いきいき日誌 


12/28 (金) 環境審・次回は答申案の検討です

 今日は午前中、第6回環境審議会でした。環境基本計画に関する行政素案の第4、5章及び全体についての審議でしたが、今日は多くの委員が発言、貴重な意見が多々出されました。今日で素案に対する審議はほぼ終了、次回(1月15日・月・午後2時)は素案に対する答申案の検討です。これから10年間の高槻の環境の目指すべき方向の基本的なことを審議していますので、計画策定時にどのような議論がなされているのか、ぜひ聞きに来て下さい。エコスタッフの方々をはじめいつも5名くらいの方が傍聴にきておられます。傍聴者の方が多いと、委員の心理として、気が引き締まります。

 ふりかえれば2001年も超多忙な1年でしたが、多くの方々と行動をともにすることができました。とりわけ9・11テロ以降はテロにも空爆にも自衛隊派兵にも反対の立場から、10月、12月と連続で大きな講演会を開催しましたが、たくさんの方が参加くださり、激励もいただき、心強いかぎりでした。2002年も憲法問題を始め、地域で取り組まなければならない課題が山積しています。新年早々締め切りの5本もの原稿ことはちょっと忘れて、明日から1月3日までは大掃除と家族サービスにあて、来年もしっかり仕事できるようにスタミナをたくわえます。どうぞ皆さんもいいお年をお迎えください。

 

12/25 (火) 市政報告会は1月12日です!
 
 今日は午前中、男女共同参画審議会を傍聴しました。男女平等を進めるためのこれからの10年間の計画を策定する重要な審議会で、毎回活発な議論が行われており、審議委員の方々の議論はとても勉強になります。今日は女性に対する暴力の根絶等女性の人権に関する議論がメインでしたが、高槻市内最大の事業所である市役所の職員が、両親教室(かっては母親教室といって、育児方法等を学ぶ)等に参加するなど、男女共同参画のための行動を率先実行すべきとの意見は説得力がありました。次回は1月29日、2月28日、いずれも午前10時からです。

 午後は事務所で、山になった書類の整理と28日の環境審議会の準備で、資料を読みこみました。ほとんどの委員が発言される男女共同参画審議会に比べ、環境基本計画を審議する環境審議会の委員は一言も発言しない委員さんもいて、傍聴者の方々から厳しい意見が聞こえます。委員としての責務が果たせるよう、あと数回の審議会、精一杯発言する決意です。それにしても28日の審議会開催はこたえます。家の大掃除やお正月の準備は29日から、事務所の大掃除は間に合いません。あわただしい年末になりそうです。

 12月議会の報告会は1月12日(土)午後7時〜9時、総合市民交流センター3階第1会議室です。足元の高槻市でどのような問題が起こっているのか、水道工事業者の談合問題、市立東天川保育所の廃園問題、大丸グランド跡地の防災公園計画等の報告予定です。ぜひご参加下さい。

 

12/19 (水) 不正に甘い高槻市

 今日は午後から私の一般質問でした。テーマは3つ、「児童育成計画」「東天川保育所問題について」「市内水道工事業者の談合問題について」です。45分内に3つのテーマはきついのですが、どうしても今回しておかなければならないテーマでした。

 力を入れたのは、市内水道事業者の談合問題についてです。この件については追って報告しますが、10月5日の公正取引委員会の排除勧告に市内27水道工事業者は応諾、つまり97年から2000年までの4年間談合していたことを認めました。談合により一番被害にあったのは高槻市であり、高槻市民です。市として損害賠償請求をすべきと求めましたが、損害額の認定が困難なのでとの答弁です。4年間の談合事業者との総契約額は約67億円です。1999年から全国各地で談合による損害賠償を求めてきた住民訴訟の判決では、裁判所は契約額の5%〜10%を自治体の損害額と認定しており、これで計算すれば3億以上は請求できるはずです。談合を業者が認めた以上、談合による損害額を市へ返却してもらうのは当たり前のことだと思いますが、市には被害を蒙ったという意識がないようです。損害額の認定が困難なのでというやる気のない答弁に、久しぶりに議場で心底怒りました。不正に甘い高槻市です。私は納得できません。

 今日で12月議会は終了しました。ほっとするまもなく、28日の環境審議会の準備や、議会リポートの作成等に追われます。

12/15 (土) 議員の政治倫理、説明責任とは

 14日(金)は午前中、議会運営委員会が開かれ傍聴しました。18、19日の本会議の運営について確認され、18日は、議案審査についての各委員会の委員長報告、採決、意見書採択ののちに、一般質問に入ります。おそらく午前中から一般質問に入りそうです。一般質問は時間制限があり、ひとり45分以内、18日は5時半をめどに終了の予定です。私は13番目なので、19日(水)の2時半前後になりうそうです。

 先週末、各新聞に高槻市議2000万円横領の疑いで書類送検という記事がでました。共産党議員団より事実を議会に明らかにすべきだという提案がありましたが、検察庁での起訴、不起訴等の結果が出るまで様子を見るという結論になってしまいました。こういう議論は委員会を一時的に休憩をして議論がなされ、私たち無所属の傍聴している議員も発言できます。本来なら本人が自ら説明したいと申し出るべきだという意見もありましたが、私は、議員の政治倫理の問題として、議会として真相を明らかにするように求めるべきだと主張しましたが、同意を得られませんでした。大きく新聞に報道され、告訴をうけたことは事実である以上、事実無根なのか、新聞報道に事実と違う点があるのかなど、市民明らかにすることは公職につく議員としての責務だと私は思います。このような結果になり、新聞には名前が出ていないが誰なのか、議会として何もしないのかなど、厳しいお問合せをいただいた皆さんには申し訳ない気持ちで一杯です。

 議運傍聴のあとは環境審議会にかけこみ、環境基本計画の行政素案に対する審議をし、午後からは、水道工事業者の談合問題についての一般質問の打合せでした。議員として優先すべきは先ず議会、議会開会中にある審議会に遅れて参加するのは、委員として心苦しい限りでした。

 今日、明日は一般質問の準備で自宅にこもっています。10日に明らかにされた「児童育成計画」については一般質問が集中しており、他の議員とは異なる質問をしなければならず、児童育成計画を読み込み、関係資料に目を通すのにかなりの時間を費やしています。あと1日、がんばります。

 

12/12 (水) 12月議会一般質問は15人です

 今日は一般質問の締め切り日、15人から通告がありました。質問項目は市議会速報に掲載しました。

 この間、議会質問の準備と、中村哲医師のアフガニスタン現地報告会の準備に追われ、いきいき日誌を書けませんでした。気が付けば10日ぶり、ようやく元気になりました。

 さて、議会の方は5日から開会、7日(金)に本会議質疑のあと、10日(月)、11日(火)に委員会が開かれました。私は、7日の本会議質疑で、児童育成計画のパブリック・コメントのありかたや、市立東天川保育所の廃園問題はこの児童育成計画のなかに盛り込まれている公立保育園の今後のあり方を検討してからにすべきであったのではと主張しました。また、建設環境委員会では、古曽部町の大丸グランド(約5ヘクタール)を都市基盤整備公団を介して防災公園として整備するための鑑定費の予算(400万円)に、市の総合計画の実施計画にも地域防災計画にも載っていない防災公園の整備は無計画だと反対しました。この防災公園整備の予算は示されないままです。コストがかかるといって市立東天川保育園の廃止を打ち出す一方で、補助金制度が有利だからといって、計画にもない公園を整備するのは、納得がいきません。

 10日(月)の文教産業委員会協議会では、2002年サッカーワールドカップキャンプ地の招致活動はうまくいかず、キャンプ地になることはなくなったとの報告がありました。

 8日(土)に現代劇場大ホールで開催した中村哲医師(ペシャワ−ル会現地代表)の講演会には、800名もの方がお出でくださいました。当日皆さんからいただいた「アフガンいのちの基金」へのカンパは51万円になり、さっそくペシャワ−ル会に送らせていただきました。大干ばつで飢餓に苦しむアフガニスタンの人々に追い討ちをかける空爆は、食糧の輸送路を断ち、更なる混乱と飢餓を拡大させただけです。自衛隊によるのではなく、18年もの現地での強いパイプを持っているペシャワ−ル会を通じて私たちの支援活動を続けてきたく思います。当日上映した、ペシャワ−ル会の活動を紹介したビデオ(15分)があります。いつでも貸し出しOKですので、ご連絡ください。

 

12/03 (月) ロシアとの交渉に入る前に市の負担額を明らかに

 今日は午後議会運営委員会を傍聴しました。12月議会議事日程や審議方法等が決まりましたが、各会派から出された意見書案は15もあり、11日(火)までに調整が行われます。この意見書案についても調査し、私自身の意見をまとめるのにけっこう時間を要します。

 議会運営委員会終了後に、来年6月に行われるサッカー・ワールドカップのキャンプ地に高槻市が立候補しており、ロシアチームの誘致に乗り出しているようだが、現状がどうなっているのか議会に報告してもらうべきではとの意見が出されました。そして、この問題を所管する文教産業委員会に現状報告を求めることになりました。
 議会では招致活動費として本年度当初予算で600万円入っていましたが、実際キャンプ地になればいくら市が負担することになるのか、今もって何も明らかにされていません。キャンプ地になれば莫大な費用がかかるとして辞退した自治体もあります。ロシアとキャンプ地の交渉に入る前に、税金をどれくらい使うことになるのか、財政の厳しい折、市長は議会に明らかにすべきです。

11月

11/28 (水) 12月議会議案が明らかに!
11/27 (火) 中学教科書ジェンダーチェック中
11/25 (日) ヒトES細胞の商品化には反対です!
11/21 (水) 中村哲医師の緊急報告会を開きます!
11/12 (月) 功労賞を受けませんでした!
11/06 (火) 公立保育所の民設民営への移行が発表される
11/03 (土) 男女共同参画審、計画の本格的審議に!

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp