palm - music

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2003年10月17日(金)

昨夜は、とある飲み会がありまして、Tungsuten「3」と「E」を見ることができたり、某古田敦也選手の奥様の画像が、一部で、異様な好評を博したりして、とても盛りあがったのですが。(^_^;;)

それはそれとして、はじめさんが、数日前にSoramimi Forestに書いておられた、

Tungsten|T3をクロマティック・チューナーにする

という記事は、結構、すごいことのような気がします。

内蔵マイクというと、これまでは、ボイス・レコーダー用途くらいしか考えられていなかったわけですが、はじめさんが紹介してくださっているPerfect Pitchというソフトは、マイクで拾った音のピッチを解析して、画面に表示できるようです。

Palmが本格的なチューナーになる、というのは、楽器を演奏する人にとって、それだけでも十分に魅力的だと思います。

それに、マイク入力を他のことに利用できるとしたら、もしかすると、例えば、かつてNM502にあったような音声コマンド機能(「ジタク」という音声に反応して、自宅にダイヤルする等々)が、原理的には可能だったりするのはないかと思うのですが、どうなのでしょう。(現行のCPUでは、本格的な音声解析は、まだ難しいのでしょうか。)

いずれにせよ、Tungsten(やCLIE)の内蔵マイク。ソフトウェアが整えば、かなり、面白い使い方ができるのかもしれないですね。


2003年10月13日(月)

二日前のことですが、日帰りで広島へ行きました。

今度は、少し時間があったので、平和公園の原爆資料館の中に入ってみました。若いカップルとか、たくさんの人がいたのに、別館の展示室に入ると、全員、無言……。

順路に沿って、外に出ると、目の前が大きな噴水になっているんですね。

公園に噴水というのは、どこにでもある、当たり前すぎる光景ですし、この噴水は、1ヶ月前に来たときにも目にしていたのですが、今回は、噴水を見て、本当に救われたような気がしました。

広島平和公園の噴水


2003年10月12日(日)

treoで、Palm用POBoxインラインを使い始めて約1ヶ月。かなり慣れてきました。文の終わり(「〜と思います。」「〜というなのでしょうか。」)等々、決まり切った言い回しで、キーを打つ回数が減るのは、やはり楽ですね。

少し時間ができたので、今度は、OS5にも対応している新版、POBox for PalmOS5への入れ替えに挑戦してみました。

新版では、OS5対応のほかに、treo90での不具合も解決しているみたいです。一番大きな違いは、treoでも、候補確定した後に、次の単語候補ウィンドウが出てくるようになったこと。

従来版をtreoで使うと、単語確定しても、POBoxおなじみの次の単語候補は出てきてくれませんでした。

POBoxインライン版

これは、文の最後の「。」を確定した直後の画面。treoだと、こんな風に入力待ち状態になってしまいます。次の単語の最初の数文字は、キーボードで新たに入力するしかありませんでした。

OS5対応版を使うと、treoでも、次の単語候補が出てきてくれます。

POBox FEP版

これで、POBoxの推測機能を、treoでも本格的に使えるようになりました。(^^)

画面の表示も少し変わりましたね。従来のインライン版では、入力したアルファベットと変換候補が、同じ枠の中に入っていました。

POBoxインライン版

OS5対応版では、日本語版OSや、ATOKみたいに、入力したアルファベットにアンダーラインがついて、その下に、変換候補だけのウインドウが出てきます。

POBox FEP版

これだと、初めての人にも、わかりやすそうですね。一度に表示できる変換候補の数も増えましたし。

(他には、treoで「単語登録」「単語削除」する方法が変更。ReadMe.txtの最後の方、「更新履歴」のv.1.7.2d(03/06/07)のところに、書いてありました。)

ただし、OS5対応版は、あくまで、ベータ最終版。バグフィクスを含め、今後、さらなる開発はないみたいですね。ReadMe.txtを見ると、使用上、気を付けるべきことが色々書いてありました。OSごと、機種ごとに、制限や注意点が、たくさん。ReadMeは、必読ですね。

以下、私がやったことをまとめてみます。

(これは、あくまで、treo90+J-OS Vで、従来のPOBoxインライン(Hack)版から移行する場合です。)

  1. Hackmasterで旧版(POBoxInline)のチェックを外しておく。

  2. 環境設定の「J-OS」で、J-OSの日本語入力(Kanji Input)をオフにする。(新しいPOBoxでは、これが必須みたいです。)

  3. 「POBoxFep.prc」と「POBoxFepPanel.prc」をインストール。

  4. 環境設定に「POBoxFep」という項目ができるので、ここで各種設定。(treoでは、「インライン版互換モード」をチェックすると、不具合があるらしいので要注意。ReadMeより。)

  5. Hackmasterで「TreoKeyFEP」をチェック。(ListTypeキーでPOBoxのオン・オフが切り替えられるようになります。POBoxFep.prcをインストールすると、自動的に「TreoKeyFEP」も入るみたいです。)

注意事項、制限事項の見落としがないか、心配ではあるのですが、今のところ、この状態で使えているようです。

不具合がなくなって、treoの日本語入力、さらに便利になりそうです。


2003年10月9日(木)

更新できずにいる間に、新機種がいろいろと出てきましたが……、

やはり今日は、リメイク版『白い巨塔』(フジテレビ、木曜夜10時〜)について書かねばなりますまい。(笑)

(関西では、私が阪大の大学院生だったころ、オリジナルの田宮二郎版が再放送されたことがあって、かなり気合いを入れて観ていました。また、再放送してくれないかな。)

今度のリメイク版でも、最初のほうで、誰もいない病院の長い廊下が一瞬写って、番組の真ん中あたりで、教授総回診の大名行列。ちゃんとやってくれました。(^^) 私は、もう、それだけで満足です。『水戸黄門』の「葵の御紋」みたいなものですから。

大丈夫なのかな、と思う配役(東教授の一家とか、水野真紀とか)も散見されますが、唐沢寿明は、なんだか、すごい。(若村麻由美も出ている!)

そういえば、番組の後半で、病院の近くを、飛行機が轟音を立てて通過するシーンがありました。場所の設定は、現在の阪大病院がある千里丘陵(伊丹空港の近く)ということなのでしょうか。

オリジナル版では、浪速大学病院が、途中で、近代的な新病棟に移転。ドラマの(暗黙の?)モデルだった大阪大学付属病院(当時は大阪市内中之島にありました、10年くらい前に現在の千里へ移転)で現実に行われた改築を踏まえて、そうなっていたんですよね。

私が大阪にやってきた直後、5、6歳で、母に連れられて検査に通っていた頃、阪大病院の眼科は、まだ大理石の古めかしい旧病棟にありました。薄暗くて配管むき出しの廊下とか、病院の食堂が、仮設のプレハブだったこととかを、ぼんやり覚えています。

その後、大学受験時の健康診断(勉学に支障はないか、検査をするからと、通常の筆記試験のあとで、私のほか数人が、特別に呼び出されたんです)で出頭(?)したのは、新病棟の巨大ビル。(何年か前には、入院していた知人(女性)のお見舞いで、現在の大阪モノレール脇の超高層ビルに入ったこともありました……。)個人的な思い出もあって、このドラマは、妙に気になります。



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by 白石 (Tomoo Shiraishi: tsiraisi@osk3.3web.ne.jp)