いきいき日誌 

1/31

(金)

男女共同参画プラン(素案)の説明会が開かれる


 今日は午前中、パブリックコメント中の男女共同参画プラン(素案)の説明会が開かれ、参加しました。素案は高槻市男女共同参画審議会が昨年9月に出された答申を受けて作成されたもので、A4版95ページ(うち資料39頁)です。2月14日まで意見募集があり、最終案が決まります。
 意見募集というと、文書化されたものを読んで書いてくださいというだけの場合が多いのですが、読むだけではなかなかわかりませんし、また市民の意見も文書で出すにしても、口頭で伝える方がわかりやすい場合もあります。
 今日は、参加者は約20名でしたが、素案の説明の後、質疑応答も少しあり、説明会開催は参加者からは好評でした。ただ、平日の午前中は参加者が限られており、時間帯はもう少し考えていただけたらと思いました。

1/29

(水)

高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定懇話会


 今日は午後から、第7回高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定懇話会を傍聴しました。20日に厚生労働省が示した介護報酬の見直し案をもとに試算すると、保険料は3353円になることが明らかにされました。現行2972円ですから、381円のアップになります。 また、基金を取り崩し、所得に応じて現行の5段階から6段階へと保険料を細分化した場合の、各階層の保険料もあわせて示されました。委員の方からは、基金を取り崩し、低所得者や弱い立場の人の負担が軽減されるように、保険料は6段階に設定してはという意見が大勢でした。
 今日で計画素案に対する意見はほぼだされたということで、次回2月12日に提言のとりまとめが行われます。懇話会の提言を受けて、取り崩す基金の額や6段階の設定の仕方は市の判断になりますが、年金で生活している方々が置かれている厳しい生活実態を踏まえた保険料の設定がのぞまれます。

 

1/27

(月)

「もんじゅ」訴訟も逆転勝訴!


 今日は夕方うれしいニュースが2件入ってきました。

 1件は支援費制度の件で、今日の午後、障害者団体と厚生労働省との間で、合意ができたとの連絡です。詳細は、昨日の特設HPをご覧下さい。合意ができたとはいえ、これで、厚生労働省の本音が見えた感がします。福祉の切捨てを許さないように、これからもしっかり監視が必要です。

 もう1件は高速増殖炉「もんじゅ」の設置許可の無効を訴えていた裁判で、名古屋高等裁判所金沢支部が、原告住民に逆転勝訴判決を出したことです。原子力発電所関係で、住民が全面的に勝利したのは初めてであり、ほんとうにうれしい、元気の出る、画期的な判決です。国はこの判決を真摯に受け止め、上告をせず、もんじゅを廃炉にすべきです。

 日本で初めて原子力発電所の設置許可の取消を求めた裁判が、四国電力伊方発電所に関しての裁判でした。いかに国の安全審査がずさんなものか、それを論じるためには原子炉等設置許可申請書が必要という原告住民の主張を受け入れ、松山地裁が文書提出命令を出し、この設置許可申請書が初めて公開になりました。私はこの裁判の弁護団事務局にいたのですが、初めて設置許可申請書を手にしたときの興奮は今も覚えています。以後、この原子炉等設置許可申請書はすべて公開されるようになりました。情報が公開されてこそ、同じ土俵で、議論ができるのです。
 原発関係ではあれほど膨大な資料が公開されているのに、バイオ施設に関してはほとんど情報が公開されていません。JTの場合は特に住民への非公開が徹底されているようです。バイオハザード防止のために、まずはバイオ施設の情報公開が、大きな課題です。
 
 

1/26

(日)

支援費制度・ホームヘルパー利用の上限設定を許さない!


 4月から支援費制度が始まりますが、目前のこの時期になって、厚生労働省は、ホームヘルパー利用を身障者は月120時間(1日4時間)、重度の知的障害者で月50時間という上限を設けようとしていることが明らかになりました。この間、連日、寒風吹きすさぶ中、障害者団体の方々は厚生労働省前で抗議行動を続けておられます。
 支援費制度はそもそも障害者も地域で暮らせるようにとの趣旨であったはずし、厚生労働省は現在のサービスを低下させることはないと言い切ってきました。また厚生労働省自体、地方自治体にホームヘルパー利用に上限を設けないように指導してきた経緯があります。
 それをひっくり返し、ホームヘルパー利用の上限を設けることは、障害者は地域で生活できなくなることを意味し、施設に入るようにということになり、とても認めることはできません。
 地方自治体からも、続々と要望書がだされています。詳細な情報は、この件で
特設されたホームページをご覧下さい。そして、ぜひ、皆さんからも厚生労働省等に上限を設けないように意見を出してください。
 なお、残念ながら高槻市は大阪府が要望書を出しているとのことで、市としてはまだ出していません。
 

1/21

(火)

個人情報保護運営審議会専門部会を傍聴しました


 今日は夜6時から、個人情報保護運営審議会専門部会を傍聴しました。今日の議論は、情報公開条例改正懇話会でまとめられた改正項目のうち、個人情報保護条例に影響のある部分の10項目についてでした。10項目は、公文書の定義の引用、裁量的開示、公文書の存否応答拒否、開示請求書の補正、第三者の意見聴取、電磁的記録の開示方法、審査会の調査権限等についてです。
 いつも傍聴者は私ひとりですが、熱心な議論は本を読むよりも、はるかに勉強になります。次から次へと新しい法律ができ、それに伴い自治体の条例も対応させて、制度の変更が行われますが、それを消化して、新たな提言をするのが地方議員の仕事です。「調査なくして発言権なし」を私は議員としてのモットーにしていますが、審議会等はできうる限り傍聴しなければと思っています。

1/16

(木)

「わさび通信86号」ができあがりました。


 今日は午後から、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定懇話会を傍聴しました。
 主な議論は、この3年間の介護保険料の剰余金(予定よりもサービスが使われなかった)つまり基金をどれだけ取り崩して、来年度からの保険料にあてるかということでした。剰余金は3年間で7億4500万円になるとの見込みとのことで、取り崩さなければ保険料は3390円ですが、1億円切り崩すと3346円に、2億円なら3301円にという試算が出されていました。
 しかし、1月末に介護報酬が改訂される予定で、それも踏まえていくら取り崩すか議論すべき、厚生省が保険料の6段階設定も認めており、それも試算して、低所得者への負担を考慮すべきとの意見が出され、次回1月29日にもう一度議論されることになりました。
 国の制度改正への通知はいつもぎりぎりで、地方自治体ではそれを受けて十分な議論ができず、いつもしわ寄せがきます。国はもっと早くに通知が出すべきです。

 先週末の連休の3日間、集中して作業をした結果、ようやく12月議会の報告「わさび通信86号」ができあがってきました。私の活動を支えていてくださっている「二木洋子とともに住民自治をすすめる会」のニュースの印刷も終わり、明日から発送作業と配布作業にかかります。この時期の配布作業はこたえます。寒さが緩んでくれないかと祈るばかりです。「わさび通信」のほうは、まもなくこのHPにも掲載します。

 

1/14

(火)

教育委員会を傍聴しました


 今日は午前中、教育委員会定例会を傍聴しました。議案は2件、すでに12月議会可決した教育費の補正予算(後半の議会で提案)と、市立養護学校で使用される教科書のうち小学部の6年社会と中学部の書写の教科書が絶版になったためにあらたに採択したことの承認でした。

 なお、教育基本法の「改正」問題を考えようと、
講演会が開かれることになりました。昨年秋に出された中央教育審議会の中間まとめについて考える講演会です。教育基本法の「改正」は平和憲法の「改正」の前段階として進められようとしていますが、講師の西原さんは、この中間報告を「能力主義と愛国主義の強化」だと批判されています。この問題をどう考えるか、ぜひご参加ください。
 

1/8

(水)

市は上告せず、JTのみ上告、許せません!


 JTバイオ施設情報公開訴訟で、昨年12月24日に出された原告勝訴という大阪高裁の判決に対して、今日が上告期限でした。
 被告の高槻市は判決を受け入れ、上告しませんでしたが、裁判の参加人であったJTのみが最高裁へ上告をしました。上告理由はまだわかりませんが、あらためて怒りがこみあげてきました。
 JTは、医薬研究所建設計画時から住民への情報公開をことごとく拒み続け、今もって、研究所の研究室の配置図すら周辺住民に公開していません。道一本隔てた研究室で、化学実験が行われているのか、感染実験が行われているのか、DNA組換え実験が行われているのかすら周辺住民に知らされないままなのです。
 このため、阪神淡路大震災時、周辺住民がどれほど恐怖をいだいたことか。住民として、まず自らの生命を守るためには、研究所の図面や構造等の資料を明らかにされなければ、対策のたてようがありません。そこで、高槻市を相手取り、建築確認時の図面等の公開を求める裁判になりました。
 震災後の95年3月17日に情報公開請求をし、提訴は同年10月です。震災からまもなく8年がたとうとしていますが、この訴訟も8年がかりの裁判ですし、建設計画が明らかになり、JTに説明を求め始めてからは13年が過ぎようとしています。それでも、まだ研究所の配置図すら明らかにされないのです。
 医薬の研究は、人の生命を守るためであるはずです。JTが人の命の重さをほんとうに感じているのなら、周辺住民に対して、研究所の図面等を率先して公開すべきですし、企業としての説明責任を果たすできではありませんか。
 まして、JTは株式会社とはいうものの、特殊法人(財務省が株式の約3分の2を保有)です。企業にも自治体にも情報公開、透明性の確保、説明責任が求められている今、判決を真摯に受け止め、図面等の公開を決断した高槻市に対して、特殊法人がこのような姿勢でいいのかと激しい憤りを感じています。

  なお、今日、記者に発表した市長のコメントと、裁判の原告等の声明が訴訟を支える会のHPに掲載されています。
 

 1/5

(日)

今年もよろしくお願いします!


 明けましておめでとうございます。
 皆さんにとってもいい年になりますように、心よりお祈り申し上げます。
 
 さて、新しい年を迎えたとはいえ、景気がよくなる気配はないうえ、増税、社会保障、雇用等への不安が高まり続けています。そして、イラクや.北朝鮮などをめぐる国際情勢は緊迫感が漂い、政治に対する不信感は増す一方です。
 未来への展望が今ひとつ描ききれない中で、この春は統一地方選、そして、解散総選挙も噂されています。日本をどのような方向に進めようとするのか、一人一人の政治家の責任は重大です。
 私も地方議員の1人として、憲法9条をまもり、基本的人権の尊重、住民自治の実現をめざして、精一杯がんばるつもりです。
 どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
 
 年末からお正月にかけては、家事にしっかり専念しました。大掃除と新年を迎えるための準備で走りまわり、おせち料理も十分味わって、熱い想いのこもった皆さんからの年賀状を読ませていただくと、もう私は十分リフレッシュできました。
 そして、明日からはいよいよ本格的に仕事が始まります。12月議会の報告の作成や12年間の議員活動のまとめ、原稿書きなど、事務所での仕事が山積しています。風邪をひかないように、睡眠と栄養に気をつけてがんばります。

 アメリカが「準備はできている」という相手方のイラクでは、白血病、ガンの患者が急増しています。11年前の湾岸戦争時にアメリカが使用した劣化ウラン弾が原因ですが、経済制裁で医療品が不足し、多くの子どもたちが死を目前にした状況にあります。
 この劣化ウラン弾の被害、影響を追って、世界中で取材された
田城明さん(中国新聞・編集委員)の講演会が1月18日(土)の夜にJR高槻駅前の総合市民交流センターで開かれます。
 この18日は、アメリカのイラク攻撃を許すなと、世界各地でさまざまな行動が取り組まれます。高槻からも「戦争を止めよう!」の声をあげましょう。ぜひ、ご参加下さい。

12/31

(火)

来年もがんばります!
12/27

(金)

今年最後の審議会傍聴
12/25

(水)

「上告の断念を」の申し入れ
12/24

(火)

JT訴訟、住民の逆転勝訴です!
12/21

(土)

12月議会が終了しました
12/16

(月)

12月議会後半の議事日程が決まりました
12/12

(木)

一般質問の順番や項目が明らかになりました
12/11

(水)

委員会が終わりました

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp