いきいき日誌

 

2009年7月
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最近の記事

09/7/31 (金)  政策論議
09/7/30 (木)  集中講義
09/7/29 (水)  市街地整備特別委
09/7/28 (火)  教科書採択
09/7/27 (月)  発送完了!
09/7/26 (日)  説明会
09/7/25 (土)  宛名シール貼り
09/7/24 (金)  公営企業審議会
09/7/23 (木)  セミの大合唱
09/7/22 (水)  ニュース編集
09/7/21 (火)  通信完成
09/7/20 (月)  通信仕上げ
09/7/19 (日)  財政分析
09/7/18 (土)  クワズイモ
09/7/17 (金)  環境審議会
09/7/16 (木)  WAN
09/7/15 (水)  9月議会日程
09/7/14 (火)  傍聴者への配慮
09/7/13 (月)  梅雨明け?
09/7/12 (日)  新セーフティネット
09/7/11 (土)  前期も大詰め
09/7/10 (金)  審議会傍聴
09/7/9 (木)  次世代育成
09/7/8 (水)  教科書採択
09/7/7 (火)  日誌の更新
09/7/6 (月)  審議会傍聴
09/7/5 (日)  市政報告会
09/7/4 (土)  報告会準備
09/7/3 (金)  試験準備
09/7/2 (木)  阪市大で講義
09/7/1 (水)  スーパーの女

7月31日 (金)   政策論議

総選挙まであと1ヶ月、各党のマニュフェストもそろい、いよいよ論戦が始まりました。今日は、夕方、JR高槻駅北側ロータリーに、社民党の辻元清美議員の応援に民主党岡田幹事長がこられました。駅前は人、人、人で、関心の高さが伺え、岡田幹事長だけでなく、国民新党からも応援のアピールがありました。今回の選挙では、各党のマニュフェストをしっかり読みこなすことが重要です。駅前では、各党の演説も行われることと思いますが、やはりじかに内容を聞かせていただこうと思っています。


7月30日 (木)   集中講義

4月分から6月分までの政務調査費の収支報告書を議長宛に提出しました。といっても、4月からは調査費を使っていないため、会計帳簿だけの提出でした。

夜は、大学院で「都市財政論」の集中講義が始まりました。今日から来週月曜日まで、合計15時間の連続講義で、講師は小西砂千夫先生(関西学院大学院教授)です。驚いたのは、レジュメ等配布資料はなく、黒板に書くように、パワーポイントを1ページずつ、講義をしながらつくられ、受講生はそれをノートに写すという講義スタイルでした。このようなパワーポイントの使い方は初めてでした。パワーポイントをつくられるスピードと、ノートに写すスピードがほぼ同じで、3時間、ひたすらノートをとり続けました。まさに板書の講義です。そして、最後に、今日3時間分の授業内容をその場でまとめ、レポートとして提出しなければならず、緊張の3時間でした。


7月29日 (水)   市街地整備特別委

午前10時から、市街地整備促進特別委員会が開かれました。JR高槻駅北東地区の開発事業等の進捗状況についての報告がありました。
北東地区では、7つの建築物が予定されていますが、関西大学以外の建設工事は計画より遅れています。西武駐車場棟はこの6月から始まりましたが、高槻病院の福祉棟は9月から、阪急不動産の集合住宅A棟は11月から着工予定とのことでした。集合住宅Aは計画では昨年12月から着工のはずでしたから、ほぼ1年遅れています。また、残る3棟(集合住宅B棟、複合棟A、複合棟B)については、この秋に着工予定が明らかになるとのことでした。
関西大学については、7月に府の私学審議会で、小・中・高の認可が下りましたが、大学、大学院については、秋に文部科学省から認可の予定とのことです。
また、弁天踏み切り橋梁化工事に伴う、踏み切り閉鎖期間は1年3ヶ月とのことで、その間、迂回路となる西国街道等の安全確保をはかっていくとのことでした。

私は、「駐車場棟の台数が変更(1084台→910台)されたことから、大店立地法に基づく駐車台数が確保されているか、複合棟Aの施設概要等が明らかになった時点で確認すべき」「建設時期が計画より変更されていることも、市民に広報等で説明すべき」「建設計画が遅れているが、公開デッキは予定通り建設すべき」「関大に土地の無償提供する根拠としてあげていた関大の市民への貢献策、地学連携については、来春の開校までに、時期等も含めた計画を明らかにすべき」「高槻駅上りホーム拡幅についてもぜひ、実現を」「弁天踏み切り通行止め期間はできるだけ短縮の努力をし、迂回路のJR高槻駅地下道の安全確保を」と、質疑、要望をしました。

委員会終了後、建設中の関西大学キャンパスの視察でした。


7月28日 (火)   教科書採択

午前10時から教育委員会臨時会が開かれ、傍聴しました。案件は、来年度使用の小・中学校の教科書採択についてです。前回に引き続き、選定委員会委員長より調査結果の報告がありました。これを受け、教育委員から質問や意見表明がなされ、最終的に、すべての教科で、現在使っている教科書が採択されました。
会議の中で、「自由社発行の歴史教科書は新学習指導要領の先取りでいいのでは」との趣旨の意見が長谷川教育委員よりだされましたが、新学習指導要領は2012年から実施であり、今年度の社会は現行指導要領で実施するとの答弁でした。
2012年実施の新学習指導要領に基づく教科書は、現在、各教科書会社で編集中です。来年2010年に文部科学省の検定を受け、2011年に教科書採択が行われます。新学習指導要領に基づき、歴史、公民だけでなく、すべての教科書の内容がどのように変わるのか、ほんとうに気になるところです。

午後からは、明日の特別委員会の質疑の準備をしました。


7月27日 (月)   発送完了!

午後から通信の発送作業、宛名シールを貼った封筒に、わさび通信、住民自治ニュース、セミナー案内チラシをセットしてを封入するのですが、流れ作業で、にぎやかに作業を終えることができました。この間、暑い中、発送作業にご協力下さった皆さん、ほんとうにありがとうございました!ほっと一区切りです。


7月26日 (日)   説明会

午前10時から、市役所で、弁天踏み切り通行止めに伴う説明会が開かれ、参加しました。
6月の議会での説明では、閉鎖機関は1年4ヶ月でしたが、今日の説明では1年3ヶ月とのことでした。近隣住民の皆さんからは、厳しい意見が出されましたが、JR西日本も含め、どうしてもこれだけの時間がかかるという説明でした。できるだけ短縮できるように努力するとのことですが、やはり納得はいきませんでした。

生涯学習センター1階展示室では、市立中学校美術科生徒作品交流展が開かれています。力作ぞろいの展示を楽しませていただきました。作品を見ていると、これはどのようにして製作されたのかなと、思いがふくらみます。できれば製作中の写真なども展示していただけると、生きた展示になるのではと思いました。

夜は、車をだしていただき、通信を配布してくださっている皆さんにお届けにまわりました。今夜は雨かもしれないと、ナイロン袋に包んでの配布でした。無事に終了したところで大雨、危機一髪でした。


7月25日 (土)   宛名シール貼り

午後から通信の発送作業でした。今日は封筒に宛名シールを貼る作業でしたが、事務所においでくださった皆さんのおかげで、予定時刻よりも早く終えることができました。感謝!です。

今夜は芥川商店街の夏祭りでした。午後は大雨でしたが、夕方にはあがり、商店街は家族連れでにぎわっていました。例年のように、スズムシをいただき、今年は事務所で飼うことにしました。さっそく「り〜んり〜ん」と涼しげに鳴いてくれるので、気持ちが和らぎます。

夜は、総合市民交流センターの企画編集室を借り、昨夜に印刷したニュースとチラシの折作業でした。折機の調子もよく、また印刷物を1日乾かしていたので、今夜の作業もきわめてスムーズにいきました。以前は人海戦術で手で折っていましたが、性能のいい折機のおかげで、作業が楽になっています。


7月24日 (金)   公営企業審議会

午前中、第4回公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。今日は、大きく2点についての審議でした。@高槻市の道路網整備計画等についてと、A市民の需要を踏まえた公共交通のサービス水準についてです。@については市の担当課からの説明でしたが、Aについては、審議委員の大学の先生から話題提供という形で、「交通地理学的側面からの路線設定の手法について」「バスサービスのあり方を検討する前に〜利用者・未利用者を含めて〜」という、2つの報告があり、とても参考になりました。バス事業について学ぶ場は少ないため、この公営企業審議会傍聴は、貴重な学習の場となっています。

今夜、大学院の前期の講義が終了しました。一度も休まずに通うことができましたが、あとはリポート提出が4件あります。また、来週からは集中講義が始まります。あわただしい夏ですが、がんばります。

夜、事務所に戻ってから、住民自治をすすめる会ニュース及び第8回二木洋子ナビゲートセミナーのチラシの印刷でした。少し調子の悪かった印刷機、今日、部品を交換してもらいましたので、スムーズに終了しました。


7月23日 (木)   セミの大合唱

来週29日(水)に、市街地整備促進特別委員会が開かれます。案件はJR高槻駅北東地区開発事業等の進捗状況についてです。午前中、担当課から説明を受けました。

市役所に行くと、桃園小学校の木々から、クマゼミの大合唱が響いてきました。夏到来です。しばし、足を止めて、合唱を楽しみました。


7月22日 (水)   ニュース編集

昨日、「わさび通信114号」の校正が終わりましたが、今日は「二木洋子と住民自治をすすめる会ニュース」の編集、10月に開催予定の第8回二木洋子ナビゲートセミナーのチラシの作成でした。このあと、印刷、折の作業をすれば、いよいよ発送作業です。いつも応援に来てくださる皆さんに作業協力のお願いを出すこともでき、肩の荷がおりました。

山口県で起きた土砂災害、あまりの事態に言葉がありません。人事とはとても思えません。梅雨明けは8月になるかもしれないとの予報もでています。今ひとつすっきりしないお天気が続きますが、地盤も緩んでいて、ゲリラ豪雨による被害がほんとうに心配です。


7月21日 (火)   通信完成

今日は、昨夜仕上げた「わさび通信114号」の校正でした。読み返せば読み返すほど、次から次へと気がつくことがあり、3度校正をお願いしました。今週末には印刷ができあがってきます。いつも無理をお願いしている印刷所には、ほんとうに感謝しています。

衆議院が解散、投票日は8月30日です。40日間の長く熱い闘い始まりましたが、長いからこそ何が起こるかわかりません。政策の中身で判断すべく、私も各党のマニュフェストをしっかり研究します。しかし、このマニュフェスト、どこでもらえるのか、いつもよくわかりません。駅前ではよく配布されているようですが、駅前を通らない人でも気軽に入手できるよう、なんとか工夫してもらいたいものです。


7月20日 (月)   通信仕上げ

朝から、「わさび通信114号」の編集でした。夜にようやく仕上げることができ、印刷所に送信しました。ほっと一息です。来週早々発送をし、8月上旬は配布に汗を流します。


7月19日 (日)   財政分析

午後から、「市財政を分析する市民の会」に参加、いっしょに勉強をさせていただきました。自治体の財政は、特別な用語が出てきますし、額も家計簿とは大違いの億単位で、難解です。しかし、少子高齢化の時代、今後の高槻のことを考えるなら、財政を熟知しなくてはという熱心な皆さんに、私も元気をもらった一日でした。

6月議会報告の「わさび通信114号」を作成中です。朝も夜も、ひたすら原稿を書き続け、なんとかめどがつきました。明日、仕上げます。

友人の阪南市議澤ナオミさんが、この夏で引退されることになりました。9月が選挙ですが、この時期にはがきでお知らせをいただきました。長い間ほんとうにご苦労さまでした。阪南市初の女性議員として、市民の目線で、数々の提言をしてこられました。正直、残念でなりません。
澤さんとお会いしたのは、1991年7月、私が議員になって間もない頃で、先輩議員として、いろいろ教えていただきました。以来、ご一緒することが多く、心の底から信頼できる方でした。ノック知事セクハラ事件の際も、マスコミ対応を一手に引き受けて下さり、私は他の女性議員との連絡や要望書等の文章づくりを担当、二人で役割分担ができたからこそ、大きな動きをつくることができました。市民派の女性議員として、同時期にご一緒した方々が次々と引退されるのは寂しいものです。でも、皆さんから受け継いだ精神はしっかり守っていきたく思っています。


7月18日 (土)   クワズイモ

第3土曜日の朝は子ども会のリサイクルゴミ回収の日です。事務所の分もあわせ、今日は大量に出しました。ただ、紙は重く、紐でくくることも含めて、大量になると、一仕事でした。しかし、子ども会の活動資金に少しでもなるなら、苦になりません。

終わるや大学院に駆け込み、講義を受けました。今日は午前中で終わりましたので、急いでUターン、自宅で、ひらすら家事に専念して、気分転換、リフレッシュをしました。

現事務所に引っ越してきたときにいただいた観葉植物の一つに「クワズイモ」がありました。沖縄のおイモで、ぐんぐん成長し、大きな緑の葉をつけ、夏には花も咲いていました。ところが今年は枯れてしまいました。冬に外に出していたからか、大きくなりすぎて根詰まりを起こしたのか、原因はよくわかりません。今夏は恒例のアサガオもゴーヤも植えることができなくて、夏の一大仕事の朝晩の水遣りがありません。楽といえば楽なのですが、物足りなさがあって、元気が出ませんでした。
しかし、今日、あきらめていたクワズイモから、新芽が2つ出てきました。もううれしくて、うれしくて、さっそく下さった方に報告、大事に育てます。愛犬も高齢で、「育てる」というよりも「介護」です。毎日の生活の中で、気持ちも動作も「育てる」という時間があることは、とても大切なことだとあらためて感じました。これから、毎日、クワズイモに語りかけながら、成長を楽しみにします。


7月17日 (金)   環境審議会

午前10時から環境審議会でした。公害防止と環境保全に関する条例の規則改正について、4月、5月と2度にわたり行われた専門部会の報告があり、了承され、答申となりました。同時に規則改正の内容を市民に広報するチラシの案が示されましたが、もう少し市民にわかりやすいものにと要望しました。

夜は、大学院有志の新しい公共を考えるグループ(略称:ニューパブグループ)で研究会、講師は、NPO政策研究所理事長の直田春夫さんでした。持続可能なNPOの活動のためには、資金面での課題が大きいのではとの仮説をたて、検証のステップとして、NPOの現場をよくご存知の直田さんにお話をうかがいました。貴重なお話をお聞きすることができ、直田さんのソフトながらも一直線の姿勢に、NPOの原点を再確認しました。お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。

6月議会報告の原稿を書き始めました。ようやく「わさび通信114号」の作成に着手です。がんばります。


7月16日 (木)   WAN

女性をつなぐ総合情報サイトWANが、この5月に発足しました。WANとは「ウィメンズ アクション ネットワーク」の略です。女性が自由に活躍できる社会をめざし、女性のための情報を提供し、活動をつないでいこうと、ゆるやかで力強いネットワークをめざしています。政治状況、社会問題なども女性の視点で切り込まれていて、私もよくアクセスしています。女性に関する書籍も、今まで大阪府立ドーンセンターの1階にあった書店で買っていたのですが、橋下改革で書店がなくなりました。WANのウェブでは、書籍等も購入できます。女性アーティストの作品コーナーもあり、女性にとって情報満載の心強いサイトです。ぜひ、愛読者になってください。なお、サイトの運営はNPO法人WANが行っています。会員になって支えてくださる方も募集中です。


7月15日 (水)   9月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。9月議会及び決算審査特別委員会の日程が決まりました。9月議会は9月2日(水)が告示日で議案書をいただき、議案審査は9日(水)の本会議からスタートで、30日(水)まで続きます。9月議会では一般会計や特別会計の昨年度の決算報告が提出されるため、議案の多い議会となります。夏バテしないように、体調を整えてのぞみます!

午後2時半からは、社会福祉審議会障害者福祉専門分科会を傍聴しました。案件は4件あり、@第1期障害福祉計画の進捗状況報告、A自立支援協議会報告、B障害者自立支援法改正(案)、C身体障害者審査部会報告についてでした。うちBについては、衆議院解散のため、廃案になるものでした。また、案件終了後も、委員から6月議会で可決された補正予算について等、質問もだされ、活発な議論が行われていました。

まだ梅雨明け宣言がだされていませんが、蒸し暑く、自転車での移動はつらい毎日です。ちょっと疲れが出ていますが、がんばります。


7月14日 (火)   傍聴者への配慮

午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。案件は4件、うち1件は小・中学校教科書の採択で、採択の会議は今年から初めて公開になりました。
事務局から、去る7月9日に選定委員会から「前回の調査結果を尊重し、現在使用しているものと同じものが望ましい」との答申を受け取ったとの報告がありました。「6月から選定委員会で調査研究をしてきた」「文部科学省や府教育委員会の通知をふまえた」「前回(4年前)の調査で十分検討吟味した」「中学校現場の意見や教科書展示会での市民意見も参考した」「扶桑社と自由社の歴史教科書はほとんど内容が同じである」等のこの間の経過や選定理由の説明もありました。
「さお、審議が始まる」と思ったとたん、教育委員会委員長は、すぐさま「採択を留保します」と言われ、びっくりしました。2人の委員から質問はあったものの、ほとんど審議をしないで「留保」というのです。
どうも、教育委員が資料を読みこなす時間的余裕がなかったようですが、これはあまりにも無責任な対応ではありませんか。少なくとも今日の会議で採択は予定されていたことです。事務局がいつ教育委員に資料を届けたのかわかりませんし、教育委員も早く届くようにどれだけ督促されたのかわかりませんが、教育委員と事務局の間で、どれだけ十分な準備がなされていたのか、疑問です。会議が公開というのは、傍聴者もいます。十分な議論をし、決着がつかないから「留保」というのならわかりますが、十分な説明もないまま、「留保」というのは、傍聴者への説明責任を果たしていません。
次回は、7月28日(火)の10時から臨時教育委員会で採択とのことですが、傍聴者にもわかる議論をしていただかないと、これではせっかく会議を公開した意味がありません。

午後2時からは、社会福祉審議会高齢者専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は1件、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の2008年度の進捗状況点検評価でした。事務局からの説明ののち、審議会資料について、読みづらい、わかりづらい等の厳しい意見が委員から続きました。次回からは改善するとのことでしたが、確かに、細かい数字が並んでいる上に、本文と資料編の2つの資料を交互に見比べながらの説明で、理解するのに、一苦労でした。おまけに傍聴者には机がないため、悲惨でした。会長さんは、会議の終わりに、傍聴者にも「長時間ご苦労様でした」といつもお気遣いくださり、ほっとするのですが、偶然にも午前、午後と、傍聴者への配慮のない会議運営に、熱〜くなって、帰ってきました。


7月13日 (月)   梅雨明け?

午前10時から人権施策推進審議会が開かれ、傍聴しました。案件は第5回人権意識調査についてで、具体的な調査項目案も示されました。人権意識調査は5年に一度行われていますが、今回は、近隣市の調査なども参考にしながら、調査への視点を憲法的な視点で捉えなおすなど、かなりの変更点があり、各委員から多くの意見が出されていました。今日の意見を受け、庁内の専門委員会で再度検討されて、9月下旬から10月中旬にかけて調査が実施される予定です。

午後2時からは国民健康保険運営協議会が開かれ、傍聴しました。案件は、出産一時金を、本年10月から2011年3月まで、4万円引き上げるというものでした。これは、去る5月に政令が変更されたための措置ですが、なぜ、期限付きの施策なのかよくわかりません。また、アップ分の4万円のうち、すべてを国が負担するのではなく、一部は保険料からの負担となっています。少子化対策で、少しでも出産時の費用軽減をはかろうとするのなら、期限付きではなく、抜本的な措置が必要です。協議会では4万円アップが認められましたが、これも選挙前のばら撒きかと思わざるをえませんでした。

朝から、待ちに待ったセミの鳴き声が聞こえ始めました。いよいよ梅雨明けを思わせる気配です。猛暑到来ですが、この中で、総選挙も実施されるようです。


7月12日 (日)   新セーフティネット

午後2時から、高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会でした。今日は、「新たなセーフテイネットの構築に向けて−国際比較の視点から−」と題して、埋橋孝文さん(同志社大学社会学部教授)の講演でした。
埋橋さんは、連合総研の「参加保障・社会連帯型の新しい社会政策・雇用政策の大綱に関する研究会」の責任者で、9月頃にこの研究のまとめが発表されるとのことです。今日の講演はこの研究にそったもので、ヨーロッパのセーフテーネットの仕組みにふれながら、日本のセーフテイネットは3層構造だが4層構造への必要性があるとの提言は、とても説得力がありました。
経済のグローバル化の流れを受け、ヨーロッパ諸国では、それぞれ独自のセーフテイネットを築いていますが、アメリカ、日本は、GDP費に占める社会保障費はきわめて少なくなっています。派遣切りや非正規雇用など、ワーキングプアの問題が深刻化している中で、「雇用、失業保険、生活保護」のみのセーフテイネットでは、自立できない人が多いのが現実です。「ワークフェアー」という、就労の拡大を福祉の基礎としながら、新たに、「社会手当て(医療補助、家賃補助など)、社会サービス(住宅、保育、職業紹介・教育訓練など)、給付つき税額控除」などの制度を創設するべきという提言ですが、まもなく行われる総選挙では、この新たなセーフテイネットのあり方についても大きな争点にすべきです。


7月11日 (土)   前期も大詰め

土曜日は朝から大学院に通っています。今日の講義は朝10時から5時間目まで受講、そして、院有志のプロジェクトで、新らしい公共についての議論をしました。走って帰って、夜は住民自治をすすめる会の会議でした。
さすがに今日は疲れました。しかし、土曜日も丸一日講義が続くのは今日が最後でした。来週からは土曜日も少し余裕ができます。レポート提出の課題が残っていますが、前期の講義もあとわずか、がんばります。


7月10日 (金)   審議会傍聴

午前9時半から第3回公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。今日は、公共交通について及び公営交通としての市営バス事業についての審議でした。話題提供というかたちでの、3人の学識経験者の委員のお話は、とても勉強になりました。バス事業を通じて、「公共」の概念の捉えなおしが必要なことがよくわかりました。



7月9日 (木)   次世代育成

午後2時から社会福祉審議会児童福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は2件、@2008年度「高槻市次世代育成支援行動計画」及び「高槻市児童育成計画」の進捗状況調査結果についての報告、A「高槻市次世代育成支援行動計画」(後期)ニーズ調査結果についての報告でした。ニーズ調査結果については、とても分量の多い報告書がまとめられています。今日は、前期計画策定時のニーズ調査結果と今回の調査結果を比較した貴重な報告がありました。「3世代家族が減少している一方、一人親家庭が増加傾向」「親の就労状況については、就学前から母親の就労が増加傾向」「家庭と仕事の両立では、職場の理解が進んでいる傾向」「子育ての悩みは、前回は自分の時間がないというのが1位だったが、今回は育て方の不安が1位」など、とてもわかりやすい報告でした。まだ調査結果の比較は正式ではないとのことでしたが、住民ニーズのあった行動計画にするためにも、ニーズ調査結果のきめの細かい分析を期待しています。

今週から来週にかけて、審議会開催が続きます。今日は傍聴者は10名でした。関心のあるテーマがありましたら、ぜひ、傍聴においでください。私もできる限り傍聴に通って、勉強させていただいています。


7月8日 (水)   教科書採択

午後2時から文化財保護審議会が開かれ、傍聴しました。案件は4件でしたが、うち最初の1件は、高槻市指定有形文化財の指定についてでした。これは意思形成過程の情報とのことで、会議は非公開でした。指定するかどうかを決める文化財が何なのかすらわかりませんので、なぜこれが非公開になるのか、ちょっと合点がいきませんでした。次の2件は、2009年度事業について及び本年度のしろあと歴史館企画展・特別展についての説明でした。最後に、パワーポイントで、安満遺跡発掘調査報告、今城塚古墳整備状況、(仮称)今城塚古代歴史館、4月に発足したNPO法人文化財スタッフの会との協働事業について、報告がありました。

今年は中学校教科書の採択の年です。この間、中央図書館で文部科学省の検定を合格した教科書の展示が行われていました。4月9日に合格したばかりの自由社の歴史教科書を読んでみたのですが、驚きました。扶桑社の歴史教科書とほとんど同じ内容なのです。章立ても使われている写真も文章もです。調べてみますと、2社の教科書の代表執筆人はいずれも藤岡信勝氏でした。「新しい歴史教科書をつくる会」の内紛で、このような結果になっているそうですが、教育現場にこのようなごたごた劇を持ち込むことは許されません。扶桑社の教科書に対しては、著作権をめぐって差止め訴訟も起こされています。このような問題のある教科書を採択する教育委員会があるのでしょうか。
なお、教科書採択の教育委員会の会議も、今まで非公開で、議事録のみ公開されていました。今年はぜひ近隣の教育委員会と同じように、会議を公開していただきたく思います。


7月7日 (火)   日誌の更新

この間、いきいき日誌の更新が滞っていましたが、今日、ようやくアップできました。「体調が悪いのですか」「パソコンの調子がまた悪いのですか」など、いろいろご心配いただき、申し訳ありませんでした。夜、集中力が途切れていたのが原因です。
4月から通い始めた社会人大学院ですが、覚悟をしていたとはいえ、ついていくのに四苦八苦しています。一度も休まず、遅刻もせず、講義が始まる10分前には席について、呼吸を整えてから講義を受けています。事前学習、宿題などが6月議会準備と重なり、6月は特に厳しい日程でした。今週末にもまた試験があり、その準備をしなければなりません。しかし、無我夢中で駆け抜けてきた18年の議員生活の中で経験させていただいたことを振り返り、体系的にまとめるとてもいい機会になっています。7月下旬には前期の講義が終わりますが、その後、レポート提出とともに、集中講義も続きます。議員として関心のある講義ばかりなので、はりきっています。この日誌を訪問くださる皆さんのご期待にそえるよう、これからも毎日更新めざしてがんばります。引き続き、暖かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。


7月6日 (月)   審議会傍聴

午後2時から個人情報保護運営審議会が開かれ、傍聴しました。案件は答申2件、新規諮問3件でした。
答申は「国民投票に係る電算処理」及び「期日前・不在者投票システム」についてでした。
新たに諮問されたのは、「市立小学校における校務文書のパソコン処理」、「介護保険認定審査会支援システム」の取り扱いについて、「介護保険適用除外対象となる者の個人情報の利用について」でした。
最近の案件は、コンピュータシステム導入に関するものが多く、審議もコンピュータの専門用語が飛び交っています。傍聴していて、その議論についていくのもなかなかたいへんですが、とても勉強になります。また、それぞれの事業で何が問題になっているのかもよくわかります。6月議会が終わり、これから審議会開催が続きますが、しっかり傍聴をして勉強させていただきます。


7月5日 (日)   市政報告会

午後2時から、6月議会の市政報告会を交流センターで開きました。前半は6月議会の報告をし、後半は「高槻市ごみ物語」と題して、パワーポイントで高槻市のごみ事情、課題を報告させていただきました。暑い中、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

市政報告会は、いつもは事務所なのですが、パワーポイント上映のため、交流センターを使わせていただきました。
持参したパソコンとプロジェクターがなかなかうまくつながらず、センターの方にずいぶんお世話になりましたが、なんとか接続できました。これで、大きな事業が終わり、ほっとしています。次はいよいよ議会リポートの作成です。がんばります。



7月4日 (土)   報告会準備

朝から大学院で講義を受けました。1時間目は試験で、テーマは「財政赤字と民主主義の関係について」でした。久々に鉛筆と消しゴムを使って、手書きで答案を作成しました。講義は5時間続きましたが、とにかく、試験が終わってほっとです。

夕方、事務所に戻り、明日の市政報告会の準備をしました。パワーポイントを使うため、画像を取り込んでの作業は、時間はかかりますが、なかなか楽しいものです。連日、綱渡りの日々が続きましたが、あと一息です。


7月3日 (金)   試験準備

今日は貴重な一日、事務所にこもって、明日の大学院の「公共経営論」の試験準備でした。どのようなテーマが出るのかわからないため、先生の書かれた著作や、参考文献、講義のあったレジュメ、ノートに目を通し、想定問題を少し考え、まとめました。まさに受験生の心境でした。


7月2日 (木)   阪市大で講義

午後から大阪市立大学(杉本町)で、「環境問題と行政」と題して、講義をさせていただきました。本来なら、この講義は5月に予定していたのですが、新型インフルエンザで大学も休講となり、この時期になってしまいました。講義時間は90分、今日は5分ぐらい前に講義を終え、質問時間をとることができました。いつもなら、講義終了後は学生さんと交流会をするのですが、今日は、すぐに大阪駅前第2ビルの大学院へ直行、3時間講義を受け、帰宅しました。


7月1日 (水)   スーパーの女

午前10時から、私立幼稚園PTA連合大会が開かれ、来賓として参加させていただきました。連合会からは、市への熱い要望が出され、市長、議長が受け取られました。

夜、ビデオ「スーパーの女」を見ました。明日の大学院の「行政組織論」の宿題で、売れないスーパーがどのようにして成功していくか、組織論としてまとめておかなければならないのです。楽しむどころか、メモを取りながら見ていて、疲れてしまいました。

今日から7月です。2009年も半年が過ぎました。月日がたつのは、ほんとうに早いものです。
 

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