いきいき日誌

 

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最近の記事

11/9/30 (金)  脱原発めざして
11/9/29 (木)  地域フォーラム
11/9/28 (水)  9月議会閉会
11/9/27 (火)  一般質問
11/9/26 (月)  処理指針
11/9/25 (日)  自治体財政(2)
11/9/24 (土)  2万%強制
11/9/23 (金)  市政報告会
11/9/22 (木)  質問準備
11/9/21 (水)  議事運営
11/9/20 (火)  府議会開会
11/9/19 (月)  環境放射線測定
11/9/18 (日)  自治体財政
11/9/17 (土)  スタジアム
11/9/16 (金)  説明責任
11/9/15 (木)  一般質問18人
11/9/14 (水)  継続審議
11/9/13 (火)  建環産業委員会
11/9/12 (月)  秋の気配
11/9/11 (日)  あれから半年
11/9/9 (金)  延べ32議員
11/9/8 (木)  質疑準備
11/9/7 (水)  本会議初日
11/9/6 (火)  議案調査
11/9/3 (土)  台風情報
11/9/2 (金)  議事運営
11/9/1 (木)  京大農場見学

過去の記事

   これより以前
9月30日 (金)   脱原発めざして

今日は東京へ、参議院議員会館会議室で開かれた脱原発を求める学習会に参加しました。呼びかけは、紀平悌子さん、清水鳩子さん、富山洋子さんの3人です。それぞれ婦人有権者同盟、主婦連、日本消費者連盟をを担ってこられた、女性運動、消費者運動の大先輩です。今日は、組織を離れて個人で学習をしようと企画されました。講師は天笠啓祐さん(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表、市民バイオテクノロジー情報室代表、日本消費者連盟共同代表)、「今こそ、原発に頼らない暮らし・社会の創出を!〜東京電力福島第1原子力発電所の過酷事故を見据えて〜」と題して、2時間あまりにわたり、講演をしてくださいました。その後は、質疑と意見交換、これから私たちがどのような報告で活動をしていけばいいのか、活発な意見が出されました。紀平さんのお誘いで参加させていただきましたが、学ぶことばかりの学習会でした。いい機会を与えていただき、感謝です。

なお、日本消費者連盟は、「“食べて応援”でも放射能は大丈夫?−消費者は汚染地の農漁民をどう支えればいいのか?−」という集会を開きます。東京で、10月9日です。安全な食べ物を求め、長年にわたり、有機農業に取り組む農家や漁師さんと連携し、信頼関係を築き、共同購入してきた消費者団体が、全国各地にあります。それぞれの団体が、東電により放射能汚染された可能性のある食べ物と向き合い、苦悩しています。貴重な集会です。私も飛んでいきたいのですが、やはり東京は遠くて、残念です。


9月29日 (木)   地域フォーラム

午後1時から、「障害者の地域での暮らしを問う!9/29高槻地域フォーラム」が開かれ、少し遅れてでしたが、参加しました。主催は高槻市障害児者団体連絡協議会、講師は北野誠一さん(西宮市権利擁護支援システム推進委員会委員長)でした。北野さんは、「障害者制度改革と地域生活の動向」と題しての講演でしたが、「障害者差別禁止法」「障害者虐待防止法」と「障害者総合福祉法」は車の両輪と、結ばれました。これからの一番の課題は、サービス支給決定の仕組みを変えることです。

フォーラム終了後、主催者の皆さんは、市役所前から大啓発パレードを行われました。お天気が良くてよかったですね。

ガンバ大阪の動きに関して、今朝の朝日新聞が報じています。
27日にガンバ大阪社長が井上吹田市長と会われたとのことです。

9月29日朝日新聞付「ガンバの新スタ建設地、協議継続 大阪・吹田市に報告」

なお、ネット上にはないのですが、読売新聞にも下記のような見出しで、ガンバ大阪に関する記事が出ていました。吹田市長は、12月議会に、新スタジアムを吹田市に寄付してもらう議案を提案の意向とのことです。
8月29日付読売新聞25面(スポーツ面)
G大阪の新球場「寄付収受」議案 吹田市長提案の意向


9月28日 (水)   9月議会閉会

午前10時から本会議が開かれ、昨日に続き、一般質問が行われました。私も午後に登壇、「市民と協働のまちづくり(条例制定)」、及び「災害廃棄物について」の2点について質問しました。今日は9人の議員が一般質問を行い、9月議会は閉会しました。
今夜は、とりあえずほっとしています。お忙しい中、傍聴においで下さった皆さん、ありがとうございました。私の議席からは、傍聴席がまったく見えません。しかし、登壇したとき、目の前に皆さんがいてくださると、ほんとうに心強く、元気が出ます。今後ともよろしくお願いいたします。

なお、安満遺跡芝生公園等整備事業に関する議案3件は、総務消防委員会での継続審査となっていますので、委員会開催日が決まりましたら、またお知らせいたします。



9月27日 (火)   一般質問

午前10時から本会議でした。常任委員会委員長の報告ののち、議案採決、議員提出議案5件の提案理由説明、質疑、採決などのあと、一般質問に入りました。今日は9人が終わりました。
私は、明日の午後の予定です。がんばります!

なお、安満遺跡芝生公園等整備事業については、約134億円の債務負担行為は補正予算からいったん削除し、あらたに、債務負担行為だけの補正予算の提案がありました。この補正予算も含め関連する3議案は、賛成多数で継続審査となりました。


9月26日 (月)   処理指針

午前10時から、「第1回大阪府災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」が開かれ、傍聴してきました。場所は、大阪府咲洲庁舎40階の共用会議室です。
今日は、第1回目のため、災害廃棄物処理に関する府の考え方、放射能に汚染されたおそれのある廃棄物の処理についての国の考え方、この国の考えや府民意見を基にした論点整理が示されました。今後、府としての処理指針を作成し、市町村等に受け入れ調査をしていくとのことです。放射能汚染された可能性のある災害廃棄物の受け入れには、あまりにも課題があることを実感した検討会議でした。

初めての咲洲庁舎、自宅からどれくらい時間がかかるかわからず、また、傍聴者10名となっていたので、これは抽選に漏れないように勢いをつけなければと、余裕を持って出かけたところ、1時間前に到着しました。待っていたところ、傍聴者は10名にならず、全員傍聴できました。ただ、広い会議室なのですが、マイクがないため、聞き取るのに苦労しました。化学の話が出てくるので、聞き取れないのはつらいことです。

終わるや市役所へ急いで戻り、一般質問の準備でした。がんばります!


9月25日 (日)   自治体財政(2)

先週に引き続き、午後3時から、自治体財政・連続講座が開かれ、参加しました。今日は最終回でしたが、今日も各地の市民派議員の方が参加されていました。2回の講座で、あらためて自治体財政の奥の深さを気付いたしだいです。まだまだ「奥の深さ」を学ばなければなりません。

講座終了後、お世話になっている美容院へ。いつものように短くしていただき、気分がすっきりしました。一般質問も迫ってきました。がんばります!


9月24日 (土)   2万%強制

午後1時から、「君が代」強制大阪府条例いらん!「教育基本条例」「職員基本条例」を許すな!全国集会に参加しました。会場は大東市サーティホールでした。
高橋哲哉さん(東京大学教授)は、「教育基本条例」の逐条解説をしながら、条例の思想を分析、これは「教育破壊条例」だと指摘されました。「教育は2万%強制」という知事のツイッター上での発言は、教育の根幹でもある自由を認めない、まさに教育の場を「強制収容所」とするに等しいものです。
野田正彰さん(関西学院大学教授)は、橋下知事について、関係者の方々からの聞き取りから精神分析をされました。
全国各地からや府内からの力強い報告も続き、9月府議会に提案予定の「教育基本条例」「職員基本条例」の2条例をなんとしても廃案にさせなければ、大阪の教育を破壊させてはならないという、熱気あふれる集会となりました。
なお、集会の様子は、Ustreamで、前半後半とわけて見ることができます。高橋さんの講演は前半に、野田さんの講演は後半にあります。

「君が代起立強制条例」と同じように、今回の2条例も知事提案ではなく、知事が代表の「大阪維新の会」府議団の提案です。府議団は条例案を議長に提出していますが、まだ議会運営委員会で正式の議案とはなっていないようです。しかし、9月26日(月)に行われる維新の会の代表質問では、質問事項にこの2条例に関する質問が入っています。インターネット中継もぜひご覧ください。


9月23日 (金)   市政報告会

毎月第4金曜日はWIBの日、夕方、平和を求めるメッセージを持って、JR高槻駅南で立ちました。今日は休日にせいか、通る人は家族連れが多く、雰囲気もゆったりとしていて、仕事を終えて帰られる方に比べ、気忙しさがなく、持っているメッセージを見てくださる方も多く感じました。早いもので今日で94回目です。継続は力なり、これからも立ち続けます。

9月議会の市政報告会を、10月2日(日)午後2時から開きます。場所は総合市民交流センター・第1会議室です。どうぞ、お気軽にご参加ください。


9月22日 (木)   質問準備

一般質問の準備に集中しています。担当課の方と、今回は激しいやりとりの毎日です。私も、次から次へと勉強しなければなりません。がんばります!

「ガンバ大阪のスタジアムを高槻に」と、署名活動をされていた「高槻にサッカースタジアムを推進する会」は、9月14日に市長に6万7228人の署名と要望書を提出されたとのことです。21日付朝日新聞にこのことが掲載されています。新聞では20日に提出したとありますが、推進する会のHPでは14日に提出とあり、総務消防委員会が開かれた日に提出されていたようです。

台風一過、急に涼しくなりました。こんな時こそ要注意です。皆さんもお体にはご自愛ください。


9月21日 (水)   議事運営

午前9時50分から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。27日、28日に開かれる後半議会の議事運営が決まりました。27日(火)は、4つの常任委員会委員長報告後、議案の採決、議員提出議案の審議、採決、そして、一般質問に入ります。一般質問は10人まで行います。28日は、残り8人の一般質問です。27日も28日も午前10時から開会です。したがって、16番目の私は、28日(水)の午後になります。がんばります!
なお、京大農場を買収し整備する件については、3件の議案が提案されていました。うち、防災公園のエリアを指定する案件及び整備を都市再生機構(UR)にお願いするという議案2件は継続審議となっていますが、買収費及び整備費の約134億円の債務負担行為については、市長は補正予算から削除しました。

議会運営委員会終了後、同僚議員のお母様のご葬儀に出席しました。97歳の大往生、心よりご冥福をお祈りいたします。

午後からは一般質問項目について、担当課からヒアリングでした。まだまだ時間がかかります。

心配していた台風15号は、高槻では大きな被害もなく、通過しました。しかし、各地で大きな爪痕を残しています。災害のニュースにふれるにつけ、心が痛みます。


9月20日 (火)   府議会開会

今日から大阪府議会9月定例会が開会しました。12月までの長期間にわたる議会です。初日の今日は、橋本知事の議案の提案理由説明が主でした。知事提案の議案一覧は府議会HPに掲載されています。来週から代表質問が始まります。インターネット中継もされますので、ぜひご覧ください。
大きな問題になっている「職員基本条例案」や「教育基本条例案」は、橋本知事ではなく、橋本知事が代表の「大阪維新の会」の府議団が提案することになっています。
私もこの2つの条例案には反対ですが、「教育基本条例案」については、大阪弁護士会会長声明自由人権協会声明が出されています。

非常に強い「台風15号」と秋雨前線の影響で、各地に大きな被害が出ています。名古屋市では100万人以上の方に避難勧告が出たとのこと、高槻市の人口の3倍の人にです。明日から明後日にかけ、台風は上陸、列島を走り抜けるようです。今年は大災害が続いていますが、さらに被害が大きくならないか、今夜は心配でたまりません。


9月19日 (月)   環境放射線測定

午後から、高槻市内の環境放射線量を測定するため、打ち合わせを行いました。簡易測定器ですが、現在の市内のバックグラウンドの傾向だけでも把握しようという計画です。測定できましたら、何らかの形で、ご報告させていただきます。

ガンバ大阪の新スタジアムの件、新聞報道は正確でないと、井上吹田市長が議員あてにFAXを出されています。いけぶち佐知子吹田市議の9月19日付ブログ「ガンバ新スタジアムに関する新聞報道について」に、そのことが掲載されています。市長のFAXでは、スタジアム建設募金団体が吹田市か高槻市かを決め、10月に発表とのことで、その後、吹田市議会でも議論になるとのことです。
なお、吹田市とガンバ大阪の過去の交渉については、中本みちこ吹田市議の2010年2月のブログに資料2点(「ガンバ大阪専用スタジアム3月議会提案見送り」「ガンバ大阪専用スタジアム今後の課題」)が掲載されています。


9月18日 (日)   自治体財政

午後3時から、自治体財政・連続講座に参加しました。主催は高槻市財政分析市民の会です。2年間、月1回のペースで学習を重ね、『わがまち高槻市のお財布事情』(500円)を発刊しましたが、その総まとめとして、財政とは何かを考えようと、2回の集中講座が開かれることになりました。講師は、初村尤而さん(大阪自治体問題研究所、主任研究員)、テキストは初村さんが執筆された『そもそもがわかる自治体財政』です。今日は市民派議員の方の参加もたくさんありました。次回は25日(日)午後3時からです。


9月17日 (土)   スタジアム

今朝の新聞に、ガンバ大阪の新スタジアムが吹田市で計画されていると報じられています。
取り急ぎ、リンクします。

読売新聞9月17日「G大阪の新スタジアム、万博公園内に建設へ」
関西産経9月17日「ガンバ新スタジアム 吹田市受け入れ協議」




9月16日 (金)   説明責任

14日(水)の総務消防委員会で継続審査になった件が、11月15日の読売新聞に掲載されています。お読みになった方から、今後について等、お問い合わせがありました。
継続審査になったのは、京大農場買収・整備に関する3件の議案のうち2件で、議案65号「都市公園を設置すべき区域の決定について」及び議案66号「(仮称)八丁畷地区防災公園に関する直接施行の同意について」です。議案69号「高槻市一般会計補正予算(第2号)」に含まれていた、約138億円の債務負担行為は、議会が2件の議案の継続審査を決めた後、市長が補正予算から削除しました。
3件とも議会が議決しないと、高槻市、京大、都市再生機構(UR)の3者で予定していた事業は動きません。「京大は、農場用地をUR及び高槻市に売却する」「URが京大から購入した用地は、URが整備して市に引き渡し、市は27年間にわたり分割して用地代及び整備費を支払う」「京大は、用地売却費で、木津川市にあるURの土地区画整理事業地内の用地を購入、URに農場として整備してもらったうえで、高槻から木津川市に移転する」という事業の枠組みは、動かなくなったのです。提案した議案が議会の意志で「継続」となった以上、議案を提案した市長サイドから、この「継続」の判断をどのように受け止めたのか、また今後の取組について、市民への説明が必要です。

一般質問の準備を始めました。担当課から関係資料をいただき、この週末は質問準備です。がんばります。


9月15日 (木)   一般質問18人

9時から無所属議員の会議でした。9月2日に開かれた議会あり方検討会の報告等について話し合いました。また、10月上旬に視察に行くため、その打ち合わせも行いました。

正午、一般質問の締切でした。9月議会は18人から通告がありました。市議会HPに、18人の質問項目一覧が掲載されています。
一般質問は、27日(火)、28日(水)に行われますが、私は16番目のため、28日(水)の午後の予定です。市長公約の「市民と協働のまちづくり(条例制定)」と、災害廃棄物(震災がれき)について、質問をします。お時間がありましたら、ぜひ傍聴においで下さい。
なお、27日(火)に一般質問は何人まで行うか等の議事運営は、21日(水)の議会運営委員会で決まります。

厳しい残暑が続いています。今日は久々に早い時間に市役所を出ることができましたが、焼けつくような暑さに、昼間の自転車は堪えました。「♪小さい秋」はまだ口づさめそうにありません。


9月14日 (水)   継続審議

午前10時から総務消防委員会が開かれ、傍聴しました。

京大農場用地を約138億円で買収し、公園を整備していくという案件(2議案と補正予算)については、全委員から質疑、問題指摘などの意見表明がなされました。公園整備に関して、ガンバ大阪の新スタジアム建設については議案には含まれていないのですが、整備に関する行政案の一つに入っていると本会議で答弁があったため、今日も、疑問が多数出されていました。
最終的に、このまま採決すべきという意見と、資料不足のため継続審査を求める意見が出され、賛成5、反対3で、継続審査となりました。慎重な対応を求める委員の方々は、周辺の住民の方への丁寧な説明や、10月から発足する基本構想検討会への公募市民や住民団体の参加など市民意見の反映の担保を求めておられました。

私も9日の本会議で説明を求めましたが、26億円もの整備費が計上されているにもかかわらず、その根拠は、古曽部防災公園を参考にというもので、積算根拠が出されていません。基本構想もこれから議論という時期に、とにかく用地を買い、整備費も計上するという手法が、そもそも間違いだと思います。
今後、いつ継続審査が再開されるかわかりませんが、透明性の確保と納得のいく説明が必要です。

なお、今日も傍聴の方が多く、定員20名を超え、せっかく来られたのに傍聴できない方もおられました。あらためて、皆さんの関心の高さを表しています。これからもこの問題については、傍聴者が多いことが予測され、その対応も考えなければならないと思いました。

委員会終了後、協議会が開かれ、4件の報告がありました。@第7次高槻市行財政改革大綱実施計画の取組と成果について、A高槻市行政評価結果報告書(2010年度実績分)について、B訴訟事件の現況について、C高槻市避難勧告等判断・伝達マニュアルの策定についての4件ですが、Cのマニュアルは、2009年9月議会一般質問で要望したもので、策定されてほっとです。


9月13日 (火)   建環産業委員会

午前10時から建環産業委員会が開かれました。案件は5議案でしたが、私は2議案に対して質疑、1議案には反対をしました。

反対したのは、古曽部防災公園の管理を指定管理者に行わせるという議案です。古曽部防災公園は、都市再生機構(UR)の防災公園街区整備事業という制度を使って、「防災」の鳴り物入りでできた公園です。地域防災計画では、住民が避難する場所ではなく、市北部の総合防災拠点となっています。この拠点に食料などを集め、ここから北部にある避難所に物資を供給するという位置づけです。今日にでも災害は起こる可能性があります。しかし、北部の総合防災拠点としてどのようにしてその機能を果たすのか、マニュアルすら策定されていないことが質疑で明らかになりました。2003年にこの事業は始まり、ヘリポートや耐震性貯水槽、雨水貯留槽などの防災設備が整備されていますが、実際に機能するための手立ては何も講じられていないのです。これでは、何のための防災拠点かわかりません。まずは市の直営で拠点機能が果たせるのか確認すべきと、この議案には反対しました。

もう1点質疑をしたのは、市道の路線認定と廃止についてです。地方交付税算定の際、市道の面積等も算定基準に入れられるため、路線認定及び廃止は非常に重要な議案です。しかし、なぜ認定なのか廃止なのか、理由が不明だったため、今後は提案時に「開発行為による」「寄付による」などの理由を明確にするように求めました。また、今議会では重用路線という、すでに市道として認定しているにもかかわらず、その一部分を、別の新しい市道として認定していた路線があることがわかりました。今後はこのようなことがないように、問題を指摘しました。

議案採決後は協議会が開かれ、4件(バリアフリー基本構想、新産業振興ビジョンの策定、企業立地促進条例の一部改正、新観光振興計画の策定)の報告がありました。

午後6時半からは、十三にある淀川文化創造館(シアターセブン)で開かれたフォーラム「続・原発『安全神話』溶融」に参加しました。1部は小出裕章さんが3.11以後に確信しておられることを話され、2部では、森啓太郎さん(子どもを放射能から守る全国ネットワーク)と小出さんによる、汚染された食物に関する議論でした。会場からの発言も含め、なかなか興味深い議論でした。あらためて食品の放射能汚染に対する私の考えをまとめなければと思っています。


9月12日 (月)   秋の気配

明日の建環産業委員会にそなえ、今日も担当課の方からのヒアリングの一日でした。

今夜は仲秋の名月、みごとな満月です。昼間は残暑が厳しいものの、夜はすっかり秋の気配です。虫の音を聞きながら、しばし名月を楽しみました。


9月11日 (日)   あれから半年

3月11日から今日はちょうど半年です。わたくしはまだ現地に行けていませんが、いまもなお避難所生活を送っておられる方、全壊の家に住み続け中ればならない方など、つらい現実が続いています。福島原発の状況もはっきりしません。そして、今日も地震速報が相次ぎました。関西でも、一刻も早く南海地震等にそなえた防災計画策定をしていただかなければと思います。

昨日、今日と、少しゆっくりさせていただき、鋭気を蓄えました。次は13日(火)の建環産業委員会です。がんばります!


9月9日 (金)   延べ32議員

午前10時から本会議が開かれ、議案質疑が行われました。計32議案のうち11議案に対して、延べ32議員から質疑がありました。私も、安満遺跡芝生公園整備事業、財政、京大農場用地買収・整備、児童家庭相談システム導入の4項目について、質疑を行いました。

京大農場用地買収・整備の件については、4時間にわたり、計12議員から質疑、意見表明がありました。今回の議案には用地費以外に整備費も計上されているのですが、その整備費の内訳も含め、どのような整備するのか全く明らかになっていません。しかし、約138億円の債務負担行為という予算は計上されているのです。何をつくるのか明らかでないまま、とにかく土地だけ買って、整備はあとからというような無責任なことは、議会としての説明責任も問われます。私も含め、このような提案に疑問を呈する質疑も複数の議員から出されました。
また、整備に関して、ガンバ大阪のスタジアム建設計画に関する質疑もありました。スタジアム建設には期限があるようで、現在の市のスケジュールでは、間に合わないのではとの指摘をされる議員もありました。
なお、8月5日の史跡整備等特別委員会で明らかにされた「中間報告」は、あくまでも行政案であること、今後、学識経験者等の検討会で基本構想が検討されますが、そのなかで、「100万人の劇場公園」という基本コンセプトや5つのゾーニングも変更の可能性があるとの答弁がありました。そこで、私は、安満遺跡は弥生時代に三島地方で初めて稲作を行った地域である以上、文化財の保存、利活用というなら、「農」のある空間を保存すべきではと提言しました。中心市街地だからこそ、「農」のある空間が必要です。
この件については、引き続き14日(水)の総務消防委員会で審査されます。

今日はたくさんの方が傍聴に来られていました。「京大農場」に関する議案がいかに関心が高いかを物語っています。
本会議が終わったのは午後7時、さすがに疲れました。


9月8日 (木)   質疑準備

明日の本会議質疑に備え、今日も朝から夕方まで、担当課とのヒアリングを続けました。草の根市民の代表として、しっかり質します!


9月7日 (水)   本会議初日

午前10時から本会議が開かれました。9月議会初日の今日は、議案の提案理由説明と、人事案件及び契約案件の4件のみ採決をし、お昼に終了しました。

午後からは、明後日の本会議質疑に備え、準備を続けました。なかなか質疑内容がまとまらず、今夜も奮闘しています。


9月6日 (火)   議案調査

明日から、9月議会がいよいよ始まります。この間、議案調査に集中してきました。体調管理に気を付けて、がんばります!

台風12号は、紀伊半島に甚大な被害をもたらしました。長時間にわたり大雨が降ったため、岩盤ごと崩れる「深層崩壊」が被害を大きくしました。被災地の光景は、半年前の巨大津波を思い起こさせます。私たちは、常に自然の脅威にさらされていることを忘れてはなりません。


9月3日 (土)   台風情報

台風12号はゆっくりとしたスピードで、各地に大きな被害をもたらしています。今日は、丸一日、台風情報を気にしながらの一日でした。高槻では現在のところ大きな被害は出ていないようですが、明日も雨のようで、心配です。

なお、高槻でどのような警報がでているのか、市内河川の水量を知るには、テレビでは、NHKのデータ放送でわかります。リモコンの「d」ボタンを押すと右下に警報が表示されています。また、左側の「河川水位・雨量」をクリックすると、芥川、檜尾川、女瀬川の水位がでてきます。
インターネットでは、気象庁「気象警報・注意報」から大阪府、高槻市クリックするとでてきます。また、河川の水位については、大阪府河川防災情報から、河川情報、三島地域の高槻市をクリックすると、テレビ情報よりも詳しくわかります。


9月2日 (金)   議事運営

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。理事者側から9月議会議案38件の提案理由説明があり、議事日程、議事運営が決まりました。
9月議会では、7日(水)の本会議は、人事案件2、契約案件2の計4件の提案理由説明と採決が行われ、他の議案34件については提案理由に説明です。
9日(金)の本会議では、34件の議案についての質疑です。
34件のうち、2010年度決算関係の議案15件を除いた19件については、13日(火)、14日(水)に4つの常任委員会で、審議されます。
27日(火)、28日(水)の本会議では、19件の議案採決後に、一般質問となります。
決算関係の議案15件は、決算審査特別委員会に付託され、10月17日、18日、20日、21日に審査されます。
私は、9日(金)本会議、13日(火)建環産業委員会、28日(水)本会議で質疑の予定です。お時間がありましたら、ぜひ傍聴をお願いいたします。

午後1時からは、議会あり方検討会が開かれました。各会派から出された検討項目などについて、もう一度会派に持ち帰り、検討をしてくることになりました。

<安満遺跡芝生公園整備について>

1日付の新聞各紙でも大きく報道されていますが、9月議会では、京大農場買収、整備に関する議案が出されました。京大農場が京都府木津川市の都市再生機構(UR)所有地に移転することを前提に、農場の土地を市が買収し、安満遺跡芝生公園として整備するという内容です。ただ、この農場の土地を一括して買うのではなく、下記の3つの部分に分けて買うという提案になっています。
@防災公園街区整備事業対象区域(約8.9ha)
A史跡公園部分(約6.4ha)
B道路部分(約0.7ha)

@は都市再生機構(UR)が京大から土地を取得、整備をしてから、市が買い戻すという手法です。「防災公園街区整備事業」という事業で、京大と高槻市との間にURが介在します。したがって経費は、用地費、防災施設などの整備費、事務費合わせて、計115億6000万円となり、うち国からURに36億7000万円補助されるため、市の負担額は78.9億円(A)となっています。この市の負担額の財源は、起債(借金)54.8億円、一般財源24.1億円です。
Aの史跡公園部分は用地費のみ、53.3億円(B)が計上されています。
Bの道路部分も用地費のみ、6.1億円(C)が計上されています。
9月議会に提案される事業費は、計138億3千万円(A+B+C)です。

@、A、Bのエリアは、安満遺跡芝生公園整備の基本構想が定まっていないにもかかわらず、市が決めてしまっています。具体的なエリアについては、史跡整備等促進特別委員会2011年8月5日付け資料本文P6 をご覧ください。

なお、基本構想の基本コンセプトについては、同じく8月5日別添資料の「安満遺跡芝生公園整備基本構想・中間報告」で、これまで説明のあった「遺跡」「防災」に、新たに「シンボル」を付け加え、「100万人の劇場公園」としています(P2)。このコンセプトについては、市が一方的に8月5日に明らかにしたもので、市民意見も聞いていませんし、私など特別委員会委員以外の議員は、意見を言う機会はまったく持たれていません。
そして、この基本コンセプトをもとに、5つのゾーニング(P5、P6)が決められています。これも8月5日に初めて明らかになったものです。5つのゾーニングのうち、賑わいゾーンと交流ゾーンが防災公園となっています。
さらに、この基本コンセプトをもとに、3案(スポーツ・健康系、芸術・文化系、環境・農業系、P7〜P9)が示されていますが、3案の違いは、防災公園に建てる建物(上面利用)が違うだけです。この上面利用に関する経費は、9月議会ではなく、あらためて提案されることになっています。

安満遺跡芝生公園整備事業についての議案は9月議会での提案は3件で、いずれも9日(金)本会議質疑後、14日(水)の総務消防委員会で審査されます。
(1)議案65号:都市公園を設置すべき区域の決定について
(2)議案66号:(仮称)八丁畷地区防災公園に関する直接施行の同意について
(3)議案69号:高槻市一般会計補正予算(第2号)について

(1)は、防災公園予定地を都市公園区域として決めるものです。
(2)は、防災公園街区整備事業をURにしてもらうことに議会が同意するというものです。
(3)は、補正予算の中に、債務負担行為として、「事業費138億3000万円、事業期間2012年〜2038年」が計上されています。

議員になって、萩谷総合公園整備、古曾部防災公園整備などを経験しましたが、基本構想策定や用地買収に至るまでに、議会でも時間をかけて説明がなされました。しかし、今回の安満遺跡芝生公園整備については、莫大な事業費であり、市民の関心の高い事業であるにも関わらず、あまりにも唐突な提案です。近隣の皆さんにも、何の説明もまだなされていません。このような検討、議論が不十分なまま、見切り発車でいいのでしょうか。


9月1日 (木)   京大農場見学

午後1時から、市民の皆さんとともに、京大農場本場を見学させていただきました。本館2階の講義室で農場の歴史や研究内容等の説明を受け、圃場を案内していただきました。梨やアスパラカスの選果場等施設、しっかり育ったイチゴの苗、大豆畑、アスパラ畑、ダイショ(熱帯性の山芋)畑、水稲と陸稲、ブドウの王者マスカットや巨峰のブドウ園、中国の梨や、菊水、幸水などの梨園など、ていねいに説明していただいて、ぐっと農場が身近になりました。80年にわたるの農場の取り組み、研究内容を聞かせていただき、心底、移転をせずに、このまま高槻で研究を続けていただきたいと思わざるを得ませんでした。

ご案内くださったのは北島宣教授、中ア鉄也准教授です。収穫という農場にとっても一番忙しい時期に、貴重なお時間を取っていただき、ほんとうにありがとうございました!

農場では収穫された農産物を午後1時から本館前で販売されていました。今日は巨峰があり、市民の方が、まだかまだかと並んでおられました。私たちも買わせていただきましたが、市販のものに比べ安くておいしいこと、おいしいこと!!!皆さんも電話で確かめて、ぜひお買い求めください!

なお、今日の新聞各紙には京大農場が木津川市へ移転することを前提に、この農場跡地を市が買収、史跡公園と防災公園として整備すると報じられています。これに関連する議案は3つあるのですが、これに関しては、申し訳ありませんが、明日の日記で説明をさせていただきます。皆さんにわかりやすくと書いているのですが、少し時間がかかっています。

台風12号が近づいてきています。今日も激しく降ったりやんだりの一日でした。いよいよ近畿直撃のようです。京大農場のたわわに実った梨やブドウ、稲なども、心配です。


 

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