いきいき日誌 


 8/31

(火)

教育委員会で市立養護学校の廃校が原案決定されました。


 午前10時から教育委員会定例会を傍聴しました。
 議案は5件、うち委員から一番多くの質問が出されたのが、高槻市立養護学校設置条例廃止の原案決定についてでした。
 保護者会の方々とも協議がまとまり、市立養護学校廃校にかわり、校区養護学級と富田小学校に設置されるサポート教室で対応をしていくというものです。市養の経費は毎年約一億円でしたが、このことにより、経費は半減するということです。
 この議案は今日、教育委員会で原案が決定され、9月議会の議案にもなります。

 午後2時からは男女共同参画審議会でした。今日も前回に続いて、条例に盛り込むべき項目についての議論でした。次回は11月16日(火)午後5時から、条例文試案についての審議です。審議会では、条例に盛り込むべき内容を答申する場合が多いのですが、今回のように条例文まで議論するのはかなり珍しいこと、私も委員として、大きな責任を感じています。

  夜6時半からは高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会、皇甫康子(ファンボ・カンヂャ)さんが「マイノリティ女性が望むサポートとは」と題して、在日朝鮮人としての生い立ちも含め、マイノリテイ女性が置かれている厳しい現状や相談事業を通じて見えてくる問題について熱く語られました。「意識を変えて」という前に、「制度を変えるべき」、「日本人は制度を変える力が無い」と厳しい指摘も。
 昨年7月、国連・女性差別撤廃委員会が、日本政府はマイノリテイ女性の実態について把握すべきと厳しい勧告をだしました。そこで在日同胞女性の現状を自分達の手で明らかにしようと「在日朝鮮人女性実態調査」も取り組まれているとのことです。
 次回の公開学習会は10月16日(土)、パレスチナ問題とイスラエルの占領下の女性たちについて、清末愛砂さんにお話をしていただきます。近々、インフォメーションに案内を掲載します。

 8/30

(月)

女性議員で男女共同参画プランの勉強会をしました。


 高槻市では、男女共同参画基本法に基づき、2003年3月に「たかつき男女共同参画プラン」が策定されています。このプランを実効あるものにするために、今年は、男女共同参画審議会で条例案を審議しています。
 男女平等を進める上で、このプランは極めて重要なものです。今日は女性議員7名で、このプランについて、担当課から策定経過等について説明をしていただきました。
 国会では、女性の人権にかかわる法案等について超党派の女性議員で調査・研究をしておられますが、私たちもまずは学習からです。

 8/29

(日)

8月最後の日曜日、9月議会に備え、家事に徹しました。


 9月3日(金)からいよいよ9月議会が始まります。
 議会が始まると、自宅は少しずつ散らかり始めます。6月議会では議会最終日に、散らかっていた台所で負傷しました。
 二度と同じ失敗をしないように、9月議会中はこまめに掃除をしようと決意していますが、さてどうなることやら。
 今日は風が強く、洗濯物も干せばスグに乾く絶好の洗濯日和、9月議会に備え、朝から掃除、洗濯と家事に追われました。

 4月から居候をしていた長男が、しばらくアジアから学びたいと、今日、日本を離れました。大食漢で、食事に困るのではと心配ですが、持ち前の度胸で、豊かな経験を積んできてくれたらと思っています。
 
 

 8/28

(土)

環境市民会議から環境実施計画実績報告に数多くの意見がだされました。


 高槻市の環境基本計画は、行政の環境実施計画と市民・事業者のローカル・アジェンダ21の2本柱で進めることになっています。
 今日10時から、この2003年度環境実施計画実績報告書について、たかつき環境市民会議の意見を聞く会が開かれ、傍聴しました。
 環境政策課から、今日の手続や実績報告書の説明があったあと、市民会議のメンバーから、環境基本計画、実施計画、ローカル・アジェンダ21をいかに連携を取りながら進めていくかを念頭においた、数多くの貴重な意見が出されました。
 昨年度の環境審議会で、実施計画実績報告書については市民会議の意見を聞くように意見がだされ、これを受けて今回初めてこのような場がもたれたのですが、それぞれの方の環境への熱い思いに、学ぶことの多い2時間でした。
 やはり、真摯に意見を聞き、お互いに理解を深めるためにも、行政主催の施策の説明会は必要だと、あらためて感じました。

 30日が満月ですが、今夜も黄金色に輝くきれいな月でした。夜空はもうすっかり秋の空です。大型台風の影響で、雲が猛スピードで駆けていきますが、大きな被害が出ないように祈っています。

 

 8/27

(金)

国民健康保険料通知に苦情・問合せ等約5000件


 午前10時から、都市再生特別地区計画案(大阪医科大学)の公聴会が大阪府で開かれ、傍聴しました。
 府主催の都市計画にかかわる公聴会に行くのは初めてですが、驚くことばかり。まず、公述人がわずか一人であること、そして300人の会場にわずか約30人の傍聴者、うち高槻市民は数人しかいないこと、そして説明資料は何も配布されず、ただ会の冒頭に口頭で5分ほどの説明があるのみでした。
 それに比べ、公述人のかたは15分という制限時間一杯意見を述べられました。医療を充実する計画に反対するわけでないが、手続面で市の説明会が21日にもかかわらず18日に公述の締め切りというはおかしい、都市再生緊急整備地域はユアサ工場や八丁西町なども含んでおり、全体として議論すべきで、全体像を明らかにせぬまま先行するのは問題だ等を指摘されました。
 今後、今日出された意見も踏まえ、案がつくられ、縦覧、意見募集をへて都市計画審議会にかけられる予定です。
 それにしても、公聴会は何のためにあるのか、考えさせられました。本来なら府主催の説明会をし、公述人を募集すべきですし、都市計画の地元で公聴会をすべきです。公聴会については、お盆前であまり人が見ない時の広報紙に掲載され(8月10日号に掲載)、しかも公聴会は平日の午前中、これでは形式だけで終ろうとしているとしか思えません。あまりの住民・市民無視の公聴会に熱くなって帰ってきました。

 午後2時からは国民健康保険運営協議会を傍聴しました。
 協議会では2003年度決算の報告がありましたが、委員から国保料の計算方式変更により、2〜3倍にも保険料が上がった世帯もあることについての意見や質問があいつぎました。
 8月上旬保険料通知後、窓口には長蛇の列ができていましたし、電話もこみあっていましたが、寄せられた苦情や問合せ等は約5000件とのことです。
 計算式変更により国保料がさがった世帯もありますが、6割強の世帯があがることは明らかになっており、当然問合せ等が集中することは予想されたはずで、その対応については大いに問題のあるところです。また、議会へ出された資料には2〜3倍になる世帯が出ることは記載されておらず、今日の協議会でも実際にモデル世帯でどれくらい上がっているのかわかるように資料提出が求められていました。
 
 夜はWIBでJR高槻駅陸橋に反戦のメッセージをもって立ちました。今日の参加者は9名、今日もカンパを入れてくださる方もありましたし、飛び入り参加の男性もありました。

 

 8/26

(木)

市政調査に追われています


 朝晩、ずいぶんしのぎやすくなってきました。そのせいか、体も軽く動くようです。

 調査課題をいろいろ抱えていて、ここしばらくは調査に追われます。がんばります。

 8/25

(水)

地域福祉計画について


 今日は午後から豊中市地域福祉課へ、すでに策定された「豊中市地域福祉計画」について説明をしていただきました。
 高槻市でも今年から来年にかけて、「地域福祉計画」が策定される予定で、このため懇話会が設置されています。
 先行市ではどのようにして策定されたのか、また実際に「地域福祉計画」とはどのような内容のものなのか等、ていねいに説明してくださいました。
 インターネットで取れる情報でも、実際担当者の方からお話を聞くことによりどのような点に苦労されたか等、とてもよくわかります。お忙しい中、お時間をとってくださった担当者の方に、感謝!
 

 8/24

(火)

9月のような、ぐずついた天気が続いています。


 台風の影響か、洗濯物を干したまま安心して外出することができない、ぐずついた天気が続いています。はや9月のような天候です。
 
 今日は事務所で一日を過ごしました。お電話もたくさんいただき、宿題も頂戴しましたが、元気なお声を聞くとこちらも元気になります。メールでは味わえない電話の魅力、インターネットの時代だからこそ、活用のしがいがあります。

 いろいろ調査事項が山積しています。時間がかかりますが、がんばります。

 8/23

(月)

個人情報保護運営審議会を傍聴しました。


 今日は暦の上では処暑、朝晩、次第に冷気を覚え、秋分の日までは台風が多いといわれますが、確かに、朝晩は過ごしやすくなってきました。今日、電気代の請求書がきましたが、昨年に比べ、7月、8月の自宅の電気代は1.5倍になっており、愕然としました。猛暑のせいですが、秋が恋しい限りです。

 今日は夕方から、個人情報保護運営審議会を傍聴しました。
 2件(住居表示変更証明書発行業務の電算化について、高槻市ホームページにおける子育て掲示板のかいせつについて)の答申書の確認と、新たに2件の諮問がありました。
 諮問事項の1件は地理情報システム(GIS)を利用した道路権原管理業務について、もう1件は口座振替データの伝送処理についてです。いずれも了承されましたが、傍聴するたびに、自治体の電子化が進む様子がとてもよくわかります。

 

 8/22

(日)

大阪医科大学・都市計画素案の説明会が開かれました


 昨日21日(土)夜7時から、総合センター14階会議室で、大阪医科大学・都市計画素案について、高槻市主催の説明会が開かれ、参加しました。
 都市再生特別措置法に基づき、医大やユアサ工場等を含むエリアが政令で「都市再生緊急整備地域」に指定されましたが、今回の説明会は、医大部分の約5.8haの都市計画素案の内容について、市としての考えを明らかにするものです。
 今後の手続は、大阪府都市計画審議会で都市再生特別地区(容積率400%等)としての決定をし、高槻市都市計画審議会で特別用途地区(文教・医療地区として都市計画決定後条例制定)及び防火地域(耐火建築物)ついて決定をするとのことです。
 また、都市計画審議会にいたるまでには、8月27日の府主催の公聴会のあと、正式に案として公告縦覧が行われ、意見募集があり、案と意見を11月頃に予定されている府と市の都市計画審議会にかる予定とのことでした。
 会場には、医大に隣接する北園町の方や市民の方など約50人が参加されており、手続そのものへの疑問、容積率400%への疑問、医大がすでに取得している医大周辺地とこの計画との関係など、多くの質問、意見がだされました。
 事業主が医大であるにもかかわらず、市が説明会をする位置づけが住民・市民にわかりづらい面もありますが、行政の説明責任を果たすためにも、このような説明会は必要です。出される質問・意見を聞いていて、あらためて説明会の必要性を痛感しました。
 
 昨夜は疲れがでて、日記の更新が一日遅れになりました。今日も一日体を休めました。明日からは、いつものように元気溌剌で1週間をスタートします。
 

 8/20

(金)

市民参加懇話会を傍聴しました。


 お盆が過ぎ、今週から来週にかけて、審議会等の会議が続きます。会議はたいがい2時間ですが、神経を集中して傍聴するのも結構疲れます。
 今日は、午前中、第11回たかつき市民参加懇話会を傍聴しました。中間報告をまとめるためのワークショップで、今日出された意見をもとに、ワーキンググループで中間報告案がまとめられます。
 市民参加懇話会の中間報告も、昨日傍聴した社会福祉審議会児童福祉専門分科会で意見が出された「次世代育成支援行動計画(素案)」も、秋から冬にかけてパブリックコメント(市民意見募集)がなされる予定です。
 なお、このパブリックコメント手続に関する指針(案)についての意見は、4人から計19件の意見がでたとの報告が懇話会でありました。少ないなというのが私の実感です。
 市民が意見を出しやすいようにするにはどうしたらいいのか、よく考えないと、結局はパブコメで市民意見を聞きましたというアリバイ作りに使われかねません。少しでも多くの意見が出せるように、市民サイドにたって考えた制度にしていただきたく思っています。

 週末になってくると疲労もピークです。酷暑の疲れが出ないように体調管理には十分に気をつけます。
 

 8/19

(木)

次世代育成支援行動計画(素案)が策定中です。


 午後2時から、社会福祉審議会児童福祉専門分科会を傍聴しました。委員は15名で、傍聴者は8名、計画への関心の高さが伺われました。
 今日の会議では、まず市の現状と課題について等の報告があり、それをふまえ、庁内の策定委員会で出された計画の基本理念、基本視点について、各委員が意見を述べられました。また、9月までに厚生労働省に報告しなければならないからと、計画の目標値についての報告もありました。
 審議会の持ち方はいろいろなパターンがありますが、この審議会は、庁内で議論された案に意見をいうという形で、審議がなされています。あと10月にもう一度素案について審議会の意見を聞いて素案を確定し、パブリックコメントを実施するという流れのようです。
 もともと、幼保一元化の動きも未確定なまま、来年3月までに計画を策定せよという厚生労働省の方針が地方の実態を無視したものなのですが、それでも策定する以上は、できうる限り子育て中のかたの意見が反映されるように取り組んでいただきたいと思っています。

 

 8/18

(水)

台風の影響で四国ではまた大きな被害が出ています。


 今日は午後から、9月議会の議案にかかわる案件で、担当課から説明がありました。そろそろ9月議会に向けて体調管理も含め、準備しなければなりません。

 
私の主張に意見募集(パブリックコメント)手続に関する指針(案)について、市に提出した意見を掲載しました。

 義母が昨日退院しました。いろいろご心配いただきありがとうございました。ほっと一安心です。

 8/17

(火)

夜になり激しい雷雨、でもこれで秋が一歩近づきそうです。


 午前中、宇治市の男女共同参画支援センターを訪問、事業概要や男女共同参画条例制定の取り組み状況などを伺い、あわせて施設の見学もさせていただきました。
 昨年オープンしたばかりのセンターはJR宇治駅前にあり、高槻のように複合施設ですが、子育て支援基幹センターが同じ建物のなかにあり、若い子ども連れの方の利用が多いようです。
 そのあと、京都府内にあるDVの民間シェルターも見学させていただいてきました。

 久々に息子たちが帰ってきました。食事の準備に手間がかかりますが、冷蔵庫・冷凍庫のなかはきれいに片付くことでしょう。しばらくにぎやかな日が続きます。
 

 8/16

(月)

日本はアメリカの植民地なのか、主権の回復を!


 いくつかのメーリングリストに入っているため、毎日たくさんのメールが届き、すべてを読むのにけっこう時間がかかっていますが、それぞれ貴重な情報、できうる限りその日のうちに読むように心がけています。
 今日いただいたメールの中で、米軍ヘリ墜落事故について、地元の沖縄の方からの発信が胸をいためます。
 米軍は、日本の警察の現場検証も証拠保全も許さずに、機体を撤去し、証拠を隠滅してしまいました。しかも、民間大学構内であるにもかかわらず、警察も地元市長も立入すらができませんでした。日米地位協定に基づき、政府の了解の下での米軍の対応です。基地以外でもこうしたことが許されるなんて、外務省はどちらの国の機関なのでしょう。
 その上、今日から事故を起こしたのとは違う型のヘリコプターを使って訓練を再開したとのこと、あまりにも地元住民、沖縄県民の感情を逆なでする米軍の行動に怒り心頭です。
 地元の方からは、下記のホームページを見てくださいとアピールが寄せられています。オリンピックの記事が一面をにぎわす毎日ですが、事故の惨状や沖縄県民の気持ち、そして沖縄が今も戦場にあることをぜひ考えてみてください。米軍基地は撤去すべきではないでしょうか。
 ・
地元宜野湾市のHP 
 ・
沖縄国際大学のHP(トピックスの墜落事件に関する情報をクリック) 
 ・
琉球新報
 ・沖縄タイムス
 

 8/15

(日)

59回目の終戦記念日、「心に刻む会」では、「イラク戦争」の証言が続きました。


 今日は59回目の終戦記念日、「第18回アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に思いを馳せ、心に刻む会」が大阪府立ドーンセンターで開かれ、参加しました。
 午前中は、イラク・ファルージャで米軍にとらえられた方からの収用所内での虐待の実態の証言や、小児がんが増えているにもかかわらず、医療品やスタッフが十分でなく命を落とす子どもがいかに多いかなど、イラクの方が3人、アメリカの方がお一人、計4人の方の貴重な証言がありました。また、自衛隊の撤退を求める怒りの発言も続きました。
 お昼には不戦の誓いを参加者全員で行い、午後からは、板垣雄三さん、香山リカさん、鵜飼哲さんの3人をパネラーに、「イラク戦争と平和のゆくえ」と題したシンポジウムが開かれました。
 最後に、主催者から、イラクやアフガンとつながらずに平和憲法は守れないという認識を新たにもち、来年の60回目の終戦記念日に向け準備をしていこうという提起がありました。

 パネラーの鵜飼さんは、発言の中で、自殺者が年間3万人に達する日本、内戦で10年で30万人が命を落とす国になってしまったということだ、アジア・太平洋戦争の犠牲者だけでなく、中東の犠牲者、そして、今自殺という形で追い詰められて命をたった人たちにも思いを馳せなければならないという指摘をされました。
 「勝ち組」「負け組」が子どもの頃から徹底される社会に突き進みつつある日本、自分より弱い者をつくるために、国家に頼ったり、少しでも違うことを排除の論理にして、ナショナリズムがつくられつつあります。
 平和憲法の危機は、こうした社会のありようやアメリカとの関係と切っても切り離せないものです。アジアと言っても、東南アジア、東アジアだけでなく、西アジア、パレスチナまでをもふくめたアジアの政治の動きを見つめなければいけないことを、今日のシンポジウムであらためて感じました。

 日本各地で証言をするために、わざわざ仕事を休み、また家族の安否をも心配しながら来日されたイラクの方々に感謝しながら、日本でも地道に平和を求める行動を続けていかなければと、思いを新たにした一日でした。

 8/14

(土)

沖縄国際大学構内に米軍機が墜落、でも何もできない日本、主権はどこに?


 昨日、沖縄国際大学構内に米軍ヘリが墜落しました。夏休みでなく学生が多いときであれば、たいへんな事態になっていました。
 現場は民間大学構内にもかかわらず米軍の管理下にあり、警察の現場検証すら米軍の協力がなければできません。日米地位協定のためです。現場検証や証拠保全を日本の警察が独自でできない以上、原因究明を日本の手でできるはずがありません。
 隣の西原町では、町長、議長が現場へ行っても入ることができず、これでは町民の安全が守れないと臨時議会が開かれるとのことです。
 普天間も辺野古も、沖縄に米軍基地は要りません。
 オリンピックよりも、日本の主権にかかわるこの問題を、もっと大きく報道すべきだと、今朝の朝刊を見てつくづく思いました。
 なお、地元の
沖縄タイムズには詳細がでています。
 
 
私の主張に、「公害と科学」の講義を終えて・受講生の皆さんへを掲載しました。大阪市立大学の木野茂先生のこの講義も、来年春に退官されるため、今年度で終了です。11年間非常勤講師をさせていただきましたが、ほんとうにいろいろ刺激ももらい、勉強になりました。
 来春には退官記念講演が予定されていますが、水俣の患者さんを始め全国から多くの方がこられることでしょう。
 私たちの学生時代にはあれほど問題にした「産学共同」、今や大学も独立行政法人になりましたが、科学者・専門家はどうあるべきかを考える場をもっと大学の中で確保すべきではと、折につけ感じています。

 8/13

(金)

お盆休みで、列島移動が始まっています。


 義母がこの間入院中のため、病院へ通っているのですが、今日はお盆で、電車にも家族連れや大きな旅行用のかばんを持った人が多く、混みあっていました。いつものことながら、この時期の移動は疲れます。
 おまけにこの厳しい残暑、たまりません。週末はあまり無理せず、少しゆっくりさせていただきます。
 

 8/12

(木)

平和そして生命の尊さを若い世代にどう伝えていくか、戦争を知らない団塊世代の私たちの大きな課題です。


 午後から、人権啓発推進協議会主催の「平和を考えるつどい」に参加しました。今年は沖縄がテーマで、まず元ひめゆり学徒隊の新川初子さんが、1945年3月から6月に米軍捕虜になるまでの間、陸軍野戦病院の看護要員として壕の中で1日をどのように過ごしたかを証言されました。涙なしには聞けない悲惨なお話でした。
 続いて公演された新屋英子さんと小林育栄さんの2人芝居「星砂−オキナワ」は、読谷村の戦いで我が子を自らの手で砂に埋めた過去を持つ老女とその孫が大阪大正区の飲み屋で劇的にめぐり合うストーリーです。「星砂」が2人をめぐり合わせる話には、会場のあちこちですすり泣きが聞こえました。涙もろい私も今日は涙がとまらず、目が真っ赤になってしまいました。
 世界各地で今もなお繰り返される戦争、愚かな武器をもっての戦い、人の殺し合いをどうして止めることができないのか、ほんとうに悲しい限りです。
 戦争をとめるためには、多くの住民が亡くなった沖縄戦をはじめとする戦争の事実を私たち自身も記憶にとどめ、次の世代に伝える努力をしていかなければなりません。そして、平和・生命の尊さや非戦を非暴力で訴えていくことしかありません。
 
 生涯学習センター1階の展示コーナーにも、今年は沖縄戦の展示も設けられてあり、衝撃的な写真が何枚もありました。
 展示は明日13日(金)までです。ぜひ、ご覧下さい。
 

 8/11

(水)

残暑が厳しいとはいえ、朝晩はめっきり涼しくなってきました。


 お盆で帰省される人が多くなってきたのか、なんとなく街が静かになってきました。それにしても、昼間の残暑の厳しいこと、つらいものがあります。
 でも、夜になると涼しく、今夜は星が輝き、愛犬の散歩時には、秋の虫の音色が聞こえました。秋はもうそこまで来ているようです。
 
 今日は、一日事務所で過ごしましたが、朝から電話が鳴りつづけました。どうも電話の日というのがあるようです。元気なお声や近況を聞かせていただくだけで、「私もがんばるぞ」とファイトがわいてきます。
 また、少しためてしまっていたメールのお返事をだしたり、資料の整理をしたりして、ずいぶん事務作業がはかどりました。

 市のパブリックコメント手続の指針案については、今日が意見募集の締め切りでしたが、市民として私も意見を出しました。

 

 8/10

(火)

公営企業審議会を傍聴しました。


 お盆が近い中、今日は第3回目の公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。傍聴者は多く、9名でした。
 会議の冒頭、8月1日よりJR高槻駅北のターミナルの変更等の説明や、前回に各委員から求められていた資料の説明があり、そのあと、各委員から公共交通の果たす役割について多くの意見が出されました。
 次回は8月31日(火)、新たな事業展開や経営面からの意見等が出される予定です。

 美浜原発事故でお亡くなりになったご遺族が、弔問に訪れた関電社長に「息子は帰ってこない」「なぜこんなことになるのか」「事故は繰り返さないでほしい、こんなことはうちの息子だけにしてほしい」と号泣しながら訴えられるのを見ていて、涙があふれました。
 今回お亡くなりになった4人の方、そしてけがをされた7人の方はいずれも関電の下請け企業で働く地元の方です。そしていままでも原発で被曝して亡くなられた下請け労働者の方はたくさんおられます。
 私が法律事務所に勤務していた時、原発で被曝された故岩佐嘉寿幸さんの裁判がありました。原発での被曝労働者の日本で初の闘いでした。
 私は、裁判所へ提出する書面のタイプも打ちましたが、裁判の傍聴にも通いました。いつも誰が傍聴にきてくれるか、傍聴者に励まされて自分は裁判を闘えたと、岩佐さんは語られましたが、電力会社相手の裁判は困難をきわめ、最高裁まで闘われましたが、敗訴でした。
 岩佐さんを始め、多くの下請け労働者の方が、原発で被曝されたり、労災にあわれてきました。電力会社は経済性を優先させ、安全性を二の次にしてきたからです。そして、またプルサーマル計画など、安全性の議論を十分しないまま、あらたな原子力計画を進めようとしています。
 原発という技術がもつ危険性、放射性廃棄物処理にかかる膨大な経費などを真摯に見つめなおすなら、すべての原発を停止させ、日本は脱原発、クリーンエネルギー利用にエネルギー政策を転換すべきです。
 経済性優先の電力会社の犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
 

 8/09

(月)

関電・美浜原発3号炉で、恐ろしい事故が起こりました。


 今日9日は長崎に原爆が落とされた日、そのニュースを見ようと夜テレビをつけてびっくり、関電美浜原発3号炉で蒸気洩れ事故が起こり、下請けの労働者の方が4名死亡されたというのです。
 死亡事故が起こったということから最悪の事故だが、蒸気(2次冷却水)漏れのため、周辺への放射能漏れは無く、安全だったかのごとく報道がなされていますが、私は、背筋が寒くなりました。
 というのも、2次冷却水が漏れれば、一次冷却水の温度をさげることができず、従って原子炉を冷やすことができなくなり、メトルダウン(原子炉が融ける)かもしれないからです。報道ステーションで藤田祐幸さん(慶応大学教授)がこのことを指摘されていましたが、関西一円放射能汚染という事態につながりかねない危機一髪の事故だったかもしれなかったのです。
 漏れた2次冷却水の量や、穴があいたという配管の全容が明らかになっていませんが、配管は穴があいたというよりは、寸断されたという方が適当なのかもしれません。
 今後、事故の詳細が明らかにされるでしょうが、過去の原発事故でも市民サイドから徹底した情報公開を求めないと、全容が明らかになりませんでした。
 事故のあった配管は28年間も点検されていなかったとのことで、関電のあまりの杜撰さ・無責任さに驚きますが、この際、原因究明・安全確認がされるまで、原発はすべて停止すべきです。

 8/08

(日)

志賀町町長選挙は、僅少さで残念な結果となりました。


 今日は久々に自宅、事務所で静かに過ごしました。好きな音楽をかけながら、つかのまの休息を楽しみ、体をいたわりましたが、明日からはまたあわただしい毎日が待っています。

 深夜になって、滋賀県志賀町の選挙結果が明らかになりました。友人の有田さんは善戦及ばず
残念な結果でした。でも、これで産廃、合併が決まったわけではありません。選挙での新たなネットワークを生かして、これからもがんばっていただきたく思っています。
 

 8/07

(土)

暦の上でははや立秋、でも今日も厳しい暑さでした。


 午後からふぇみん婦人民主クラブ大阪府支部連絡協議会へ。月に一度の集まりですが、様々なテーマで活動する元気印の女性たちからいつも元気をもらっています。今日も3時間、汗をかきかき、熱い議論が続きました。

 夕方に夕立があり、さすが夜は涼しく、すごしやすくなっています。こうして一歩ずつ秋がやってくるのでしょう。猛暑から一刻も早く解放されたい思いです。

 8/06

(金)

被爆59回忌、平和の鐘にあわせて核兵器廃絶、非戦をあらためて心に誓いました。


 午前10時から地方分権推進特別委員会が開かれました。案件は3つ(広域行政、地域再生と構造改革特区、三位一体改革)でしたが、いずれも現状と報告というもので、これでは、委員会を開く意味は何かという指摘が相次ぎました。
 
 広域行政については、島本町との研究会で協議をし、本年度の高槻市の職員研修・法律講座に島本町から参加されること、及び10月に近畿管区行政評価局と共催実施している総合相談に島本町も参加するということでした。いずれも費用は応分の負担をしていただくというものです。
 地域再生と構造改革特区については、すでに
市のホームページに掲載されている内容の説明があり、都市計画道路ネットワーク形成支援については来年1月に国土交通省より回答がある、たかつき歴史へのいざない特区については7月28日に国土交通省より回答がきたが、あらためて意見を出しなおしたとの説明でした。
 三位一体改革については、これまでの経過、2004年度予算への高槻市への影響及び骨太方針2004の概要についての説明でした。
 地方の声を聞いた三位一体改革をというのであれば、市町村の声をいかにして聞くかというのが最大の課題ですが、今日の報告でも、骨太方針2004に対して、高槻市はどう考え行動するかの提起がありません。三位一体改革(税源移譲、国庫負担金の削減、地方交付税の見直し)については、知事会でも議論が続いていますが、高槻市としての考えをもっと主体的にだしてほしいと要望しました。

 夜、ユアサ工場閉鎖を考える第5回市民集会に参加しました。ユアサで働く様々な労働者の方の会社交渉の現状報告が続きましたが、工場閉鎖・移転により、本工だけでなく派遣等の労働者も含め、一人の犠牲者も出さない方針でのぞんだ闘いの大きな山場のようです。

 

 8/05

(木)

指定管理者制度についての学習会に参加しました。


 指定管理者制度が2006年9月に実施されるのにともない、今夜はその学習会があり、参加しました。
 講師は堺市の職員のかた、堺市では新しくできる図書館が指定管理者制度をとることになり、この間の経過や問題点等の詳細な報告がありました。
 高槻市のホームページには
「明るい『指定管理者制度』入門」が掲載されていますが、しっかり読まれ、厳しい意見をお持ちの市民の方もありました。
 現在庁内で基本方針を検討中で、9月議会に一定の方針が出される予定です。内容によっては、議会でも大きな議論が起こることが予測されます。
 

 8/04

(水)

台風11号発生・四国上陸で、被害が心配です。


 久々にすずりと墨を出し、筆を持って、「書」の世界にひたりました。
 熱いおもいを込めて書くのですが、大きく「勝」という字を書くのが難しいこと、何度もやり直し、ようやく仕上った激励文をもって、滋賀県志賀町の町長選を闘っている友人の事務所を訪ねました。
 志賀町では、県が予定している産業廃棄物処分場をめぐって、反対派と推進派、中間派(条件付賛成)が候補者を立てています。選挙の争点は産廃です。
 湖西線に乗り、琵琶湖を眺め、緑あふれる山並みを堪能しましたが、小野駅をおりると、あちこちの住宅に産廃反対の看板がつけられており、反対の声の多いことがとてもよくわかりました。
 理想選挙、手づくり選挙に徹しておられるだけに、選挙事務所はご自宅、看板等もすべて手づくりです。応援されている方々の環境問題に対する思いやこだわりの選挙を展開されているのが、わずかの滞在だけでも十分感じることができました。
 猛暑の中での選挙戦、といってもあと3日、健闘を祈っています。

 今夜のテレビでは、森山良子さんの「さとうきび畑の唄」にかかわる沖縄戦の番組が2本ありました。
 明日5日は、NHKの
クローズアップ現代(夜7時半〜)で、「危機に立つヒロシマ−被爆体験は継承できるか」があります。ヒロシマの爆心地から300メートルしか離れていなかった本川国民小学校で被爆された居森清子さんのお話です。教職員10名、生徒400人が一瞬のうちに命を奪われ、奇跡的に生き残ったのはわずか2人でした。そのお一人が居森さんです。病魔と闘いながら、なぜ居森さんが今証言を続けるのか、ぜひ、ご覧下さい。
 

 8/03

(火)

地方分権推進委員会が開かれます。


 8月6日(金)に地方分権推進特別委員会が開かれますので、市議会速報に掲載しました。
 案件については今日、担当課から説明を受けましたが、3件あります。@広域行政推進にかかわり、本年度島本町と一緒に取り組む2事業について(職員研修、総合相談)、A
地域再生第二次提案概要構造改革特区第5次提案概要について、及び、B三位一体改革の経過と現状についてです。
 しばらく調査に集中します。

 わさび通信をお届けしたこともあり、この間、暑中見舞いのお葉書をいただいています。やはり手書きでいただくお手紙ほどうれしいものはありません。お気遣い、ほんとうにありがとうございます。大いに励まされています。

 8/02

(月)

事務所ビルの前にバス停ができました。


 JR高槻駅北の再開発にともなう駅前広場の整備も進み、昨日から高槻駅北側のバスターミナルが大幅に変わりました。
 そのため、バスの運行経路が少し変わり、日吉台方面だけでなく、上の口・原大橋方面のバスも私の事務所の前を通ることになり、事務所前に新たに「芥川商店街」というバス停ができました。
 始発駅から1番目のバス停で、どれだけ乗降客があるかなと思っていましたが、けっこう乗車されているようです。
 バス停新設については、便利さが増す反面、ご近所への荷物関係の車の停車場がなくなり、困るという意見もありました。
 バスターミナルの変更により、駅周辺の人や車の動きがどのように変わるのか、しばらく流れを見てみます。

 いろいろお問合せをいただいている件の調査や、新たな課題の調査など、8月は調査、調査が続きそうです。読みたい本や資料も山ほどたまっていて、暑さと闘いながらひたすら地道な活動を続けます。
 

 8/01

(日)

「平和」を考える8月がやってきました。


 今日から8月、葉月です。ここまで来ると暑さもあと少しの我慢という感じがしてきます。

 さて、8月といえば、6日広島、9日長崎、14日最後の大阪空襲、15日終戦と、戦争と平和を考える様々な企画が今年も開かれます。私もできうる限り参加の予定です。

 今日は、午後から大阪へ、市民運動の打ち合わせが続きました。 帰宅後、体重を測ってみるとうれしいことに2キロもやせています。左足のけが以来、ひざに負担がかからないようにと、夜9時以降は食べないように徹底してきたのが功を奏しているようです。この調子で、もう少し努力をすると、一番体が動きやすい私のベスト体重になります。がんばります。


*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp