いきいき日誌

 

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最近の記事

11/2/24 (木)  議案調査
11/2/23 (水)  3月議会議案
11/2/22 (火)  明日は告示日
11/2/21 (月)  デスクワーク
11/2/20 (日)  議会基本条例
11/2/19 (土)  男女共同参画
11/2/18 (金)  教育委傍聴
11/2/17 (木)  暖かい日
11/2/16 (水)  説明会
11/2/15 (火)  発送作業完了
11/2/14 (月)  図書館協議会
11/2/13 (日)  春よ来い!
11/2/12 (土)  発送準備完了
11/2/11 (金)  都構想を越えて
11/2/10 (木)  府議会議案
11/2/9 (水)  交通体系特別委
11/2/8 (火)  通信校正終了
11/2/7 (月)  市川房枝さんDVD
11/2/6 (日)  審査会終了
11/2/5 (土)  通信編集
11/2/4 (金)  中間報告出ず
11/2/3 (木)  市民派議員交流
11/2/2 (水)  市街地整備
11/2/1 (火)  委員会準備

過去の記事

   これより以前
2月24日 (木)   議案調査

今日も丸一日、議案説明が続きました。「骨格予算」とはいえ、気になる予算も多々あります。質疑項目を縛るのに時間がかかりますが、がんばります!

なお、私は、来週3月2日(水)本会議、3月4日(金)本会議、3月8日(火)建環産業委員会で質疑の予定です。5期目最後の質疑の機会です。お時間がありましたら、ぜひ、傍聴をお願いいたします。

春到来を思わせる暖かい一日でした。そろそろ花粉が飛び始めています。今のところ症状は出ていませんが、油断大敵です。発症しないよう、免疫力を高めておかなければなりません。栄養バランスを考え、睡眠をしっかりとる、努力の毎日です。


2月23日 (水)   3月議会議案

今日は3月議会の告示日、分厚い議案書をいただきました。議案数は計36件(人事案件1、報告案件1、契約案件1、補正予算案件9、条例案件10、その他案件3、2011年度予算案件11)でした。うち2011年度一般会計予算は、4月の市長選挙で選ばれた新市長が政策を行う予算として20億円を予備費に入れた、「骨格予算」です。議案概要は、25日(金)に開かれる議会運営委員会後に、市のHPに掲載されます。

朝から、各部の議案説明が続きました。明日も一日、議案説明が続きます。3月議会は5期目最後の議会です。草の根市民の目線で市政を厳しくチェックするため、しばらくは議案調査に集中させていただきます。


2月22日 (火)   明日は告示日

昨年秋に購入した自宅用PC、起動時のトラブルが続いていましたが、リカバリーをするなど、ごまかしごまかし使っていました。しかし、スムーズに起動しません。メーカーサポートセンターとのやり取りの結果、修理に出さなければならない事態であることが判明しました。3月議会前の大事な時期ですが、きっぱりあきらめます。しばらくは、以前のゆっくりPCでゆったり仕事をすることにしました。

明日は3月議会の告示日、議案書をいただきます。会派の方々には、すでに先週から説明が行われていますが、無所属の私は明日からです。体調を整え、しばらくは議案調査に集中させていただきます。


2月21日 (月)   デスクワーク

先週、議会リポートをお送りしましたところ、皆さんから、暖かい激励のお言葉をいただいています。ほんとうにありがとうございます。がんばります!

23日(水)は3月議会告示日です。議案書をいただきますので、以後は議案調査で、議会で過ごします。そのため、今日はたまっていたデスクワークに集中しました。

暖かく、いただいた桃色のチューリプの花が、急に咲き始めました。春はそこまで来ているようです。


2月20日 (日)   議会基本条例

午前10時から、「市財政を分析する会」に参加しました。毎月1回の割合で進めてこられた学習会ですが、いよいよまとめも大詰めを迎えています。

午後1時からは、茨木市で開かれた市民と議員の条例づくり交流会IN関西「議会は何をするところ?〜関西発!みえる議会 わかる議会 いかす議会」に参加しました。基調講演は、「議会は何をするところ?いま自治体議会に問われていること」と題して、廣瀬克哉さん(法政大学教授)が講演されました。とてもわかりやす講演で、あらためて「議会」とは何かを考えさせられました。
いろいろ質問が出されていましたが、「議会を敵にまわす風潮」については、ワイドショー的に首長が誇張している場合もあり、マスコミの力を借りるのではなく、「うちはましだよね」とローカルに増やすしかないと言われていました。また、議員定数削減についても、これが議会改革の決定打ではなく、定数削減で議会の機能が壊滅的になる可能性もあると指摘されていました。

一番重要なのは、「みえる議会、わかる議会、いかす議会」です。私が参加した分科会では、熊取町議会の大森敏夫議員が「地方議会改革の主役は住民だ!」と熊取町議会の議会基本条例制定から現状についての報告をされていました。大阪府内の議会でも、議会改革、活性化の取組が始まっています。地元の茨木市議会でも、議会改革の取り組みが始まり、議会基本条例の検討が始まっています。お隣の島本町でも特別委員会が設置され、検討が始まっています。「みえる議会、わかる議会、いかす議会」をめざし、議会基本条例の制定は、高槻市議会の大きな課題です。


2月19日 (土)   男女共同参画

今日は、男女共同参画推進事業2010が総合市民交流センターで開かれました。

午前10時からは、分科会「社会で子育てをどう支えるか〜児童虐待をふせぐために〜」に参加しました。講師は大塩まゆみさん(龍谷大学社会学部地域福祉学科教授)、母子家庭の貧困の予防の必要性や、保育施策の現状から子育ての社会化を改めて感じました。

午後2時からは、基調講演「“無縁社会”から支え合いへ〜性別を越えて〜」、講師は板垣淑子さん(NHKディレクター)でした。「働いても働いても豊かにならない」ワーキングプアの問題から、働けずに路上生活をする人の取材を通じ、無縁社会の問題提起をされるにいたった経過、「死」を通じてみえる「無縁」の実態を離されました。地縁、血縁、社縁が薄れる現在、地域でどのようにして支え合うのか、大きな課題です。統計的に男性のほうが無縁になる確率が高いことから、無縁化を防ぐためのUR都市機構の取り組みも紹介されていました。

会場のイベントホールは超満員でした。この事業は、市の男女共同参画センターの登録団体等が中心となって実行委員会を結成されて、企画・運営が行われています。男女共同参画社会基本法が施行されたのが6月のため、内閣府は6月末の1週間を男女共同参画週間としていて、各地でさまざま取り組みが行われています。しかし、議会で予算が可決されるのが3月末、それから企画をして6月に実施は厳しいため、準備に時間を十分かけようということで、2月開催となっています。1年かけての取り組み、実行員会の皆様、ほんとうにご苦労様でした。

夕方から、車を出していただき、通信のポスティングでした。集合住宅を中心に4000枚配布しました。今日は体が動き、まだまだ走れる感じです。


2月18日 (金)   教育委傍聴

午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。案件は、2011年度歳入歳出予算教育費原案など、4件でした。

午後からは、お問い合わせをいただいている件についての調査でした。


2月17日 (木)   暖かい日

午前、午後と、日頃ご無沙汰している皆さんにご挨拶に伺いました。夕方から激しい雨になりましたが、暖かい一日で、助かりました。

夜、自宅に戻ると、市役所から2通のFAXが届いていました。1件は生活保護費不正支出事件で、2月16日付で大阪地検が元生活福祉課長を起訴したというものでした。起訴状などの詳細はわかりませんが、今後、刑事事件裁判のなかで、真相が明らかにされることになりました。

もう1件は、市内の保健福祉施設で、ノロウィルスによる感染性胃腸炎が集団発生し、お一人が肺炎を発症、お亡くなりになったというものです。17日現在、同施設には22名の患者がおられるということです。なお、ノロウィルスによる感染性胃腸炎は、冬場に発症しやすく、詳しくは、保健所の「感染性胃腸炎の集団発生状況」をご覧ください。


2月16日 (水)   説明会

午後2時から、高槻市議会議員選挙に立候補予定者への説明会があり、参加しました。会場は生涯学習センター1階の展示室です。候補者本人も来られる場合もあれば、スタッフの方だけの場合もあります。今日は54陣営が参加だったとのことでした。定数36ですから、ほんとうに厳しい選挙戦になります。2時間の説明でしたが、なんともいえない緊張感が漂っていました。
選挙告示日(4月17日)の受付がスムーズにいくように、書類等の事前審査が3月16日から18日にあります。供託金(30万円)や戸籍抄本をとったり、選挙公報の版下作成など、これから準備であわただしい毎日です。


2月15日 (火)   発送作業完了

今日は、「わさび通信121号」の発送作業でした。急な日程でしたが、駆けつけて下さった皆さんのチームワークで、1日で終えることができました!ほんとうにありがとうございました!

今朝の新聞では、生活保護費不正支出事件で、元生活福祉課長の再逮捕と報じられています。警察の早期事件の解明が待たれます。


2月14日 (月)   図書館協議会

午前10時から図書館協議会が開かれ、傍聴しました。案件は4件でしたが、議論が一番集中したのは、北地区図書館についてでした。地元の方と話し合った基本設計案が示され、各委員から、多くの意見が出されていました。多くの人が利用する施設は、意見を聞けば聞くほど、いい施設ができあがります。今日も、対面朗読室の位置についての指摘は、利用者でなければできないものでした。北地区の方々に愛される図書館になるように、設計段階での市民意見反映は重要だと、あらためて思いました。

天気予報通り、午後から雪がしんしんと続け、夕方は銀世界でした。雪が降る中を自転車で走ると、目にも口にも雪が入り、久々に「降雪」を体感しました。夜も冷え込んでいます。明日の朝は凍結していないか、心配です。


2月13日 (日)   春よ来い!

今日も冷え込みの厳しい一日でしたが、ご無沙汰している方々に、ごあいさつにまわりました。寒い中、外にでてきていただくのは、ほんとうに気が引けます。

夕方からは、車を出していただき、通信を配布して下さっている方々にお届けにまわりました。皆さんの暖かいお言葉に支えられて、走る日々です。


2月12日 (土)   発送準備完了

「わさび通信121号」が印刷屋さんから届きました。同封するチラシ等の印刷、折作業も終わっています。週が明けましたら、発送作業に取り組みます。

なお、昨日のシンポジウム会場で、大阪都構想を考えるブックレットを買ってきました。前に紹介した高寄さんのブックレットも含めて、下記の3冊はお勧めです!

『「大阪維新」改革を問う』(大阪自治体問題研究所編、せせらぎ出版、1000円)
『大阪都構想と橋下知事の検証−府県集権主義への批判』(高寄昇三、公人の友社、地方自治ジャーナルブックレット、1260円)
『虚構・大阪都構想への反論−橋下ポピュリズムと都市主権の対決』(高寄昇三、公人の友社、地方自治ジャーナルブックレット、1260円)

なお、宮本憲一さんの持続可能な内発的発展論については、下記のブックレットがあります。内発的発展論に基づく都市づくりとしては、金沢や京都が有名ですが、大分県湯布院町(現由布市)など、地元が主体となった長年の取組が成功している地域が各地にあります。
『転換期における日本社会の可能性−維持可能な内発的発展』(宮本憲一、公人の友社、地方自治土曜講座ブックレット、1155円)



2月11日 (金)   都構想を越えて

午後1時から、シンポジウム「『大阪都構想』を越えて−問われる日本の民主主義と地方自治」(主催・社団法人大阪自治体問題研究所)に参加しました。会場の大阪天満橋・OMMビル2階の会議場は超満員、500人くらいは来られていたのではないでしょうか。4時間にわたるロングシンポジウムでしたが、廊下で座り込んで耳を傾けておられる方もたくさんおられました。

シンポジストは6人、宮本憲一(大阪市立大学名誉教授)さん、加茂利男(立命館大学教授)さん、柴田徳衛(東京都立大名誉教授)さん、大森彌(東京大名誉教授)さん、木村収(大阪市立大学都市研究プラザ所長)さん、森裕之(立命館大学教授)さん、コーディネーターは、重森暁(大阪経済大学教授)さんでした。

6人の方の問題指摘のタイトルは下記のとおりです。
宮本憲一さん:地方制度改革と大阪都構想
加茂利男さん:混迷に輪をかける「大阪都」構想
柴田徳衛さん:東京から見る「大阪都」問題
大森彌さん:「大阪都」構想のモデルにならない都区制度
木村収さん:大都市制度と「大阪都」構想
森裕之さん:「大阪都」構想と自治体財政

以下は、まとめではなく、私の印象に残った点です。

柴田さんは美濃部革新都政時の東京都企画調整局長で、都のごみ問題や排ガス規制などに取組まれ方です。大森さんは、地方分権推進委員会専門委員など政府の審議会等委員を歴任、現在も社会保障審議会介護給付分科会会長や全国町村会道州制と町村に関する研究会の座長をされています。お二人の、東京都政、都区制度に関して、歴史をさかのぼり、財源問題を踏まえた問題指摘は、私は初めて聞く内容で、「都制」を考える上で、とても参考になりました。都区制度の問題をもっと知る必要があるようです。大森さんは、23区の自治権拡充のために区の廃止を主張されています。また、「都制」は地方分権に反する、集権型システムだと言われました。「大阪都」では、大阪市、堺市、大阪市の周辺市を人口30万人規模の区に再編と言われていますが、現在の東京23区と東京都の問題を私たちももっと知らなければならないようです。

森さんは、都制になったっ場合の財政シュミレーションをされていて、都区に再編される大阪市等では、大阪都に市税や地方交付税が吸い上げられ、住民サービスが、現行のように続けられなくなるのではと指摘されていました。

加茂さんは、劇場型政治や、現職の知事が市町村に介入する問題点を指摘されました。知事の仕事は何か、府内自治体の自治を尊重する作法が必要と言われていましたが、私もほんとうにそうだと思います。さまざまな違いのある市町村を調整する役目が府知事にはあるのではないでしょうか。

木村さんは、果たして府と市の間に2重行政が存在するのかと、府と市の関係について、根源的な問題提起をされました。また、現地方自治法を改正しなければ、「大阪都」は実現しませんし、維新の会マニュフェストの工程表(2012年3月までに国会議決)どおりにはいかないと断言されていました。

宮本さんは、都市の内発的発展論に基づいた視点から、大阪都市行政を分析、70年代からのコンビナート誘致や集客都市政策を批判され、住み心地のよい都市核のある大阪にと言われました。確かに大都市制度を考え直さなくてはならないが、東京の真似をするのではなく、大阪らしいまちをと強く言われていたのが、心に残りました。

また、何人かの方が、名古屋等で議会を敵と決めつける手法が支持を得るのは、議会側にも問題があると指摘されていました。議会改革は、ほんとうに大きな課題です。

6人の方の問題指摘をすべて書くことはできません。今日使われたレジュメや資料は、来週、大阪自治体問題研究所のHPに掲載されるとのことですので、ぜひ、そちらをご覧ください。

「民主主義と地方自治」の危機を感じての今日のシンポジウムで、多くの参加者が「大阪都構想」の問題点を共有化できました。この問題点をもっともっと噛み砕いて、足元の高槻で指摘をしていかなければと思っています。


2月10日 (木)   府議会議案

午前中、小沢福子府議主催の学習会、2月府議会議案について、いろいろ説明をしていただきました。補正予算や新年度予算、条例改正など、市政に関係する案件も多々ありました。小沢府議は、府内の市民派議員に府政に関する資料をいつも提供して下さていて、とても助かっています。お忙しいなか、ほんとうにありがとうございました。


2月9日 (水)   交通体系特別委

午前10時から阪急高架・交通体系対策特別委員会が開かれ、傍聴しました。案件は3件、@新名神高速道路の整備について、A環状幹線道路等の整備促進について、B阪急京都線富田駅周辺の高架化についてでした。

午後からは、来客等が続き、今日もあっという間に一日が過ぎました。雨の後、また寒さが厳しくなるようです。体調に気を付けて、がんばります!


2月8日 (火)   通信校正終了

わさび通信121号の校正作業が終了、あわせて、発送時同封するチラシ等も準備が整いつつあります。早くお届けできるようにがんばります!

夕方から久々の雨、乾燥していただけに、恵みの雨です。しかし、噴火の続く新燃岳周辺では、雨で土石流の危険性があるとか。大きな被害が出ないようにと祈っています。


2月7日 (月)   市川房枝さんDVD

DVD『八十七歳の青春-市川房枝生涯を語る-』が発売されています。
市川房枝さん(元参議院議員)が亡くなられて、この2月10日で、ちょうど30年を迎えることから、もう一度、市川さんの訴えに耳を傾けようと、DVD化されものです。2時間と長時間ですが、市川さんが語られるだけでなく、戦前からの女性たちの運動が映像で綴られ、「権利の上に寝てはいけない」と訴えてきます。
「差別を受けてきた人々の権利」「政治参加の重要性」「反戦平和への願い」そして「政治とカネの問題」がとてもよくわかるDVDです。二木事務所でも早速購入、私も涙を流してみました。そして、市川房枝さんの志を継がなければと、心新たにしたしだいです。
一人でも多くの方にこのDVDを見ていただきたく、市川さんのことを知っていただきたく、DVDを貸出しすることにしました。ご希望の方は、ご連絡ください。貸出期間は1週間です。


2月6日 (日)   審査会終了

修士論文の審査会があり、私も発表をしました。先生から厳しい質問もありましたが、何とか終了、とにかくほっとしました。

終わるや急いで高槻に戻り、通信の編集に没頭しました。4年間、私が行った質問をピックアップ、項目の分類をするのに、膨大な時間を要しました。徹夜に近い状態になりましたが、なんとかまとめ、印刷屋さんに送ることができ、ほんとうにほっとしました。まだまだデスクワークが残っていますが、がんばります!


2月5日 (土)   通信編集

午後からは来客、会議が続き、あわただしい一日でした。

「わさび通信121号」の編集に追われています。5期目4年間の特集号です。がんばります!


2月4日 (金)   中間報告出ず

午前10時から地方分権推進委員会が開かれ、傍聴しました。案件は3件、@広域行政推進に係る諸課題について、A地域再生及び構造改革特区への取組について、B歳出・歳入一体改革について、でした。
@については、(1)高槻市・島本町広域行政勉強会について、(2)大阪府からの権限移譲の取組についてでしたが、質問は、高槻市・島本町広域行政勉強会について集中しました。

この件については、昨年秋に報告予定であった中間報告(高槻市と島本町の合併をした場合の財政シュミレーション)は、やはり示されませんでした。原因は、高槻市と島本町の10年間の財政シュミレーションの計算方法について、投資的経費の計算の仕方が違うためです。高槻市は、過去の投資的経費から計算をしていますが、島本町は、策定済みの総合計画に基づき計算しているのです。
委員からは、島本町の投資的経費の中にはし尿処理場の建設費も入っていることへの疑問がだされていました。建設費を見込んでいるのなら、なぜ、高槻市にし尿処理問題について合併も含めた協議を申し入れたのでしょう。
また、10年後の経常収支比率についての質問も出されていました。10年後、高槻市は105.7に対し、島本町は104.5で、高槻市よりいい結果になっているのです。これでは、合併をという話にはならないのでは、という指摘もなされていました。

合併の話が進まないのは遺憾だという委員もおられましたが、やはり、「合併も含めて」という問題は、時間をかけて議論すべきです。この話は高槻市からどうのこうのという話ではないとの答弁もありました。また、市長の発言のなかに、協議の申出時に、町長と町議会議長が来られたとの発言がありました。協議の申出をされた島本町側で、住民の間でどれだけ煮詰まった議論がなされていたのか、申出の合意がどのようになされていたのか、疑問の残るところです。

なお、Bの歳入・歳出一体改革については、小泉政権時の施策ですが、政治状況も変わり、国の動きに進展がないため、この案件は終結するとの報告でした。


2月3日 (木)   市民派議員交流

市民派議員交流・学習会が茨木市で開かれ、午後から私も参加しました。午後からのテーマは地方財政について、茨木市企画財政部財政課の秋元隆二さんが、決算カードの読み方、地方財政計画の役割とポイント、茨木市の予算編成の取組みについて説明をしてくださいました。とても分かりやすいお話で、3月予算議会を控え、多くの質問が出されていました。

なお、午前中は議会改革がテーマでした。残念ながら参加できませんでしたが、地方分権の流れの中で、議会改革は大きな課題です。

学習会も今日で78回目、3か月に一度開かれていますので、20年目です。第1回は1991年10月堺市でした。長谷川俊英堺市議が呼びかけてくださって、スタートしました。私も、この学習会で学び、多くの市民派議員と出会えました。今日も会場は超満員でしたが、この学習会は市民派議員にとって貴重な場となっています。


2月2日 (水)   市街地整備

午前10時から市街地整備促進特別委員会が開かれました。案件は2件、@阪急高槻市駅南地区市街地整備とAJR高槻駅北東地区市街地整備でした。私は、4点について質疑をしました。

@については、今後、中心市街地活性化計画と都市計画マスタープランに基づいて市街地整備が進められます。中心市街地活性化基本計画では、このエリアでは9つの事業が計画されていますが、計画通り完了した事業もあれば、3事業については、計画より遅れていました。その理由を質すとともに、事業は計画通り進むように取組んでいただきたいと指摘、要望しました。

Aについては、「駅前広場の交通安全対策」「公共施設の一体的維持管理について」「関大の施設開放の現状について」です。
「駅前広場の交通安全対策について」は新設される区画道路2号線に横断歩道と信号が必要ではと指摘しました。大阪府警は歩道橋があればその下には横断歩道は設置できないと言われているという答弁でした。しかし、市内には、歩道橋の下に横断歩道、信号が設置されている場所もあります。歩行者安全第一で取り組むべきです。
「公共施設の一体的維持管理について」は北東地区に新設される公園、トイレ、区画デッキについて、北東地区の開発者等で維持管理のためにつくられる組織に、市も日常的な管理をお願いしていくというものですが、維持管理費の算定根拠等、今後、細かく明らかにするように求めました。一体的管理は来年4月のまちびらきからです。
「関大の施設開放」については、開校後まもなく1年を迎えますが、コンベンションホールや体育館、グランドの開放時期や開放内容が明らかにされないため、市の姿勢を質しました。高槻市は、関大の進出に対して、関大の地域貢献を根拠に、約40億円支援しています。土地代約28億円、市民も使える施設があるということで施設補助約12億円です。支援について議会に説明があったときには、コンベンションホールやグランド、体育館は、市民へ貸出されるとの説明でした。しかし、開校後の市の答弁は、関大はまだ1年目であり、学生が全員入学していないため、利用状況等が決まらないと変わっているのです。そんなことは最初からわかりきったことで、そういう事情も含めて開校前から協議をしてきたのではないでしょうか。あまりの議会軽視の答弁に怒り心頭でした。関大の姿勢が開校後に変わったのか、もともと市の姿勢が甘いのか、納得がいきません。
なお、これらの点については、源久議員、久保隆夫議員からも厳しい指摘がありました。


2月1日 (火)   委員会準備

連日、豪雪と噴火のニュースが続き、住民の皆さんや地元の自治体職員の皆さんのご苦労は想像に難くありません。「雪も噴火も止まれ!」と祈る毎日です。

明日は市街地整備促進特別委員会が開かれます。今日はその準備に集中しました。がんばります!
 

■ご意見・ご要望はこちらから
wasabi@osk3.3web.ne.jp

     
         

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