いきいき日誌 

 
 1/31

(土)

エコフェスタ、すばらしい子どもの発表会でした。


 午前中は家事に専念、午後からはたかつき環境フェスタ2004・子どもの発表会に行きました。今年は生涯学習センター多目的ホールで、4校が発表されたのですが、会場は超満員でした。
 清水小学校5年生、三箇牧小学校4年生、津之江小学校3年生、安岡寺小学校4年生の発表は、それぞれ地域での調査活動をもとに展開されており、また発表形式も異なり、とても充実した内容でした。来年も楽しみです。

 発表会終了後、展示会へ。昨日十分見ることが出来なかった、ペレットストーブ、家庭用生ごみ処理機、葦からできた紙製品について、詳細な説明をしていただきました。こういうエコ製品の紹介をしたいただくと、次から次へと好奇心がわいてきて、時間がすぐに過ぎていきます。ストーブや生ごみ処理機は高価でちょっと手が出ませんが、葦製品は手軽に買えそうです。まずは、名刺からと思っています。この展示会も、来年を楽しみにしています。

 1/30

(金)

衆院−強行採決は民主主義の破壊です。


 今日からたかつきエコフェスタ2004が始まりました。生涯学習センター展示ホールでは展示会が開かれています。お昼に行ったのですが、11団体の展示は力作ぞろいで、とても予定していた時間では見ることができず、明日、もう一度出直すことにしました。2月1日まで開かれていますので、ぜひご覧下さい。

 6時半からはJR高槻駅南口でウィメン・イン・ブラックに。急遽決まったアクションでしたが、最終的に25人もの参加があり、それぞれ黒衣で手にローソクと手づくりパネルを持って、1時間立ち続けました。お勤め帰りの方々が、何かなと歩きながらパネルに書いたメッセージを読んでくださるので、マイクやチラシでのアピールとは違うインパクトがあるようでした。これからも月1回のペースで続けます。ぜひご参加ください。ごいっしょに派兵・戦争反対の意思表示をしましょう。

 自宅へ帰り、ニュースを見てびっくり、与党は、衆院のイラク復興支援対策特別委員会で強行採決、予算委は野党欠席のまま単独採決、何がなんでも今日中にと、本会議までも野党欠席のままイラク派兵に関する議案を可決してしまいました。愚かな行為でしょう。与党は最初から派兵ありきで、国会での審議などまったくする気は無いようです。数にものをいわせた暴挙であり、独裁政権です。
  今夜も国会審議の小泉首相のいつものあの薄ら笑いを浮かべた答弁を聞いていて、ハラワタが煮え繰り返りました。国会答弁は国民への説明責任を果たすことだということを認識していないようです。ここまで、国会審議をむなしいものにさせているのは、首相のあの答弁です。与野党問わず、誠意の無い答弁をする人を、私は許せません。説明責任を果たそうとしない人に、議員の資格はありません。
 民主党が追及したイラク派兵の根拠となるサマワの状況把握についての杜撰さ、共産党が追及した問題文書の存在など、自衛隊を派遣するなら、徹底的に明らかにしなければ、説明責任を果たしたことにはなりません。

 もう一つ、今日は気になるニュースがありました。
公的個人認証サービスについてです。毎日新聞のニュースでは、公的個人認証サービスはウィンドウズのユーザーしか受けられず、マック等ではダメだというのです。もう唖然です。こんな不公平なサービスを国家ぐるみで始めていいのでしょうか。問題だらけの公的個人認証サービスです。

 1/29

(木)

公的個人認証サービスが始まりました。


 今日から公的個人認証サービスが始まりました。初日の今日は、住基カードに格納する電子証明書の発行申請にこられた方は数人だったようです。まだまだ電子証明書を使うサービスがありませんし、普及の見通しはあまりないようです。

 土、日と外出すると、どうしても翌週の後半に疲れが出てきます。この間、通信のポスティングもあり、少しオーバーワーク気味です。明日の夕方は、JR高槻駅南口でイラク派兵反対を訴え、ウィメン・イン・ブラックをします。黒っぽい服装で、自分の主張をプラカードに書いて無言で立って意思表示をする行動です。1988年イスラエルで始まり、戦争・暴力反対を訴え、今世界各地で広まっていますし、日本でも、静かに広がりつつあります。毎月1回、非暴力を訴える女性たちで立つ予定です。6時半から1時間ですが、体調を崩さないよう、暖かくして立ちます。

 1/28

(水)

超高層ビル、気になるビル風。


 今日は午前10時から市街地整備促進特別委員会を傍聴しました。案件は2つ、JR高槻駅北地区再開発と、阪急高槻4駅南地区再開発についてです。

 JR高槻駅北地区の再開発については、商業棟は2月21日にプレオープン、27日にグランドオープン、3月15日より住宅入居、4月1日よりビル内保育園開所とのことです。周辺の道路整備ついては、西口の交差点信号設置はオープン時に間に合うようですが、いろいろ協議が遅れている部分もあります。オープン対策としては、2月21日(土)から3月14日(日)まで、誘導員の配置や、臨時駐車場の設置、シャトルバスの運行、臨時駐輪場の設置などの対策がとられます。
 議員からはビル風を心配する質問が出ました。確かに風が強くなったことを私も感じています。高槻では始めての超高層ビルの影響はやはり不安です。
 なお、駅前広場の整備をし、市バス停留所を移動させて、新駅前ターミナルが完成するのは7月の予定です。

 阪急高槻市駅南地区の開発については、新井組が撤退後新たな事業協力者が見つからず、厳しい状況であることが報告されました。

 今日は久々に寒さも緩み、午後からは自転車で、走り回りました。

 1/27

(火)

パブリック・コメントは何のため?


 広報1月25日号2ページの下にあるように、今、「情報化計画(原案)」について意見募集が行われています。国の方針とあわせながら、高槻市で電子自治体をすすめようという計画案で、来年度から3ヵ年のアクションプログラムが示されており、重要な計画です。この計画案に対する市民意見募集のありかたについて、昨日、大きな疑問をもちました。
 私は、1月22日(木)にこの計画をいただきました。25日から意見募集をするので、全議員に配布されたとのことでした。A4サイズ47ページです。
 25日(日)にHPに掲載された計画(原案)を見てびっくり、24ページの概要版が掲載されていました。どうして概要版を載せるのか、計画案そのものをなぜ載せないのか、不思議でした。
 広報によれば、この計画案は公民館、コミセン、市役所情報公開コーナーにあるとありましたので、 昨日(26日)市役所情報公開コーナーに、市民の方の分をいただきに行きました。
 ところが窓口には、概要版しか置いておらず、意見募集は概要版で行うというのです。しかも市民への配布分はなく、必要ならコピーをというシステムになっていました。
 概要版で意見募集というのには、空いた口がふさがりませんでした。計画案と概要版の違いは大きく3点、@表紙、目次、はじめにが省略されていることA計画の推進体制の図が省略されていることB3ヵ年のアクションプログラムの説明が、20ページ分省略されていることです。
 市民意見の募集は、行政の意思決定過程における公正の確保と透明性の向上を図ることがその目的です。そのためには意見募集する計画案等をわかりやすく市民のかたに示さなければなりませんし、そのためには、計画案策定に使った資料等も手に入るようにぐらいすべきなのです。今回の概要版は計画案をわかりにくくしているだけです。
 昨日、計画案そのもので意見募集をすべきであり、必要な市民には配布すべきと申し入れたところ、今日、そのように変更するとの御返事がありました。
 高槻市には意見募集の指針がまだできあがっていません。まもなくできあがるとのことですが、最低限の原則をふまえた意見募集をしないと、アリバイ作りの意見募集に終ってしまいかねません。このようなことを繰り返さないためにも早急な指針作りがのぞまれます。

 なお、この計画案にも私は疑問がいろいろあります。内容についてはおくとしても、作成者が行政事務改善委員会になっていますが、メンバー構成も、作成日付も、作成経過も担当課の名前もはいっていません。13年近く議員をさせていただいて、高槻市の行政計画案だけでなく、他の自治体、大阪府、国などの分もをいくつも見る機会がありましたが、このようなのは初めてです。自分でも冊子を作ったりしますが、これらは内容とともに重要な要素です。
 このような情報がないまま、また説明も無いまま、市民の方がこの計画案を読みこなして意見を出すのは、たいへんなことと思います。私も慣れない用語が出てきて四苦八苦ですが、電子自治体のあり方を考える上で、これはしっかり読みこなさなければと思っています。
 

 1/26

(月)

「大義」が無いことを認めるべき。


 アメリカがイラクへの戦争を始めてこの3月で1年になる。アメリカのいう大量破壊兵器はついにイラクでは見つからなかった。「無い」として、CIAの大量破壊兵器調査団の責任者は1月23日辞任した。今日、アメリカでは、ブッシュに対し厳しい批判が出ている。
 イラク戦争は大義なき戦争であることが明白になっているにもかかわらず、今日の国会予算委員会での小泉答弁は、いつもの詭弁で、夜7時半、陸上自衛隊本隊に派遣命令がだされた。公明党の果たしている役割はあまりにも大きい。
 サマワの人たちの仕事がほしいという期待に自衛隊の活動がそぐわなかった時、どのような事態になるのか、考えるだけでも恐ろしい。
 アメリカ指導のもとの自衛隊派兵ではなく、もっと違う人道支援があるはずだ。派兵中止、派兵撤退を求めて発言し続けます。

 1/25

(日)

教育基本法「改正」とは何か、大内さんの講演会に参加して


 今日も小雪がちらつく厳しい冷え込みでしたが、午後から茨木市の福祉文化会館で開かれた教育基本法「改正」問題を考える講演会に参加しました。講師は大内裕和さん(松山大学社会学科教育社会学助教授)です。噂には聴いていましたが、とてもはっきりとした語り口で、1時間半、迫力のある講演が続きました。

 講演は、「自衛隊のイラク派兵をどうみるか」「教育改革とは何だったのか」「教育基本法改悪の本質とは何か」「必要な時代・状況認識」「今後に向けて」という組み立てで、教育基本法−憲法9条の関係を捉える重要性を強調されました。

 「イラク派兵をどうみるか」の中で、経済成長のためには防衛費は必要でないという声もあったが、日本経済自体のグローバル化により、海外での安全保障を求め、経済界自体が自衛隊の海外派兵を求めているという指摘、「教育改革とは何だったのか」の中で、「ゆとり」と「個性化」のスローガンで進められる教育改革だが、結果的に「多忙」で「個性」を許さない教育現場になっているという具体的事例を挙げてのお話は圧巻でした。評価、評価で教師をエクセルの前に張り付けているという表現はまさにそのものズバリです。
 「教育基本法改悪の本質とは何か」の中では、教育勅語を否定した上に成り立つ教育基本法は憲法と強い一体感の上に成り立っていること、とりわけ第10条では国家権力・政治権力による教育内容への介入を「不当な支配」として認めていないが、教育基本法改悪は、これを合法化しようとしているのであり、単なる復古主義ではなく、グローバル化(大競争)時代の国家戦略としての教育をめざしていると指摘されました。
 「必要な時代・状況認識」の中では、急速な戦争国家化と日の丸・君が代の強制、教育基本法改悪との関係を捉えること、また新自由主義にもとづく教育改革の本質を捉えることの重要性を指摘され、「今後に向けて」では、教育基本法問題への関心をいかにひろげていくかなど3点の行動提起をされました。

 イラク自衛隊派兵、教育基本法改悪、憲法改悪は、切り離せない関係あります。今日は伊丹でも1500人が参加して、イラク派兵反対の行動が取組まれていますし、東京・日比谷公園には6000人が参加、パレードをされています。日本が戦争国家にならないよう、できることから行動をしていかなければと思っています。

 1/24

(土)

毎夜、星が輝いています。

  
 土曜日の午前中は自宅で家事に専念することにしています。土曜日の午後から、また日曜日も外出することが多いため、この日にどれだけ家事を片付けておくかで、次の週のストレスがずいぶん違うのです。

 午後からは原稿書き、夜は、高槻・市民自主講座でした。いつも定刻に始まり、2時間で会議は終了です。月に一度の集まりですが、集中した議論で、頭をリフレッシュしています。

 厳しい冷え込みが続いていますが、毎晩、夜空に冬の星座がたくさんでています。この時期、夜の犬の散歩はつらいものがあるのですが、星空が疲れた心を癒してくれます。

 

 1/23

(金)

市民参加に関するアンケート案について、熱心な議論が続きました。


 今日は10時から第4回たかつき市民参加懇話会が開かれ、傍聴しました。12名の委員のかたは全員出席でした。
 今日の懇話会は、2月に実施される市民アンケート(2000人対象)のアンケート項目についての議論が2時間続きました。1月6日に委員4名とNPO政策研究所で一度議論され、それをもとに今日はアンケート案が出されました。16項目にわたるものですが、委員の方からはまとめ方等好評でした。しかし、多くの委員が自分が答える立場だったらという視点からより一層よいものにと、多くの意見を出されました。そして、再度まとめられることになりました。
 議論を聞いていて、「自分が答える立場」からアンケート案に意見をいうのは市民委員であればこそです。市の各種アンケート調査をみていても、職員のかたとコンサルタント会社の方で作られたアンケートには、もう少しこうすればいいのにと思うことが多々あるのですが、今日のようにして練られたアンケートは回答するほうもきっと答えやすく、回収率も上がるのではないでしょうか。
 アンケート項目の中には、市民参加の具体的方法をできるだけたくさん例示して、意見を聞く項目もできますが、どのようなお答えが返ってくるのか、楽しみです。
 

 1/22

(木)

冷凍庫の中にいるような一日でした。


 真夏に冷蔵庫や冷凍庫を開けるとその冷気にすっとしますが、今日は建物から外へ出ると、まるで冷凍庫の中に入っていくようで、しばらく自転車をこげば、たちまち耳が痛くなり、凍えました。まあ1年に何回かは今日のように体の芯まで冷やし、細胞をぎゅっと引き締めるのも健康にいいのかもしれないと思っていますが、でも、事務所の向かいの再開発の工事現場の方々を始め、外で仕事をされる方には、この冷え込みはたいへんだったことでしょう。パンジーなども土とともに今日は一日凍っていました。

 今日はたまっていた雑務整理の一日でした。しかし、原稿がまだ2つ残っていますし、お手紙を書かなければならない件もいくつか残っていて、今週末まで予定はぎっしり詰まっています。風邪を引かないように、がんばります。

 今日も国会では与野党の対決ムードが漂っているようでしたが、イラク派兵が憲法違反かどうかの議論が深まりません。憲法違反にならないというのなら、もっと丁寧な説明をしていただきたい、あのような答弁では、議論になっていません。委員会審議を期待します。
 今日は航空自衛隊の本隊がイラクへ出発しました。日の丸の旗をふられながら家族と別れて出発される姿をみていると、戦時中の光景がだぶります。軍事ニュースを聞かなければならない毎日は、ほんとうにつらいです。
 報道管制に屈せず、真実をメディアが伝えることが戦争、派兵をとめることにつながります。イラク情報については、受身でなく自分自身からも探していかなければならないと思っています。

 1/21

(水)

ようやく通信の発送が終りました。


 今日は午前中に議会リポートの発送を終え、また夜には配布してくださる方々にお届けし、ようやく一段落着きました。あと残るのは私のポスティング作業です。今日は大寒というだけあってほんとうに冷え込んでおり、この時期の配布作業はつらいものがあります。が、マイペースで、1月末までを目途に配布作業を続けます。

 午後、事務所で作業中に国会中継を見ました。小泉総理の野党議員に対する答弁の誠意のなさにいつも怒っているのですが、今日はまた特別でした。民主党の松本議員の再質問に、頭からまともに答えようとしなかったのです。国会も含め議会の答弁というのは、質問した議員への答弁とともに、それは国民や市民への答弁です。総理のあの木で鼻をくくったような答弁は、国民への誠意の無さ、国民無視だと私は思っています。国民にまともに答えないことが通じる国会、多数派が横暴をふるっているとしか思えません。このようなことが通じていくのであれば、言論の府は、もはや地に落ちたとしかいいようがありません。

 1/20

(火)

北の再開発、費用便益比は4.67。


 今日は午前中、建設事業再評価委員会を傍聴しました。公共事業の無駄を無くし、効率的効果的に行うために、事業決定したものの終了していない事業については、一定の期間がたてば評価しなおすという制度ですが、今日の案件はJR高槻駅北の再開発事業についての評価でした。傍聴者は3名でした。
 この再開発事業については99年5月に一度再評価が行われましたが、その際は、費用便益比は2.56でした。今回の再々評価では、この値が4.67にアップしていました。委員からその要因は何と考えているかとの質問がだされましたが、前回と計画内容が変わったこと、また分析手法がサマザマな事例を踏まえてデータが蓄積され、確立してきたことによるとの答えでした。評価の方法は、ヘドニックアプローチ法によるとのことですが、入れる数値により結果は変わるので・・という意見もだされていました。
 継続中の事業は、このように完成寸前でも、5年ごとに評価をしなければなりません。来月オープンというときに再評価をして中止になるということはありえず、今日の審議は、いまひとつ納得がいきませんでした。

 1/19

(月)

イラク国会が始まりました。


 今日、陸上自衛隊先遣隊がイラク・サマワに入りました。「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」の歴史的な日でもあり、1月17日と19日は生涯忘れられない日になりました。これからどのような事態が起こるのかを考えると、いたたまれません。重苦しい気持で、この事実を受け止めざるをえません。
 おりしも、今日から通常国会が始まりました。1月から2月上旬にかけては、派遣の承認と派遣のための補正予算の審議が続くとのことです。審議をしっかり監視しながら、野党の追及に期待します。
 
 1月16日付けの朝日新聞にイラク派兵反対「私たちは戦争に協力しません」の意見広告がでました。1月12日現在、賛同団体222、賛同者5118人で、目標の1500万円が達成されたようです。1月15日付朝日新聞北海道、東北、関東版及び、北海道新聞、1月16日付朝日新聞中部以西版に1面を使って掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
 

 1/18

(日)

活気あふれるふぇみん大阪府協の新年会でした。


 午後から、大阪PLP会館で開かれたふぇみん大阪府協の新年会に参加しました。優性思想を考えるグループの方の最新の生殖医療のあり方を問う紙芝居上演や、軍隊をもつことを放棄しているコスタリカ訪問、アイルランドの女性団体訪問の報告など充実した内容で、久々にお会いした方も多く、大阪の元気な女性たちからパワーをもらってきました。
 先週は、ちょっと疲れ気味でしたが、ようやく回復しました。

 

 1/17

(土)

あの大地震から9年が経ちました。


 今日はあの阪神・淡路大震災から9年目です。今も地震が起こるたびにあの時の恐怖が甦ってきます。
 祖母は関東大震災で東京人形町の自宅を焼け出されていました。小さな頃から地震の恐ろしさやたんすの上に物を置くな、寝る向きを変えてはいけないなどのいざという時の自衛方法を嫌というほど聞かされていましたが、自分が体験して、祖母の教えがよくわかりました。
 激しい揺れがおさまったあと、まっさきにJT医薬研究所がどうなっているか一番に調査しました。また、議員として高槻市内の被害状況をつぶさに調べ、写真をとり、地図に落としました。また兵庫県内の親戚も大きな被害にあい、しばらくは家族ぐるみで救援活動にも専念しました。
 あの体験を風化させないように、私自身も1・17の過ごし方をこれからは考えなくてはと思っています。

 午後からは反住基ネット関西主催の講演会(大阪)に、奥津茂樹さん(NPO法人情報クリアリングハウス)の「自己決定・個人情報保護からみた住基ネット」と題した2時間にわたるお話は、具体的事例が豊富なだけにとても説得力があり、わかりやすいお話でした。参加者も多く、会場は満員でした。
 2部では住基ネットに対する各地の運動の報告・交流がありましたが、私は途中で帰らなければならず、最後まで聞けなかったのが残念です。各地の答申等、貴重な資料をたくさん準備してくださった主催者の皆さんには感謝です。

 天気予報では雪とのことで覚悟していましたが、幸いにもはずれました。しかし、冷え込みはきびしく、今日は靴にもカイロをしのばせてにりきりました。
 
 

 1/16

(金)

3月議会は2月23日告示、3月26日までです。


 午前10時から議会運営委員会を傍聴しましたが、3月議会の日程が内定しましたので、市議会速報に掲載しました。
 特別委員会時の費用弁償を廃止する条例は3月議会に議会提案で出しますが、その案文は次回の議運で検討の予定です。
 なお、費用弁償が廃止になることとは別ですが、決算審査について、特別委員会をつくらずに常任委員会で審査をしてはどうかという提案がありました。これについては、各会派で持ち帰り、検討をすることになりました。

 若い頃お世話になった藤田弁護士の事務所が1月末で閉鎖されることになり、午後から伺いました。読書家の先生であったため、事務所は蔵書で埋もれています。あまりにも処分はもったいないので、反原発や憲法関係の本などいろいろ懐かしい貴重な本をいただいてきました。先生は体調を崩され、これからは書き残していることを書くことに集中したいとのこと、一刻も早く健康を回復されるよう祈るのみです。

 夕方からは行財政改革懇話会を、少し遅れて傍聴しました。意見書案(骨子)の検討でしたが、今日の議論をふまえ、また欠席の4名の委員の方の意見も聞いた上で、会長(吉田和男さん)がまとめることになりました。骨子案には「大胆な事業の外部化等組織、事務事業の再編(システムの変革)を行うよう意見具申を行う」と書かれ、大きく(1)効率的な行財政運営(2)官民協働の推進(3)適切な進行管理の3点にまとめられていました。2月中旬には意見具申の予定とのことです。

 今日、陸上自衛隊の先遣隊が出発しました。家族も出席された式典をテレビで見ていると、赤紙がきて、お国のために行ってまいりますと旗を振られて送りだされていった兵士の姿が重なり、とてもつらい思いに刈られました。イラク派兵は絶対に間違っています。
 

 1/14

(水)

通信発送作業がにぎやかに始まりました。


 「わさび通信91号」「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース第19号」もできあがり、ボランテイアの皆さんに御協力いただきながら、今日から発送作業が始まりました。
  3ヶ月に一度の発送作業は、話にことかきません。今日の一番はイラク派兵の話、空襲にあわれ疎開された体験談や父や母の戦争体験談など話ががつきませんでした。また、話がよく盛り上がるのは料理の話、お正月のおせちやお雑煮もそれぞれ違い、「へー」の連続でした。
 発送完了までには、まだしばらく時間がかかりますが、早くお届けできるように頑張ります。
 

 1/13

(火)

ようやく公的個人認証サービスが審議会に諮問されました。


 今日は午後、個人情報保護運営審議会を傍聴しました。案件は2件、介護給付費適正化対策事業についての答申書の確認と公的個人認証サービスの本番稼動についての諮問です。
 公的個人認証サービスについては、1月29日にサービス開始予定ですが、
個人情報保護条例第12条及び第12条の2の規定に基づく、新たな電子計算組織の結合による電算処理として諮問されました。 担当課からの説明ののち、審議委員の方々から質問がいろいろ出されましたが、電子証明書の発行枚数はどれくらいをみているのか、費用対効果はどうかなど、その多くが制度そのものに懐疑的な立場からの質問でした。法律の専門家の先生の間でも、このようなサービスを税金を使って行政がすることには疑問を持っておられる方が多いようです。
 電子政府・電子自治体になると、いかにも住民の利便性が増すかのように宣伝され、住基ネットもLGWAN(総合行政ネットワーク)も公的個人認証サービスも、その基盤整備だと称し、市町村の意向を無視して強行されています。しかし、ほんとうに住民の利便性が増すのかどうかを検証するためにも、まずはその実態を明らかにせねばなりません。地方議員として大きな責任を感じています。
 

 1/12

(月)

今日も高槻駅前で派兵反対の訴えが。


 職業病か、駅前でマイクの声を聞くと、反射的に見に行ってしまいます。今日もお昼過ぎにJR高槻駅前を通りかかると陸橋の上からマイクの声が聞こえてきました。さっそく見に行くと女性の方々がズラリと並んで、イラク派兵反対を訴えておられます。いただいたチラシを見ると、教職員有志とありました。息子の担任をしていただいた先生もおられ、女性の先生を中心に組合を超えた取り組みだったとのことです。「教え子を戦場に送るな」という言葉を心に刻んで街頭に立たれる訴えは、先生にしか発せられない言葉で、聞いていて胸を打たれます。派兵反対、9条を守ろうの声が、確実に広がっているようで心強い限りでした。

 1/11

(日)

働く女性の人権センターが発足しました。


 85年に「女性差別撤廃」条約が批准され、「男女雇用機会均等法」が制定され、「男女共同参画社会基本法」も制定されましたが、女性の労働実態は、世界の流れである均等待遇とはほど遠いものです。そこで、均等待遇実現のために、働く女性の人権センター「イコ☆ル」が発足しました。今日はその設立総会、会場の府立ドーンセンターの特別会議室は超満員、センターに期待する人が多い事がよくわかりました。竹中恵美子さん(ドーンセンター館長)の講演、女性の労働をめぐるさまざまの報告やシンポ、寸劇など、4時間近くがあっという間に過ぎました。
 低賃金、使い捨て、セクハラ、いじめなど、問題は山積しています。厳しい社会状況であるからこそ、きっと「イコ☆ル」の果たす役割は大きいことでしょう。私も「イコ☆ル」から学ばせていただこうと思っています。

 

 1/10

(土)

ピースウォーク、「派兵反対」を150人で訴えました。


 午前中は曇っていましたが、午後からは晴れ上がり、風もなくおだやかで、派兵反対を訴えるピースウォークには絶好のお天気になりました。
 どれくらい来られるか心配でしたが、最終的に150名以上もの方が参加され、また子どもさんから戦争体験のある方までおられて、層の厚いピースウォークになりました。歩いたのは市役所→阪急高槻市駅前→郵便局→松坂屋→市役所の40分です。
 昨日、陸上自衛隊先遣隊にも派遣命令が出され、航空自衛隊本隊にも派遣命令が出されました。また、石破防衛庁長官は報道の自粛をもマスコミに要請したとのこと、これでは太平洋戦争時の「大本営発表」と同じ報道管制ではありませんか。まさに戦時です。
 派遣される隊員のご家族の胸中、察するにあまりあります。市民の皆さんも危機感を募らせている方が多いのでしょう。ピースウォークに対する視線も暖かでした。

  これからも憲法を守るべく、さまざまな派兵反対のアクションに取組んでいきます!
 

 1/ 9

(金)

ようやく議会リポートの編集が終りました。


  今夜、やっとのことで12月議会のリポートをまとめることができました。印刷屋さんへはメールで版下を送ることができるようになり、さきほど送信しました。これで肩の荷がおりました。
 「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース」も現在編集中です。来週は皆さんにお手伝いいただきながら作業の週になります。

 明日は、イラク派兵反対のピースウォークです。ゼッケンも手づくりで準備しました。防寒には万全を期してのぞみます。

 

 1/ 8

(木)

この冬一番の冷え込みがこたえます。


 相次ぐ2件の女の子に対する刺傷事件について、教育委員会では臨時校園長会が開かれ、安全対策の徹底が指示されています。今日から3学期が始まりましたが、各校で集団下校が行われているようです。新たな事件が起こらないように祈るのみです。

 公的個人認証サービスについて、12月議会では1月19日にサービス開始予定とのことでしたが、指定認証機関で一部に設定誤りが見つかり、急遽1月29日に延期になったとの連絡がありました。この機に及んで設定誤りが見つかるとは信じられない事です。法律に2年以内に施行とあるため、あせって始めるとしか考えられません。十分な検証がないまま本番になるようですが、大きなトラブルが起こるのではと、心配です

 本当に凍えそうな一日でした。議会リポートの方は、ほぼできあがりました。あともう一日、最後の校正をします。

 1/ 7

(水)

議会リポート作成中です。


 今日はひたすら事務所にこもって、12月議会の議会リポートの原稿を仕上げるのに集中しました。あと一息です。来週には発送をすませ、ポスティングを始める予定です。がんばります!

 住基ネットや教育基本法「改正」問題の学習会が企画されています。
imformationに掲載しました。ぜひご参加ください。チラシは二木事務所にもおいています。

 1/ 6

(火)

女の子が襲われる事件が続いています。


 夕方のニュースでも流れましたが、摂津峡の桜公園で遊んでいた女の子2人が、若い男性に殴られるという事件が起こりました。4日には柱本団地の公園でも女の子が千枚どうしのようなもので刺されるという事件が起きています。いずれも軽症だったようでほっとしましたが、被害にあった女の子たちにはトラウマが残るのではと心配です。また同一犯ではないようですが、犯行が繰り返されないか気がかりです。

 今夜の夜行で、2番目の息子も帰っていきました。これでようやくもとの3人暮らしになりました。久々に5人そろったお正月は、にぎやかでもありましたが、正直少し疲れました。
 戻ってきた息子2人は、中学時代の友人たちと会うのが一番の楽しみだったようです。いい友人関係をもつことができた芥川小学校、第2中学校にはあらためて感謝の気持でいっぱいです。
 高校3年の3番目の息子は、今、受験勉強中です。センター試験まで後10日、この春が最後の受験となればいいのですが・・・。

 1/ 5

(月)

教育センター・教育会館が全面禁煙になりました。


 今日は午後からしろあと歴史館(城内町)で開かれている「初春を彩る郷土玩具」展を見に行きました。歴史館所蔵の郷土玩具コレクションのうち、新春にふさわしいものが集められ展示されています。 一つずつは小さなものですが、数えると約400点にもなり、色鮮やかな玩具が所狭しと並んでいます。歴史館がこのような各地の郷土玩具を所蔵されていることを初めて知りました。羽子板やこま、凧を見ていると、小学生の頃のお正月が懐かしく思い出されました。

 帰ろうとして自転車置き場に行くと、隣接する教育会館の前でタバコを吸っている人がいます。よく見ると、入り口に禁煙のお知らせが張ってありました。聞けば、今日から教育センターも教育会館も全面禁煙になったとのことです。会館内にあった空気清浄機はとなりの城内公民館の1階に移設されていました。
 禁煙教育推進のためにも、教育センター関係の施設が全面禁煙になるのは一歩前進ですが、公民館は子ども達も利用しています。空気清浄機を設置するだけでは健康増進法のいう間接喫煙防止策にはなりません。公民館などの社会教育施設でも、施設内全面禁煙などの間接喫煙防止策を徹底すべきではないでしょうか。

 1/ 3

(土)

明日から仕事です。


 年末から年始にかけ、少しゆっくりさせていただきました。三が日が過ぎ、明日からいよいよ新たな気持で仕事です。

 議会に追われ、なかなか話題の本を読めないのですが、今年こそは本を読む時間を増やしたく思っています。そこで今年の第1冊目として、イラク派兵に反対して外務省を辞められた天木直人さんの『さらば外務省』を読み始めました。外務省の内幕がわかるだけではなく、外交とは本来どうあるべきかを考えさせられる本です。
 情報はインターネットでいろいろ得ることができますが、人の心を動かすのはやはり本ですね。

 1/ 1

(木)

新年おめでとうございます!


 今日は、新しい年の始まりを祝うかのようなすがすがしい元旦でした。今日のお天気のように、この一年が世界の人々にとっていい年になるように、心より祈りました。

 今日はたくさんの方から年賀状をいただきました。そして、多くの方が、日本はこのままどこへ行くのかを憂い、平和を願っておられました。
 私の年賀状には、憲法9条の条文を書かせていただきました。皆さんにこの条文がなぜできたのかを思い起こしていただき、今年は何としても皆さんとともに平和憲法を守りたいからです。

 気になるのは憲法の問題だけではありません。市町村に権限委譲がされた事務もあるとはいえ、「地方分権」とは名ばかりであることを痛感する場面がたびたびあります。管理社会に進みつつあることを実感しています。

 平和憲法を守り、「住民自治」を進めるために、皆さんとともに今年も「怒り」をばねに頑張ります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 


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