いきいき日誌 

4/28

(日)

生活環境等を汚染する殺虫剤等の規制を!


 27日(土)は午後から大阪・森之宮で開かれた「くらしの中の化学物質に規制を!」集会に参加、私も、高槻市の防除体制について、どのような質問し、体制がどのように変わったかを報告してきました。
 私が議員になった91年頃は公園や街路樹、公共施設、水路等に、毎年、計画的に市が薬剤散布をしていました。薬剤は伝染病予防法に基づく防疫用薬剤でした。
 92年4月、芥川桜堤での薬剤散布時、散布後の空気汚染や遊具の汚染状況を植村振作さん(当時、阪大教官)に測定していただいたところ、吸えばアレルギーを引き起こすかもしれない濃度の汚染実態でした。
 さっそく見直しを申し入れ、92年6月議会では、散布時は周辺に事前告知をすること、有害な虫が発生していることを確認してから散布すること、樹木には防疫用薬剤ではなく登録農薬に変えるという答弁がでて、薬剤散布のあり方が大きく変わりました。
 その後も、公共施設は各管理者が責任をもって、あくまで有害な虫の発生を確認してから行うことなりました。
 91年と2000年の散布場所や使用薬剤量の比較をすると、薬剤使用が激減していることがわかります。
 また、ビル管理法に基づく、公共施設内のゴキブリ等の駆除も薬剤散布から物理的な捕獲にかわりました。シックビル、シックスクール対策も建材等の厳選や施工後の室内空気の測定も行われることになっています。
 しかし、集会では、神戸市や金沢市の例が報告されていましたが、まだまだ薬剤に頼る自治体が多いようです。関東の自治体では取り組みが進んでいますが、関西の自治体でも、殺虫剤等の使用を高槻市のように発生主義に切替えていただきたいものです。環境にやさしいまちづくりをというのであれば、化学物質の使用規制に自治体はもっと力を入れるべきです。

 化学物質を規制する法律がなくて困ったという5つの事例報告のあと、植村さんから、なぜ今、殺虫剤等を規制する法律が必要かについてお話がありました。身のまわりにあふれる化学物質、同じような成分なのに、使用目的により規制する法律名が異なり、トータルに生活の中で化学物質にさらされない権利を確立するためにも、新たな法律が必要です。国会では超党派の議員連盟もできているとのこと、DV防止法や介助犬に関する法律等、最近は超党派での議員の取り組みによる法律ができています。この殺虫剤等の規制を求める法律もなんとか制定できないものか、期待しています。

 

4/26

(金)

中間とりまとめが明らかになりました


 今日は午後から男女共同参画審議会を傍聴しました。第9回目ですが、今日は傍聴者は私一人、前回は10人も来られていたのに、皆さん4月はお忙しかったのでしょうか。
 今日の審議会では、起草委員7人によりまとめられた「男女共同参画行政の基本的な方策について・中間とりまとめ」(A4版73p)が明らかにされ、それについての議論がなされました。事前に委員の皆さんには配布されていたからでしょうか(事前配布がない審議会もあるようです)、委員の皆さんから活発な意見が出されていました。
 今日の議論もふまえた中間とりまとめを、5月25日の広報で概要版を、市のHPには全文を掲載し、公民館等では全文掲載の冊子を配布するとのことです。そして、6月14日までに市民意見を募集し、まとめて審議会に報告され最終答申がだされる予定です。
 委員の方々からできるだけ市民の皆さんから多くの意見が出るように工夫してほしいとの声もだされていました。
 中間とりまとめでは、男女平等をすすめるための施策の根拠となる条例制定については、市民参加型で検討をとなっています。昨年度の市民意識調査では、「男は仕事、女は家庭」という性別役割り分担を肯定する人の割合が、高槻市では全国平均よりも多いことが明らかになっています。このような意識を変え、男女平等を進め、ジェンダーフリーの社会をつくるためにも、中間とりまとめにどんどん意見を出しましょう。審議会の今までの議事要旨や会議録は、市のHPの審議会等の
会議録に掲載されていますので、それらもぜひ参考にしてください。
 ただ、高槻市では、市民と担当課とが直接メールでやり取りするシステムがまだできていません。意見募集もメールでは送れませんし、公表された中間取りまとめに質問があっても電話、FAXでしかできません。男女共同参画の頁も市のHPにはないのです。もしなにか質問等ありましたら、二木までご連絡ください。私のわかる範囲でお返事させていただきます。

 

4/24

(水)

「わさび通信NO83号」発送中です!


 3月議会の報告をまとめた「わさび通信83号」ができあがりました。3月は予算議会のため質問項目も多く、通信の編集に時間がかかりましたが、今日から皆さんにご協力いただきながら発送作業に入りました。5月初旬までにはポスティング(1軒づつポストに入れる)も終えることができるように、がんばります。この時期のポスティングは、庭先でパンジーやビオラなど色とりどり花々と出会えて、とても楽しみです。

 今日は午前中、議会運営委員会が開かれました。4月30日(火)の臨時議会の審議方法等が決まりましたので、市議会速報に掲載しました。メインの議案は、中核市の指定を申し出るかどうか、中核市への移行に賛成するかどうかの議案です。中核市について2年にわたり審議してきた「中核市対策特別委員会」は、この日で解散になります。

 高槻市議会のHPから、市議会の議事録が検索できるようになりました。1992年からの本会議、委員会の議事録がすべて検索できます。今まで議会事務局にあったパソコンでしか検索できなかったのですが、議会前にはけっこう利用されていて、順番待ちをしなければならないこともありました。これで、自宅のパソコンからも検索できるようになり、大い活用するつもりです。ぜひ皆さんもご利用ください。
 なお、市民の皆さんが使いやすい検索システムにと思っていますので、使い勝手等、ご意見がありましたら、ぜひお寄せください。
 市民と協働でまちづくりをすすめるためには、情報の共有が欠かせませんが、そのためにはまず議会議事録と例規集(市の条例や規則をすべて網羅したもの)のHP掲載は重要です。例規集は秋にはHP上に掲載される予定です。

4/19

(金)

全員協議会で中核市移行の説明がありました


 昨日は午前中、全員協議会が開かれ、中核市制度に関する説明がありました。事前に63ページにわたる資料が配布されており、説明は30分にわたりました。しかし、ほとんど質問はでず、30日(火)の臨時議会で質問がなされるようです。
 中核市対策特別委員会委員として、私もこの2年間「地方分権」についていろいろ勉強させていただきました。本や各地から送っていただいた行政資料等、積もり積もった資料の山を整理しながら、30日の臨時議会に備えます。

 今日は午後、大阪弁護士会行政問題委員会主催の地方分権シンポジウムに参加しました。府内自治体関係者も百名余りの参加とのことでしたが、高槻市の職員の方も参加されていました。
 冒頭の北川三重県知事の講演は、三重県庁内での生々しい話が入り、「集権官治」から「分権自治」へ、「生活者起点」「要求することだけの民主主義ではだめだ」「地域のレベルは住民のレベルで決まる」「手の届く範囲で参画を」などの主張は、現場の方だからこその説得力があって、いつもなるほどと思ってしまいます。
 今日のメインは「地方分権、住民自治推進のための弁護士派遣システムについて」でした。高槻市の審議会等でも、委員として弁護士さんが入っておられますが、傍聴していても、各地の「現場」を知っておられる専門家の発言はほんとうに勉強になります。地方分権の時代、独自のまちづくりを進めるためには、意欲ある弁護士さんに協力していただくことはとても重要だと思います。

 

4/12

(金)

5月臨時会、6月定例会の審議日程が決まりました


 今日は午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。5月臨時会、6月定例会の審議日程が決まりましたので、市議会速報に掲載しました。
 5月臨時会では、本年度の議長や副議長、監査などの市議会役員や議員の所属委員会等を決めます。最近は徹夜ということもほとんどなくなりましたが、議員になった10年位前には、話し合いがつかず徹夜もありました。控室で朝を迎えることはほんとうにつらかったです。今年もスムーズにいきますように!

 午後は教育センターの資料室で調べ物をしたあと、オープンしたばかりの教育会館を見学してきました。

 みずほ銀行のトラブルが続いています。私も毎日記帳に行き、確認しているのですが、月初めに引き落としされるはずのものがまだ引き落としされていません。コンピュータ社会の落とし穴、電子政府、電子自治体の恐ろしさをあらためて感じています。

4/11

(木)

中核市対策特別委員会が終了しました


 昨日10日は午前中、中核市対策特別委員会が開かれ、大阪府との協議結果等の報告がありました。すでに、2月末に総務省や保健所設置のために厚生労働省との協議も終えています。
  報告によれば、中核市移行に伴い、法律等に基づく府からの移譲事務が2006、府単独事務等に係る事務が278で、計2284の事務に新しく市が取り組むことになります。
 これにともなう財政影響額は、移譲事務にかかわる経費が約14億8千万円、人件費6億6千万円、事務費等の経費が3億円強で計24億5千万円の財政負担が生じますが、地方交付税
約32億円増が見込まれるため、差し引き、7億6千万円の余剰財源が予測されるとの説明でした。詳しくは政策情報に掲載しましたが、財政影響額については、2000年度の大阪府の決算ベースでの数字のため、このままの額が余剰財源で確保できるかというとそれはわかりませんが、先行した中核市でも同じような傾向であり、財政的には不安はないようです。
  地方自治の精神から、くらしに関係のある施策は、身近な自治体が権限を持ち、住民の意思を反映させて取り組んでいくべきで、保健所設置や産業廃棄物に関する権限をもつ中核市移行に私は賛成です。
 福祉団体の皆さんから、府が行ってきた福祉サービスを市が受け継ぐのかと不安が出されていましたが、すべて受け継ぐことになります。財政厳しい大阪府は、どんどん福祉施策を削っていますが、これからはこれらの施策については、府議会ではなく市議会で議論することになります。
 なお、来年3月までには窓口案内も含めたパンフレットを全所帯に配布予定ですが、中核市に移行することにより、どのように住民サービスが充実するのか、今までの市の広報やHP(
中核市「高槻」をめざして)では十分ではなく、市民の皆さんへの情報提供を十分に行う必要があります。
 4月30日(火)に開催される臨時議会で中核市移行が議決され、その後の府議会の議決等をふまえ、来年4月付けで、岡崎市、相模原市、川越市、船橋市とともに政令で中核市に指定される予定です。府内で堺市が中核市ですが、全国ではすでに 28市が中核市になっています。
  また市議会での議決後、庁内で中核市推進計画が策定され、市民意見の反映にも取り組まれる予定です。

 昨日9日(火)の午後は大阪高裁で、JT医薬研究所情報公開訴訟の第2回口頭弁論が開かれ、傍聴しました。原告住民側からの証人申請に対する判断等、次回5月28日(火)の第3回目の口頭弁論で今後の審理方法が決められることになりました。
 
 8日(月)、午前中は第二中学校の入学式に参加しました。式のあと、あまりにも穏やかな天気だったので、久々に芥川沿いを自転車で走り、春を満喫してきました。

 

4/7

(日)

市政関連資料リストを新設しました


 議員には市役所から行政資料が配布されますし、市民の皆さんからもさまざまな資料が届けられます。各議員に配布される資料もあれば、関係する委員会の委員のみの場合もありますし、会派宛てのものもあります。私自身の整理もかね、この一年、市政関連資料リストを作成することにしました。必要な資料があれば、ご連絡ください。

 5日(金)の夜は、ドーンセンター(大阪府立女性センター)で開かれた、松井やよりさん(アジア女性資料センター代表)の講演会に参加しました。「経済のグローバル化と女性たちの連携」と題したお話で、アメリカの価値観(効率と競争原理の自由市場経済)を地球全体に広めることによる、貧富の格差の拡大や環境破壊、武力紛争の女性への暴力など、深刻な影響について、各国の状況を具体的に示されました。そして反グローバル化の闘いを進め、暴力のない21世紀、非暴力の文化を創っていくためには、市民による非暴力運動のグローバルな連携こそが重要だと結ばれました。
  今も続くアフガニスタンでのアメリカの軍事行動やイスラエルのパレスチナに対する武力攻撃に対して何ができるのか、有事法制の立法化を許さないための行動をもと、平和のためのアクションが問われています。

 10日(水)は、中核市対策特別委員会が開かれます。大阪府が独自で行ってきた施策を高槻市がすべて引き継ぐのか等、中核市移行をめぐる議論のいよいよ大詰めの段階です。地方分権の一つの姿でもある「中核市」、移行に際しての問題点について、目下、調査研究中です。

 

  3

3/31

(日)

3月議会議案に対する私の態度を掲載しました

3/27

(水)

辻元清美さん、説明責任を果たすべきです!

3/22

(金)

市政報告会は3月30日(土)です!

3/19

(火)

3月議会・一般質問は15名です!

3/15

(金)

建設環境委員会が終りました

3/06

(木)

談合29業者に14億6000万円賠償請求!

3/01

(金)

3月議会が始まりました

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp