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2003年12月27日(土)

ようやく、差し迫った締め切りもなくなって、落ち着いてきました。

遅くなってしまいましたが、誕生日でお祝いメールをいくつかいただきました。どうもありがとうございます!(歳を取ったのは、複雑な思いではありますが……。)

時間に追われながらも、Mac OS Xには、少しずつ慣れてきました。WindowShade Xとか、Classic Window Managementとかで、挙動をOS 9に近づけながら、この一ヶ月、ほぼ完全にOS Xだけを使っています。

あと、AppleScriptも少し勉強してみました。例の、PalmDesktop 4.0(J)の「インストール」フォルダにPRC, PDBが溜まってしまうバグが鬱陶しかったので、あれこれ調べて、スクリプトを作成。なんとか、ワンクリックで、PRC, PDBを消してしまえるようになりました。結構、便利。AppleScriptで随分、色々なことができるんですね。

……という感じで、なんとかやっております。

P. S. ちょっと宣伝になりますが、昨日まで、ドヴォルザークのことをあれこれ調べていました。来月、『音楽現代』(2月号)という雑誌に出る予定なので、興味のある方はご覧くださいませ。無愛想な文章ですが、東欧生まれの音楽家が、西ヨーロッパでやっていくのは、結構、大変だったらしい、というようなお話です。

そういえば、マサトレにも名前が出ていた、フィンランドのシベリウスも、晩年は、作品をほとんど書かなくなってしまったり、かなり色々とあったようですね。

昔、交響詩「ポヒョラの娘」という曲の解説を頼まれたことがあって、実はシベリウスが、若い頃、留学先のベルリンやウィーンで、親の仕送りを服やギャンブルで使い切ってしまう、相当な遊び人だったらしい、という話を紹介したことがあります。せっかくだから、ここでその時の文章を公開しようかと思ったのですが、今、探してみたら、原稿が残っていないみたい。この原稿については、他にもあれこれ書きたいことがあるのですが、長くなるので、また、別の機会に。

そして、マサトレといえば、カザルスの「鳥の歌」ですが(そうなのか?)、京都の京都府立府民ホール・アルティというところでは、今年の春から、京都に縁のあるチェリストが、リレー形式でバッハの無伴奏チェロソナタを弾く「それぞれのバッハ」というシリーズがはじまっています。N響主席奏者の藤森さんとか、そうそうたるメンバーが登場するのですが、このシリーズのアンコールは、毎回、「鳥の歌」で締めくくることになっているようです。それまで、ほとんど忘れられていた無伴奏ソナタを20世紀に再評価した功労者、カザルスに敬意を表して、ということなのでしょうね。演奏も、会場の雰囲気もとても良い好シリーズです。次回は、少し先ですが、2004年4月2日、上森祥平という人による第1、5、3番です。


2003年12月11日(木)

一昨日、12月9日で、treo90を使い始めて、ちょうど1年になりました。これだけ長い間、ひとつの機種を使い続けるのは、はじめてのこと。コンパクトなサイズとか、キーボードの使い勝手とか、私にとっては、今のところ、とても相性が良いみたいです。

それから、本日、12月11日で、またひとつ歳をとってしまいました。(^^;;)

年に1度やってくる、区切りではありますね。まだ、リーチではないし、まして、フォーティーではない、若輩ものですが……。(笑)

でも、「白い巨塔」を、ひたすら、若村麻由美が素晴らしい、と確認するだけのために見ていたりしますから、確実にオヤジ。……まあ、38歳ともなれば、そういうものでしょうか。(涙)



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by 白石 (Tomoo Shiraishi: tsiraisi@osk3.3web.ne.jp)