いきいき日誌 

9/27

(金)

ようやく9月議会が終了しました。ほっと一息です。


 今日は9月議会の最終日、私も住民基本台帳ネットワークシステムネットについての一般質問を終え、ほっとしました。傍聴に来てくださった皆さん、ありがとうございました。本会議場の壇上にあがったとき、傍聴席に知ったお顔があると、心強い限りです。3期目も残すところ、あと12月議会と3月議会のみです。がんばります!
 それにしても質問した日は、本当に疲れ、体が動きません。週末は、気分転換をしなくては。
 
 なお、市議会速報に
9月議会議案に対する私の態度と採決結果を掲載しました。

9/24

(火)

追加議案6件がだされました


 今日は午前中、議会運営委員会を傍聴しました。
 9月議会の追加議案6件の説明ののち、後半の議会運営について協議がなされました。議員提出議案(意見書)は10件です。また、一般質問については一人取下げがあり、9人になりました(追加議案、意見書等は、
市議会速報に掲載しました)。
 26日(木)10時から、各委員会の委員長報告の後に採決、追加議案、意見書の質疑、採決後、一般質問に入ります。5人くらい、夕方5時ごろがめどです。一般質問者が少なく、翌27日(金)の最終日は、お昼過ぎには終りそうです。

 秋が駆け足でやってきました。朝夕はめっきり涼しく、過ごしやすくなりましたが、この数日、一般質問の準備でうなっています。毎議会のことですが、つらい日々です。

9/19

(木)

一般質問は10人です


 今日は午前中、阪急高架・交通体系特別委員会が開かれ、傍聴しました。第二名神自動車道に係る最近の動向についてということで、8月20日付けで沿線37市町村で出した早期推進を求める提言の報告や、8月30日に出された道路関係四公団民営化推進委員会のの中間整理(概要)等についての報告でした

 正午には、一般質問の通告が締め切られました。質問通告をしたのは10人でした。質問者と質問項目は市議会速報に掲載しました。私は、「住民基本台帳ネットワークシステムについて」「電子自治体とプライバシー保護について」の2点について質問します。10番目のため、27日のお昼前後になるでしょう。お時間ありましたら、ぜひ、傍聴をお願いします。

 なお、第三次中東戦争以来、35年にもわたりパレスチナの現状を写真にとってこられた
広河隆一さんのパレスチナ写真展が、21日(土)〜23日(月)まで高槻生涯学習センター3階の研修室で開かれます。戦火のなかでカメラが切り取った現実がリアルに迫ってきますし、また私たちになにができるか問いかけてきます。ぜひ、ご覧下さい。入場無料です。

9/18

(水)

これで採算がとれるといえるか−再開発・地下駐車場−


 今日は建設環境委員会で、一般会計補正予算及び駐車場特別会計補正予算に反対しました。いずれもJR高槻駅北再開発ビルのの地下の駐車・駐輪場を市が買い、経営するための債務負担行為や設計費が計上されていたためです。
 市の説明では、地下駐車・駐輪場は採算がとれることが前提であるとしています。8月29日の建設環境委員会協議会で示された資料では、駐車場では約2400万円、駐輪場では約400万円の黒字がでるとの予測になっていますが、その根拠は極めて漠然としています。
 たとえば駐車場の場合、年間の収入予測は1億3300万円となっています。しかしその根拠となる一時預かりの場合の車の回転率(1日の入場台数÷収容台数)2.3回転の根拠は、近隣再開発の駐車場を参考にしたとのことで、具体の積算をしたものではありませんでした。また、年間の支出予測も約1億900万円(人件費3600万円、光熱費3700万円、維持管理費3600万円)となっていますが、これらも標準的なものとのことでした。そしていかに支出をおさえるか、これからいろいろ検討するので、これらの数値は変わりうるとのことでした。
 この駐車・駐輪場は公営施設管理公社に管理を委託する予定になっています。この公社は、現在、市営駐車場を3つ管理していますが、公社の決算状況から推測しても、人件費が3600万円ですむとはとうてい考えられません。
 また、駐車場22億8000万円(設備費3億込み)、駐輪場3億8000万円(設備費1億込み)の購入にあたり、議会に示された事業収支予測のあまりの簡単な内容に、「税金」を投じるという意識をもっているのか、市民に納得してもらおうという意識があるのか、疑わざるを得ませんでした。過去にも、南平台のプール建設にあたり、議会に示した予測入場者数は、実際の入場者数とは大きく異なっています。また、JR南立体駐車場(総合市民交流センター横)も予測したほど車は入らず、現在、回転率は0.9で、使用料より管理費のほうが上回り、赤字になっています、民間ではこのようなあいまいな計画で投資は絶対にしません。あまりにずさんな収支予測にこれでは採算がとれるとはとても納得できないと、これら議案に反対しました。
 なお、政策情報に、議会に示されたこの
駐車・駐輪場の事業収支予測を掲載しました。皆さんは、この資料で、黒字になると、納得できますか?
 

9/14

(土)

ようやく9月議会の前半が終りました


 議案を手にして以来、連日、議案調査に追われていますが、ようやく昨日、9月議会の前半が終りました。

 11日(水)の本会議では、私は2項目(下水道築造工事の契約変更、仮称市民プールの競泳用自動審判計時装置の購入)について質疑をし、いずれも採決時には反対をしました。
 下水道工事の契約変更については、萩之庄にあるジャスコ横から道鵜町への下水道築造工事(管径1200o、シールド工法、施行延長1112.60m)です。昨年の9月13日に、契約金額:8億7150万円、契約先:大林鴻池三大共同企業体、工期:2004年2月27日までとして、議決をしていました。
 ところが、この春、労働安全衛生規則第379条により、業者が事前に調査したところ、6ヶ所でメタンガスの存在が確認され、かつその濃度が防爆対策を必要とするものでした。そこで、工法を変更することになり、契約金額を10億7730万円に変更するというものです。
 私も含め、6人の議員から質問が出されましたが、変更契約額の根拠は、変更後の工法を積算し、昨年と同じ落札率(約91%)をかけたということでしたが、これには納得できないため、採決には反対しました。
 それにしても、高槻市内の下水道工事で、メタンガスがでたのは初めてだとの市の説明でしたが、現在も近接地で行われている下水道築造工事ではメタンガスの存在は確認されてないとのこと、淀川の河川沿いでは可燃性のガスが存在することはありうることでしょうが、初めてというのはやっぱり不思議です。
 芝生のバス車庫跡に現在建設中の仮称市民プール(来年7月オープン予定)のタッチパネル等の装置の購入(1953万円)にも反対しましたが、これは、日本水泳連盟公認のプールは必要ないとの考えからです。「公認」とそうでないプールとでは、設備基準等に大きな違いがあり、「公認」では建設費用もかさみますし、またタッチパネル等も連盟「公認」のものをつけなければなりません。もちろんこのタッチパネル等の自動審判計時装置は一般職員では扱えず、多分、専門の人に管理を委託せざるを得なくなるでしょう。建設費用等に費用がかさめばかさむほど、受益者負担の原則で、プールの使用料は高くなります。高槻には、「公認」プールは必要ないとして、この議案にも反対しました。

 13日(金)の本会議では、4項目(総合体育館のスポーツ環境の改善、駐車場等の利用者について主要事務執行報告書と公営施設管理公社の決算書では違いがあることについて、介護保険、支援費制度)について質疑をしました。
 総合体育館は約20年前に建設され、当時は最新の設備の体育館で、上部は透明ガラスで自然の光を取り入れる設計になっています。したがって、現在も、試合時には黒いブラインドやカーテンを引き、自然光をいれず、照明も明るくしていますが、平日の一般の人が利用するときには、照明を消し、自然光になっています。まぶしいという声がでれば、ブラインドをおろし、照明をつけるということになっています。
 しかし、97年に体育館のJIS規格がかわりました。まぶしさ(グレア)に配慮することと、照度の基準が明るくなったのです。近隣の体育館では、この新規格にあうように、自然光が入らないように遮光カーテンをひき、照明も明るくしています。
 高槻でもこの体育館の新規格を尊重して、自然光が入らぬようまぶしさ対策を講じてほしい、また照度も明るくするように求めましたが、研究していくとの答弁でした。
 新JIS規格を提案した日本照明学会は、この規格は20才代の人の目にあわせたものであり、50から60歳台の人の目の機能は低くなっており、2〜3倍は明るくしなければならないと指摘しています。
 総合体育館は中・高年の人の利用も多く、事故につながらないよう、改善をしていただきたいものです。

 「主要事務執行報告書」というのは、高槻市がこの1年間にした仕事内容を具体的にまとめたもので、決算書と一緒に出されます。
 その中には、さまざまなデータが記載されているのですが、今回、駐車場、駐輪場、総合体育館等の公共施設の利用者数を、施設の管理を委託している公営施設管理公社の決算数値(6月議会に報告)と比較したところ、施設により数字の違うことが判明しました。利用者数が違えば決算額も異なります。12日になぜ違うのか、いったいどちらが正しいのか、と問い合わせたところ、13日の本会議の冒頭で、「主要事務執行報告書」の数値が正しく、公営施設管理公社の単純な集計ミスで、組織の管理上の問題もあり、過去3年間分の調査もし、今後このようなことが起きないようにしたいとのお詫びが市長公室長からありました。
 私は質疑の中で、たとえば紺屋町自転車駐車場ではなんと自転車が13万140台(主要:48万4721台、公営:61万4861台)原付自転車が36309台(主要:7万4386台、公営:11万695台)も違うことなどを例示し、また、少なくとも私の調査では過去5年間にわたり数字が異なる施設があることから、チェック体制も含め、ずさんな状態が長年にわたりまかりとおってきた重大な問題だと指摘ました。
 そして、原因や対策等を決算委員会にはきちんと報告すべきと求めたところ、全容を明らかにしたいとの答弁でした。
 それにしてもこの8月、公営施設管理公社の管理する弁天駐車場で車の中から変死体が発見され、車が置かれてから1ヶ月もの間発見できなかった公社の管理体制が問われたばかりです。あらためて公社の体制を見直すべきです。

  次の私の質問日は18日(水)の建設環境委員会、26日(木)あるいは27日(金)の一般質問です。今日は、大阪市内であった「ふぇみん大阪府協議会」に参加し、元気印の女性たちとの会議で、少し気分転換をしてきました。明日からはまた、質問準備に集中します。
  

9/6

(金)

9月議会の議案一覧を掲載しました


 4日(水)は9月議会の告示日でした。2001年度の決算関係の書類も含め、ずしりと重い議案書の綴りを手にして、さっそく36の議案一覧を市議会速報に掲載しました。
 そして、今日は午前中、議会運営員会が開かれ、傍聴しました。9月議会の議事運営が決められましたが、市民の方からの請願は2件出されていました。また、意見書の案は、共産党議員団から7、公明党議員団から6、無所属から2が出されており、調整されます。ここ当分は、議案調査に没頭です。

 なお、来週の9日(月)から、市の例規集(市の条例や規則をまとめたもの、計634件)が市のホームページに掲載されることになりました。法律や条例、規則は、市政のチェックの上で、読みこなす必要があるのですが、これも重くて、事務所や自宅で調べたくなったときに困っていました。これで安心です。市民の皆さんも、ぜひご活用ください。市役所の仕事は、この例規集をもとに行われています。
 

9/3

(火)

「中核市推進計画」の策定状況、明らかになる


 初の地方分権推進特別委員会が、午前中開かれました。テーマは2つ、「中核市推進計画の策定について」と「広域行政推進について」です。
 中核市推進計画については、全国の中核市でも初めて策定される計画で、現在、庁内の中核市推進本部の下部組織である6つの部会(民生、保健福祉、環境、都市整備、文教産業、総務)で素案が検討されています。3つの基本方針(個性豊かなまちづくりの創造を目指す事業の実施、市民サービスの向上を目指す事業の実施、地方自治の拡充を目指す事業の実施)のもとに、この10月末頃には計画の中間報告が決定され、11月に特別委員会に報告、12月には市民意見の募集(パプりック・コメント)が行われ、来年3月には策定予定です。
 中核市移行が、地方自治の本旨に基づくものである以上、推進計画には市民意見を反映させなければなりません。G議員の質問で、中間報告をHPや広報に掲載すること、意見提出期間を十分取ること、提出された市民意見がどのように生かされたかも明らかにすることが明らかになっていましたので、私は、説明会の開催予定を尋ねると、出前講座をしているのでとの答弁でした。これは、説明会の開催を考えていないということになります。
 市民から説明を求められれば、出前講座として説明責任を果たすことは当然ですが、まちづくりの上でも重要な計画を策定するときこそ説明会を開くべきです。市民意見の募集時には、関係資料をすべて公開するという情報公開は当然のことながら、市民意見を書く側の立場にたって、口頭での説明会の開催を再検討してほしいと要望しました。
 このような市の姿勢を聞いていると、現在、庁内で検討中のパブリック・コメント制度の中身がほんとうに心配になります。
 なお、広域行政推進については、島本町との間では、7月31日に助役レベルの「高槻市・島本町合併等研究会」の初会合があったこと、また北摂7市3町間においては、「北摂広域連携行政研究会」(2002年4月1日設置)で、業者に委託して「北摂広域連携調査」を行っていること、これらの状況をふまえ、8月29日に、助役をトップとした庁内組織「高槻市広域連携行政・合併等研究会」を設置したとの報告がありました。

 午後からは、人権施策等推進審議会を傍聴しました。
 今日も前回に引き続き、当事者団体からのヒアリングが3時間にわたり行われました。障害者団体3、在日外国人問題4、同和問題3と、計10団体から意見が続きました。差別事件の実例をあげての訴え等に、この審議会のだす答申の重要性を改めて感じました。
 次回10月31日は、各課題についてフリートーク、11月、12月と2回にわたり、各委員のプレゼンテーション、1月に論定整理と答申の枠組み、2月、3月と答申案の検討というハードスケジュールで答申がまとめられる予定です。

 夕方、、都市整備部長名で、建設環境委員宛として、「JR高槻駅北地区再開発について、今日、再開発組合の理事会が開催され、約2000uの未処分保留床については、社会福祉法人愛和会(提案:保育所並びに児童館)に処分されることが決まった」との報告がありました。愛和会は高槻病院系の社会福祉法人です。

 いよいよ明日は9月議会の告示日、市長より提出される議案が明らかになります。9月末まで、質問準備で、格闘の日々が続きます。あまりの残暑に、少しへばり気味ですが、がんばります!
 

 
8月

8/30

(金)

教育委員会を傍聴しました

8/29

(木)

男女共同参画審議会、審議終了する

8/28

(水)

北九州市、大分市に行政視察

8/26

(月)

情報公開条例改正の検討が進んでいます

8/19

(月)

JR高槻駅北地区再開発の現状は

8/15

(木)

住基ネットの番号通知を返上しました!

8/14

(水)

推計介護保険料は3309円に!

8/9

(金)

全国革新議員会議に参加してきました

8/7

(水)

「住民票コード」を高槻市に返しましょう!

8/5

(月)

番号はつけられたくないし、国に情報を送ってほしくない!

8/4

(日)

住基ネットの接続中止を!

8/2

(金)

「子どもの権利」の保障する施策を!

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp