ひとりが責任と自覚をもって議会改革を推進しようと、推進組織を設置、4部会に分かれ、企画、立案、運営を担っておられました。まさに行動する議会でした。

高槻市議会でも、議会あり方検討会が始まっています。先進市議会の取組みを学ばせていただき、私も高槻市議会の議会改革につなげていきたいとあらためて思いました。

松本市長は菅谷昭さんです。医師でもあり、チェルノブイり原発事故の医療支援活動にも参加され、小児甲状腺がんの研究者としても有名で、著書も多数出版されています。福島原発事故後、多忙を極めておられるとのことでした。市長として健診結果も公開されているのには、驚きました。

なお、2日間行政視察をいっしょに行った無所属議員6名は、福井浩二議員、吉田稔弘議員、北岡隆浩議員、高木りゅうた議員、和田孝雄議員、そして私です。6人での視察は初めてです。6人それぞれ政治的スタンスは異なりますが、皆さんの質問を聞かせていただくことで、担当の方のお話をより深く理解できました。
お忙しいなか、お時間をとってくださった豊田市、松本市議会の担当者の皆さん、ほんとうにありがとうございました。


10月5日 (水)   豊田スタジアム

無所属議員6名で、今日から行政視察です。初日は、豊田市にある豊田スタジアムを視察しました。サッカースタジアムの建設や運営、課題等について、説明を受けた後、スタジアム内を見学しました。

豊田スタジアムは4万人収容できる球技専用スタジアムで、故黒川紀章さんが設計されました。吊り下げる構造になっているため、柱がなく、スタジアム内の見通しがききます。そのため、選手と観客が一体となって試合を楽しめることが実感できました。スタジアム内には温水プール等もあり、建設費は約450億円(土地購入費含む)、年間の維持経費化約7億1000万円、使用料収入は約1億1400万円で、年間約6億円の市負担があるとのことでした。
豊田スタジアムは、もともと市政50周年事業の一環として、国際的スポーツイベント空間の導入を唱えた基本構想から出発しています。そのため、名古屋グランパスの本拠地ではなく、準本拠地です。試合は年間7試合ぐらいとのことで、市のイベント等でも利用されていました。ただ、芝生の養生には、時間と経費がかかるとのことでした。
豊田市は、トヨタ自動車の本社があり、関連企業も多く、法人市民税が多いときは400億円以上あったそうです。しかし、今は40億円代とのことでした。約450億円の建設費のうち、一般財源が約417億円です。ここまで負担できるのも、豊田市だったからでしょう。

スタジアムの周辺には住宅地はなく、高槻の京大農場の周辺環境とはまったく異なりました。4万人収容のサッカースタジアムを初めて見せていただきましたが、財政が厳しい折、自治体が経営するのは、なかなか大変だとあらためて感じました。

スタジアム見学後は、電車に乗り継ぎ、松本市へ到着、明日は、松本市議会で、議会改革について伺います。



10月4日 (火)   我慢基準

午後1時から議会あり方検討会が開かれました。検討項目の順番などを確認しました。

月初めになると、月末にだされたミニコミ紙がどっと届きます。月刊むすぶ9月号の「放射能汚染と向き合う、闘う」は読み応えがありました。「『安全基準』があるというのは間違い!疫学調査手法観察眼を磨くことが大切!」のなかで森住先生は、「安全基準」ではなく、「我慢基準」というべきだと指摘されています。放射線には、ここまでなら被曝しても安全というしきい値はありません。ただ、ガンの発生率から、日本では一般の人の年間被曝許容線量を1ミリシーベルト/年としているだけなのです。1ミリシーベルト以下なら絶対安全ではないのです。そうであるなら、「安全」ではなく、ここまでなら我慢するというべきで、「我慢基準」には納得です。「我慢基準」は人によって違って当然です。言葉に惑わされてはだめだと、あらためて思いました。


10月3日 (月)   小さい秋

議会が終わった途端、小さい秋が目に入り始めました。自宅から市役所に向かう途中にも、彼岸花が咲き乱れ、立派な柿が色づき始めていたのです。今朝は、この秋一番の冷え込みだったようで、本格的な秋の到来です。

議会開会中、連絡を控えていてくださった皆さんから、いろいろご連絡をいただいています。しばらくは、多忙な毎日です。


10月2日 (日)   市政報告会

午後2時から、総合市民交流センターで、9月議会の市政報告会を開きました。9月議会の議案の概要、私が何を問題にして質疑したか、中でも安満遺跡芝生公園等整備事業と放射能汚染の可能性のある災害廃棄物を高槻クリーンセンターで焼却するべきかどうかの問題については、時間を割いて、報告をさせていただきました。皆さんから質問をいただくことが、新たな気づきにつながります。おいで下さった皆さん、ほんとうにありがとうございました。
これまでは事務所で開いていましたが、今期からは少しでも多くの人に市政のことを伝えたく、交流センターで開くことにしています。お時間がありましたが、ぜひ、お気軽にご参加ください。

報告会が終わって、次は議会リポートの作成です。その前に仕上げなければならない原稿もあり、また、10月、11月と、いろいろテーマをいただいて、お話させていただく機会が続きます。その準備もしなければならず、まさに勉学の秋です。


10月1日 (土)   ヘルパー2級

10月から、ホームヘルパー2級の資格を取るため、養成講座に通うことにしました。毎週土曜にあるのですが、今日は第1回目でした。「福祉理念とケアサービスの意義」「サービス提供の基本視点」について学びましたが、目から鱗のお話の連続でした。受講生の中では、私はおそらく一番か二番の高齢者です。年明けからは実習もあり、かなり不安ですが、若い方々にまじって、半年間、がんばります!
 

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