いきいき日誌

 

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最近の記事

10/8/31 (火)  総合計画案
10/8/30 (月)  図書館協議会
10/8/29 (日)  ジェンダー平等
10/8/28 (土)  猛暑記録
10/8/27 (金)  教育委傍聴
10/8/26 (木)  デスクワーク
10/8/25 (水)  熱中症
10/8/24 (火)  地球温暖化対策
10/8/23 (月)  官民協働型
10/8/22 (日)  沖縄の基地
10/8/21 (土)  島本町の財政
10/8/20 (金)  ジェンダー
10/8/19 (木)  緑を守る会
10/8/18 (水)  府営水道
10/8/17 (火)  酷暑再到来
10/8/16 (月)  残暑お見舞い
10/8/12 (木)  総合計画審議会
10/8/11 (水)  総合計画審議会
10/8/10 (火)  資料整理
10/8/9 (月)  水道事業基本計画
10/8/8 (日)  家事に専念
10/8/7 (土)  立秋
10/8/6 (金)  教職員人事権移譲
10/8/5 (木)  丁寧な校正を!
10/8/4 (水)  緊急調査
10/8/3 (火)  ごみ問題学習会
10/8/2 (月)  資料整理
10/8/1 (日)  地図情報システム

8月31日 (火)   総合計画案

午後4時から総合計画審議会第4回総会が開かれ、傍聴しました。2つの部会に分かれて審議されてきた第5次総合計画案(総合戦略プラン)ですが、各部会からの報告をふまえた審議会答申案についての議論でした。
第5次総合計画の大きな特徴は、従来の総合計画とは異なり、あるべき姿に関して、指標とその数値目標は定めるが、目標値達成のための手段は定めないということです。具体的事業を書くと、社会的状況が変わる可能性もあり、実施できるかどうかわからないためというのがその理由です。そして、具体的施策は実施計画のなかに盛込み、実施計画の計画期間は2年間で毎年見直していくという説明でした。また、第5次総合計画自体は、来年3月までには策定されますが、重要な実施計画は、4月に市長選挙があるため、その選挙が終わった6月議会で予算とともに明らかにしていくとのことでした。これでは、総合計画を見ただけでは、数値目標が本当に達成可能なのかどうか、委員の方のなかにも、具体的確信がもてないという不安の声が多数ありました。
なお、今日の議論を踏まえ、9月7日(火)の総会で答申が出される予定です。そして、9月25日の広報に答申案の概要が掲載され、パブリックコメントを行う予定とのことでした。

明日は9月議会の告示日、議案書をいただきます。しばらく議会で過ごす時間が多くなりますが、ご容赦下さい。


8月30日 (月)   図書館協議会

午前10時から図書館協議会が開かれ、傍聴しました。案件は3件、@高槻市子ども読書活動推進計画事業について、A2010年度当初予算について、Bその他(北地区図書館の進捗状況、図書館システムの進捗状況等)でした。
@については、中央図書館ミューズ子ども分室に関し、図書館協議会に一度も説明がないまま開館になったことについてなど、厳しい意見が出されていました。また、北地区図書館については、設計図ができる前に、専門家や市民、地元の意見が反映できるようにという強い要望が出されていました。

午後1時半からは、小沢福子府議主催の学習会に参加しました。場所は府議会委員会室、テーマは「府財政構造改革プラン(素案)」についてでした。この9月府議会で議論されます。府営住宅半減化案など、市町村にも関係がある内容が多数あり、とても参考になりました。


8月29日 (日)   ジェンダー平等

午後2時から、高槻ジェンダー研究ネットワーク主催の公開学習会「みんなで話そう〜あなたにとってジェンダーとは?〜男女共同参画かジェンダー平等か」でした。講師は伊田広行さん、1時間にわたり、ジェンダー概念の整理、「男女共同参画」「ジェンダー平等」「ジェンダーフリー」という言葉で語りながら、私たちは男女という性の2分法にこだわらずにどのような社会をめざすのか、わかりやすく話してくださいました。
伊田さんのお話の後、参加者全員がそれぞれの思いを発言しました。そのため、職場で、生活の中でと、参加者がジェンダーについて抱えている多様な課題を共有することができました。今日ははるか沖縄や東京からも参加者があり、とても充実した学習会となりました。


8月28日 (土)   猛暑記録

大阪では、35℃以上の日が連続13日目となり、記録の残っている1961年(昭和36年)以来、史上初の記録となりました。ほんとうに日中は焼けつくような暑さです。9月議会にそなえ、昼間は大汗を流しながら家事に専念、夜は国勢調査についての話し合いに参加しました。


8月27日 (金)   教育委傍聴

午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。冒頭、市立小学校3年生児童の死亡事案についての状況報告がありました。3人の教育委員から、トータルな心のケア、事実関係の調査、市民への情報伝達等について要望が出されていました。
定例会の案件は3件、@支援学級就学奨励費給付規則中一部改正について、A2010年度歳入歳出補正予算(第2号)教育費原案について、B教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について、でした。
Aについては、9月議会に提出される一般会計補正予算のうち教育費の原案決定でした。
Bについては、3章(学校園の安全について、学校教育、社会教育)計15項目から構成されていて、参考資料として、高槻市教育委員会事務評価委員会(3名の委員)からの意見が添付されていました。Bについては1時間40分の議論でした。
今日は教育委員の発言がとても聞こえづらい会議でした。私だけが聞こえにくいのかと心配だったのですが、傍聴されていた若い方も、「僕も聞こえませんでしたよ」と言っておられ、ちょっぴり安心しました。しかし、内容がほとんど理解できず、残念です。


8月26日 (木)   デスクワーク

まもなく9月議会が始まります。来週1日(水)には議案書をいただきますので、1日以後はほとんど事務所を留守にし、議会控室で議案調査に専念することになります。それまでの貴重な時間、今日は事務所でお返事を書いたり、メール返信をしたり、資料整理等で過ごしました。お日様に当たらず、室内作業で、ちょっぴり鋭気を蓄えました。


8月25日 (水)   熱中症

昨日、帰宅してびっくりしたことがありました。23日付で関西電力から「電気ご使用量のお知らせ」をいただいていたのですが、7月21日から8月22日までの使用量を見て、私の目は点になり、体は凍りつきました。予想していたとはいえ、かなりの額だったからです。
今夏の酷暑続きで、高齢者の熱中症が大きな問題になっています。クーラーを使わない高齢者の方々は、体が冷える等の理由を挙げておられますが、私だったら、一番にお金がかかるからと言います。これだけ暑さが厳しいと、クーラーによる電気代はかなりの高額にはねあがり、厳しいのではないでしょうか。もちろん、我が家のクーラーは親戚から譲り受けた古い形式なので、最新式の省エネ型に変えればもっと安くなるのかもしれませんが・・。

大阪府の保健医療のHPには、大阪府の熱中症の搬送人員数が掲載されていましたので、消防本部に問い合わせると、高槻市では昨年は34人でしたが、今年は8月24日現在ですでに91人とのことでした。やはり、高槻市でも高齢者の方がたくさん救急搬送をされていました。お亡くなりになる事態になっていないのがせめてもの救いです。

23日(月)は処暑でした。残暑がしばらくとどまるが、朝夕は秋の気配が漂うというのですが、今年はとてもとてもという気配です。今週末にはおさまると思っていた酷暑が、天気予報ではあと2週間は続くとのことです。あまりの暑さの連続で、私と同年齢の友人達の中にも不調を訴える人がでてきました。まだしばらくこの猛烈な暑さが続くようですが、長引く酷暑は要注意です。皆さんも熱中症には十分お気をつけ下さい。


8月24日 (火)   地球温暖化対策

昨日に引き続き、今日は横浜市へ、地球温暖化対策についての視察でした。視察項目は3点、@環境モデル都市アクションプラン(CO-DO30)について、A環境負荷低減策のうちの建物対応のCASBEE横浜について、B社会実験としてなされたカーシェアリングやパークアンドライドなどのコミュニティサイクル事業についてでした。
@の「CO-DO30」とは、「コードさんじゅう」と読み、「Carbon Off(二酸化炭素等の削減)Do(脱温暖化行動)30(30%以上の削減)」の略で、脱温暖化行動指針ともいいます。「C0-DO30」には、4つの柱と7つの基本方針が掲げられていました。そして、市民の協力なしには達せられない目標値であるため、1万4000回もの市民説明会が開催されていました。なお、政権が代わり、鳩山イニシアティブで50%削減が掲げられてるため、30%という目標値については、検討中とのことでした。
Aは、「CO-DO30」の基本方針の一つである「建物CO-DO」(エネルギー性能のよい建物による都市づくり)に関してものです。「CASBEE横浜」とは、「キャスビー」と読み、「Comprehennsive Assessment System for Built Environment Efficiency)の略で、建築環境総合性能評価システムともいいます。CASBEE横浜では、建物の環境性能効率は5段階に分けられています。
CASBEE横浜の特長は、生活環境の保全等の条例に基づき、2000u以上の建築物の建築主は、自らCASBEE横浜による自己評価を行い、届け出ることが義務付けられていること、また、企業の社会的責任を促進するため、希望者に対して、学識経験者の評価を踏まえ、市が認証する「横浜市建築物環境配慮評価認証制度」があることです。届出された建物の評価結果は、市のHPで公表されています。また、認証された建物の第1号は慶應義塾大学日吉キャンパス協生館でした。
Bについては、時間がなく、貴重な資料をいただいてきました。

横浜市議会会議室で説明を受けたあと、AでSランク(一番いい)の認証受けた「日産自動車株式会社グローバル本社」を見学しました。開発中の「みなとみらい21地区」の一角にあり、ゴーン社長がよく記者会見をされているあの本社ですが、意外とシンプルなつくりと内部のデザインのコンパクトさに驚きました。認証制度の目的が「企業の社会的責任の促進」とありましたが、なるほどと納得した部分がいくつかありました。たとえば横浜駅東口から続くぺデストリアンデッキがそのまま本社ビルの2Fの部分を貫き、次の建物に続いていることです。駅周辺の歩行者ネットワークの一環を担っているのです。そのため、本社ビルの2F部分を、ひっきりなしに市民が通り抜けておられましたし、お隣の富士ゼロックスの職員も、駅からここを通って通われているとのことでした。もちろん階下にはあの有名な展示場があり、市民はだれでも入れるようになっています。そのオープンな設計には、昨日に引き続き、グローバル企業の一面を見た思いでした。しかし、昨日の汐留地区といい、ここみなと未来21地区といい、超高層のビルが林立していることには、複雑な思いでした。

高槻市でも、現在、地球温暖化対策の計画が策定中です。具体的にどのような施策が打ち出されるのか、気になるところです。


8月23日 (月)   官民協働型

建環産業委員会の視察で、今日は東京都港区へ。汐留地区の官民協働型の街づくりについてお話を伺いました。JR高槻駅北東地区の街づくりの関連でです。
汐留地区は旧国鉄貨物駅跡地等の再開発で、街づくり協議会(地権者、都と港区は特別会員)を設置し、地元提案型の公共インフラ等の整備が進められました。そして、完成した公共インフラ(道路等)の日常的な維持管理は、一般社団法人汐留地区街づくり連合協議会(当初はNPO法人)が協定を結び、行っています。
協議会が行い維持管理はあくまでも公共インフラ部分のみで、民間事業者が超高層ビルを建てるために道路境界からセットバックした公開空地については、民間事業者が維持管理を行っています。維持管理費は年間約3億円ですが、普通の公共インフラの基準以上のインフラ(道路舗装材、街路灯間隔など)を整備しているため、どれくらい基準以上になっているかを元に民間事業者の負担割合が決められ、最終的に約3分の1を税金で(区と都が負担)、あとの3分の2を民間事業者が負担しているとのことでした。つまり、民間事業者は、公共インフラの部分にまで維持管理費を負担しているということでした。また、実際に維持管理を行う企業は、民間事業者からの紹介等でいろいろ精査して行っているとのことでした。
汐留地区街づくり連合協議会に参加している企業は、その多くが大手企業です。企業の社会貢献が問われていますが、一般的な公共インフラ整備基準以上の、いわゆるグレードの高い公共インフラを整備した以上、企業もその維持管理費を負担していくことは、よく考えれば当然のことかもしれません。高槻市でも、自治会で街路灯を整備したり、日常的に地域の公園や水路、道路など、ボランティアで清掃活動等を行い、公共インフラの維持管理に協力をしている市民も多いのですから。
JR高槻駅北東地区での道路や公園等の維持管理をどのようにしていくのか、大きな課題です。

暑い中、お時間をとっていただき、ご説明くださった港区、そして街づくり協議会事務局の皆さん、ありがとうございました。


8月22日 (日)   沖縄の基地

午後3時から、市財政を分析する市民の会の学習会に参加、熱心な議論が続き、私も学ばせていただきました。

午後6時半からは、1ヶ月間かけて沖縄の基地をみてこられたSさんの報告会、『マサラバザール』でおいしいお弁当をいただきながら、2時間、びっしりDVDを見て、高江や辺野古の闘いの解説をしていただきました。
高江は160戸の集落ですが、周囲6箇所に米軍のヘリパッド建設が計画されています。辺野古の基地と一体となるもので、危険な最新兵器「オスプレイ」の配備が計画されています。そのため、地域あげての反対運動が繰り広げられ、現在の24時間体制で非暴力の座り込みが続けられています。
私自身は、2006年に普天間基地や嘉手納基地、辺野古の現地へ行ったのですが、高江の問題は、今日、DVD『やんばるからのメッセージ〜沖縄県東村・高江の記録』を見せていただき、またお話をきくことで、とてもよく理解できました。あのヘリコプターのすさまじい爆音を聞くだけでも、私の体は悲鳴をあげますが、住民の皆さんの怒りの言葉が胸に突き刺さりました。「基地は沖縄にもどこにもいらない!」ともっともっと声をあげなければと、心しました。報告会を企画してくださった皆さん、貴重な機会をありがとうございました。


8月21日 (土)   島本町の財政

午後2時から、島本町ふれあいセンターで開かれた、しまもと広域行政・合併問題学習会主催の学習会に参加しました。第3回目の今日のテーマは「島本町の財政はどうなっているの?」、講師は初村尤而さん(社団法人大阪自治体問題研究所主任研究員)でした。
財政民主主義の3原則をふまえ、ことあるごとに「財政が苦しい」「夕張のように破綻する」という町等の主張に対して、島本町の財政指標を見る限り財政力は府内町レベルではトップであること、財政収支の悪化が問題だがその原因はどこにあるのか、これまでの町の財政運営の歴史を振り返りながら、具体的な数字を使ってのとてもわかりやすい講演でした。また、町が出している今後の収支見通しの問題点や、では今後どうすればいいのかという点についても指摘されました。
会場は、急遽隣の部屋も借り、資料もマスプリをしなければならないほど、参加者が多く、熱心な質問が続き、合併問題に対する関心の高さが伺えました。
私も、今日の講演を聞かせていただき、島本町の財政状況がとてもよくわかりました。そして、財政面からは高槻市との合併の必要性をまったく感じませんでした。


8月20日 (金)   ジェンダー

内閣府男女共同参画局は、男女共同参画基本法に基づき、第3次男女共同参画基本計画を策定中です。すでに7月23日に男女共同参画会議は計画策定にあたっての基本的な考え方の答申をしており、8月3日からは、計画に盛込むべき施策の募集が行われています。
この答申を読んでまず気づくのは、「ジェンダー」(社会的・文化的に形成された性別)という言葉が使われていることです。安部政権時に策定された第2次計画では、意識的に「ジェンダー」は使われませんでした。国連でも学問的にも常用されている言葉であるにもかかわらずです。
「ジェンダー」という言葉が日本で一般的に使われるようになったのは1995年の北京で開かれた世界女性会議後でした。男女共同参画基本法制定時(1999年)には、「男女共同参画」という言葉をめぐり、大論争がありました。
そこで、この「男女共同参画」という言葉と、よく使われている「ジェンダー・フリー」「ジェンダー平等」はどう違うのか、はっきり整理しておこうと、下記の通り、公開学習会が開かれます。講師はジェンダー論・フェミニズム研究の先端的存在の伊田広行さんです。ぜひ、ご参加下さい。

みんなで話そう
〜あなたにとってジェンダーとは?〜
男女共同参画かジェンダー平等か

日時:8月29日(日)午後2時〜4時
場所:高槻市立総合市民交流センター3F第1会議室
講師:伊田広行さん
資料代:500円
主催:高槻ジェンダー研究ネットワーク


8月19日 (木)   緑を守る会

市民運動の会報を読ませていただくことは、議員として市政を考える上で、とても重要なことです。しかし、この夏、「美しい摂津峡の緑を守る会」が、20年間の活動に終止符を打たれることになりました。もう会報を読めなくなると思うと、ほんとうに残念でたまりません。
私が、緑を守る会と出合ったのは、1991年4月、初当選間もない頃でした。当時は、「萩谷総合公園計画」(北部スポーツセンター構想)が、毎議会、必ず議論されていました。予定されている現地はどのようなところか、自然保護の問題についてなど、企画されていた学習会等に参加し、多くのことを学ばせていただきました。
緑を守る会だけでなく、たくさんの市民が参加し、萩谷総合公園に反対する市民運動が展開されましたが、その声は届かず、萩谷総合公園は建設されてしまいしました。しかし、緑を守る会は、その後も、摂津峡の豊な自然を守ろうと、自然観察会や月1回のごみ拾いなど、ほんとうに地道な活動を続けてこられました。市民運動は尻すぼみになる場合もあるのですが、その粘り強い活動に、私は愛読者として学ばせていただくばかりでした。
手元にある会報第1号(1990年10月21日)には、北部スポーツセンター構想以前にあった市の摂津峡公園駐車場計画に対する反対運動の経過とともに、会長のごあいさつ、摂津峡や桜公園、大阪層群、ソメイヨシノの解説が掲載されていて、とても貴重な資料です。会の名称を「美しい摂津峡の緑」と名づけられたところに、発会当時の皆さんのお気持ちが象徴されていると思います。皆さんの初心を忘れないよう、この第1号は大切に保管しようと思います。
長い間の活動、ほんとうにご苦労様でした。「摂津峡」のあり方を考えさせ続けてくださったことに、心より感謝いたします。


8月18日 (水)   府営水道

大阪府の府営水道を、府内市町村(大阪市を除く)で企業団を結成し、引き継いでいくという趣旨の議案が、9月議会に提案されます。府が行っていた水道事業(浄水、工業用水)を企業団で引き継ぐといきなり言われても、府営水道の施設も経営状況も私自身は今までよく知りませんでした。したがって、大阪市をのぞく企業団で引き継いでいいのかどうか、どのような問題が起こるのか、議案の判断にあたっては、私自身に説明責任が生じます。しかし、正直、わからないことが多々あるのです。
今日は、「関西のダムと水道を考える会」主催の府営水道施設見学会に参加、淀川以北の府営水道施設を見て回りました。淀川から磯島取水場(枚方市)で取水された水は、村野浄水場(枚方市)で浄化され、水道水になります。そして、枚方大橋水管橋から(枚方大橋の西側)から高槻市内に入ります。今日は、この枚方大橋水管橋から、府営水道が敷設されている道路をさかのぼる形で、吹田市、箕面市、豊中市まで、幹線水道管がどのような経路を走っているか、ポンプ場、浄水池、浄水施設等を細かくみてまわりました。最後は、一津屋取水場で、神崎川の起点も初めて知りました。市水道部の施設とは比較にならない広範囲に及ぶ大規模の施設の数々です。午前8時20分に高槻を出発、戻ってきたのは午後6時半でした。机上の資料だけではわからない、現場だからこそ感じることが多々ありました。猛暑の中、たくさんの貴重な資料を準備してくださり、詳細な説明をしてくださった「考える会」の皆様、ほんとうにありがとうございました。

夜は高槻ジェンダー研究ネットワークの会議でした。話し合えば必ずいただく宿題、締め切りは8月末、がんばります。

夜遅くに自宅に戻ると、FAXをいただいていました。教育委員会教育指導部より、市立小学校3年生の児童が自宅ベランダで首にタオルをかけて死亡していたのが発見され、学校とともに対応を協議中とのことです。テレビのニュースでは自殺かと報道され、いじめ等の可能性も示唆されています。小学校3年生という小さな生命が絶たれたというのは、ほんとうに残念です。楽しいはずの夏休み中のこの痛ましい事件、早急に原因究明が必要です。


8月17日 (火)   酷暑再到来

お盆もあけ、いよいよ街が動き始めました。私もエンジン稼働ですが、とにかく暑くてたまりません。今日はお昼に自宅に戻り、水浴びをして再出動でした。天気図を見ると、この酷暑はまだ一週間続くようです。私も熱中症にならないように、気をつけます。
夕方にお世話になっている美容院へ。短くカットしてもらってすっきりしました。そして、若いスタッフの方々といろいろ話して、若返ってきました。


8月16日 (月)   残暑お見舞い

残暑お見舞い申し上げます。

お盆休みは今日までの方も多いようですが、私も今日まで仕事を休ませていただきました。そして、家族や個人的なことに時間を使わせていただきました。

立秋からはや一週間が過ぎ、そろそろ秋の気配かしらと思っていましたら、今日は酷暑が戻り、たまらない蒸し暑さでした。しかし、日はだんだん短くなってきていて、やはり秋の到来を感じさせます。今週いっぱいはこの暑さが続くとのこと、皆さんもどうぞお体にはご自愛下さい。


8月12日 (木)   総合計画審議会

午前10時から総合計画審議会第1部会が開かれ、傍聴しました。部会で審議されてきた内容に関して、行政素案の修正箇所が説明され、部会案として審議されました。指標に関して、このような指標でいいのかという疑問もいろいろ出されていました。5月から6月にかけて募集された市民意見の扱いについて聞かれた委員もありましたが、部会案には、特にこの点が市民の意見を反映したという箇所はありませんでした。残念です。素案を読み、時間をかけて意見を出してくださった市民の方に、何のアクションもないのなら、何のための市民意見募集だったのかと、不信感しか残らないのではないでしょうか。
部会審議は今日が最後で、8月末には、審議会総会が開かれ、答申案が最終確認されるようです。

台風による大きな影響もなく、久々の恵みの雨に、ほっとしました。夕方からは車をだしていただき、「わさび通信」の配布でした。雨のおかげで、ちょっぴり涼しくなり、助かりました。


8月11日 (水)   総合計画審議会

午前10時から総合計画審議会第2部会が開かれ、傍聴しました。案件は、答申の取りまとめ方法と総合計画部会案についてでした。この間議論された点の修正箇所の報告があり、さらに今日、追加の意見が出されていましたので、部会案については、更なる修正が行われるようです。
会場の第2委員会室は、人がいっぱいで蒸し暑く、かつマイクの調子が悪いのか、委員の声も答弁者の声も、聞き取れない部分がけっこうあり、残念な傍聴でした。

午後からは、久々に中央図書館へ行き、本を借りました。夏休みのせいか、子どもさんや親子連れも多く、私もしばらく時間を忘れ、本の世界に浸ってきました。


8月10日 (火)   資料整理

今日は事務所で、お問い合わせをいただいていた件への対応や資料整理に追われました。また、「わさび通信」を昨日配布した地域の方からさっそくご連絡をいただき、貴重な市政へのご意見を伺うことができました。ありがとうございます。「通信」に対するご意見をいただくことは、心強い限りです。どうぞ、今後とも叱咤激励のほど、よろしくお願いいたします。


8月9日 (月)   水道事業基本計画

午前10時から公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。今日は、水道事業基本計画素案(2011年度〜2020年度)の答申が行われました。今年の2月から始まった審議会ですが、今日で11回目、行政素案を本当に丁寧に審議されて、今日の答申となりました。答申として出された素案は、秋には市民意見募集(パブリックコメント)がなされ、年度内に計画が策定されます。また、これは現在策定中の総合計画ともリンクしています。

朝晩、少ししのぎやすくなってきました。そこで、議会リポートの配布を再開しました。前号を配布できなかった地域へは、2号分セットしてお届けしています。熱中症にならないように十分気をつけて、がんばります!


8月8日 (日)   家事に専念

猛暑の間は、無理をせず、用心に用心を重ねて行動はセーブ気味にしています。今日は、ちょっとゆっくりさせていただきました。
そして、昨夜から洗濯機をまわしにまわし、干してはといれ、また干すという具合で、「せんたくかあちゃん」に徹しました。また、掃除等、家事に専念して、気分転換、英気を蓄えました。


8月7日 (土)   立秋

暦の上では、今日は「立秋」です。確かに青空は高くなってきていて、秋の空になってきました。これからは少しずつ秋が近づいてきます。待ち遠しい限りです。

今日は、大学院の前期の最後のゼミでした。また、1科目レポートを提出してきました。まだ2科目レポートが残っていますが、なんとか2010年の前半一区切りという状況です。肩の荷が少しおりました。


8月6日 (金)   教職員人事権移譲

午後から、府庁で開かれた、小沢福子府議主催の学習会に参加しました。今日は、府から市町村への教職員人事権の移譲問題について、府教育委員会から説明を受け、意見交換をしました。小中学校等の教職員は市町村教育委員会の職員ですが、任命権は都道府県教育委員会にあり、給与も都道府県が負担しています。市民にはなかなかわかりにくいのですが、人事権は府教育委員会にあるのです。そこで、豊能地区(能勢町、豊能町、豊中市、池田市、箕面市)では、教職員の人事権(採用だけではなく処分や研修、人事異動なども含む)の移譲を府から受けようと、プロジェクトチームが発足しています。高槻市や吹田市などの三島地区でも、5月27日にこの問題についての会議が持たれています。しかし、仮に移譲された場合に起きるであろう問題は想像に難くなく、また4月30日に出された文部科学副大臣の法的見解をあらためてお聞きし、私は権限移譲の必要性をまったく感じませんでした。都道府県が教職員の人事権を持つことに対する、下記の文部次官通達は、極めて重いものではないでしょうか。
文部事務次官通達(1956年6月30日)
・市町村立小中学校等の教職員は市町村の職員であるが、その給与については都道府県の負担とし、給与水準の確保と一定水準の教職員の確保を図り、教育水準の維持向上を図る。
・身分は市町村の職員としつつ、都道府県が人事を行うこととし、広く市町村をこえて人事を行うことにより、教職員の適正配置と人事交流を図る。

100歳以上の高齢者の方の緊急実態調査について、本日、FAXにて結果をお知らせいただきました。5日に調査は完了し、96人全員の現状確認ができたとのことです。結果は、95名の方は所在も安否も確認できましたが、1名の方は残念ながらこの名簿作成後にお亡くなりになっていました。こんなに早くに全員の確認作業が済み、私もほっとしました。市民の皆さんもきっと安心されたのではないでしょうか。おそらく職員の方々や関係者の皆さんが連携をとられて調査にあたられたのではと思います。暑い中、ほんとうにご苦労様でした。


8月5日 (木)   丁寧な校正を!

厳しい暑さが続き、全国各地で最高気温を更新しているようです。しかし、今日は、自転車族にとってはちょっぴりうれしい雲がけっこうあり、朝から、自転車で走り、汗を流しました。

所用を済ませ、5時過ぎに生涯学習センターで開かれている「平和展」に行ったところ、なんと閉鎖されているではありませんか。一瞬、暑さで日を間違えたかと思って、掲示をみると、5日(木)の展示は5時までと書かれていました。私は、インターネットの市のHPの案内で時間帯を確認し、展示は6時までと思っていましたので、「しまった!間違えた!」とひどく落ち込んで帰宅しました。毎年、欠かさずに見せていただいてきた「平和展」、私自身の平和への誓いを確認する恒例のイベントでもありました。明日は予定があり、行けません。そんな大切な展示の時間帯を間違うなんて、「なんてミスだ、緊張感がない」と、自責の念にかられて、戻ったしだいです。
夜に、あらためて市のHPの案内を確認すると、「展示は午前9時から午後6時までで、6日(金)は5時まで」となっています。ということは、私が間違ったのではなく、市のHPのこの案内が間違っていたことになります。怒り心頭です!念のため、HPに掲載されている広報を見ると、「展示は午前9時から午後5時までで、6日(金)は午後6時まで」と書かれていました。やはり、HP上のこの案内が間違っていたのです。この案内を信じて5時過ぎに行ったのは私だけかもしれません。でも、あってはならない間違いではないでしょうか。

最近、公文書の校正はどこまで厳格にされているのかと思うことがたびたびあります。審議会傍聴時には、配布資料の差し替え、訂正が目に付きます。先日は、議員に配布された資料が、いったん回収されたこともありました。私が議員になった頃には、こんなに頻繁にはありませんでした。庁内では、公文書の最終校正の責任は誰にあるのでしょう。小さなミスの連続は、必ず大きな事件につながるものです。市の職員の皆さんには、公文書の丁寧な校正作業の徹底を強くお願いします。

追記:6日の朝に、人権室からお詫びの連絡をいただき、市のHPの案内は「5日(木)は午後5時まで」と訂正されました。



8月4日 (水)   緊急調査

午前10時から地球温暖化対策実行計画協議会が開かれ、傍聴しました。案件は実行計画の検討でした。市民や事業者へのアンケート調査結果の報告、今までの議論踏まえた実行計画基本方針(案)について、中期目標(10年後)の検討についてと、議論が続きました。前回は内容がよく理解できなかったのですが、今日はなんとかついていくことができました。次回は9月中旬とのことです。後3回の議論を踏まえ、本年度内に実行計画は策定の予定です。現在、検討中の総合計画案とも、整合性のある内容となります。

全国で問題になっている高齢者の所在不明問題について、午後に高齢福祉課に問い合わせると、100歳以上高齢者に対して緊急実態調査をすることになったとのことでした。夕方には自宅にその旨のFAXをいただきました。
市内には現在、100才以上の方は96人(男性16人、女性80人)おられます。そのうち、最高齢の方は108歳で、市長が毎年9月に訪問し、祝状や祝品をお渡ししてきました。また、敬老の日に満100歳の方には、国からお祝いの銀杯が贈られるため、職員がご自宅等にお届けにいき、可能な限りご本人と会うようにしてきましたが、「会いたくない」という方もおられたようです。つまり、100歳以上の方すべての安否確認はできていないため、今回、高齢者虐待防止や養護の観点から、緊急に調査されることになりました。FAXによりますと、介護サービスや福祉サービスの使用状況の確認から始め、確認が取れない場合は、個別調査を行うとともに、民生委員さんにも協力を要請する場合もあるとのことです。
気になるのは、調査期間について、8月中に調査完了の予定となっていることです。1ヶ月かけないとわからないぐらい複雑な状況があるのかと思ってしまいます。今日の段階で、マスコミ等で行方不明と発表された方々は、住民票はあるが郵便物が戻ってきていたというケースが多いようです。市内には、介護保険料の通知などの郵便物が戻ってきた方はおられなかったのでしょうか。サービス受給者は把握できますから、サービスを使っておられない方には、1ヶ月といわず、もう少し早く調査が完了できないものでしょうか。生命にかかわる問題だけに、できる限り短期間の調査であるべきです。
96人の皆さんが、全員、お元気でいてくださることを祈っています。


8月3日 (火)   ごみ問題学習会

午後から「ごみ問題学習会」が千里中央で開かれ、参加しました。他市のごみ問題について学ばせていただいている貴重な学習の場です。今日も、容器リサイクル法の現状について、いろいろ教えていただきました。また、私のほうからは、6月議会に報告のあった、前島クリーンセンター第一工場更新計画の事業方式についての調査報告書について、概要を報告させていただきました。

夜は、高槻ジェンダー研究ネットワークの通信発送作業でした。故市川房枝さんは「運動は事務作業の積み重ね」と言われていましたが、こういう作業こそ、単純作業のようで、重要です。市川さんも、事務作業は得意でいらっしゃったとのことですが、私もこういう作業は大好きです。手と口を動かしながらの楽しいひと時でした。


8月2日 (月)   資料整理

今日は事務所で資料整理、デスクワークで過ごしました。山積した資料の整理には、まだまだ時間がかかります。

連日、悲惨な事件が続き、胸が痛みます。特に2人の子どもがネグレクトされた事件は痛ましい限りです。通報があったにもかかわらず救えなかったことは、行政としての責任が大きく問われます。また、安否が確認されていない高齢者もおられるようで、こちらも行政の責任が問われています。社会状況を象徴する事件の連続に、いたたまれない気持ちです。


8月1日 (日)   地図情報システム

午後から大阪駅前にある大学院のパソコンルームにこもり、地図情報システム(GIS)を使って作成しなければならない課題にチャレンジしました。夜までかかりましたが、何とか仕上げることができました。そして、ようやくGISというものがどういうものか、少し理解できました。データを地図で表すことは極めて楽しいものです。さまざまデータを使って、もっともっと地図上での分析をしたいのですが、とても時間が足りません。残念です!
 

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