いきいき日誌 

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10/31 (火) 家庭科を履修していない高校があるとは!


 高校必修科目の履修漏れが全国で明らかになり、大きな問題になっています。今日は、あの進学校の灘高校が家庭科の先生がいなくて、未履修だったことが明らかになりました。なぜ家庭科が男女共修になったのか、灘高校ではどのように考えられていたのでしょうか。あきれ返ります。未履修のあった私学には、助成金を減額するなどの罰則はかけられないのでしょうか。
 このような問題が起こる背景には、学校評価制度があります。学校評価の一番わかりやすいのは、どこそこ大学に何人進学したかという実績です。有名大学への進学率を上げるために、高校は受験科目優先で授業を行っているのです。学校評価制度はこれを機に、やめるべきです。

 今日も事務所で過ごしました。山積する仕事を少しづつ片付けています。

10/30 (月) さわやかな秋晴れ、穏やかな一日でした。


 今日は丸一日、事務所で過ごしました。来客があったり、月末なので集金に来られたり、また、電話の前でかなりの時間をすごしました。
 東京の方とお話をしていると、関西では大きなニュースが東京では報道されていないことがよくあります。今日もお二人の方に、こちらの新聞の切抜きをお送りすることになりました。

 衆議院では教育基本法改悪の審議が始まりました。東京では教育基本法改悪をストップさせようとさまざまな取り組みが行われています。野党共闘で、なんとしても改悪をストップさせていただきたいものです。

10/29 (日) 格差社会を斬る!


 午後から、総合市民交流センター・視聴覚室で開かれた、NPO前夜主催の講演会に参加しました。 
 講師は中西新太郎さん(前夜の編集委員、横浜市立大学教授)、2時間にわたり、「格差社会とたたかう」と題して講演をされました。
 昨年末から「格差社会論」が流行していますが、その分析、格差の現実をどうとらえるか、格差とその根にある差別を正当化する政治・思想、格差社会とどうたたかうのか、わかりやすく話してくださいました。
 1999年、小泉改革が始まって以降、議案審議を通じて小泉改革のさまざまな問題を感じてきましたが、今日は、それが整理でき、胸のつかえがとれました。
 安倍政権では、もっと加速度的に格差が拡大し、絶対的貧困が増えることになるでしょう。「格差ー差別」の構造全体を批判の対象にすえること、そして、ものが言えない人の声はないと扱われる社会では、ものをいえることができる人の責任は重大であるとも指摘されました。
 あらためて、議員として、私には、高槻での格差社会の現実を明らかにする責任を痛感しました。またひとつ宿題をいただきました。

10/28 (土) なぜ2学期制なのか、やはり私には理解できませんでした。


 昨夜に引き続き、午前10時から第二名神高速道路の都市計画変更についての説明会が市役所で開かれたため、参加しました。昨日と同じように、西日本道路株式会社、大阪府から説明があり、質疑応答で11時半に終了しました。
 今日も質問は、第二名神そのものの都市計画変更についてよりも、アクセス道路についての質問が続きました。やはり、アクセス道路による交通停滞、生活環境の悪化を、皆さん心配されています。

 午後2時からは2学期制試行実践報告会が桃園小学校体育館で開かれ、参加しました。
 今日は7中校区からの報告ということで、7中、柱本小、三箇牧小、柱本幼稚園の取り組みの報告がありました。コーディネーターは如是中学の校長先生、コメンテーターはPTA協議会の3名の方です。各学校園の報告のあと、その報告についてコメンテーターの方が質問をされ、それについて報告校とは違う試行校が答えるという方式でした。
 確かに、試行校では、熱心な取り組みがなされていることはよくわかりました。しかし、サマースクールや個人懇談会など、2学期制での新たな取り組みが、3学期制ではなぜできないのか、私には理解できませんでした。おそらく参加者の多くが同じ疑問をもたれたのではないでしょうか。
 その上、会場からの質問や意見が出せない運営に驚きました。時間がないからと言われるのですが、わずか2時間で、100年も歴史のある3学期制を変更することについて理解せよと言っても無理です。報告会の目的は2学期制についての理解を深めるとされています。それならば、会場からの質問の時間を保障し、教育委員会としての説明責任をていねいに果たすべきではなかったでしょうか。貴重な報告会、しかも現場の先生に直接に質問できる機会はそうありません。ほんとうに残念です。

 朝、市役所の駐輪場は混雑していました。日曜日の10時前からこんなに混むのは珍しく、なぜだろうと思っていると、中央図書館3階に長蛇の列です。今日は中央図書館リサイクルブックフェアの日でした。残念ながら時間がとれず寄れませんでしたが、たくさんの本が生き返ったことでしょう。
 

10/27 (金) 第二名神の都市計画変更のための説明会に参加しました。


 午後から4日目の決算審査特別委員会を傍聴しました。

 午後6時からはJR高槻駅前南口で第4金曜日恒例のWIBでした。今日の参加者は5名、幸い風もほとんどなく、ローソクの灯も消えず、粛々と、1時間、平和を求めるメッセージを持って立ち続けました。

 午後7時からは磐手公民館へ、第二名神の都市計画変更に関する説明会に参加しました。会場の2階の大集会室は満員で、質問や疑問点も数多く出されました。
 大阪府の説明は、パワーポイントを使い、20分余りでしたが、質問がでると、説明ではなかった画面を使って説明をされます。それなら、最初からすべてをきちんと説明すべきで、隠そうとしていたのかと勘ぐりたくなります。不親切な説明会だと思わざるを得ませんでした。
 
 さわやかな秋晴れが続き、自転車族には一番うれしい季節です。色づく木々や秋の花々を楽しみながら、自転車をとばす毎日です。
 

10/26 (木) 決算審査特別委員会を傍聴しました。


 決算審査特別委員会も3日目、今日は短時間でしたが、ようやく傍聴することができました。
 議員になってからは、自分の所属委員会以外の委員会もできうる限り傍聴してきました。市政で何が問題になっているのか、各議員がどのよう視点で問題にされているのか、とても勉強になりますし、職員の方々のお顔も覚えられます。これからも時間が許す限り傍聴をして、勉強をさせていただきます。

 午後3時からは事務事業外部評価委員会を傍聴しました。2006年度の外部評価についての総括意見をまとめる委員会でしたが、高槻市の外部評価制度について、委員の方々からほんとうに厳しい意見が出されました。
 今日の各委員の意見をまとめ、11月9日に市長に報告が出される予定です。

 

10/25 (水) 議会リポートが届いたようで、暖かい激励のお声をいただきました。


 昨日発送した「わさび通信102号」と「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース第30号」が届いたようで、今日はメールで、電話で、留守番電話でと、激励のお声を頂戴しました。また、留守の間に、事務所前に植木鉢を置いてくださる方もありました。苦労して発送した甲斐があったと、ほんとうにうれしくなります。ありがとうございました。
 配布してくださる方にも、今日はお届けに回りましたが、あと少し残っています。なんとか明日にはお届けをして、そのあとは、私の配布分をがんばります。

 来春の統一地方選まであと半年です。この間、4期目3年半の間、議会でどのようなテーマを取り上げて質問をしたのか、皆さんにお約束したことの中で、何ができて、できていないのは何か、集中して、振り返りました。また、議会リポートも101号分すべて読み返してみましたが、ほんとうに月日が経つのは早いものです。
 
 愛犬との散歩が久々に遅い時間になってしまいました。今夜は星がキラキラと輝いていて、冬の星座の代表ともいえるオリオン座が東の空に昇ってきていました。夜空は冬の気配です。

10/24 (火) 議会リポートの発送が完了しました。


 今日、議会リポートの発送作業が完了しました。市内だけでなく、市外の方への分もすべて終了です。
 また、配布してくださる方々へお届けする分も、すべて梱包が終わり、明日からお届けにまわる予定です。「配布はまだですか?」とお問い合わせもあり、ほんとうにありがたいことです。

10/23 (月) 久々の雨、暦は「霜降」とはいえ暖かい一日、たいへんな秋を予感させます。


 今日は発送作業と山積している仕事のため、事務所で過ごしました。

 国会が緊迫しています。昨日の補選の結果を受け、まずは教育基本法が危ないという状況です。新聞等ではなかなか国会運営について伝わってきません。国会が始まると、いつも訪問するのが
保坂展人議員どこどこ日記です。緊迫した状況が伝わってきて、いてもたってもいられなくなります。野党が結束して、教基法改悪はなんとしてもストップさせていただきたいです!

 高槻市議会では今日から決算審査特別委員会が始まりました。しかし、今日は残念ながら傍聴できませんでした。

10/22 (日) 議会リポートの発送作業中!


 今日から9月議会のリポート「わさび通信102号」の発送作業を始めました。午後から事務所に次々とおいで下さり、にぎやかな作業となりました。お休みの日にもかかわらず、ありがとうございます。おかげさまで今日の予定作業を終えることができました。

10/21 (土) いい日、友人は旅立ちました。たくさんの思い出、ありがとう!


 昨日、ついに電話がかかってきました。3月から闘病中の友人が旅立ったと。
 昨夜はお通夜、今日は午後からお葬式でした。無宗教そして音楽葬、ご本人がああしてほしい、こうしてほしいと言われた遺言どおり、ご遺族はお別れの会を行われました。
  学生時代から40年のお付き合いという方をはじめ、4人のかたがそれぞれ友人との出会いや思いを語られ、懐かしい映像や大好きだった曲が次々と流され、心温まる、すばらしいお別れ会でした。
 享年58歳、ほんとうにつらいお別れです。まだまだごいっしょにやりたかったことがたくさんありました。無念です。
 昨日、今日と、涙がとまりませんでした。

10/19 (木) 市民派議員交流・学習会が終了しました。


 午前10時から、第61回市民派議員交流・学習会を開催しました。
 各地から50名余りが参加され、午前中は認定こども園について、午後からは高槻財政物語について、気合のこもった勉強会となりました。
 高槻財政物語については、前財政部長の畠中環境部長がパワーポイントを使って1時間40分もの講演をしてくださり、また、財政課の皆さんにも資料作成などいろいろご協力頂きました。私もしっかり勉強をさせていただきましたが、お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。
 この交流・学習会は、3ヶ月に一度、議会開催月の翌月に、各地持ち回りで開いています。私が議員になったばかりの91年夏に堺市議の長谷川俊英さんが呼びかけてくださって発足したものです。高槻では2回目の開催でした。
 


 

10/18 (水) 明日は第61回市民派議員交流・学習会です。


 9月議会のリポート「わさび通信」102号の校正も終わり、二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュースの編集もほぼ終わり、週末からの作業の段取りがようやくできました。

 午後から事務所に来客がありましたが、
22日に催される食育フェアの企画の一つである食育カルタ募集に応募され、採用されたとのことでした。私もすらすら歌を詠みたいのですが、思うように言葉が出てきません。俳句や短歌をされる方がうらやましい限りです。

 明日は、第61回市民派議員交流・学習会を高槻で開きます。場所は、議会の全員協議会室、午前10時から夕方までです。
 午前中は、「認定子ども園に希望はあるか」と題して、田中文子さん(子ども情報研究センター)の講演、午後からは、「高槻財政物語」と題して、現環境部長の畠中富雄さん(前財務部長)の講演です。
 明日ですが、お時間がありましたら、ぜひお出で下さい。ただし、資料代が必要です。

10/17 (火) 男女共同参画プランの中間見直しが始まりました。


 午後から市役所へ、生涯学習センター展示ホールで開かれていたシルバー人材センターフェスティバルに伺いました。
 心のこもった手芸や木工の手作り作品販売コーナー、絵画などの作品展示コーナー、お茶とお菓子の休憩所、就労相談コーナーなど、とても暖かい雰囲気のフェスティバルでした。時間に余裕がなく、お茶の御手前をいただけなかったのが、残念です。
 
 午後2時半からは男女共同参画審議会を傍聴しました。来年がプランの中間見直し年にあたるため、市長からの諮問を受け、今年度から審議するということです。
 今日は、プランの説明や進捗状況、見直しにあたっての考え方などの説明が主で、次回12月には本格的な議論になるようです。私もしっかり勉強をさせていただきます。

 9月議会の報告をようやくまとめあげることができ、夜、お世話になっている印刷屋さんに送りました。これで、肩の荷が下りました。明日、校正がすめば、週末から発送・配布の予定です。
 

10/16 (月) いじめによる子どもの自殺が相次ぎ、心がいたみます。


 今日も9月議会のリポート作成に集中しました。おかげさまで、ようやくまとまってきました。なんとか明日中には仕上げます!
 

10/15

(日)

さわやかな秋晴れの一日でした。


 この間、環境審議会、大学での講義、セミナー開催と、緊張の日々が続き、今日は少し体を休めさせていただきました。といっても、外出はしなかったものの、たまっていた家事を片付け、9月議会のリポートをまとめるため、パソコンの前に座り続けていたのですが。
 9月議会の報告をすでにまとめて印刷、配布されている議員もおられます。待っていてくださる方もあり、早く仕上げるべく、がんばります。

10/14

(土)

「介護」とは、あらためて考えさせられました。


 午後から第4回目となる二木洋子ナビゲートセミナー、ゲストは講談師の田辺鶴英さんでした。
 鶴英の介護修羅場日記と題して、1時間半、講談も交えながらの涙あり笑いありのお話で、「介護」「介護の社会化」について考えさせられました。
 私のほうからは、高槻市の介護保険制度と題して、4月から変わった介護保険制度の概要、団塊の私たちが65歳を迎えるときを想定しての変えられたこと、介護保険制度だけでなく、医療や年金も含めて膨らむ社会保障費の財源をどこから補填しようとしているのか、負担は増えてもサービス給付は増えない可能性もあり、社会保障のあり方について私たちも十分議論しなければならないことなどを報告させていただきました。
 介護保険制度が変わって半年、現場がどのように変わったのか、これから十分検証しなければと思っています。
 
 なお、これで、セミナーはいったん休止をします。
 市議をさせていただいて来春で16年になります。議会リポートの発行や市政報告会という形で、さまざまな発信をしてきましたが、今、私が一番したいことは、一つのテーマについて、市民の皆さんとじっくり議論を深めるということです。
 この16年、無所属で会派に属さず一人のため、市政のあらゆる分野についてほんとうにたくさんの勉強をさせていただきました。皆さんに私が市政のどこにどのような問題を感じているのかお伝えしたい、また、その点について皆さんと議論したい、学びたい、そういうテーマがほんとうにたくさんあります。来年の春は統一地方選です。それが終わればまたセミナーを再開できるよう、がんばります。
 4回のセミナー開催にあたり、準備から当日の後片付けまでご協力くださった皆さん、ご参加くださった皆さん、そしてお忙しい中、高槻までおいでくださった講師の方々に心より御礼を申し上げます。

10/13

(金)

12月議会の日程が決まりました。


 午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。12月議会の日程が決まりましたので、市議会速報に掲載しました。
 12月議会は、11月24日(金)告示、12月1日(金)より本会議が始まり、最終日は12月20日(水)という日程です。
 12月議会が終わればすぐに新しい年、日がたつのはほんとうに早いものです。

 午後からは立命館大学へ、文学部の学生さんを対象に、4時限目の授業で「環境問題と行政」と題して授業をしてきました。パワーポイントを使いながら、90分間話し続けるのもなかなかエネルギーが要りますが、今日も時間ぴったりに終わることができました。
 
 明日は、いよいよ二木洋子ナビゲートセミナーの第4回目、田辺鶴英さんに、「鶴英の介護修羅場日記」と題して講談調でお話をしていただきます。お母さん、義理のお母さんを看取られ、さらに今、義理のお父さんの介護中、現場の現場を知っておられるだけに、どのようなお話になるのか、とても楽しみです。

10/12 (木) 久々の環境審議会でした。


 環境審議会が午後1時半から開かれ、委員として出席しました。
 今日の案件は、
2005年度環境実施計画の年次報告と実績及びそれに対する市民意見の報告、2006年度の環境実施計画についてでした。
 23名の委員のうち、3名が欠席でしたが、各委員から意見が相次ぎ、予定の3時半を少しまわって終了しました。
 2005年度の環境実施計画の実績報告については、前年度に比べてわかりやすくなっているとはいえ、わかりやすさの点からはまだまだ工夫ができるように思われます。また目標の数値化や評価の方法等についても貴重な意見が出されていました。
 市民意見は7件ありましたが、いずれもなるほどと思うご意見でした。会長からも、審議会だけでなく、市民意見も十分反映させて、次の実施計画を作成していただきたいとの意見が出されました。
 2002年から始まった環境基本計画も中間見直しをしなければならず、現在所管課で検討されています。また、環境教育基本方針の見直しも予定されており、いずれも年度内に審議される予定です。
 なお、冒頭に奥本市長からあいさつがありました。市長になり、環境基本条例や環境基本計画制定など環境問題に力を入れてきたこと、環境問題は地球規模の問題ではあるが、足元の生活から取り組んでいかなければならないことを力強く話されました。
 私も議員になって16年、確かに江村市長の時代は環境基本条例制定を訴えてもけんもほろろの答弁で、私もしつこく一般質問で計5回も取り上げました。
 現総合計画策定時の審議会では、高槻市もドイツのフライブルクのような環境先進都市を目指すべきとの意見がありました。フライブルクは環境首都と言われています。フライブルグとまでは言いませんが、高槻市が環境先進市になるように、私自身ももっともっと議会で提言を続けなければと思っています。

 

10/11 (水) 一雨ごとに秋が深まるようです。


 今日はデスクワークの一日でした。明後日は大学で講義、明々後日は二木洋子ナビゲートセミナーのため、その準備です。思うようにははかどりませんが、同じ資料でも繰り返し読んでいると新たに気がつくことも多々あり、自分で論点をまとめるのはなかなか楽しい(?)作業でもあります。

 朝から雨が降り続きました。この時期、一雨ごとに秋の訪れを感じます。春に見事な花を楽しませていただいたご近所の桜の木も、少しだけ黄色く色づき始めました。

10/10

(火)

夏に戻ったような、むし暑い一日でした。、


 午前10時から教育委員会定例会を傍聴しました。案件は4件、傍聴者は4名でした。
 案件の一つは、「小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正について」というもので、来年4月から、学校に首席、指導教諭、副主査をおくことができるというものです。
 教育委員からはいろいろ質問が出ていましたが、私には、なぜこのような役職が必要なのか、まったく理解できませんでした。
 大阪府立高校では、一足先にこの4月から、この制度が導入されていますが、いったいどのように機能しているのか、もっともっと検証してからでもいいと思うのですが・・。教育現場は、バタバタ、バタバタと制度改正(改悪)をしているようで、落ち着きがないような感がします。毎年、こんなに新しい取り組みを次から次へと始めていては、先生もたいへんなのではと心配になります。

 午後からは事務所で、高槻ジェンダー研究ネットワークの通信の発送作業をしました。山積していた仕事も少しずつ片付き始め、ほっとです。

10/09 (月) 石けんを使いましょう!


 午前9時から、大阪市内で開かれていた、きれいな水といのちを守る合成洗剤追放第29回全国大会に参加しました。昨日の午後は全体集会でしたが、今日は5つの分科会に分かれて、熱心な議論が繰り広げられました。
 私は、第1分科会「入門編〜石けんを上手に使いこなす〜」に参加しました。加藤義和さん(奈良合成洗剤をなくす連絡会)の「素晴らしき石けん生活」、濱田信夫さん(大阪市立環境科学研究所)の「洗濯機とカビと洗剤」と題した講演のあと、蛍光増白剤の恐ろしさや石けんを生活の中で上手に使いこなす実演もあり、あらためて石けんを広めなくてはと思いました。
 私が石けんを使い始めたのはかれこれ30年前です。家庭から流す合成洗剤に含まれる界面活性剤も、水汚染の大きな原因です。環境問題は率先垂範あるのみ、洗濯用だけでなく、台所用やシャンプー、歯磨きなどもすべて石けんにしました。
 洗濯用の粉石けんは水に溶けにくいと言われますが、決してそうではありません。また、石けんを使うと脱水層にカビが付着すると言われますが、濱田さんの研究では、合成洗剤のほうが、特殊なカビが大量に発生しています。
 「合成洗剤追放は、運動ではなく、生活である」と濱田さんは言われていましたが、環境問題はまずは足元から、石けん使用をことあるごとに訴えなければとあらためて心しました。
 この合成洗剤追放の運動は、自治労などの労働組合と消費者運動、市民運動が連携して長年にわたり取り組まれてきました。2日間の参加者はのべ1500人とのことです。最近では労働組合と市民運動の連携はなかなか難しいことが多いのですが、実行委員会の段階からていねいな議論が積み重ねられたようで、こういう連携があらゆる領域でもっと取り組むことができればと思いました。

 今日、朝鮮民主主義人民共和国が地下核実験を行いました。夜になると、失敗かとの報道もありますが、真相はわかりません。共和国であれ、どこの国であれ、核兵器はすべて廃絶すべきですし、開発のための核実験は行うべきではありません!すべての国が、核抑止力によらない恒久平和への道を歩むべきです!
 
 

10/08 (日) 童心にかえって、幼稚園の運動会を楽しませていただきました。


 さわやかな秋空の下、今日はお向かいの芥川幼稚園の運動会、午前中、たっぷり楽しませていただきました。
 高槻の公立幼稚園では、来年から年齢別ではなく、混合保育(4歳児と5歳児が同じクラスになる)が行われます。そのため、今年の運動会の種目も4歳児と5歳児がいっしょに競う種目もあり、来年に向けた取り組みがすでに始まっていました。
 運動会といえば音楽が欠かせませんが、今日も「お魚くわえたどら猫・・」とサザエさんの歌やピンクレディの「私、ピンクのサウスポー・・」など、おなじみの音楽が流れ、競技だけでなく、音楽も楽しんできました。
 芥川幼稚園に伺うと、いつも手作りのプログラム等をいただきます。今日も来賓へのお礼状や紙袋など、手作りでした。心のこもった手作り作品は、いつもしばらくの間、机の上に飾らせていただいています。

 午後からは、皆さんへの連絡に精をだしました。日曜日の午後なので、自宅におられる方も多く、依頼しなければならなかったことなども、ようやく終えることができました。

 夕方、久々に美容院へ、思いっきり短くしてもらってきました。気分一新、さっぱりして、がんばります。

10/07

(土)

昨夜は中秋の名月、今夜は満月、雲があったとはいえ、見事な月を見ることができました。


 今日は地元の幼稚園の運動会の予定でしたが、生憎のお天気で明日に延期となりました。

 そこで、午前中は家事に、午後からは自宅で、事務所でと、この間の資料等の整理に追われました。それにしても、すさまじいペースで紙の資料が増え、ペーパーレスとは縁遠い毎日です。

 夜は高槻・市民自主講座、(旧)ユアサ工場跡地の土壌汚染問題等について議論しました。

 今夜は満月、上空は風が強かったようで、次から次へと走り去る雲の合間から、皓皓と輝いていました。秋の夜、澄み切った夜空を眺めていると、なんとなく物悲しくなります。

10/06 (金) すばらしいコンサートでした。


 昨夜、この3月に入院、現在ホスピスにいる友人を励ますコンサートが開かれました。場所はホスピス内のホールです。
 ゲストは
おーまきちまきさん、友人は大ファンでした。
 雨の中、親しい友人たちが次々と集まり、ちまきさん、ピアニストのHALMA GENさん、そしてぼくもと駆けつけてくださった
趙博さんの音楽に酔いしれました。
 この間、体調は一進一退でしたが、担当医の先生がびっくりされるくらい、コンサートの間、友人は元気でした。そして、ベッド上で、ちまきさんにあわせて、ずーっと歌い続けておられたとのことです。
 ちまきさんの澄み切った声、選曲の心遣い、ベッドに横たわる友人と励ますお連れ合いと娘さんの姿、コンサートの間中、私も涙が止まりませんでした。
 コンサートが終わり、部屋から病室へ戻る友人は、ベッドの上で、一生懸命手を開いたり閉じたりされていました。もう思うように語れない友人の、みんなへの心こもるあいさつ、メッセージだったのではと思います。
 最後にお連れ合いが話されました。「僕は生きたいんやー」と叫ばれたときのことを。そして、「今日から私たちにはまた新たな出発が始まります」と、結ばれました。
 ほんとうに心温まるコンサートでした。昨夜は寝付かれず、今日も一人になると、思い出されて、胸が詰まりそうになり、涙があふれました。
 急なお願いを快く引き受け駆けつけてくださったちまきさん、準備に奔走して下さった方々、おいしいお弁当を作ってくださった方、病院関係者の皆さん、出席できないけれどとメッセージを寄せてよせてくださった方々、そして熱い想いで参加された皆さんなど、たくさんの方々の協力があればこそのコンサートでした。また、なんとしても実現しようと決断されたご家族の強い意志があればこそでした。
 今も、「戻ってきてー!」と心の中で叫び続けています。でも、新しいステージなのです。いろいろ出会いをつくってくださったお二人には感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとう!

10/05 (木) 第二名神の整備進捗状況についての報告がありました。


 午前10時から阪急高架・交通体系対策特別委員会が開かれ、傍聴しました。
 案件は2件、第二名神の整備促進についてと、阪急京都線富田駅周辺の高架化についてでした。
 第二名神については、高槻ジャンクションの見直しのため都市計画の変更を行うこと、アクセス道路として新たに計画された高槻東道路の取組状況について、原成合線及び南平台日吉台線についての考え方、道路規格等について説明がありました。
 各委員からは、環境調査の必要性、住民説明のあり方、住民の意見の尊重など、多くの意見や要望が出されました。
 
 午後2時からは新エネルギービジョン策定委員会を傍聴しました。今日は4時半過ぎまで、審議が続き、新エネルギーについて他市の取り組みなども含め、勉強をさせていただきました。

10/04

(水)

秋雨前線の影響で午後からは雨が降ったり止んだりの一日でした。


 午前中はわさびプロジェクト、夜は住民自治をすすめる会と、今日は事務所で会議の連続でした。お忙しい中、お集まりいただき、議論百出の楽しい会議となりました。

 合間を縫って、市政相談に係る対応で走りました。ところが事務所を出るときは晴れていましたのに、あいにく途中から雨が降り出しました。夕方からの予定もあり、仕方なく雨の中を自転車でずぶぬれになって事務所に戻りました。やはり曇りの日はレインコートをはなせません。油断大敵です。

 

10/03 (火) ようやく秋らしく、涼しい一日となりました。


 議会が終わるのを待っていて下さったようで、先週末からお電話やお問い合わせをたくさんいただきました。できうる限り早くお返事をさせていただきますので、今しばらくお時間を下さい。すみません。

 昨日は、ごみを透明袋で出さなければならない初日でした。どんな状況か心配で、市役所周辺も見て回りました。黒い袋には、「中身が見える袋に入れてください」というシールが貼られ、収集されずにステーションに残されていましたが、量はわずかでした。まずまずの滑りだしのようで、今日、担当の方にお聞きすると、それほどトラブルもなく、スムーズにいっているようです。ほっとしました。

 あれほどにぎやかだった桃園小学校も、運動会が終わるとシーンと静まり返っています。音楽が聞こえないと寂しいもので、静けさはよけいに秋を感じさせます。
 

10/02 (月) 環境アセスー方法意見書についての答申が出されました。


 午前10時から環境影響評価委員会が開かれ、傍聴しました。
 案件は、JR高槻駅北東地区開発事業に係る環境影響評価方法書についてでした。
 冒頭、前回に委員から請求のあった資料について、事業者側から説明があり、その後、方法意見書の答申案をもとに議論が続きました。そして、答申が出されました。

 答申は、7月に募集にあった市民意見も取り入れられています。今日の答申をもとに、市長が方法意見書を事業者に出すことになっています。その後、事業者は環境影響評価準備書を作成することになっています。

 準備書では、騒音、低周波、交通、気象、景観、文化財など、多くの環境項目について、事業後の影響への影響について予測、評価がされます。事業者がこの準備書を作成するためには、事業の詳細が具体的に決まらなければ作成できません。いったいいつ準備書が市に提出されるのかわかりませんが、私もしっかり読みこなせるよう勉強します。

 なお、今日の会議は30分遅れました。委員の方が一人、遅刻されたからです。定足数ぎりぎりで今日は開かれていましたが、これだけ大規模な事業のアセスメントであれば、委員全員に出席していただきたく思います。専門の先生方の日程調整がなかなか難しいようですが、やはり、一人でも多くの先生の意見が反映されるよう、定足数ぎりぎりの委員会は考えていただきたいと思いました。

10/01 (日) 原稿をようやく仕上げました。


 今日は自宅でパソコンの前に座り続け、9月末締め切りだった原稿をようやく仕上げました。細切れの時間ではなかなかまとめることができません。家事も昨日中に片付けていたので、なんとか集中でき、丸一日かかって、できあがりました。ほっと一息です。でも、まだまだ仕事は山積、がんばります!

 今日から10月です。一日冷たい雨が降り続きましたが、きっと明日からは秋らしくなることでしょう。市役所へ行く途中にりっぱな柿の木があるのですが、柿も少しずつ色づき始めています。


*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp