いきいき日誌 

8/31

(日)

市政報告会を終えて


 29日(金)の夜、6月議会の市政報告会をようやく終えることができました。メインテーマは、安満遺跡に予定されているサッカー場建設問題についてです。初めて参加して下さった方もありましたが、ほとんどの方が安満遺跡の存在やその重要性についてご存知ありませんでした。
 遺跡は保存すべき、京大農場のところまで来ると空気がきれいでほっとする、京大農場主催の講演会に時々参加しており、これからも続けてほしい、経費的にももっと違うものに税金を使ってほしい、
大規模公園でなく、地域の身近なところに子どもが遊べる公園をもっとつくってほしいなど、いろいろなご意見をいただきました。
 また、住基ネットについても疑問が相次ぎました。
 議員になって以来、毎議会ごとに市政報告会を開いています。テーマを絞って開くと、話が弾み、あっというまに2時間が過ぎてしまいます。市政報告会は、私にとって、皆さんのご意見を伺う貴重な場でもあります。ぜひ、お気軽にご参加ください。
 
 6月議会の報告を載せた「わさび通信89号」は近日中にHP上にアップする予定ですが、お送りしたり配布したあとに、サッカー場については、FAXやメールで、つくるべきではないとのご意見をたくさんいただきました。この問題については計画撤回をめざして、これからも取り組んでいきます。

 30日、31日は久々に家事に力を入れました。9月議会が終わる9月30日まで丸々1ヶ月、議案調査、質問準備に追われる日が続くためです。議案書をもらうのは9月5日(金)ですが、体調を整えて、9月議会にチャレンジです。

 

8/28

(木)

住基カードについて訂正します


 25日付けで、住基カードは金融機関等で本人確認に使えないと書きましたが、昨日、担当課から「使えます」というご連絡をいただきました。
 私は、市内のA郵便局やB金融機関の窓口に25日(月)の午後に行き、窓口で「今日から発行されている住基カードは本人確認に使えますか」とたずねました。しかし、窓口の人は中の人に確認し、奥にいる責任者らしき人が「使えない」と言われたのです。郵便局では使えるものはこれですと、チラシで丁寧に説明をしてくださいました。
 担当課の説明によると、20日付けで、総務省より通知が来たとのこと。それによれば、8月25日付で政令が公布され、今まで本人確認として認めていた書類に新たに住基カードも付け加えるということで、銀行協会等に周知徹底をはかるということでした。
 大きな郵便局に確かめると、確かに22日付で通知がきているが、2種類ある住基カードのうち、写真入のカードでないと認められないとのことです。写真が入っていないカードは氏名しか記載されておらず、これでは本人かどうか確認できないためとのことです。
  私は窓口で確かめたのですが、通知が間際になって出され、周知徹底されていなかったようです。金融機関でも写真入の住基カードは本人確認に使えると訂正し、お詫びをします。
 それにしても、あきれかえりました。ほんとうにこんな間際になって政令を公布し、かつ本格稼動と仰々しく宣伝し、片山総務大臣は「住基カードは身分証明書に使えます」と啖呵を切っておきながら、いくら民間の事業所であるとはいえ、本人確認の必要な窓口には何も徹底されていないのですから。こんなことは地方自治体の仕事では考えられません。
 また、25日の朝、地方自治情報センターにアクセスできなかった自治体も結構あったようですが、回線がパンクする事態が生じるなど、信じられません。これがプロの仕事かと思わざるを得ません。
 これからも、住基ネット、住基カードについては厳しい監視を続けます。

 昨日は、午前中、産業振興審議会を傍聴しました。昨年から市長の諮問を受けて21世紀初頭の高槻の産業振興のビジョンが議論されていましたが、答申案がまとまりました。次回9月下旬に答申が出される予定です。
 ビジョン案では7つのチャレンジ・プロジェクトが示されていますが、市民委員からはその推進体制について意見が出されていました。
 答申が出されれば、それをもとに正式なビジョン、実施計画がつくられますが、不景気、そして少子高齢化のすすむ中、産業振興は高槻のまちづくりを考える上で、重要な課題です。

 

8/26

(火)

個人情報保護運営審議会を傍聴しました


 今日は午後、個人情報保護運営審議会を傍聴しました。重要な審議案件があったのですが、9名の委員のうち3名が欠席されており、出席率が気になりました。
 今日の審議案件は6件、うち2件は答申書の確認で、そのひとつは「税証明窓口一本化について」でした。中核市推進計画にあった税関係の窓口一本化が本格化するようです。
 あと4件は新規の諮問事項で、「公的個人認証サービス全国実用試験の参加について」「総合行政ネットワークと行政ネットワークの接続について」等でした。
 いろいろ質問が出されるかと思っていたのですが、意外と議論はあまり出されませんでした。
 でも、私にはわからないことだらけです。次から次へと小出しにされるIT施策に、ついていくのがやっとという状態です。

 

8/25

(月)

役に立たない住基カード!


 今日から住基ネットの本格運用が始まりました。
 本人確認さえできれば全国どこからでも住民票の写しがとれる(広域交付)ますし、希望すれば住基カード(住民基本台帳カード)が交付してもらえます。またこのカードを持っていると、転出入の手続が簡素化され、総務省は、今日の朝刊で「住基ネットがさらに便利になります」と宣伝しています。
 しかし、住民票の写しは1年通じてそんなに何度も取ることはまずありませんし、わざわざ他の自治体で交付してもらわなければならない人がそんなにたくさんいるとは考えられません。
 また、住基カードを持っていると、引越し時には転出自治体には届出を出さずにすみ、転入先にこのカードを持っていくだけでいいとのことですが、就学中の子どもがいると、教育委員会への手続などはしなければならず、そう簡単に手続が簡素化されるわけではありません。
 住基カードについては、今日も片山総務大臣が文京区で交付を受けていましたが、いかにも免許証やパスポートと同じように本人確認に使えるような宣伝がされています。確かに写真つきのカードもありますが、今日、郵便局、銀行に確認に行きましたが、現在のところ、本人確認には認めていないとのことでした。
 免許証やパスポートを持たない私は、銀行口座開設や不在時の配達物を郵便局に受け取りに行った際、本人確認を求められ、保険証を出しています。私のような人も多いと思いますが、現実には住基カードはこのような本人確認に有効なものではないのです。

 先週22日の夜に開いた学習会で、講師の園田先生が強調されていましたが、住基ネットの問題点は、住民票コードという11桁番号で国民を管理することにまず大きな問題があります。そして、私たちの個人情報が大量にデジタル化されるに伴い、セキュリティリテイ−に万全はない以上、私たちの個人情報が盗まれる可能性も多々あります。また、今日から発行された住基カードは、ICカードであり、容量が多いために多目的に使えるとのことですが、1枚のカードに個人情報を集積させるとともに、もう一つのねらいは、24時間365日いつでも電子申請ができますよという電子政府・電子自治体の公的個人認証に使おうとしていることです。この点についてはいまだに私たちにほとんど説明がなされていないまま、スタートが切られました。

 夜のテレビのニュースでは、住基ネットには800億円の経費がかけられ、今後毎年190億の維持経費がかかり、第2の公共工事だと指摘しているものもありました。人間を番号で管理することは民主主義に対する脅威でもあります。またプラーバイシー保護の観点からも、経費の観点からも、住基ネットはやはり切断すべきではないでしょうか。

 

8/18

(月)

住基ネット学習会にぜひご参加ください!


 本当に涼しい夏です。もう20年以上も安全な食べ物を共同購入しているのですが、月曜日はその供給日です。配送の方に聞くと、トマトなどは例年の半分しか収穫できていないとのこと、夏野菜だけでなく、お米も本当に心配です。異常気象のニュースを見ていた息子が「93年のように、外国産のお米を給食で食べることになるのかなあ」とポツリ。聞けば、給食でタイ米を食べたことが忘れられないようです。世界各国で異常気象のようですが、このままでは、農作物に与える影響は深刻です。

 この涼しさのおかげで、今日の夕方の松坂屋前での住基ネットの街宣活動は、あまり汗をかかずにすみました。22日の学習会に向け、連日夕方、駅前で街宣活動をする予定です。今日の参加者は市議会有志7名以外にも、たくさんの方が手伝ってくださり、予定したビラは40分ほどでなくなりました。
  22日の学習会の会場は150人入れます。ぜひご参加ください。

 

8/13

(水)

平和展が開かれています


 15日は敗戦記念日、例年この時期には、高槻市人権擁護推進協議会主催の「平和展」が開かれています。
 今年も今日から15日まで、生涯学習センター1F展示ホールで開催されており、今日は午後から行ってきました。

 高槻市の戦時中の生活道具や戦時遺品等、また空襲の様子など、毎年展示されている資料とともに、今年は、特別展として、「広島・長崎原爆展」「国境なき医師団パネル展」が開かれています。広島平和記念資料館提供の貴重な資料が展示されており、今日は保護者といっしょの子どもたちの姿も目立ちました。また、熱心にビデオを見ておられる方もたくさんおられました。

 イラク新法、北朝鮮との関係、あるいは折鶴放火事件などから、戦争と平和のことについて危機感をもっている人が多いのかもしれません。
 二度と戦争を繰り返さないと誓った平和憲法は、私たちの誇りです。イラクへの自衛隊派遣は明らかに憲法違反です。法治国家であるためには、違憲、違法行為は許されません。派遣をなんとしても止めなければ。

 

8/12

(火)

住基ネット学習会が8月22日に開かれます!


  住基ネットは8月25日から本格運用が始まりますが、市民の皆さんの中には住基ネットについて、あるいは25日から発行される住基カードについて、今ひとつよくわからないとのお声があります。
 そこで、この住基ネット、住基カードのついての
学習会を8月22日の夜に開くことになりました。主催は住基ネットを考える市議会有志19名です。
 講師の園田先生は、韓国にも調査に行かれており、国民に11桁番号をつけることの恐ろしさや、住基ネットの本質について、わかりやすくお話して下さいます。ぜひ、ご参加ください。

 住基ネットに対しては、高槻市は、6月議会で
個人情報保護条例を改正しました。第12条の2「電子計算組織の結合の制限」という条項を新たに設け、人権侵害があればいつでも切断でき、かつ調査権を条例に根拠付けました。ネット社会を視野に入れた、関西では初の個人情報保護条例改正です。
 今も住基ネットに参加していない自治体は、住民の個人情報が漏えいする危険性を認め、接続していません。長野県での調査のように、住基ネットのパソコンがインターネットにつながっている場合もあるようですから、私は今の現状でもこの条例を根拠に、住基ネットは切断すべきだと考えていますが、市長とはその判断が異なっています。
 この条例を生かして、人権侵害が起こらないよう、住基ネットの稼動状況をしっかり監視していなかければなりません。
 なお、この個人情報保護条例改正にあたっては、2001年度に庁内で検討が行われ、2002年度に個人情報保護運営審議会で審議され、2003年3月に
答申がだされています。また審議会の会議録も市のHP上で公開されていますが、ネット社会への対応は条例改正専門部会の第1回目で審議されています。

 

8/11

(月)

第二次行財政改革懇話会を傍聴しました


 今日は午前中、第二次行財政改革懇話会を傍聴しました。
 高槻市は行財政改革に早くから取り組んできたといわれていますが、この懇話会で出される答申はきわめて重要なものとなります。1回目は6月に開かれましたが、6月議会中でもあり、傍聴できませんでした。その
会議録は市のHP上で公開されています。
 今日は自由討議でしたが、学校給食や保育園の民営化、バス事業のありかたなどについて、各委員から意見が出されていました。
 懇話会会長は吉田和男さん(京大教授)です。この分野では著名な方ですが、国のほうでも4兆円の補助金削減や税制改革などが言われており、「早急にラデイカルな改革案を」と発言されたのには、いささか驚きました。
 次回は9月とのこと、また議会とぶつかりそうです。
 今日の傍聴者は残念ながら私ひとりでしたが、資料はもちろんこと机も用意されていて、メモがとりやすくなっていました。

 6月議会の報告の「わさび通信」ができあがり、発送と配布に追われています。また、選挙後の名簿の整理にもずいぶん時間を要しました。いろいろ考えなければならない課題もあり、夜、このHP更新をすることができませんでした。
 この間、カウンターは3万を突破、アクセスしていただいた皆さん、ほんとうにありがとうございます。
 作業のめどや気持の整理もようやくつき、今日から、このHPにも時間をとることができるようになりました。いろいろお伝えしたいこと、少しずつまた書きます。

 

7月
7/28

(月)

9月議会は9月12日(金)からです!
7/22

(火)

6月議会が終わり、1週間がたちました
7/10

(木)

議事運営が決まりました
7/08

(火)

一般質問項目が明らかになりました
7/06

(日)

ようやく委員会が終了しました

 


*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp