いきいき日誌 


10/31

(日)

自衛隊のイラク撤退を!


 イラクで拉致されていた香田さんが遺体で発見されました。まだ可能性があると期待していただけに、ほんとうに残念です。
 今回の香田さんの行動についてはいろいろ批判もあります。私も正直、今この時期にどうしてという気持でいます。
 しかし、私には、香田さんはイラクにいる自衛隊の身代わりに見えるのです。自衛隊がイラクにいる限り、日本国内にいるから安全というわけではなく、私たちもいつ命を狙われるかわからない、まさに明日の我が身ではないかとも思えました。
 人の命は地球より重いのです。どんな理由があれ、どんな状況であれ、香田さん救出のためにもっと積極的に政府は動くべきではなかったのか、ニュースを見ていて、あまりの冷たい対応、温かみのある発言がないことに、小泉政権の非情さを感じました。
 イラクの大量破壊兵器保有という大義名分は崩れました。しかもサマワはもはや非戦闘地域ではありません。イラクではすでに10万人以上の死者が出ており、アメリカ軍でも8000人が戦死しています。
 香田さんのご遺族もイラクの平和を求めるコメントを出しておられますが、イラクからアメリカ軍は撤退すべきですし、自衛隊員からも戦死者がでないよう、一刻も早く自衛隊を撤退すべきです。暴力は暴力と憎しみの連鎖しか生み出さないのです。

 

10/30

(土)

次世代育成支援行動計画・シンポジウムが開かれました。


 午後から、「次世代育成支援行動計画」についての市民フォーラムが開かれ、参加しました。主催は、おやおやネットです。
 講師は
NPO新座子育てネットワーク代表の坂本純子さん、すでに新座市次世代育成支援行動計画ができており、新座市の取り組みやカナダの事例を紹介しながら、これからの子育て支援のありかたについて、貴重なお話が続きました。
 この行動計画については、全国の自治体で本年度中につくられることになっていますが、内容があまり知られていないため、今日は他市からの参加者も目立ちました。
 子育てにかかわる6つの団体からも計画への意見が述べられましたが、子育てにかかわるグループのネットワークがとても大切だと痛感しました。

10/29

(金)

次世代育成支援行動計画(素案)が審議されました。


 午後から、社会福祉審議会児童福祉専門分科会を傍聴しました。
 次世代育成支援行動計画(素案)が明らかにされ、審議が行われました。今日の議論を踏まえ、素案は11月中旬から12月中旬に意見募集(パブリックコメント)が行われ、来年3月までに計画が決定される予定です。
 「子どもたちの笑顔があふれるまちづくりー親が育つ・子が育つ 子育てがあついまち高槻ー」と題した計画(素案)ですが、第4章基本施策と今後の取り組みでは140あまりの施策があるのですが、第5章事業目標量の設定では14事業しか記載されておらず、笑顔があふれるまちづくりにつなげるためにはもう一工夫あってもと思いました。

 夕方5時半からは個人情報保護運営審議会を傍聴しました。
 今日は前回に諮問のあった4件について答申が確認されたのち、あらたに個人情報保護条例の改正が諮問されました。
 諮問事項は大きく2点、指定管理者制度の導入に伴い、指定管理者が取扱う個人情報保護のあり方についてと、職員及び受託業務に従事している者、指定管理者が管理する業務に従事している者に対する罰則についてです。
 指定管理者制度については、現在
その基本方針(案)について意見募集(パブリックコメント)中ですが、方針が決まれば来年3月には手続条例が制定され、6月には公の施設の設置条例が改正され、9月には指定管理者の指定(議決)がなされることになっています。
 今日の審議会では、大きな方向性が議論され、次回は罰則について議論がなされ、そのあと、答申が出される予定です。

10/28

(木)

常任委員会視察で、市川市、横須賀市へ伺いました。


 三日ぶりのホームページ更新です。26日(火)は視察先のホテルでインターネットに接続できたものの、ダイアルアップができず、また昨夜は珍しくパソコンの調子が悪くて、画面がまったく写らず、更新できませんでした。今日、ようやく画面が戻り、更新です。

 26日(火)は建環産業委員会で市川市へ、雨の中、大洲防災公園を視察しました。明治乳業工場跡地の3.5ヘクタールの公園内には管理棟や備蓄倉庫以外に建物はありません。あくまでも近隣1万人の一次避難所としての位置づけです。いざというときにかまどになるベンチや、非常用便層、物資積み下ろし場などが、多目的広場やピクニック広場などの間にうまく整備されていました。
 なお、基本設計の段階から地元市民とのワークショッを重ねたとのことです。

 27日(水)は横須賀市へ、日本一といわれる
リサイクルプラザアイクルを視察しました。市の埋立地の一角にあるアイクルは中世のお城を思わせる建物です。
 横須賀市は4分別収集(燃せるごみ、缶・ビン・ペットボトル、容器包装プラスチック、不燃ごみ)で、アイクルでは、缶・ビン・ペットボトル、容器包装プラスチックを受け入れ、資源化のための選別、圧縮梱包を行っています。そして、この施設ができてからはゴミ排出量は減ってきているということでした。
 高槻市でもごみ減量のためには、一人一人がごみの排出量を減らすことが一番ですし、排出時には分別してだすことに力を入れなければなりません。
 高槻のかかえる問題と比較するためには、もっと時間がほしかった視察でした。
 
 なお、アイクルの敷地内で、生ゴミからのバイオマスガスを自動車に利用する実証試験が住友重機と共同で行われています。私はこういう技術にとても関心があったのですが、こちらは工事中で見学できませんでした。残念です。 

 今日、議会リポートが出来上がってきました。さっそくボランティアの皆さんが事務所にお出でくださり、発送作業を始めました。今週から来週にかけて、発送、配布です。

10/25

(月)

12月議会の日程案が決まりました。


 午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。12月議会の日程案が決まりましたので、市議会速報に掲載しました。
 12月議会は11月29日(月)告示で、12月21日(火)まで開会される予定です。
 なお、市長からは台風23号による被災地への救援のため、消防本部から豊岡市へ、水道部から舞鶴市へ職員が応援に行っているとの報告がありました。

 午後7時からは情報化推進市民会議を傍聴しました。「e−たかつき計画」の最終報告と会議の案内にはありましたが、計画について庁内での調査・研究結果の報告でした。
 アクションプログラムごとに調査・研究結果が書かれているのですが、わずか1時間半の審議を聞いているだけでは、内容を十分理解できませんでした。あらためて、調査します。

10/24

(日)

議会リポートの版下をようやく仕上げました。


 昨日から「わさび通信94号」の版下作成に集中し、ようやく今夜完成しました。明日の議会運営委員会で12月議会の日程が決まりますので、その部分だけ明日入れて、印刷です。
 今月は、週末ごとに予定がつまっていて、集中して作業できる時間がなかなかとれず、発行がこんなに遅くなってしまいました。申し訳ない限りです。

 新潟中越地震は今日も大きな余震が続いています。また被害もすさまじく、胸が痛みます。
 高槻は今夜も明るい月夜です。被災地では、外でこの月を見ながら毛布に包まって不安な夜を過ごしておられる方も多いことでしょう。余震がおさまるのをひたすら祈っています。

10/23

(土)

新潟で連続して大地震発生、余震も続き、被害が心配です。


 今週末は議会リポートの作成に集中する予定でした。
 ところが、夕方から新潟で連続してマブニチュード6の地震が発生、テレビでは各局とも臨時ニュースの特別番組です。ニュースを見ていると、阪神淡路大震災の恐怖が甦ってくるのですが、被災状況が心配で、長時間テレビに釘付けになってしまいました。
 停電で震源地近くの長岡市や小千谷市、十日町市の様子はわからないところも多いようですが、野戦病院さながらの被災地の病院の様子だけでも、たくさんのかたがけがをされたり精神的ショックから体調が悪くなられているのがわかります。
 これ以上、大きな余震が起きないよう、ひたすら祈るのみです。
 それにしても台風、地震と、今夏は災害にみまわれ続けです。地下のひずみはこれからも次々と他の地域での地震を誘発していくのではと、とにかく心配です。

10/22

(金)

23日(土)はプロバイダーのメンテナンスのため、ホームページにアクセスできないかもしれません。


 今日も女性の方とのごあいさつは「こわかったですね」で始まりました。台風23号に、私だけでなく多くの人が恐怖を覚えられたようです。
 ニュースでは、死者・行方不明者あわせて90人を超えたとのこと。豊岡市、舞鶴市などのすさまじいつめ痕を見ると心が痛みます。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 なお、昨日、市役所の議会棟の屋根の一部が飛んだと書きましたが、正確には、笠木(厚いトタン)が9枚外れて飛んだというのが正確な表現です。今日、残っていた笠木すべてをはずすためにさっそく足場が組まれました。

 今週もご相談・お問合せをいろいろいただきました。皆さんからのご相談やお問合せが、大きな問題提起につながることもあります。どうぞご遠慮なくご連絡くださいね。

 明日は、契約先のプロバイダーが、データセンターの移設やメンテナンスを行うため、朝9時から午後9時まで、メール送受信やホームページの表示ができなくなるとのことです。アクセスしていただいても表示しないかもしれませんが、ご容赦ください。なお、工事は、10月23日(土)、30日(土)、11月6日(土)の予定です。いただいたメールは順次届くことになっています。
 このお知らせは本当はもう少し早く書くべきでした。すみません。

 

10/21

(木)

高槻でも風速30mの風が吹き、市議会の屋根が飛びました。


 台風23号は各地に甚大な被害をもたらしました。
 高槻市内でも、信号機がゆがんだり、植木が倒れたり、看板が飛ばされたり、トタン屋根が壊れたり、マンションのベランダの一部が飛んでいたりなど、台風の被害がでていました。
 市役所でも、議会棟の屋根の一部が飛ばされました。幸い大事には至りませんでしたが、吹き飛んだ屋根は分厚い金属製、風の脅威をまざまざと見せつけられました。台風24号も近づいてくるため、残った部分もすべてはがすとのことです。また植木も4本倒れました。
 消防本部の風速計では昨夜は30m強の風が吹いていたようで、高層ビルの近辺はビル風でもっと強い風が吹いていたと思われます。
 台風上陸個数が10というのは史上初とのことですが、これから日本が台風の道になるかもしれません。夏は台風との戦いになるかと思うと気が重くなります。
 
 夕方から大阪市内で催された藤田一良先生の快気祝いに出かけました。先生の法律事務所に5年間勤務し、伊方原発訴訟、狭山事件などを通じて、筋を通すことの大切さ、現場を重視することの重要性など、先生にはほんとうにたくさんのことを学ばせていただきました。弁護士さんというと法律一筋のように思われがちですが、音楽、文学などにも深く通じておられ、いつも鋭く社会を斬られます。昨年末から体調を崩されていたのですが、元気になられ、今日も先生の弁舌をしっかり聞かせていただきました。若々しくなられて、もう安心です。
 

10/20

(水)

吹き返し強風が3時間あまり続き、台風の恐ろしさをあらためて実感しました。


 台風が接近する中、午後から、西武横のユアサ・コーポレーションへ。土壌汚染問題について市民の方々が説明を受けられるということで、私も参加しました。
 午後1時半から5時半まで、ユアサ・コーポレーションから土壌・地下水汚染調査結果の説明があり、市民の側からは様々な質問、要望が出されました。今日は第一回目、今日の説明を受け、今後のことも含めて再度話し合いをすることになりました。
 すでに1998年の調査報告書で、鉛や水銀、ヒ素等の汚染の概要は把握できています。汚染が明らかになった場合、すぐにどのような対応をするか、そのことが企業として一番重要なことではないでしょうか。今日の説明では、98年以降、応急措置として計7本の井戸を掘り、揚水を続け、計約60キロの鉛、約8キロのヒ素を回収したとのことでした。この措置だけでよかったのか、私もあらためて考えたいと思います。

 話し合いが終わって外に出ると激しい雨でした。ずぶぬれになりながら自宅に戻り、台風は雨だけだったのかと思っていたら、午後7時45分ころから激しい風が吹き始めました。ビュービュー、ゴーーと、吹き返しの強い北風が3時間あまりにわたり続きました。天井裏からはすすやほこりが落ちてきて、掃除機をかけなければなりませんでした。
 風が少しおさまってから、犬の散歩で外に出ると、ご近所では瓦が落ちていたり、とゆが飛んでいたりしていました。全国各地で大きな被害が出ていますが、高槻ではどうだったのか、強風の中、何度もサイレンの音が聞こえていただけに、心配です。
 

10/19

(火)

台風の影響で朝から激しい雨、一日事務所で過ごしました。


 今日は一日中雨が降り続きました。
 もともと今日はデスクワークの予定でしたが、依頼されていた原稿も推敲に推敲を重ね、なんとか仕上げました。また、遅れていたお返事や連絡なども終えることができました。
 

10/18

(月)

またしても超大型台風が接近、上陸しないように祈っています。


 外へ出かける仕事を午前中に片付け、午後からは事務所で原稿書きでした。なかなかうまくまとまりませんが、あす中には仕上げなければなりません。

 夜はふぇみん大阪で、「憲法改悪ゆるさない部会」の第1回集まりでした。これから月1回のペースで、憲法改悪問題について議論をすすめる予定です。
 教育基本法、憲法はいよいよ正念場にかっかています。この秋、新しく
季刊『前夜』が発刊され、またなつかしい『現代の理論』が再発刊されましたが、いずれも、危機感から発刊された本です。
 市民レベルでもっともっと危機感を共有して、地域で行動を起こしていかなければなりませんが、そのためには私たちもネットワークを大事にして、大同小異を踏まえ、今まで以上にお互いに汗をかくことが必要です。

10/17

(日)

法事で金沢へ、駅前は再開発で大きく変わっていました。


 義父のお母さん(夫のおばあさん)の50回忌法要で金沢へ出かけました。
 義父は88歳ですが、現役で仕事をしています。中国赴任中にお母さんを亡くされ、最後のお別れができませんでした。8人兄弟ですが、義父を残して皆さん先立たれ、なんとしても自分の手で50回忌をと思っておられました。いいお天気に恵まれ、法要が無事終わり、私もほっとしました。
 親戚と言っても、このようなときにしか一堂に会することがありません。50回忌と言えばお祝い事ですが、今日はほんとうに楽しいひと時でした。
 

10/16

(土)

爽やかな秋晴れが続き、今日も夜空に星が輝いています。

 
 金木犀の香りが街に漂い、秋たけなわの今日この頃です。

 今日は、午後から清末愛沙さんの講演会があり、パレスチナのお話を聞かせていただきました。
 夜は、高槻・市民自主講座、今日は土壌汚染問題について、意見を交わしました。

 秋は読書の秋、でも、ゆっくり本を読む時間が持てず、忙しい毎日です。今も睡魔に襲われており、東京行きの疲れが一日たってから、ジワリとでてきているようです。
 

10/15

(金)

関西水俣病訴訟、最高裁で原告勝訴!でも22年は長すぎます。


 今日は朝から東京へ。まず都庁の都民情報コーナーに行き、東京都が発行している刊行物をチェック、関心のある資料を買い込みました。東京へ行ったときは、ここで、都政や23区の資料を見るのが私の楽しみです。

 午後1時半から6時まで、自治体の情報政策のあり方を考える集会に参加、各地の自治体職員の皆さんの報告は、今、自治体で何が起こっているか、とてもわかりやすい報告でした。

 集会が終るや、関西水俣訴訟の判決報告集会に参加するため霞ヶ関の東京弁護士会へ。しかし、隣の環境省での交渉が長引いていたため、私もすぐに環境省へ行きました。
 52年基準では水俣病に認定されなかった原告の方々を有機水銀中毒と認めかつ行政責任を認めた最高裁判決を真摯に受けとめ、環境省は今までのやり方を再検討すべきという原告側の申し入れを、ガンとして受け入れない環境省、5時半から始まった交渉は、平行線が続きました。
 原告団長の川上さんや、支援されてきた方々が次々に発言されましたが、霞ヶ関官僚の冷たい、理屈こねまわす答弁に、怒号がとびかいました。
 新幹線の時間もあり、午後8時40分に環境省をあとにしましたが、その後どうなったのか、気になります。
 水俣病発生から50年、関西水俣訴訟提訴から22年、どれだけ多くの人が苦しみながら亡くなられことか、その原因はチッソと行政の怠慢にあることは明白です。今日も新潟水俣病の原告弁護団長が来られていましたが、行政がきちんと対策をとっておれば新潟水俣病も起こらなかったのです。
 今日の環境省の対応には、あらためて激しい怒りがこみあげます。小池大臣の談話も読みましたが、まったく内容のない談話です。50年、22年の重みや患者さんたちの苦しみを受け止めていない環境省の官僚たちに、「環境」を語る資格があるのかと思います。22年もの長きにわたる患者さんたちの思い、そして最高裁判決をしっかり受け止め、今までの国の対応を見直すべきです。

 

10/14

(木)

決算審査特別委員会3日目、土木費まで審議が終りました。


 決算審査も3日目、昨日に引き続き民生費から、衛生費、労働費、農林水産業費、商工費、土木費まで審議が進みました。
 委員会が終ったのは午後8時25分、明日は、教育費、歳入、12の特別会計の審議です。
 これで3日間傍聴を続けましたが、明日は別件が入っていて、傍聴ができません。残念です。

10/13

(水)

決算審査特別委員会2日目、民生費の審議が始まりました。


 決算審査も2日目、午前中に総務費の審査が終わり、午後から民生費に入りました。しかし、6人が終ったのみです。審査は、18日(月)は予備日としてとってはあるものの、15日(金)に終了の予定です。あと2日間しかなく、この調子では、明日はかなり遅くまでかかりそうです。

10/12

(火)

決算審査特別委員会が始まりました。


 今日から2003年度の決算審査特別委員会が始まりました。
 高槻市議会では、この特別委員会には会派3人につき1人の委員を出せることになっています。今年は、市民連合3、公明3、自民2、共産1、真政会1の計10人で構成されています。
 審査は、決算書の各費目ごとに行われます。
 今日は、総務費について7人の委員から質問がだされました。明日も総務費の続きをし、民生費に入る予定です。
 私は、委員会はできうる限り傍聴することにしています。各委員の質問の視点や構成、また答弁内容が、とても勉強になるからです。
 しかし、朝10時から夕方5時過ぎまで、一言も発せず、ひたすらメモをとりながらの傍聴も体力が要ります。体調管理に気をつけて、今週は傍聴に徹します。

10/11

(月)

爽やかな秋晴れ、でも、台風22号の被害に心が痛みます。


 午前中、少し体を休め、午後から豊中市の男女共同参画推進センターすてっぷへでかけました。11月20日(土)からに市民実行委員会主催の「市民すてっぷフェスタ2004」が行われるのですが、その中のシンポジウム「女で変わるまつりごと」のパネラーを引き受けたため、その打合せでした。短い時間に自分の主張をし、かつシンポジウムとなると他のパネラーの主張もしっかり把握しておいて議論がかみあうようにしなければなりません。文章もそうですが、短くまとめることほど難しいことはなく、豊中市の状況も十分把握し、当日にのぞもうと思っています。
 

10/10

(日)

男女平等社会の実現をめざして、力強く活動していきましょう!


 今日は北京JAC・全国シンポの2日目、24の分科会が開かれ、活発な議論が行われました。
 最後に、各分科会の報告が行われ(下記写真参照)この数年、国の内外を問わず、女性の人権の拡大と充実を拒み、あらゆる人々が共にのびやかに生きる権利を阻もうとする動きが目だってきているが、あらためて男女平等社会の実現をめざして活動していこうという宣言を採択して、2日間のシンポは閉会しました。
 本来なら来年は第5回世界女性会議が開かれる予定でしたが、国連は第49回国連女性の地位委員会の拡大会議をニューヨークで開くだけにしようとしています。日本だけでなく、国際的にも女性の人権確立の動きに対するバッシングが起こっているからです。
 男女平等社会の実現にむけ、世界の女性たちとも連帯して、まずは足元の高槻で様々な課題解決の取り組みをしなければとあらためて私も決意しました。

 今日は私はシンポの裏方でした。朝から受付のスタッフでしたが、1000人規模の集会はたいへんです。忘れ物から多種多様なお問合せがある上、御堂筋パレードの関係で交通渋滞があり、予定の時間に荷物がつかなかったり、実行委員会事務局の皆さんのご苦労がとてもよくわかりました。私は1日だけのスタッフでしたが、これだけの集会開催にこぎつけてくださった事務局の皆さんに心より感謝をしています。ほんとうにありがとうございました。

    

10/09

(土)

北京JAC・全国シンポ、熱気あふれる第1日目でした。


 台風の影響で朝から雨、参加を予定していた保育園の運動会も中止になりましたが、関西は直撃せず、胸をなでおろしました。

 午後から、北京JAC第9回全国シンポジウム「北京+10に向けて〜進捗と課題〜」に参加しました。会場の大阪府立ドーンセンター7階ホールは、台風にもかかわらず500人もの参加者で超満員、熱気あふれるシンポとなりました。
 開会のあいさつは、全国シンポ実行委員長の清水澄子さん、故市川房枝さんの「平等なくして平和なし、平和なくして平等なし」の言葉を引用しながら、北京での世界女性会議後9年、今何をしなければならないのか、2日間のシンポで話し合おうと結ばれました。
 来賓のお一人内閣府男女共同参画局総務課長の新木雅之さんは朝5時に出かけてきてくださったとのこと、内閣府の取り組みを紹介しながら、政策決定の場への女性の参画を進めるための取り組みに力を入れていくと報告されました。
 大阪府、大阪市の男女共同参画担当者の挨拶のあと、大沢真理さん(東京大学教員)の「北京+10に向けて−私たちはどこまで来たか、これからどうすべきか−」と題した基調講演がありました。
 講演では、「戦争の世紀だった20世紀、冷戦終焉後、北と南、あるいは1国のなかでも格差が拡大し、社会が寛容でなくなり、暴力が暴力を呼ぶ悪循環が起こっている」「20世紀の性別分業は、男性稼ぎ主型(大陸ヨーロッパ、日本)、市場志向型(アングロ・サクソン諸国)、両立支援型(北欧諸国)の3つに分岐していった」「経済のグローバル化が進むの中で、女性の自律は鋭い衝突点になっている」「ブッシュ政権がもたらしたもの」等、わかりやすく現在の状況を解説してくださいました。
 このあと、大沢さん、足立眞理子さん(大阪女子大学教員)、竹信三恵子さん(ジャーナリスト)、橋本ヒロ子さん(北京JAC共同代表)のパネルデスカッションがあり、それぞれの立場から、今何をなすべきか、提言がありました。会場からも質問や意見が相次ぎ、一日目は終了しました。
 今日のシンポを聞いて、高槻で起こっていることはローカルな問題ではなく、グローバル化の中で、国際的な流れの中で、あい関連して起こっているということを、また、女性の自律を「女らしさ」に閉じ込めようという動きに対しては、ネットワークがいかに大切かを、改めて感じました。
 また、大沢さんがふれられたEUの女性、子ども、若者、エスニックマイノリティへの機会均等は経済活性化につながるという戦略はとても興味のあるところです。ソーシャル・インクルージョン(すべてを包み込む)というEUの動きについては、私も早急に勉強せねばと思っています。

 明日も、午前、午後と計24の分科会が開かれます。憲法・教育基本法改悪にどのように対応するのか、ジェンダーフリー教育や男女共同参画条例へのバッシングに対してどうするのか等、多くの議論が行われます。
 

10/08

(金)

大型台風22号の接近で一日中雨、被害が心配です。


 またしても大型台風が上陸するようで、大きな被害が出るのではととても心配です。
 台風には、忘れられない経験があります。小学校6年生の時、第2室戸台風がきました。自宅の南側は大きな空き地で、もろに強風を受け、2階の雨戸やガラス戸が壊され、強風が家の中に入ってきたのでした。見る見る間に屋根が吹き上がっていきます。反対側の雨戸をあけ、家の中に風をとおして、間一髪、屋根は飛ばずにすみました。開け放された窓からは、トタン板や瓦などが魔法の絨毯のように飛んでいくのが見えました。
 台風と聞くと雨よりもとにかく風が恐ろしく、いつも「来ないで、来ないで」と心の中で叫んでいます。
 今年は各地で大きな被害がでています。22号はなんとか上陸せずにそれないものか、ひたすら祈っています。

 雨のため、今日は事務所での作業、おかげさまでいろいろ片付けることができました。
 

10/07

(木)

美浜原発事故原因の徹底した究明を!


 8月9日(月)に起こった美浜原発3号機の「主給水管破断事故」から2ヶ月が経ちました。関電の下請会社である「木内計測」の5名が死亡されるという痛ましい事故でしたが、なぜあのような破断事故が起こったのか、想定外の減肉現象が起こっていたとはいえ、それだけで説明がつくのか等、疑問だらけです。
 今日は午後から、京大原子炉実験所(熊取町)で開かれた原子力安全問題ゼミに参加し、4時間あまり、様々な観点からの報告を聞かせていただきました。
 9月27日に
原子力安全・保安院から「中間取りまとめ」が出され、それにそった形で関電も対策を講じたとしていますが、真相究明はまだまだのようです。
 関電が手抜き点検を行っていたことも大きな問題ですが、このような検査のあり方を認めてきた国の責任こそ重大です。
 原発事故のはなしは、いつもバイオハザードのことも考えながら、聞いています。

10/06

(水)

学習会等の資料の編集、作成に追われました。


 9日、10日と大阪府立ドーンセンターで開催される北京JAC第9回全国シンポも迫ってきました。高槻ジェンダー研究ネットワークも10日の午後の「女性の教育と訓練」の分科会を担当することになっています。3人のパネラーのお話を聞き、ジェンダーフリー教育について考えようと、参加希望者も多いとのことです。
 そこで、できうるかぎり丁寧な資料集をつくろうと、今日は、約30ページ近くにわたる資料の編集をしました。こういう作業は大好きなのですが、私にはデザインのセンスが無いため、どうしても堅い感じのものに仕上がってしまいました。
 また、今日は、来週末の高槻・市民自主講座用の資料もつくりあげました。
 こういう仕事は、時間をかけた分だけ成果が目に見えるため、とても満足感があります。

 「冬ソナ」を初め韓国ブームで、日韓の青年交流の話題がよく取り上げられていますが、地元の
大阪府立芥川高校の和太鼓部が、今、韓国光州で開かれている国際芸術祭に招待を受け、現地で演奏活動や地元高校との交流を行っています。現地での素晴らしい国際交流の様子を、ぜひホームページでご覧下さい。
 なお、和太鼓部の活動は芥川高校のHPの左側にあるピンクの字の「クラブ活動」をクリックするとでてきます。
 

10/05

(火)

個人情報保護運営審議会を傍聴しました。


 午後4時から個人情報保護運営審議会が開かれ、傍聴しました。
 答申2件、諮問案件4件でしたが、いずれも同意でした。
 諮問案件4件のうち3件はクライアントサーバ方式への移行に伴うもので、「個人住民税賦課システム」「保育業務システム」「児童手当の業務」の3システムが移行します。委員の方からは、厳しい指摘もありました。3システムで取扱われる個人情報の数を見て、改めて市役所には多くの個人情報が蓄積されていることを実感します。
 もう一つの諮問案件は、人事考課における個人別考課結果の集計処理でした。今年11月からの試行を経て、来年4月から本格実施予定の職員の評価システムにかかわるものです。3次にわたる評価結果をすべての職員に開示するために、今まで評価にかかわるものはパソコン入力していませんでしたが、これを機に入力するということでした。
 いつものことながら、今日も個人情報保護について、学ぶことの多い審議会でした。

 

10/04

(月)

環境審議会が終りました。


 午後2時半から環境審議会、23名の委員のうち18名が出席、しかし審議時間は2時間です。説明時間も除くと、実際に意見を言える時間は限られてきます。自分だけが多くの時間をとることもできず、今日も準備していた意見の半分も出せませんでした。
 今日のテーマは2003年度の環境実施計画実績報告と2004年度環境実施計画についてでしたが、環境というと守備範囲も広く、1年に1回ではとても意見をすべて出せません。今年からは公募の委員も2人入っておられます。また、専門家の方もたくさん入っていただいているのなら、もう少し回数を増やして、どんどん意見をいただけばと思いました。
 行政の環境実施計画と地域行動計画であるローカルアジェンダ21との整合性、実施計画の指標のとりかた、評価のありかたなど、今日も意見がでましたが、これらの点は他の自治体でも試行錯誤を積み重ねている点です。私も提言できるように、更なる研究が必要です。

 午後6時からは人権施策推進協議会を傍聴しました。現在、行動計画についての答申を出すための審議を行われています。11月頃には答申案がほぼかたまる予定です。

 今日初めて、JR高槻駅西口の地下通路を自転車でとおりました。習慣的にいつもの自動車道を走ろうとしたのですが、走り始めて10月1日より地下通路が通れることを思い出しました。
 これで、後ろから車がこないかと冷や冷やしながら走らなくてもよく、安心です。

10/03

(日)

ずいぶん涼しくなり、体を動かすのもとても楽です。


 自宅で、たまりにたまっていた家事を片付けながら、明日の環境審議会の準備をしました。
 最高気温も25度ぐらいだと、体もすいすい動きます。そろそろ夏物、冬物の入れ替えもしなければならず、季節の変わり目はどうしても家事が増えます。
 でも、洗濯や掃除をして部屋が少しきれいになると、心もきれいになったような気がします。9月議会の疲れもようやくとれたようです。
 今週も毎日仕事が詰まっていますが、食欲の秋、味覚の秋、旬の果物や野菜をしっかり味わって、がんばります。
 

10/02

(土)

9月議会の市政報告会も終了、次は通信作成にかかります。


 午後からふぇみん大阪府協議会が大阪であり、出席しました。
 今日の会議は内容が盛りだくさんでした。秋は市民運動も催しものが満載です。各地で開かれる集まりには参加したいものがいろいろあって、体が3つぐらい欲しくなります。

 夜は事務所で9月議会の市政報告会、市立養護学校廃校問題、ユアサ工場土壌汚染問題を中心に報告しました。
 議会が終ってからすぐに報告をするほうが、緊張感もあり、準備はたいへんですが、皆さんに何が問題か伝わりやすいのではと思って、最近は議会終了後すぐにしています。
 お忙しい中、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。今日もいろいろご意見が伺えて、報告会は、私も毎回楽しみです。
 4日(月)の環境審議会が終れば、議会リポートの作成にかかります。できるだけ早くお届けできるようにがんばります。
 

10/01

(金)

ひさびさに事務所で資料整理等をしました。


 議会中は自宅、事務所に資料があふれ返ります。ちょっとおいておくと資料の山、今日は、それらを整理しました。
 また、事務所には来客が続き、いそがしい一日でした。
 
 今日から10月、衣替えです。空も爽やかな秋の空に、空気も澄んできました。私も気持を入れ替え、気を引き締めて、秋を走ります。


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