いきいき日誌

 

2011年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近の記事

11/5/31 (火)  所管事務報告
11/5/30 (月)  内閣不信任
11/5/29 (日)  二料山荘
11/5/28 (土)  情報公開
11/5/27 (金)  政務調査費
11/5/26 (木)  がんばります!
11/5/25 (水)  所属委員会
11/5/24 (火)  臨時議会初日
11/5/23 (月)  20ミリ撤回を!
11/5/22 (日)  反原発議員連盟
11/5/21 (土)  爽やかな風
11/5/20 (金)  事故の真相
11/5/19 (木)  控室引越し
11/5/18 (水)  議会運営協議会
11/5/17 (火)  原子力ムラ
11/5/16 (月)  情報公開
11/5/15 (日)  「もんじゅ」廃炉に
11/5/14 (土)  いのちを問う
11/5/13 (金)  会派構成
11/5/12 (木)  教科書選定諮問
11/5/11 (水)  市のお財布事情
11/5/10 (火)  議員総会
11/5/9 (月)  収支報告書
11/5/8 (日)  FAX機
11/5/7 (土)  自治基本条例
11/5/6 (金)  浜岡原発停止
11/5/5 (木)  百貨店
11/5/4 (水)  発信
11/5/3 (火)  ピースウォーク
11/5/2 (月)  諸手続き

過去の記事

   これより以前
5月31日 (火)   所管事務報告

午前10時から建環産業委員会協議会が開かれ、所管事務報告がありました。建環産業委員会が審議をするのは、建設部、都市産業部、環境部、農業委員会の業務についてです。最初に各部の課長級以上の職員の紹介があり、その後、部ごとに、どの課がどのような仕事をしているか、その内容と現況、進捗状況の報告が続きました。資料はA4版58頁です。委員は、これだけの業務内容について、しっかりチェックしなければなりません。あらためて気を引き締めました。

維新の会・府議団提出の「起立強制条例」は、6月2日(木)に教育常任委員会で審議され、3日(金)の本会議で採決される予定のようです。5月27日(金)に提案され、わずか1週間で採決です。
この条例については、府民の間でも賛否が分かれる案件です。しかも4月の選挙では、公約には入っていませんでした。府民の声の反映が大切と思われるのなら、維新の会・府議団は、各議員が地元で説明会を開き、条例案の趣旨について自ら説明をされるべきではないでしょうか。
また、友人が、大阪維新の会のHPから地元議員の連絡先を調べ、電話したところ、「現在使われておりません」というアナウンスが流れる議員が複数おられました。あまりにも無責任ではありませんか。
過半数を制しているから、他の会派が反対しても強行するというのなら、民主主義を否定したファシズムです。民主主義はいかに少数の意見を反映するかです。問答無用の採決は、必ずや禍根を残すでしょう。維新の会・府議団の慎重な対応を心からのぞみます。


5月30日 (月)   内閣不信任

事務所で資料整理をしていると、今日は2人も営業マンがやってきました。一人は大阪からきたとのことで、箱に入った飲食物を買ってほしいとのこと、もう一人は市内の料理店で食べに来てほしいとのことでした。やんわりお断りをしましたが、先日も夕方に来られた方は、今日も1件も契約が取れないと、半分泣き顔で懇願されました。この時期、研修を受けたばかりの新人営業マンには、ついつい同情してしまいますが、心を鬼にして、お断りをするようにしています。新人の方はすぐにあきらめて帰られます。
ところが、朝は自宅に「某情報紙」の購読依頼がありましたが、ベテランの方のようで、粘り強く、断るのもなかなか一苦労でした。
営業の方もたいへんでしょうが、断るほうもつらいもので、恨まれないように気遣いながら断るのは疲れます。

今週、内閣不信任案を出す動きがあるようです。呆れかえります。菅総理では復興支援ができないとのことですが、東日本大震災で、東電の福島原発事故がなければ、もっとスムーズに取り組めたはずです。復興に取り組めない一番の原因は福島原発事故なのです。しかも、原発事故は、現在も進行形です。毎日発表される深刻な事実に、心を痛めるばかりです。
このような事故を引き起こした電力会社の体質、原子力行政を進めてきたのは自民党政権ではありませんか。良心的科学者には耳を貸さず、経済性優先で原発を進めてきた結果が、世界初のフクシマを引き起こしたのです。自民党にも大きな責任があるのです。
政争にあけくれる永田町、これでは政治不信がますます高まるだけです。



5月29日 (日)   二料山荘

梅雨入りしたとたん、台風2号で、激しい雨の一日でした。大雨と強風で、被災地が心配です。

今日は朝から二料山荘へ、高槻の奥座敷といわれるところです。濁流の芥川、田植えをしたばかりの原の水田、雨に濡れた新緑の輝きなど、普段の生活とは違う景色をながめ、古民家でおししいお料理をいただき、少し気分転換をさせていただきました。


5月28日 (土)   情報公開

午後2時半から、エルおおさか(天満橋)で開かれた講演会「原発と情報公開」に参加しました。講師は末田一秀さん(はんげんぱつ新聞編集委員)、主催は「知る権利ネットワーク関西」でした。末田さんは、過去の東電の事故隠しや電力会社と一体となって隠蔽する行政の体質を指摘され、市民の情報公開請求により明らかにされた文書で実態が明らかになった例から、いかに情報公開制度が重要かを話されました。また、次々と明らかになる福島原発震災での生命・健康にかかわる政府・東電の情報の隠ぺい事例を厳しく指摘されました。

東電と政府による情報隠しは、これでもかと言わんがばかりに続きます。情報公開法第5条第1項ロには、行政が開示しなければならない義務のある文書として、「人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公にすることが必要であると認められる情報」とあります。SPEEDIのデータは、まさにこれに該当するはずです。このデータを隠したことで、被曝してしまった人が多数おられます。データ隠しをした政府が罰せられないのは、納得のいかない限りです。また、次から次へと後から発表し続ける東電には、社会的企業としての資格があるとは思えません。


5月27日 (金)   政務調査費

午前10時から政務調査費運営協議会が開かれ、出席しました。今年度のメンバーは、会派の代表7人と、会派でない無所属5人ですので、計12人となりました。
協議会会長に山口議員、副会長に灰垣議員を選んだのち、事務局から昨年度の政務調査費運用状況についての報告がありました。各費目とも政務調査費総額の2分の1という上限を設けていますが、広報費を例にしての上限撤廃の意見も出されました。協議会の場はあくまでも運用の議論をする場ではないため、この議論をするなら別の場でいうことになりました。
なお、出納閉鎖(5月31日)が迫っていますが、2010年度の政務調査費収支報告書をまだ未提出の議員が6〜7人もおられるとのことでした。各議員が提出期限を守るよう、確認しました。

前島本町議の澤嶋真紀子さんが、23日(月)の早朝、天国に旅だたれました。任期途中でしたが、治療に専念するために4月末で議員辞職をされた矢先のことでした。ご家族が澤嶋さんのブログに、「お知らせ(お詫びとお礼をかねて)」を掲載されています。選挙後すぐに乳がんがわかり、この2年間、ご家族とともに病魔と闘ってこられました。しなやかな感性とやさしさの塊の方だっただけに、ほんとうに残念でなりません。あまりの急逝にまだ気持ちの整理ができませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。


5月26日 (木)   がんばります!

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。各委員の所属委員会等を確認し、10時20分から本会議が開かれました。本会議では、正式に常任委員会及び特別委員会の委員を選任、監査委員の同意、国民健康保険特別会計補正予算の議決などを行い、閉会しました。

私は、建環産業委員会、市街地整備促進特別委員会に所属することになりました。また、市民会館建て替え懇話会委員もさせていただきます。精一杯がんばります!

なお、市民会館建て替えについては、基本構想に基づき、今年度懇話会で議論を進めます。利用者の皆さん、ご意見等ありましたら、ぜひお寄せください。

府議会が開かれていますが、大阪維新の会府議団は「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例案」を提案しています。条例案は4条から構成されていますが、第4条では、教職員に起立による国歌の斉唱を義務付けています。
これは憲法で保障されている基本的人権の一つである思想・良心の自由をおかすものであり、教育への政治介入だとして、日本弁護士会会長大阪弁護士会会長大阪社会文化法律センター大阪労働者弁護団から声明や意見書が出されています。今夜は、6時から大阪城公園内の教育塔前で集会が開かれ、私も参加しました。
教育現場への政治介入を許さず、憲法で保障された基本的人権を守るため、何としてもこの条例は撤回させるか廃案にしなければなりません。
府議会では、自民、公明、民主、共産の4党ともこの条例には反対のようですが、過半数をとる維新の会府議団は、6月3日の本会議で採決をねらっているとのことです。まさに数に物を言わせた暴挙です。維新の会府議団には、条例案を撤回されるように、求めます。

「起立条例」に反対するアピールへの賛同も集められています。また府議会各会派への要請も呼びかけられています。ぜひ、皆さんもご協力ください!なんとしてもこの条例を通すわけにはいきません。


5月25日 (水)   所属委員会

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。議会運営委員会委員長、副委員長を正式に選び、休憩に入りました。
そして、議会運営委員会委員長(灰垣議員)、同副委員長(中浜議員)、議長(久保隆夫議員)、副議長(奥田議員)により、各議員の所属委員会や委員会委員長、副委員長、附属機関の委員などについて、会派間の調整が行われました。明日は午前10時から本会議が開かれ、所属委員会等が決定されますが、私は、希望していた建環産業委員会、市街地整備促進特別委員会に所属できるようです。

毎晩、午後9時から、MBSラジオの「たねまきジャーナル」を聞いています。福島原発事故に関する小出裕章さんの解説を聞くためです。今夜の放送は溶けた核燃料はどのような状態なのかというテーマでしたが、小出さんの解説を聞いていて、背筋が寒くなり、体が凍りつきました。世界初の悲惨な事態です。
小出さんは、東電の発表から、福島原発でメルトダウンが起こり、溶けた核燃料(2800度C)は、圧力容器の底を溶かして格納容器に落ち、さらに格納容器の底も溶かして、格納容器の下にある土台となっている分厚いコンクリートをも溶かし、地面の中に落ちていっているのではと指摘されたのです。映画『チャイナシンドローム』のようにはならず、地中のどこかでとまるが、今までになかった初めての事態が起きているのだと思うと言われたのです。対策は、原子炉建屋ぐらいの広さの土地の周囲に地中深く分厚い鉄板を入れ、溶けた核燃料がこれ以上地下で拡散しないようにすることだと言われました。

JR高槻駅北東地区にあったユアサ工場など、市内企業が引き起こした土壌・地下水汚染対策を思い出します。いったん地中に落ちた汚染物質は、どこまで汚染が拡大しているかの把握から汚染物質の除去、浄化はたいへんな作業です。地下は複雑な地層になっており、かつ地下水により汚染物質は動きます。時間を争う対策が迫られているこの事態を想像するだけで、気が重くなります。
小出さんは、早く政治の決断をと言われていました。しかし、ニュースでは、仲たがいをしていた民主党大物政治家2人のお誕生会が報じられていました。そこには飯館村のお酒もありましたが、過酷な労働条件のなかで対策に取り組んでいる現場労働者、故郷に帰れない住民、被曝の恐怖に不安な日々を過ごしている方々、風評被害に苦しむ農民、漁民の皆さんのことを考えるなら、お誕生会などやっている事態でしょうか。ほとほと呆れました。これでは、政治不信が高まるのは当然です。与野党超えて、この深刻な事態の収束に一致団結して取り組むべきではありませんか。

この「たねまきジャーナル」はほんとうにいい番組です。阪神の試合が延長になると、放送時間が遅れますが、連日、福島原発事故に関して、その日の東電・政府発表について必ず触れられます。小出さんは、誠実に解説して下さって、とてもわかりやすいです。しかも、今日は、飯館村の特別養護老人ホームの取材もありました。ぜひ、皆さん、お聞きください。パソコンでも聞くことができます。


5月24日 (火)   臨時議会初日

午前10時から5月臨時議会が開かれました。市長のあいさつのあと、休憩に入り、議長、副議長の調整が始まりました。
午後3時15分から再び本会議が開かれ、議長、副議長の選挙が行われ、議長には久保隆夫議員(市民連合)、副議長には奥田美智子議員(公明)が選ばれました。

選挙結果は、下記のとおりです。
<議長選挙>
久保隆夫議員(市民連合)28票、二木(無所属)3票、木本祐議員(みんなの党)3票、高木隆太議員(無所属)1票、白票1、
<副議長選挙>
奥田美智子議員(公明)27票、二木(無所属)3票、平井和樹議員(みんなの党)3票、灰垣和美議員(公明)2票、高木隆太議員(無所属)1票、

明日は、午前10時から議会運営委員会が開かれたのち、常任委員会、特別委員会、附属機関等の委員の調整です。


5月23日 (月)   20ミリ撤回を!

「学校等の校舎・校庭等の20ミリシーベルト/年の基準」の即時撤回を求めて、福島県内の保護者の皆さんが、今日の午後、文部科学省に行かれました。4月19日に文部科学省が20ミリしーべルトとした措置に対する抗議行動です。
放射線に影響を受けやすい子どもに年間20ミリシーベルトまで被曝を許容することに対しては、内閣官房参与の小佐古敏荘(こさことしそう)東大教授(放射線安全学)が、涙の辞任会見をされました。
子どもの健康優先の措置ではなく、放射能汚染の現状に合わせた措置としか思えません。

今日の申入れ行動のニュースを見て、文部科学省の「非情」に対して、怒りがおさまりません。福島からバスを連ねて来られた保護者の皆さんを、文部科学省は建物の中に入れませんでした。霞が関官庁が、住民や患者、被害者を建物の中に入れず、建物外で対応するあの光景、もう何度見たことでしょう。
昨日、菅井益郎さんは、講演の中で、「またしても足尾、水俣が繰り返される」と言われました。足尾や水俣のように、国や企業が被害の認定をどこまでするか、福島でも被害者は命をかけてたたかわなければならなくなるのではということです。
「1ミリシーベルトにしたら、今の福島県には住めない、現状に合わせている」とも菅井さんは指摘されていましたが、このままでは、数年後に必ず影響が出てくることでしょう。しかも原発事故は収束しておらず、今も現在進行形で、今後も予断を許しません。せめて子どもの被曝を最低限におさえるように、文部科学省は20ミリ基準を一刻も早く撤回し、あらたな措置を講じるべきです。

なお、撤回を求めるネット署名ができます。ご協力をお願いいたします。

闘病中の友人が、今日、天国に旅だちました。彼女には、どれだけ助けてもらったことでしょう。ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


5月22日 (日)   反原発議員連盟

午後1時半から、「反原発自治体議員・市民連盟」結成総会が開かれ、参加しました。会場は東京・全水道会館、全国から225名が参加、熱い集会となりました。
総会では、規約や行動計画、予算が承認されましたが、行動計画については議論が続き、最後に、自治体議会で反原発の議論を巻き起こしていくことが確認されました。役員として共同代表や運営委員が選出されました。
また、菅井益郎さん(国学院大学教授・市民エネルギー研究所)が、「飯館村を調査して―放射能汚染と今後―」と題して記念講演をされました。
東海村や浜岡原発等の報告もあり、最後に結成宣言を採択して、3時間半近くに及ぶ総会が終了しました。

「脱原発」ではなく、あえて「反原発」とするのは、「食品・水・大地が放射能汚染された⇒もう原発はやめよう」という意志をはっきりさせるためです。宣言にも書かれていますが、原発による放射能汚染で、現に避難を余儀なくされた数万の人々の姿は、原発推進が国民の生命と財産を奪うものであることを示しています。私も、各地の皆さんと力を合わせ、すべての運転中の原発の停止―廃炉を求めていかなくてはと、心しています。


5月21日 (土)   爽やかな風

第3土曜日の朝は子ども会のリサイクルごみ回収日、事務所から持ち帰った古い資料等、どっさり出し、一汗かきました。紙はやはり重いです。

夕方から、社会福祉法人四季の会の理事会に出席しました。

この季節、自転車には一番いい季節です。新緑を楽しみ、爽やかな風を堪能する毎日です。


5月20日 (金)   事故の真相

午前11時半から高槻ジェンダー研究ネットワークの世話人会でした。久々でしたが、今年度の取り組み等、いろいろ決めました。これまでは夜の会議でしたが、これからは昼間の会議になりそうです。

夜、PLP会館(大阪市)で開かれた学習会「福島原発事故の真相」に参加しました。講師は末田一秀さん(はんげんぱつ新聞編集委員)、主催は大阪平和人権センターでした。東日本大震災を引き起こした巨大地震のメカニズムから始まり、原発の仕組み、福島原発で何が起こったのか、今どのような状況なのか、しきい値の問題、放出された放射能による汚染の深刻な状況など、時系列にとてもわかりやすく話してくださいました。誰も原子炉を見ることができない現在、「事故の真相」は誰にもわからないと断言されました。

末田さんは、自治労の脱原発ネットワークのアドバイザーでもあり、個人的に「環境と原子力の話」というホームページをつくっておられます。「集会・イベント情報」には、大阪で開かれる脱原発関係の学習会等の案内が掲載されています。編集委員をしておられる『はんげんぱつ新聞』ができたのは1978年、全国各地の反原発運動の交流をめざし、毎月1回発行されてきました。現在まで30年以上もの長きにわたり編集委員をされていて、まさに原発問題の第1人者です。集会・イベント情報に掲載されている催しは、誰でも参加できます。お気軽にご参加ください。


5月19日 (木)   控室引越し

午前中、控室の引越しで汗を流しました。3人部屋から5人部屋への移動です。事前に机のなかの不要なものは持ち帰っていたのですが、それでも引越しは力が要ります。しかし、机やいす等すべて事務局の皆さんが運んでくださって、助かりました。私も少しは汗をかきました。
空いた部屋に、共産党議員団が引っ越され、共産党議員団だった部屋には自民党議員団が入られという具合に、玉突きで控室の引越しが続きます。公明党議員団以外はすべて引越しという、今までにない大移動となり、明日も議会では控室引越し作業が続きます。
とりあえず、私の座る場所が決まり、ほっとしました。パソコン配線や電話の設置など、控室として機能するには、まだしばらく時間がかかるようです。

午後からは、久々にごみ問題学習会に参加しました。会場は豊中でしたが、他市のさまざま問題を聞かせていただき、とても勉強になりました。

福島第1原発では、昨日、2号機と3号機に作業員が入りました。3号機の格納容器付近では160〜170ミリシーベルト/hだったとのこと、唖然とする高い放射線量です。事態はほんとうに深刻です。その上、このことを東京電力が発表したのは今日になってでした。
また、東電は今日になって、津波時の写真を公開しました。関連会社から入手したとのことですが、なぜ、2か月後なのか、信じられません。
東電には、少しでも早く情報を公開して説明責任を果たそう、真実を伝えようという姿勢はまったく見えず、自己保身で情報操作をしているとしか思えません。明日にはいったい何の発表があるのでしょうか。ほんとうに許せない独占企業です。

今日から大阪府議会5月定例会が始まりました。大阪秋の陣と言われていますが、この秋には大阪市長選、知事選が同時に行われる可能性があります。これから秋に向け、大阪府議会、大阪市議会での議論は、府民全体で考えなければならない重要なものです。知事の出す議案、維新の会が出す議案に対しては、しっかりチェックしていかなければと思っています。


5月18日 (水)   議会運営協議会

午前10時35分から議会運営協議会が開かれ、傍聴しました。議会運営委員会は、5月臨時議会で議会運営委員が本会議場で指名されてから発足するため、それまでは協議会となっています。
市長より4つの特別委員会の設置要請があり、了承、その後、会派構成が決まったため、本会議場の議席や控室の確認、5月臨時議会の議事運営、6月議会の日程、虚礼廃止の申し合わせの等の確認などが行われました。また、市長部局のクールビズに合わせ、5月16日より、本会議場でも委員会でも、ノー上着、ノーネクタイとなりました。

今日の協議会で、私たち無所属5人の控室も決まり、明日、引っ越しをすることになっています。今まで、1人部屋、2人部屋、3人部屋、4人部屋は経験しましたが、5人は初めて、机の配置等、なかなか難しいものです。

なお、6月議会の日程は6月13日(月)が告示日で、議案書をいただきます。
6月20日(月)が本会議初日で、濱田市長の施政方針が明らかにされます。
27日(月)は本会議第2日で、会派の代表質問、28日(火)は本会議第3日で、各議員による議案質疑が行われます。
6月30日(木)、7月1日(金)、4日(月)、5日(火)は、4つの常任委員会が開かれます。
7月14日(木)、15日(金)は、議案採決と一般質問です。
皆さん、6月議会は万障お繰り合わせのうえ、ぜひ、傍聴においで下さい!


5月17日 (火)   原子力ムラ

今日は5月臨時議会の告示日、議案書をいただきました。付議事項は議長選挙など13件ありますが、議案としては、市税条例一部改正の専決処分の報告と、国民健康保険特別会計補正予算のみでした。議案については、明日の議会運営委員会での説明後に、市のHPにアップされます。

夜は大阪市内へ。午後6時半から開かれた緊急学習会「原発を学ぶ」に参加しました。主催は大阪弁護士会、会場は弁護士会館でした。
日野行介さん(毎日新聞記者)は、「記者から見た“原子力ムラ”の閉鎖性と独善性」と題して、福井支局に敦賀駐在記者として3年間過ごされた経験をもとに、原子力ムラの実態から、何が原子力ムラを作ったのか、原子力を専門家にまかせっぱなしにし、国民みんなが「思考停止」状態になっていて、果たしてこのままでいいのかと、問題提起をされました。日野さんは、4月21日付毎日新聞記者の目に、「原子力ムラ」の閉鎖的体質を書かれています。
福本敬夫さん(大阪大学大学院理学研究科助教)は、「原発からの放射能による影響」と題して、原子力発電の基本的仕組みから、福島原発事故に即して、被曝の問題、放射能汚染の問題など、わかりやすく解説されました。特に、日が経過するについて毎日の放出放射線量は減少してきているが、放射線量は累積線量で考えなければならないことを強調されました。また、次々と被曝制限値が変更される問題、空気中よりも海のほうへ大量の放射性物質が流失している深刻な海洋汚染問題を指摘され、被曝労働者に対する対策等の問題提起をされました。そして、できるだけ早く事故の収束をというと、ずさんな管理のもとで被曝労働者を増やしかねず、きちんとした被曝管理のもとで、事態の収束を図るべきだと、強調されていました。

自宅に戻り、朝日新聞夕刊の1面を見て、思わず納得しました。題字の下にある「素粒子」に、「原子力村用語辞典」が出ていたのです。日野さんのお話の中で、原子力ムラでは不都合な言葉を意図的に必ず言い換えると言われ、「強制停電」を「計画停電」に等の例を挙げておられました。「素粒子」では、それをみごとにまとめてありました。なるほどです。

☆原子力村用語辞典☆
安全 = 危険が発覚しないこと
科学的合理性 = 学者が理解できる範囲
核燃料サイクル = 原発を永続させる呪文
想定 = 限界強度に収まること
送電網 = 電力会社のなわばり
損傷 = 溶けて崩れ落ちること
定検 = 隠れてする修理や交換
爆発的事象 = ようするに爆発
保安院 = 広報担当の協力会社
放射線 = 健康を増進するもの
立地 = 土地にカネを注ぐこと



5月16日 (月)   情報公開

国も東京電力も、情報公開、説明責任をどのように考えているのでしょう。福島第一原発1号炉がメルトダウンしていたことをようやく認めたと思ったら、今日になり、2号炉も3号炉もその可能性があると言い始めました。3つの原子炉が同時にメルトダウンを起こしていたとすると、今までの発表、違いはあれども燃料棒は水に使っているという発表はなんだったのでしょう。その発表をもとに、専門家の方をはじめ、いろいろ事態を推測していたのは、まったく無駄だったということになります。これが、「安全です」と言い続けてきた科学技術の現実の姿です。
また、今日、初めて、事故時当初のデータ等が明らかにされました。これは、一番重要なデータです。なぜ、このような資料が、今頃公開されるのでしょう。すでに1か月も前に事故収束計画でもある「工程表」が発表されています。正確な現状把握をしないまま、対策はたてられないはずです。
私には、今の政府や東電の対応は、私たちを愚弄したものとしか思えません。怒り心頭です。


5月15日 (日)   「もんじゅ」廃炉に

午後1時20分から、「もんじゅ」を廃炉に!関西集会が開かれ、参加しました。主催は、ストップ・ザ・もんじゅ、会場はエル・おおさか(大阪・天満橋)、参加者は200名を超えていたでしょうか、超満員でした。事前予約が必要でしたが、申込みが多く、私は予約できなかったため、当日券を求め、30分前に会場へ行き、並んでなんとか入場できました。

集会では、小林圭二さん(元京大原子炉実験所講師)が「福島原発事故を踏まえて もんじゅの現状」の講演をされたあと、大島茂士朗さん(ストップ・ザ・もんじゅ)の「地震・津波ともんじゅ」、小木曽美和子さん(原発反対福井県民会議)の「再開はあり得ない―原点に立ち返った視点から」、末田一秀さん(自治労脱原発ネットワーク)の「破綻した原子力防災」の報告が続きました。そして、平山誠さん(参/民主党・新緑風会)と福島瑞穂さん(参・社民党)が国会報告もされました。

プルトニウムを燃料とする高速増殖炉「もんじゅ」だけでなく、すべての原発の危険性を考えるうえで、福島原発事故の原因が、地震によるものなのか津波によるものなのか、まず、この点をはっきりさせなければなりません。小林さんも指摘されていましたが、福島原発の事故原因が、東電や国のいう「想定外の津波による全電源喪失」よりも前に、すでに地震で大きな影響を受けていたのではと推測されます。また、小林さんは「終わりの見えない事故」として8つの今後の問題点を指摘されていました。こうした集会に参加するたびに、マスコミでは報じられない事実を知ります。そうした現実に向き合い、廃炉への数十年にわたるであろう課題を考えるたびに、そして、昨日の講演会で提起された「いのち」を考えると、私の胸はズキズキ痛みます。私に何ができるのか、私自身が問われています。


5月14日 (土)   いのちを問う

午後1時半から、講演会「改めて生命(いのち)を問う―人体リサイクル時代を迎えて―」が開かれ参加しました。主催は現代医療を考える会、会場は現代劇場・文化ホールでした。

作家の高史明(コサミョン)さんの講演「いま深く命を見つめる」のあと、舟木淳さん(俳優・演出家)が「よだかの星」(宮沢賢治)、「生きる」(谷川俊太郎)を朗読されました。川見公子さん(臓器移植法を問い直す市民ネットワーク)の「ついに実施された小児の脳死移植の問題点」と題した特別報告、天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)の「いのち観変貌の社会史―原発事故と生命操作」と題した講演、最首悟さん(和光大学名誉教授)・神戸修さん(浄土真宗本願寺派僧侶)・山口研一郎さん(医師)の発言のあと、最後に、中嶌哲演さん(明通寺住職・原発設置反対小浜市民の会)の原発現地からの報告が続きました。

今日の会は、「生命(いのち)」とは何かを問い直す、私には貴重な講演会でした。福島原発の事故はまさに「いのち」を問うています。私が議員になるきっかけとなった、JT医薬研究所の反対運動も「いのち」を問うものでした。天笠さんは、「原子核をいじる」「生命のDNAをいじる」という、人間は犯してはならないことをしたことにより滅びるのではと危惧すると言われました。「安全」と言われ使い続けた農薬や化学物質は、多くの犠牲のもと、今や問い直されています。人間が自然を支配することはできません。原発も遺伝子組み換えも、やめるべきです。

会場で3冊の本を買いました。1冊は山口さんが編集された『生命(いのち)―人体りサイクル時代を迎えて』(緑風出版)です。今日は、この本の出版記念の会でもありました。この本には、山口さんをはじめ、八木晃介さん、最首さん、天笠さん、神戸さんの論がおさめられています。
高さんの『いのちは自分のものではない』(求龍堂)は、息子さんの自死から、生きることを問い続ける高さんのメッセージですが、政治の世界にいる私に対して、ともすれば忘れがちになる「いのち」の重さを、語りかけてくれる本です。
また、高草木光一さん編『1960年未来へつづく思想』(岩波書店)は、慶応大学教授の高草木さんの連続講義の記録で、吉川勇一さん、原田正純さん、最首悟さん、山口幸夫さんが若い学生に60年代について語られたものです。最首さんに本にサインをお願いし、「私も60年代が原点です」と申し上げると、この中にある、「所美津子のフェミニズムと全共闘」をぜひ読んでくださいとやさしく言われました。筆で「露が光る」と書いてくださったのですが、「生」がほとばしる書を、今夜は何度も何度も見つめています。


5月13日 (金)   会派構成

今日は会派届出締め切り日でした。新しい会派構成は公明8、民主・元気6、自民5、市民連合5、高槻維新2、みんなの党2、無所属5となりました。無所属は、福井議員、北岡議員、高木議員、和田議員、そして私の5人です。
18日の議会運営委員会で、5月臨時議会の議事運営とともに、各会派の控室も決定されます。高槻市議会では、原則、無所属は同室となっています。新議会の無所属は5名ですので、これまでの3人の部屋から、少し大きな部屋に引っ越さなければなりません。また、公明党議員団以外はすべて引っ越しとなりそうですが、大きな工事をしなくて済むようで、費用のことを考えると、ほっとです。18日以後は控室の引っ越し作業が続きます。

この間も、事務所に「おめでとう」と訪れてくださる方が続いています。ほんとうに、心強い限りです。皆さんのご期待にそえるよう、心を引き締める日々です。

久々に雨が上がり、さわやかな風が心地よい一日でした。こんな日は洗濯物がよく乾きます。朝から大洗濯をして、安心して出かけることができました。冬物衣類の整理はまだまだ残っていて、これからしばらくは晴れた日は、洗濯、洗濯です。


5月12日 (木)   教科書選定諮問

午後2時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。案件は2件、1件は、来年、市立中学校で使用する教科書について、各教科2社を選定するように求める選定委員会への諮問と、もう1件はこの選定委員の任命に関するものでした。諮問については教育委員から質問はなく、任命に関しては会議は非公開になり、定例会はあっというまに終了しました。傍聴者は3名でした。

この会議を私も含め、3人が午前10時開催と思っていて、10時に教育委員会室に行き、そこで初めて午後2時開催を知りました。3人ともそれぞれなんらかの形で12日午前10時開催を確認し、手帳に書き込んできていました。しかし、確かに市のHPにも、5月10日号の広報にも、午後2時開催となっていて、3人ともどうして間違ったのか、狐につままれたようで、釈然としませんでした。ただ、12日の会議の案内を10日号の広報に載せるのいかがなものかと抗議、改善を求めました。

福島第1原発は、今日の東電発表で、推定されていた以上に深刻な事態であることが明らかになりました。作業員が入り、水位計を調整した結果、圧力容器の水位は低く、約4mの核燃料棒は水にまったく浸かっていなかったのです。つまり、炉心溶融(メルトダウン)が起きていて、圧力容器も格納容器にも穴が開いており、水が漏れ続けていたのです。いつの時点かわかりませんが、空だき状態で2800度になった核燃料棒が圧力容器の底に溶け落ち、高熱で圧力容器の底にも穴が開き、さらには格納容器も穴が開いていたのです。水棺にするために注入してきた水約1万トンは、高濃度の汚染水となってどこかに消え続けていたのです。事故から2か月、今までの東電の発表は何に基づいていたのでしょう。バラ色の夢を振り撒いてきた最先端の技術が引き起こしている事態に、今起こっている状況すら正確に把握できず対策をたてられない事態に、心底いたたまれません。
現場で作業にあたられる労働者、故郷を離れざるを得ない住民、放射能汚染で被害を受けた農民・漁民・周辺住民、ほんとにつらい現実です。


5月11日 (水)   市のお財布事情

「高槻市の財政ってどうなっているのかな?」と市の財政に関心のある市民が集まって、「高槻市財政を分析する市民の会」が始まりました。2009年5月のことです。私もメンバーに入れていただき、一緒に勉強をさせていただきました。
以来、毎月1回のペースで勉強会がもたれました。過去20年分の決算カードをパソコンで入力することからスタート、耳慣れない財政用語の意味を学び、経年変化のグラフを読み、他市比較をしたりと、勉強会は回を重ねました。
そして、ここまでの報告書として、この3月に、冊子『わがまち高槻市のお財布事情』がまとまりました。
ここまでこれたのは、初村尤而さん(社団法人大阪自治体問題研究所理事・主任研究員)のおかげです。高槻市にお住まいだったこともあり、毎回、詳細なレクチャーをしてくださいました。
「財政分析」にはほど遠いものですが、ここまでの作業で、それぞれが多くのことを学びました。これからは、市の財政状況を市民ももっと知らなくてはという思いで、今回、発刊されたものです。地方自治体の財政状況について住民がまとめるのは、関東の自治体ではいくつかの市で行われていますが、関西では初の試みで、貴重な報告書です。
A4版38ページで、500円です。二木事務所でも扱っていますので、ぜひ、お申し込みください。お送りする場合は、送料100円をお願いします。


5月10日 (火)   議員総会

午前10時から、改選後初の議員総会が開かれました。本会議場にはアイウエオ順に着席し、各議員、理事者側の自己紹介ののち、濱田新市長あいさつがありました。その後、全員協議会室に場所を移し、議会運営等の様々な説明があり、最後に本会議場で記念撮影を行って、総会は終了しました。

新人の方には12日(木)にあらためて説明会があります。
13日(金)は会派届出の締切日です。
18日(水)に、議会運営委員会が開かれます。この日には、議会控室も決まります。
24日(火)〜26日(木)は臨時議会で、議長や副議長を選出、各議員の所属する委員会等も決めます。臨時議会の告示日は17日(火)ですので、議案の有無は、その日に明らかになります。

5月臨時議会後に開かれる6月議会では、濱田新市長の施政方針が明らかになります。各会派、各議員がどのような対応をするか、また、各議員が掲げた公約について、6月議会ではどのような質問、発言をされるのか、ぜひ、6月議会は傍聴においで下さい。日程が決まりましたら、また、ご案内します。

今回の選挙で、高槻市議会では女性議員が12人となりました。定数は36人ですので、女性議員比率は33.3%となります。20年前は、40人中4名でしたので、10%でした。政策決定の場への女性の参加を進めることは男女共同参画の大きな課題ですが、高槻でもやっとここまできました。
しかし、本会議場の理事者席は、20年前も今も女性ゼロです。女性が座られるのは、いつになるのでしょうか。私が在任中に、ぜひその日がきてほしいものです。


5月9日 (月)   収支報告書

今日は選挙収支報告書の締切日、夕方に選挙管理委員会へ行き、提出しました。
この報告書の作成にはかなりの集中力と時間が必要です。前回から少し書式が変わっていましたが、前々回に作成してあったエクセルの表を使って、領収書を費目ごとに分類して入力しました。物品を購入したお店の住所や店名、明細も入力しなければなりません。レシートには、店名と電話番号は書いてあっても、住所がないものもあり、ネットで住所を調べなくてはなりませんでした。
提出した収支報告書、および収支報告書には計上しない経費など、選挙費用については、あらためて報告をさせていただきます。

カラーののぼり旗等の洗濯をして下さっていた方からもきれいな洗濯物が届きました。さまざまな形で支えてくださる皆さんに、感謝!感謝!感謝!です。

これで、ようやく選挙に一区切りつけることができました。ほんとうにほっとです。

明日は議員総会が開かれます。いよいよ新議会のスタートです。


5月8日 (日)   FAX機

これまで全議員に、市のFAX機が自宅(ないしは事務所)に設置されていました。基本料金は市が負担、使用料やインクリボン代等は議員が負担していました。
市のFAX機設置は、ちょうど私が初当選時にできた制度です。他市の議会でも、この制度ができていました。私は「けっこうです」と申し上げたのですが、議案告示をFAXで送信する必要があるため、全議員が対象になっていると言われ、自宅に設置されました。
しかし、電話機もFAX機能が付いたものが多くなり、何もFAX専用機を置かなくても、自宅の電話機でFAXを受信できます。
そこで、3月に要綱が改正され、市のFAX機設置は希望者のみとなりました。
私も、今期よりFAX機を市に返却し、今後、議会からのFAXによる連絡は、自宅電話で受信することにしました。少しでも、議員への税負担が減らせたらという思いです。

なお、自宅に設置していた市のFAX機の番号は、すでに数年前から封筒や名刺等から削除してきました。今後、自宅へのFAX送信は自宅電話番号と同じですので、どうぞよろしくお願いいたします。


5月7日 (土)   自治基本条例

午後3時から、セミナー「市民自治とは?自治基本条例とは?」に参加しました。主催はたかつき市民活動ネットワーク、会場は総合市民交流センター、講師は中川幾郎さん(帝塚山大学大学院法政策学研究科教授)でした。
中川先生の講演は1時間半にわたり、「自治基本条例制定の意義」「自治基本条例を必要とする時代背景」「自治基本条例に関わる幾つかの重要概念を通して」「自治づくりを考える」「職員も市民としてめざめる、生きる」「真の地方分権を実現するために」と、自治基本条例についてとてもわかりやすいものでした。
民主主義を地域で実践するためには、条例制定は欠かせません。条例制定が絵に描いた餅ならないよう、中川先生は、条例策定時から気を付けなければならない点についても、他市の実例をあげながら話されました。
「自治基本条例の制定」は私の公約の一つでもあります。高槻での条例制定の必要性を、あらためて再確認しました。

この2年間、土曜日は大学院に通っていて、市民運動の学習会等にあまり参加できませんでした。これからは地元にはりついて、勉強をさせていただきます。いろいろな企画がありますが、ぜひ、お声かけください。室内だけでなく、フィールドワークなど大歓迎です。どうぞよろしくお願いいたします。


5月6日 (金)   浜岡原発停止

夜、事務所で、選挙ご苦労さん会を開きました。一週間の選挙戦に初めて関わって下さった方も参加して下さって、なごやかな会となりました。
選挙戦では、選挙カーの運転は男性、マイク係は女性という役割分担がありがちですが、私の場合、女性ドライバーも多く、また今回は、男性の方が3人もマイク係を担って下さいました。とても聞きやすく、大好評でした。
1週間のうち5日間も雨で、予定通りには街頭演説がこなせず、つらい選挙戦でもありましたが、皆さんのお力で花を咲かせることができました。
さあ、気合を入れて6期目のスタートです。民主主義のありようが問われる4年間になりそうです。応援して下さった皆さんとともに、がんばります!

自宅に戻り、菅首相が浜岡原発全面停止を打ち出したことを知りました。福島第1原発の現況を真摯に受け止めるなら、東海地震の震源域にある浜岡原発停止は当然のことです。浜岡原発に対しても、反対運動が長年にわたり取り組まれてきました。佐野けいこ静岡市議もその一人です。福島第1原発の連日の報道から、私はまだ予断を許さない状況だと考えていますが、そのようななか、少しほっとしました。菅首相の決断も世論があってこそです。すべての原発停止を求めて、これからが正念場です。


5月5日 (木)   百貨店

久々に西武・高槻店に行って、びっくり仰天、4階が大きくリニューアルされ、大好きな日用雑貨の店舗がずらりと並んでいるではありませんか。赤ちゃん本舗、ユニクロが入り、お客さんが増えてきたこともあるのかもしれません。こんな便利なものがあるのかと、驚きの連続で、ウィンドウショッピングの楽しみが増えました。
お店の人に聞くと、昨日オープンした大阪駅前の三越伊勢丹の影響もあるようです。私の年齢になると、売り場面積の広いお店よりも、高槻の西武や松坂屋の広さがちょうどです。36万人の人口のまちに、駅前に2つの百貨店があるのは珍しいこと、中心市街地活性化のためにも、2つの百貨店を大切にしましょう!
今日は、4階の催事場で北海道物産展が開催されていて、思わず、駅弁等を買いこんでしまいました。九州物産展の予告もありましたが、東北物産展もあればいいですね。震災復興のために、福島や岩手産の物産をしっかり買うのですが・・・。

今日も、日中は汗ばむくらいの陽気でした。青空のもと、新緑が美しい季節です。言葉で言い尽くせないくらい、緑色がたくさんあり、生命の息吹を感じます。輝く緑を見るたびに、選挙で疲れた体も生き返ってくるようです。


5月4日 (水)   発信

今日は五月晴れの一日でした。芥川商店街でも、昨日今日と、ジャズの音色に心が弾む一日でした。そして、事務所で資料整理に追われました。

今朝、岡本茂前議員がブログ「ひとりごと」をいったん休止されたことを知りました。私も愛読者でしたので、休止はほんとうに残念です。でも、きっとまた違う形で発信をされるのでしょう。楽しみにしています。10年にわたる毎日更新、ほんとうにごくろうさまでした。そして、ありがとうございました。

私が、いきいき日誌を書き始めた理由の一つが、岡本前議員のブログでした。同じ年齢で、同じ生まれ月、それなら私もと始めたのですが、毎日更新はほんとうにつらいものです。「ひとりごと」がなければ、私もここまで続けられたかどうかわかりません。私の場合、いきいき日誌のコンセプトは、草の根市民としてどのように考えるかをできるだけ発信することにしています。この場が、短い時間で文章をまとめる訓練の場にもなりました。いい刺激をいただいて、ほんとうにありがとうございました。

これからも、毎日更新を続けることができるよう、そして、できるだけコンパクトな文章になるように、がんばります!


5月3日 (火)   ピースウォーク

今日は憲法記念日、毎年行われている「高槻ピースウォーク」に参加しました。総合センター前で30分ほど集会をした後、11時から11時40分まで、市役所から阪急高槻市駅北、中央郵便局、松坂屋、そして市役所前といういつものコースを、歩きました。今年は第12回目ですが、回を重ねるごとに参加者は増え、今日は100名を越えていました。そのせいか、平和を求める声が大きく響き、力強いウォークとなりました。ジャズストリートに来られた方々にも、しっかりアピールできたのではないでしょうか。
それにしても、今年は脱原発を求める手づくりメッセージが目立ちました。心のこもった手作り作品は、なんといってもアピール力があります。皆さんの創造力に感心するばかりでした。

大震災後の憲法記念日、各紙の社説は大震災と憲法について触れています。読売の緊急事態について基本的人権を束縛する規定を憲法に盛り込むべきという主張に対して、朝日、毎日は、すでにある災害対策基本法等で対応できるのではないだろうか、基本的人権については慎重に対応すべきというものです。福島第1原発事故がいまだに収束しないなかで、生活支援から復興への経過のなかで、何が問題であったのか、十分な検証が必要です。

午後からは、選挙カー用看板、選挙事務所用看板など、選挙グッズをすべて事務所の奥に片づけました。かなりの力仕事でしたが、久々に汗をかき、かえって体がすっきりしました。



5月2日 (月)   諸手続き

選挙から一週間、昨日は丸一日ゆっくりさせていただきました。おかげさまで、ようやく7時間熟睡することができ、体が少し軽くなりました。
1日はメーデー、参加できず、残念でしたが、体調を優先させていただきました。

今日は朝から議会へ、議員の登庁ランプや控室の表示も、新しくなっていて、新議会が始まったことをあらためて実感しました。
4月分政務調査費収支報告書の提出や新議会に関係する書類等の提出もすませ、「さあ、これから」と気合を入れています。
 

■ご意見・ご要望はこちらから
wasabi@osk3.3web.ne.jp

     
         

©二木洋子事務所