2001年12月31日(月)[あと30分で2002年]
紹介コメントなしですかあ(涙)……と思っていたら、追加コメントが。
賞をいただいて、ありがとうございます。
「サイト復活」のきっかけを与えてくださったのは、ちんさん。感謝しております。いやもう、どんどんいぢってやってください。
では、来年も、良い年でありますように。
2001年12月30日(日)その2 [PM4:00]
下の(今読み返すと無邪気な)文章を早朝(AM1:00頃)に書いて就寝。起きたら、
世界最高齢の現役指揮者、朝比奈隆氏が死去 93歳
というニュースが……。
今年の夏頃、朝比奈さんがテレビでインタビューに答えている映像を見て、頬がこけ、やつれた姿に愕然としたのを覚えています。その印象が強烈だったので、10月に入院されたと聞き、これはかなり悪いのかなあ、とは思っていました。
下の文章に書いた昨夜(12/29)の演奏会というのは、すでにお気づきの方もおられるかと思いますが、asahi.comの記事でも言及されている、
大阪フィルハーモニー交響楽団
第9シンフォニーの夕べ
です。
偶然にも、私はこの演奏会の解説をたのまれていて、当日は客席で本番を聴いていました。
朝比奈さんの代役で指揮を担当した若杉弘さんの演奏は、かなり良かったです。そして、そうだからこそ、その演奏を聴きながら、ふと、昔、朝比奈・大フィルの「第九」を聞いたのを思いだして、
「もう朝比奈さんの第九を聞くことはできないのかな」
と考えてしまった瞬間が、確かにありました。
でも、リアルに「もしものこと」を予期していたわけではまったくなくて、
「朝比奈さんだったら、こんなに良い演奏にはなるまい。若杉さんでよかった」
などと無邪気に考えていました。
……息を引き取られたのは、「29日午後10時36分」ということですから、演奏会終演後のことだったのですね。
朝比奈隆さん、というと、「指揮者」というより、私の中では、「大フィルを作った人」というイメージが強いです。
「石を投げれば大フィルに当たる」とまでは言いませんが、関西に住んで、音楽に関わっていれば、自然に、大阪フィルやその楽員の人たちと縁ができてしまうようです。
私の場合、高校の先輩に大フィルの人がいて、高校ブラバンで指揮のまねごとをしていた頃、とても熱心にアドヴァイスしてもらっていました。
今でも、大フィルを聞くと、――具体的に言葉にするのは難しいのですが――アンサンブルを組み立てるやり方が、その先輩に仕込まれたのと基本が同じだなあ、と感じます。
その人は
「大フィルの本番は絶対に止まらない」
という言い方をしていました。確かに、あのオーケストラは、合奏の土台が堅牢という印象があります。
そしてそういうアンサンブルを作ったのが、朝比奈さん。(もっとも、「朝比奈隆が育てた」というより、彼の(かなり我流の)指揮に接することで、何が起きても驚かない根性が身に付いたのだ、という説もありますが……。)
「朝比奈隆の最大の才能は、京大人脈をフルに活用したその経営手腕にある」
と突き放した言い方をする人もいます。でも、合奏音楽における「大フィル的なもの」は、じわじわと関西の音楽文化に根を下ろしているように、私には思われます。
そしてその元締めが亡くなった。
ご冥福をお祈りします。
2001年12月30日(日)
昨夜は、「第9」演奏会を聴きました。某巨匠が出演予定だったのですが、病気療養のため別の指揮者に交替した、という経緯は、新聞でも報道されていたようですね。「年納め」に相応しい、居住まいを正した演奏でした。
今回、この演奏会の楽曲解説を書かせてもらったのですが、そういえば、子供の頃、その某巨匠が指揮するこのオーケストラで聴いたのが、はじめての「第9」だったような気がします。
大阪にずっと住んでいる私にとっては、なにかと縁のあるオーケストラ。その一年のまとめの演奏会のお手伝いをさせてもらって、少し特別な感慨にふけってしまいました。(実際は、単に「まだ書いていない人」がいなくて、私のような者にまで解説の順番が回ってきた、ということだと思いますが……。)
文章の出来は、まあ、それなりでしょうか。具体的な内容は……、本日12月30日にも再演がございますので、フェスティバル・ホールまでお運びのうえ、ご確認くださいませ(笑)。
2001年12月28日(金)
昨夜は東梅田でタイ料理。トムヤンクム美味。店内には、「NASさんに見せたかったゾウ」と思うグッズを色々と見かけました。
2001年12月24日(月)
クリスマスを意識したアラーム音を2つ作ってみました。
ぎりぎりになってすみません。
いちおう、極端にシリアスなものと、極端に明るいものになっております。典型的なクリスマスソングは、きっとウェブで色々と公開されているだろうということで。
それにしても、
クリエ用アラームのことをご紹介いただいて、えんすぅ〜ぱぁむさん、PalmwareFanさん、ふふふさん、本当にありがとうございます!
個人の興味のおもむくままに作っています。しかも、実は、ほぼすべて、「あの曲のリズム」「この曲のハーモニー」など、露骨に「お手本」があったりします。そのあたりのモデル探しも、あわせてお楽しみいただければ……。
P. S.
今日、イケショップ(茨木)で、クリエTシリーズのCFアダプター(PEGA-CF60)のモックアップを見てきました。
T400(黒)に付けると、色、サイズともにぴったりでした。T600の場合は、ZDNetのレビューの写真で見ると、本体がアダプタより盛り上がってしまうようですが、T400だと、「ほぼツライチに」なりました。
厚みも、ほとんどの部分が、Deluxe/Platinumとほぼ同じ。ゴツい機種に慣れた人なら、問題なさそうな印象です。横幅は、Visor/PalmIII系より細いですから、かえって持ちやすいくらいかも。
モックだったので、重さや実際の操作感まではわからなかったのですが、悪くない印象を受けました。
(ちなみに、イケショップの帰りに寄った本屋さんで「第15巻さよなら」発見。)
2001年12月22日(土)
再び、クリエTシリーズ用のMIDIアラームを作ってみました。トップページ、「■ダウンロード」のところからどうぞ。
今回は、多少、実用的かも。
P. S.
今週は、月曜日から仕事で鳴門にいました。昨夜、帰宅して、ほっと一息。
鳴門に行っている間に、アクセスが60,000を越えたようです。どうもありがどうございます。
2001年12月16日(日)
PUGOのX'mas Party、とても盛り上がりました。
まだ二次会カラオケは続いているんだと思いますが、私は、後ろ髪ひかれつつ、帰宅。(もうひと頑張りしないと年が越せない……。)
それにしても、ちんさんには、本当に何とお詫びしてよいやら。せっかくの記念を……。ごめんなさい、です。
しかも、あの素晴らしいパフォーマンスを見せていただたあとで。
でも、本当に楽しく過ごさせていただいました。ありがとうございました!
追伸
だって、かわいかったんだもの……(^^)。
2001年12月14日(金)
クリエTシリーズ用のMIDIアラームを2つ作ってみました。トップページ、「■ダウンロード」のところからどうぞ。
クリエの添付CD-ROMに入っているアラームは、既に十分に完成度が高くて、かっこいいです。私には、とても太刀打ちできないので、これは別路線。
かなり後悔していますが……、作ってしまったので。まあ、試作第1段ということで。
お決まりの「踊るpalm - music」(dance.zip)とともに、勇気のある方は(笑)、使ってやってくださいませ。
2001年12月11日(火)
SPAさんにまでコメントしていただいたので、改めて、T400の感想。
「MIDIデータを作って遊びたい」という「マニア」な動機づけがあるので、あまり公平なユーザーの意見ではないかも、と思いますが、私は、割と安心して使えるかもしれないな、という気がしています。
音楽機能も、アラームの拡張と用途がはっきりしていて、いいんじゃないかと感じています。
実は、純粋な日本語OS環境は久しぶりで、日本語入力などがどうなのか、まだよくわかっていません。(Visorには、J-OSを入れて使っていました。クリエでは、これができないんですよね。)
あと、Visorと併用しようとすると、PalmDesktopのUSBドライバの関係で、SoundsGood Playerが使えなくなるんですね。このあたり、私なりの見通しが立ったら、すぐにでもT400メインに移行してしまうかも。
上下ボタンやモノクロ液晶も、私は、なんとか使えています。描画が「もさっ」とした感じなのだけは、もし方法があるなら、改善できると嬉しいですが、そのうち慣れてしまいそうな気もしています。
既存ユーザーが買い換えないと、なかなかウェブ的・コミュニティ的な盛り上がりを生みにくいところがありそうですが、これから新しくパーム、PDAを購入する、という人には、確実に有力な選択肢になるのではないでしょうか。
実は、私はいつも乗り換えにかなり時間をかけてしまう方。新機種を買っても、半年くらい、ソフトやケースをあれこれ試すばかりで、なかなか、メインで使う決心がつかなかったりします。
WorkPad c3:99年5月に買って、10月から本格稼働。
TRGpro:2000年6月に買って、12月から本格稼働。
Platinum:2001年2月に買って、9月から本格稼働。
ですから、T400をこのまま使えてしまうか、自分でも、よくわからないところはありますが……。
(そういえば、今日は誕生日でした。年男……。)
2001年12月9日(土)
12/9、AM 02:00、白石、帰宅。泥酔しています。ほとんど帰宅できたのが奇跡。
昨日、12/8、パームOS互換機史上はじめて、MIDI音源搭載機(CLIE-T400/6000C)が発売されました。
同機は、Yamama製FM音源を搭載しています。パーム互換機史上初めて、MIDI音源を標準搭載した機種です。
これまで、パーム互換機で音、音楽を扱うには、「草の根」的な手法によるしかありませんでした。それが、ソニーTシリーズの発売によって、メーカーのサポートを得た、いわば「公認の」楽しみになりました。
細かいことを書く気力が今はありませんし、あとで後悔して削除してしまうかもしれないコメントですが……、
CLIE上等!!
2001年12月6日(木)
ええ……、約10人くらいにしかわからない、かつ、たぶんその約10人の皆様も、既にお忘れの話題かと思いますが、作ってしまったので、^^;
(出囃子ってこんな感じでいいのでしょうか。)
2001年12月5日(水)
「携帯電話の”ワンギリ”にコールバックしただけで10万円の請求!?」というのは、デマだったようですが、
「Outlook(Win)をターゲットにしたワームは、プレビューしただけで感染する場合がある」というのは本当なんですね。
ワームをばらまくのは困りものですが、簡単に感染するコンピュータのしくみの方も脆すぎるような……。
そして、
デリケートな話ではありますが……、
「コンピュータがワームに弱い」というのが常識化していて、それを知らない人が「馬鹿」と思われてしまうのは、これも、なんだか、ねじれた世界のような気がします。(世慣れてない人って、とっても貴重な存在のように私は思います。みんなが世知に長けてなきゃならないっていうのは、ちょっと息苦しそう……。)
が、一方で、職場のコンピュータだったりすると、好きでWindowsやOutlook使ってるんじゃない、という人も少なくないでしょうし、そんなところに、忙しいのに、平気でワームを送られたら、ひたすら腹立つでしょうね、きっと。
なんというか、とても不幸な構図……。
で、週末に発売が迫ったT400/600ですが、
あの薄さは、背中に背負う通信アダプタとセットで使うと、かなり良いのではないかな、という気がしています。
どうやら、あの通信アダプタは、かなり薄く出来ていて、T400との組み合わせだと、ほとんどVisorDeluxeと同程度の厚みで収まる雰囲気ですね。
私は、たぶんそこまで散財しない(できない)と思いますが……。
2001年12月4日(火)その2
ご報告遅れましたが、トップページにいくつかバナーを貼らせていただきました。
ひょっとすると、大切なリンクを右の末席っぽい場所に置くのは、失礼なことかも、と、少し気になってはいるのですが……。
2001年12月4日(火)
日曜日は、朝からJR東海道線で滋賀の米原へ(仕事です)。
休日で駅はかなりすいていたのですが、ちょうど電車が到着したようで、プラットホームから改札へ上がる階段は、人の列ができていました。私は、その列とは逆に改札からホームへ向かう……。
……と、私の名前を呼ぶ声。顔をあげると、某店カリスマ店員さんでした。これからご出勤。そうか、そういえば確かにそんな時間帯です。
私は茨木市に住んでいるので、いずれ、駅で遭遇することもあるかも、と思ったこともありましたが、不意に実現してしまいました。なんだか不思議な感じ。本当にあるんですね、こういうこと。
2001年12月2日(日)
昨日は、かなり強引に予定をキャンセルして、休養をとっていました。色々、面白そうな動きがあったのですが……。
クリエTシリーズに先駆けたMIDIアラーム、BeatAlarmは、まだ少々不安定みたい。(自作データ入れられるようには、ならないのかな。)
でも、
こういうのもあって、YamahaのMIDI音源がいろいろな機種で使えるようになりそうですね。
2001年12月1日(土)
いろいろ、感想。
T400/600に磁石は?……疑問が解けて嬉しいかぎりです。(しかし、何回、見に行ってるんだ、この人は……。)そういえば、T400の一体整形ってバラすの大変という風評ですね。そして、内側にサイン書くのは、かなり辛いかも。
ちなみに私がT400を予約したのはこちら……今年もまもなく終わりということは、茨木店も開店から間もなく1年ということですよね。思えば、激動の(?)2001年は、元日からこのお店に大勢で集まったところから、始まったのでした。(PUGO新年会の様子は、どこかにあったかな。)
そして、マサ村上氏ご提供のこの話題……質問していただければ、何なりとお教えしますよ、音大生のみなさん!