いきいき日誌

 

2009年10月
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最近の記事

09/10/25 (日)  光陰矢のごとし
09/10/24 (土)  発送完了
09/10/23 (金)  大学講義
09/10/22 (木)  作業終了
09/10/21 (水)  参加、自治、協働
09/10/20 (火)  決算委員会傍聴
09/10/19 (月)  ニュースも完成
09/10/18 (日)  リポート完成
09/10/17 (土)  イムジン河
09/10/16 (金)  12月議会日程
09/10/15 (木)  次世代育成支援・後期計画
09/10/14 (水)  学習・交流会
09/10/13 (火)  全国学力テスト
09/10/12 (月)  通信原稿書き
09/10/11 (日)  忘れ物
09/10/10 (土)  市政報告会
09/10/9 (金)  公営企業審議会
09/10/8 (木)  環境審議会
09/10/7 (水)  方面隊出動
09/10/6 (火)  交通体系特別委
09/10/5 (月)  要援護者名簿
09/10/4 (日)  免疫力を高める
09/10/3 (土)  還暦同窓会
09/10/2 (金)  鞆の浦
09/10/1 (木)  インフルエンザ

10月25日 (日)   光陰矢のごとし

午後から財政分析市民の会に参加、ようやく財政用語が少しずつ自分の言葉になってきました。
会終了後は、急いで事務所に戻りました。来客が続きましたが、少しでも皆さんのお役に立てればと思っています。

恐ろしいぐらい早く1週間が過ぎていきます。仕事山積で、連日走り回っていますが、「光陰矢のごとし」を実感する日々です。


10月24日 (土)   発送完了

朝からの院の授業が終わり、夕方、大阪から飛んで帰ってきました。
そして、高槻北郵便局、高槻郵便局からそれぞれ集荷に来ていただき、市内への通信発送が完了しました。監査が厳しくなったとのことで、手続きも今までとは異なり、厳格になっていました。
夜は車を出していただき、通信を配布してくださる方にお届けに回りました。雨も覚悟していたのですが、降らなくて助かりました。これで、ほんとうに一段落です。ご協力くださった皆さん、ほんとうにありがとうございました!また、配布して下さる皆さん、よろしくお願いいたします。来週からは、私もジャージとスニーカーで、ポスティングを始めます。


10月23日 (金)   大学講義

いつ自分も家族も「死」に向き合うことになるかわかりません。午前中、H府議(元市議)のお連れ合いのご葬儀に参列させていただきました。58歳という若さでの急逝に胸が痛みます。心よりご冥福をお祈りいたします。

午後からは京都へ、立命館大学の授業「現代環境論」の第4回目で、ゲスト講師として「環境問題と行政」と題して講義をしました。文学部と国際関係学部の2つの学部の学生さんが対象のため、200人近くおられたようです。大きな階段教室で、パワーポイントやビデオを駆使して90分間、語り続けました。終わってからは交歓会、12人もの学生さんが残ってくださり、お茶とお菓子で、楽しい交流となりました。交歓会で皆さんの質問を聞いていると、授業のどこに関心を持ってくださったか等がとてもよくわかります。講義は、若い方に環境への思いを伝える場であるとともに、私の「学びの場」でもあり、これからも毎回、工夫してのぞみたく思っています。

市民の方から、市政に関する資料をよくいただきます。昨日も匿名でポストに入れていただいていました。わざわざお届けいただき、ありがとうございました。この場を借りて、御礼を申し上げます。


10月22日 (木)   作業終了

午前10時から決算審査特別委員会が開かれ、傍聴しました。今日で第3日目ですが、午前中は衛生費でした。

午後からは事務所で、通信発送作業でした。昨日に引き続きおいでくださった方もあり、夕方には、わさび通信、住民自治ニュースをセットして封入する作業を終えることができました。なんとスピーデイに作業が進んだことか、ご協力くださった皆さん、ほんとうにありがとうございました!


10月21日 (水)   参加、自治、協働

午後から、通信をお送りする封筒の宛名シールはりの作業でした。お忙しいなか、たくさんの方が駆けつけてくださって、あっというまにシール貼りを終えることができました。作業の後は、おいしいお茶の時間、今日はいろいろ差し入れもいただき、久しぶりに皆さんと楽しいひと時でした。ほんとうにありがとうございました。

夜は、院の研究会でした。ゲストは、神奈川県大和市議会議員の河崎民子さん、大和市の「新しい公共を創造する市民活動推進条例」(2002年9月施行、2008年一部改正)についてお話をうかがいました。たくさんの資料を作ってくださっていて、「参加、自治、協働」をめざす背景について、条例制定過程、条例の特徴、運用状況等、貴重なお話を聞くことができました。条例施行は2002年、今から7年前です。条例は市民言葉で書かれているとのことでしたが、策定過程から市民参加が貫かれ、また当時からこのような理念で協働事業を進められていることにただただ驚きました。きっと協働事業を担う市民の層も厚いからかもしれません。


10月20日 (火)   決算委員会傍聴

午後から決算審査特別委員会を傍聴しました。総務費、民生費が終わりました。
決算審査特別委員会は、3人以上の会派から、3人につき1人という割合で選出されています。今年度は公明3、市民・民主2、自民2、高志会2、共産2の11名です。各委員から、審議の参考のために請求された資料は100点を越えていました。貴重な資料で、初めて目にするデータもあり、今日は一気に読みました。

夕方、車を出していただき、総合市民交流センターで、ニュースの折の作業をしました。A3版を2つ折にして、さらに封筒に入れやすいように3つ折(DM折)にするのですが、印刷して一日乾かしてからの作業のため、また、折機の調子もよかったため、スムーズに終了しました。お忙しいなか、ありがとうございました。毎日、少しずつですが、作業は進んでいます。


10月19日 (月)   ニュースも完成

「わさび通信115号」の校正も終了、「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース第42号」も編集、印刷が終了しました。ここまでくると、肩の荷が下ります。あとは、皆さんに手伝っていただいて、作業をこなすのみです。今月は月末までハードスケジュールですが、がんばります!

今日から、決算審査特別委員会が始まりました。ずっと傍聴したいのですが、今週は「通信」発送を優先しなければならず、限られた時間しか傍聴できません。残念です。


10月18日 (日)   リポート完成

さわやかな秋晴れの一日、家事を片付けながら、「わさび通信115号」をようやく仕上げました。夜、印刷屋さんに入稿、ほっとです。なんとか今週末には皆さんのお手元にお届けできるよう、今週は「わさびウィーク」でがんばります。


10月17日 (土)   イムジン河

第3土曜日の朝は子ども会のリサイクルごみ収集日、事務所や自宅の古紙を出しました。年内の回収は後2回、せっせと掃除をしなければと、気が焦ります。
午前、午後と授業を受けて、大阪から飛んで帰ってきました。夜はひたすら、通信の原稿書きでした。あとひとがんばりです。

夜のニュースで加藤和彦さんの訃報が流れました。『イムジン河』はどれだけ歌ったことでしょう。フォークソングは私にとっては懐メロでもあり、青春そのものでもあります。ギター片手に飄々としたあの姿が見られないのはほんとうに残念ですが、歌はいつもでも心のなかで生き続けます。ご冥福をお祈りします。

イムジン河 
朴世永原詩・松山猛訳詞・高宗漢作曲

イムジン河 水清く とうとうと流る
水鳥 自由にむらがり 飛び交うよ
我が祖国 南の地 想いははるか
イムジン河 水清く とうとうと流る

北の大地から 南の空へ
飛び行く鳥よ 自由の使者よ
誰が祖国を 二つに分けてしまったの
誰が祖国を 分けてしまったの

イムジン河 空遠く 虹よかかっておくれ
河よ 想いを伝えておくれ
ふるさとを いつまでも忘れはしない
イムジン河 水清く とうとうと流る


10月16日 (金)   12月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。12月定例会の日程が決まりましたが、12月定例会は、11月20日(金)告示、11月30日(月)と12月3日(木)が本会議、12月7日(月)、8日(火)が委員会審議、16日(水)、17日(木)が一般質問で閉会となります。告示日まであと1ヶ月、早く9月議会のリポートを仕上げて配布しなければ、12月定例会の準備ができません。がんばらなくては。

議運が終わるや、事務所に戻り、議会リポートの原稿書きに集中しました。なんとしても日曜日には仕上げたく、週末はパソコンの前で過ごします。


10月15日 (木)   次世代育成支援・後期計画

午後2時から社会福祉審議会児童福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は、高槻市次世代育成支援行動計画(後期計画)の行政素案についてでした。
この計画は「次世代育成支援対策推進法」に基づくもので、前期計画は2005年から今年まで、来年から5年を後期計画として策定されます。前期計画と比べると、基本目標が5項目から6項目に増え、事業総数は226でした。計画での「子ども」はおおむね18歳未満のため、市の「子ども」に関する施策が網羅されていて、非常に重要な計画です。ただ、厚生労働省は後期計画策定にあたっては、数値目標を入れるように求めていますが、来年策定される総合計画と整合性をはかるため、総合計画策定後に入れていく、また、政権交代で子ども関する施策も変わる可能性があるが、それも今後適宜対応していくとのことでした。
今日、議論された行政素案は12月中旬から1月中旬にかけてパブリックコメントが実施され、市民意見を踏まえて、最終決定される予定です。


10月14日 (水)   学習・交流会

第73回市民派議員学習・交流会が川西市で開かれ、参加しました。午前中は「新型インフルエンザの対応−第2波に備えて市町の担うべき役割」と題して、兵庫県伊丹健康福祉事務所副所長の萩原博さん等の講演でした。午後からは、川西市企画財務部参事の松木茂弘さんによる「川西市における枠予算の活用と政策形成システムについて」、また、近江八幡市議会議員の加藤昌宏さんによる「近江八幡市総合医療センターPFI解約の教訓」と題しての講演で、それぞれ興味深く聞かせていただきました。とりわけPFI解約については、病院の建設、運営等の30年契約だったにもかかわらず、わずか2年半で解約にいたったもので、鳴り物入りで始まった民間活力導入ですが、その破綻事例として、ほんとうに驚きました。前島クリーンセンター新炉建設(更新計画)のDBO方式についても、慎重にも慎重を期して検討しないと、とんでもないツケが行政に、ひいては市民へまわってきます。あらためて、長期契約の難しさを実感しました。
今日の学習会をお世話くださったのは、川西市議の小西佑佳子議員、宮坂まきこ議員そしてお二人を支援されている「あしたをひらく女性の会」の方々でした。貴重な学習の場を企画していただき、ありがとうございました。


10月13日 (火)   全国学力テスト

午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。案件は5件でしたが、そのうちの1件が今年4月に実施された全国一斉学力テスト・学習状況調査に関する高槻市の結果分析と改善方策(A4、105頁)についてでした。今日の定例会で承認されたため、近日中に公表される予定です。
この調査は今回で3回目です。小学6年生と中学3年生全員を対象とし、国語と算数・数学の学力テストと学習状況について77項目の調査が全国いっせいに行われました。高槻市の場合、教科では中学校の国語の正答率が全国を下回り、課題とのことでした。これからの市の取り組みの一つに「言語力の向上に取り組みます」があげられていましたが、学校図書館の充実こそが一番だと、あらためて思いました。
それにしても膨大なまとめです。傾向を把握するのなら、全員の調査ではなく、抽出調査で十分です。
なお、昨年度の結果分析と改善方策は、教育委員会情報の「その他のお知らせ」の2009年3月25日に掲載されています。

午後、友人たちといっしょに、市内の有料老人ホームを見学させていただきました。家族だけでなく、自分の老後を考える上でも、とても参考になりました。


10月12日 (月)   通信原稿書き

今日からいよいよ議会リポートの作成です。9月議会で準備した資料等を読み返し、頁立てを考え、原稿を書き始めました。今週もなかなか集中できる時間がとれないのですが、早くお届けできるようにがんばります。


10月11日 (日)   忘れ物

さわやかな秋空の下、家事に専念して、気分転換をしました。
というのも、昨日の朝、電車の中に本を忘れたのです。本といっても、大切な院の教科書でした。JR大阪駅の忘れ物係に連絡をとったのですが、ついに出てきませんでした。電車の中に忘れ物をすることは今までほとんどありませんでした。席を立つときは必ず振り返って忘れ物がないことを確認して降りる習慣があったからです。ところが昨日に限って、いろいろ考え事をしてためでしょう、うっかり振り返らなかったのです。JR大阪駅の改札口を出て、少し歩き始めて、かばんが軽いことに気がついたのでした。きっと疲れが出ているのでしょう。また教科書を買いなおさなければならず、悔しい限りですが、「本でよかった」と言い聞かせて、今日は体を休めさせていただきました。


10月10日 (土)   市政報告会

午後7時から、9月議会の市政報告会を開きました。議案概要、2008年度決算概要、自公政権による補正予算の高槻市分の事業概要、私の質疑概要など、盛りだくさんの報告となりました。
一般質問でとりあげた「審議会等の委員の選任について」は、審議会等がどのような役割を果たしているのか、どのような審議会等があるのかなどについても説明をさせていただきましたが、審議会等が市民にとっていかに遠い存在であるかを痛感しました。住民自治をすすめるためには、市の政策決定の仕組みについても、もっともっと知っていただかなければと思いました。
また、同じく一般質問でとりあげた前島クリーンセンター第1工場の新炉建設(150トン/日)のDBO方式という事業化方式についても、設計、建設、運転を20年間にわたる長期契約を1社とすることには、強い懸念の意見が出されました。ライフラインでもある「ごみ処理」に不安を抱く市民に対して、納得のいく説明が市には求められています。
久々に夜の報告会でしたが、ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。皆さんからご意見をいただくことが新たな気づきにつながっていて、私も学ばせていただいています。これからもよろしくお願いいたします。
市政報告会を終え、次は議会リポート作成です。がんばります!


10月9日 (金)   公営企業審議会

午前9時半から公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。この間、市営バスの今後の事業経営のあり方について議論されてきましたが、今日は答申の素案が出されました。素案は、起草委員お二人で書かれたとのことです。全委員から意見が出され、1週間後の審議会で、答申案が検討されます。

台風が過ぎ、一挙に秋がやってきました。木々も色づき始め、風を冷たく感じるようになりました。さわやかな秋を自転車で堪能しま〜す。


10月8日 (木)   環境審議会

午後3時から環境審議会が開かれ、出席しました。案件は大きく2件、ひとつは2008年度環境実施計画年次報告(実績)とこれに対する市民意見について、もう一つは、2009年度環境実施計画の説明でした。環境実施計画年次報告については、わかりやすいものにと毎年要望が出されていますが、今日も、さらにわかりやすくするよう、さまざま提案が出されました。また、本年度の環境実施計画については、質問や要望が多々出されました。
その後、報告が3件ありました。@高槻市環境マネジメントシステム実施報告A地球温暖化対策の推進に関する法律の改正に伴う新実行計画の策定についてB土壌汚染対策法の改正に伴う本市の対応についてです。Aについては、鳩山首相のCO2の25%削減を受け、市域の実行計画の内容が問われます。本年度内に策定委員会を発足させ、来年度中に計画を策定予定で、パブリックコメントにかけられますし、環境審議会にもかけるとのことでした。非常に重要な計画であり、期待されます。

台風18号の直撃を避けることができ、高槻市内では大きな被害もなく、ほっとしました。しかし、強風の吹き荒れる「ゴー」という音で、昨夜はあまり眠れず、今日は睡眠不足で、つらい一日でした。


10月7日 (水)   方面隊出動

非常に強い台風18号が近畿地方に急接近、明日の早朝、紀伊半島に上陸するようです。高槻市では午後4時から災害対策本部会議が開かれ、午後5時15分から午後9時まで事前配備体制を引き、午後9時以降、A号配備体制が引かれました。そして市内16地区120の避難所に職員が待機、今夜は夜を徹して、警戒にあたってくださっています。

災害時、高槻市では、市内を16地区に分け、各地区に「方面隊」を配置することになっています。方面隊は地域をよく知っていてすぐにかけつけることができる近隣の職員で構成されていますが、芥川方面隊も芥川地区にある5つの避難所に今夜は待機してくださいました。方面隊が配置されるのは私が議員になって初めてのこと、私も議員に配布されている防災服を着て、さっそく芥川小学校に伺いました。芥川地区では、午後10時の段階で芥川公民館におひとり避難されていましたが、芥川幼稚園や小学校にはまだ避難者はおられませんでした。しかし、いつ来られてもいいように、万全を期して準備をされていました。また、地域内の警戒にも回っておられました。明日は、このまま市役所に出勤されるようです。方面隊の皆さん、また本庁で配備に当たってくださっている皆さん、ほんとうにご苦労様です。大きな被害が出ないよう、今夜はひたすら祈っています。


10月6日 (火)   交通体系特別委

午前10時から阪急高架・交通体系対策特別委員会が開かれ、傍聴しました。案件は3件、@新名神高速道路の整備促進についてA環状感染道路等の整備促進についてB阪急京都線富田駅周辺の高架化についてでした。

新名神高速道路については、新政権は高速道路建設を決定する国幹会議(国土開発幹線自動車道建設会議)の廃止を決め、あらたに高速道路建設については見直すことを明らかにしています。抜本的見直し区間となっている八幡〜高槻間は今後どのようになるのかわかりませんが、今日は新名神(第2名神)に係る動き、アクセス道の高槻東道路、市道原成合線、南平台日吉台線、萩之庄梶原線の動き等について、詳細な報告があり、委員から多くの意見が出されていました。
午前中2時間、新名神の審議にかかり、午後から予定を入れていたため、残念ながらAとBについては、審議を聞くことができませんでした。

非常に強い台風18号が近づいてきています。水害、土砂災害、強風による被害など心配で心配で、どうぞ直撃しないでくださいと祈っています。


10月5日 (月)   要援護者名簿

午前10時から第2回高槻市バイオマスタウン構想策定委員会が開かれ、傍聴しました。井田民男委員(近畿大学理工学部)より、バイオコークスについての説明、事務局よりバイオマスタウン形成上の基本的な構想についての説明がありました。委員会は2回目ですが、私は初めての傍聴で、会議についていくのが精一杯でした。
高槻市のバイオマス資源としては、木質バイオマス、農産系バイオマス、廃棄物系バイオマスがあげられていましたが、中でも、木質バイオマス資源に大きな期待がかけられています。コークスといえば石炭ですが、このコークスを木質でつくり、鉄鋼などの生産現場で石炭コークスに置き換えていこうということのようです。説明では「キュポラ炉」の話が出てきて、吉永小百合主演の『キューポラのある町』を思い出しましたが、新技術について、しっかり勉強しなければなりません。

午後2時からは個人情報保護運営審議会を傍聴しました。案件は答申1件、新規諮問3件でしたが、今日は熱心な議論が続き、終わったのは5時半でした。答申は「たかつき子育て応援事業システムによる電算処理について」、新規諮問案件は、@非常勤職員及び臨時的任用職員に係る人事給与システムA個人住民税に関する地方税ポータルシステム(eLTAX)の利用拡大についてB高槻市災害時要援護者支援システムについてでした。

なかでも、Bの災害時要援護者支援システムについて、個人情報保護上、きわめて重要な案件のため、厳しい意見が出されました。このシステムは、災害時にそなえ、援護の必要な方の名簿を作成、その管理、運用方法を定めたものです。
まず、名簿作成方法ですが、国のガイドラインでは、要援護者名簿作成にあたっては、(1)手上げ方式(2)同意方式(3)関係機関共有方式の3つがあげられていますが、高槻は(3)の関係機関共有方式をとるとのことでした。(1)も(2)も本人の同意が必要ですが、(3)は本人の同意なしに、福祉部局のもつ個人情報を保健福祉政策課、危機管理課、消防本部で共有し、紙ベースの名簿は方面隊基地(16小学校)に厳重に保管しておくというものです。名簿は月1回更新予定です。この点については、自己情報コントロール権をどのように保障するのか、疑問が出されました。名簿掲載を拒否できることを広報でお知らせし、掲載しないことも保障するとのことですが、知らない間に名簿に掲載されていること自体、あまり気持ちのいいものではありません。やはり、手上げ方式か同意方式のほうがいいのではと、思いました。

また、もうひとつ大きな議論になったのは、要援護対象者の範囲でした。高槻市では、要援護者は(1)介護保険の要介護4・5の者(2)ひとり暮らし高齢者(65歳以上)(3)身体障害者手帳1・2級の者(4)療育手帳Aの者(5)精神保健福祉手帳1級の者とありました。委員からは、たとえば80歳代と90歳代の夫婦世帯こそ一人暮らし65歳以上の方よりも援護が必要ではないのかと厳しい指摘がありました。せっかく名簿をつくるのなら、援護を求めている人にとっていい制度にすべきではとの指摘もありました。老老介護の時代、高齢者世帯では災害時援護が必要な世帯も多いはずです。大事な対象者が抜けていると、私も思いました。
それにしても、ひとり暮らしの65歳以上の高齢者が一律に要援護者として扱われることには、ショックでした。私は来月還暦です。さあ今からと、マラソンにチャレンジしたり、勉学に励んでいますのに、あと5年して一人暮らしなら要援護者名簿に登載されるというのは、私には可能性がないとレッテルを張られたような気がしました。名簿に掲載されて、優先的に援護をしていただけるというのはありがたいことなのかもしれませんが、今はそんな気になれません。後期高齢者という名称に反発がありましたが、やはり、要援護者名簿掲載は本人の同意を得たものにすべきだと思います。

最終的に審議会では、答申には名簿掲載を拒否できること等3点の修正をいれることで、終了しました。
夜、他の自治体の要援護対象者を調べてみましたが、高齢者については(1)の条件だけで本当にいいのか、(2)については再考をしていただきたいと思いました。
ただ、要援護者名簿ができたからといって、すべてが解決するわけではありません。いざというときには、やはり日頃の顔の見える関係こそが一番です。


10月4日 (日)   免疫力を高める

午後から第8回二木洋子ナビゲートセミナーを開きました。会場は総合市民交流センター視聴覚室、講師に臼田篤伸先生をお迎えして、「見直そう!インフルエンザの『常識』」と題して講演をしていただきました。
歯科医師として患者さん700名の調査から、風邪(インフルエンザ)は夜中に進むこと、「白血球の自律神経支配」の法則、夜中の予防と嚥下が決め手、自分に合った風邪薬を早期服用すれば軽く押さえることができる、日本ほどワクチンを使う国はない、ワクチンやタミフルの副作用、予防の代表「手洗い」の効果は検証されていないなど、風邪に対する私たちの常識を見事に覆すセミナーとなりました。
お忙しい中、高槻までおいでくださった先生にあらためて御礼を申し上げます。また、ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。

「白血球の自律神経支配」の法則は、新潟大学の阿保徹先生の発見です。がんに対して、抗がん剤ではなく免疫療法で直された方のお話を聞き、さっそく阿保先生の『免疫革命』を読み、がんだけでなく病気に対しては普段から免疫力を高めることの重要性を私も痛感しました。
臼田先生も指摘されましたが、病気を恐れて薬漬けの医療に頼るのではなく、病気を軽く押さえて免疫をつくることが大切です。臼田先生お勧めの、ぬれマスク、嚥下、そして爪もみ健康法でこれからも免疫力を高め、お医者さんにはあまりお世話にならないよう、がんばります!

なお、セミナー終了後、交流会で、臼田先生から銅鐸民族や今城塚古墳について、衝撃的なお話を伺うことができました。地元にいても知らないことばかり、もっと地域の歴史を勉強しなければと思っています。


10月3日 (土)   還暦同窓会

10月1日から大学院の講義が始まりました。土曜日は朝から夕方までにびっしり続きます。土曜日は地域での催しもいろいろありますが、今年はお休みをさせていただかなければなりません。ご案内をいただきながら、申し訳ありません。

夜は大阪市内のホテルで開かれた、高校の還暦同窓会に出席しました。私たちの学年は1クラス50名の11クラスで、計550名が在籍していました。今日の出席者は100人を超え、盛大な会となりました。42年ぶりに出会えた友人も多く、ちょっと話せばあっという間に青春時代にUターン、懐かしいひと時を過ごしてきました。今夜はちょっぴり若返った気分です。


10月2日 (金)   鞆の浦

昨日、広島地裁は画期的な判決を出しました。福山市鞆の浦の埋め立て・架橋差止め請求訴訟で、原告住民の訴えを認め、「景観利益の保護」を理由に、県知事に埋め立て免許を出さないように命じました。「景観利益の保護」が認められたのが、何よりもうれしいです。景観よりも利便性を優先してきた開発行政、公共事業のあり方に、この判決は大きな一石を投じました。小さな町での裁判は、町を2分し、大変なご苦労があったことと思いますが、原告住民の皆さん、そして景観裁判にかかわり続け、理論を構築してきた弁護団の皆さんに、心より敬意を表します。これを機に、景観を優先するまちづくりが主流になるよう、私もがんばらなければと思っています。

今日は雨が降ったりやんだりの一日でした。事務所で資料の整理やデスクワークなど、たまっていた仕事を片付けるのに精をだしました。そろそろ議会リポート作成にも着手しなければなりません。休む間もない毎日が続きますが、食欲の秋、勉学の秋、スポーツの秋で、10月はがんばります!


10月1日 (木)   インフルエンザ

インフルエンザについての学習会を下記の通り企画しています。
講師の臼田先生は、東京厚生年金病院歯科部長を経て、現在、川口市で歯科医院を開業されていますが、バイオハザード予防市民センター代表幹事をされています。時間医学的に風邪の発生メカニズムを解明され、「ぬれマスク法」と「予防嚥下法」の理論を世界で初めて確立された方です。また歯科医業のかたわら、風邪やがんについても精力的に研究されています。ウィルスとは、新型インフルエンザとは、ワクチンやタミフル一辺倒でいいのか、根拠のない「手洗い」予防、免疫についてなど、とてもわかりやすくお話いただきます。ぜひ、ご参加下さい。
なお先生は、古代史の研究家でもあり、セミナー終了後の交流会では、今城塚古墳などの高槻の古代史についてもお話を伺います。

<第8回二木洋子ナビゲートセミナー>

見直そう!インフルエンザの「常識」
−「病院囲い込み政策」にだまされないために−

日時:10月4日(日)午後2時〜4時半
場所:総合市民交流センター5F視聴覚室
資料代:500円 要申込
講師:臼田篤伸さん(歯科医師)
連絡先:わさびプロジェクト
(T&F 072−685-0468)
 

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