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■音日記

2000年1月22日〜2月6日

2001年2月6日(火)

[PM3:30 追記]

■ MusicDataコーナー更新

 MelodyEdito用の音楽データを公開している「MusicData」コーナーを更新しました。

 リンクをクリックするとわかりますが、デザイン(配色)を一新しています。またMIDIで曲を試聴できるようにしました。

諸々の作業に約1年かかってしまいました。

 そして、fumiさんご投稿のバッハ作品5曲のデータを新たに収録しています。

遅々として進まぬ更新作業のせいで、ご投稿から公開まで、約1年かかってしまいました。お待たせして、本当に申し訳ありませんでした。

 リニューアルに伴い、ご投稿を受け付け、迅速に公開することができるのではないかと思います。改めて、音楽データコーナーも、よろしくお願いします。

P.S.
各所に不具合が残っていると思われます。
お気づきの点は、お気軽に白石までお知らせください。

■ miniMusic NotePad用コンジット(for Windows)

 楽譜ソフトNotePadなどを制作しているminiMusicの「News」ページによると、今週中に、Windows用コンジットをリリース予定だそうです。

 コンジットは、NotePadで作成した曲データをPC上に標準MIDIファイルとして書き出してくれるものになると思われます。これで、MIDI関係については、データの作成と再生の両方ができることになります。ほぼ、PocketPCにひけをとらないMIDI環境といえるのではないでしょうか。

私が少し調べた限りでは、PocketPC(WindowsCE)で、外部MIDI音源(PCカード音源SCP-55を含む)を使ったMIDI再生ソフトはいくつかあるようですが、MIDIファイルを直接作成するプログラムは、まだ、ないようです。(MS-DOSエミュレータ上でDOS用MIDIツールを動かすという方法はありますが……。)

 CPUなどのスペックの差を考えれば、パームでここまでできるというのは、驚くべきことかもしれません。でも、むしろこれは、音楽(MIDIを基礎にした)には、それほどの高スペック・マシンが必要ではない、ということの証明だと思います。(MIDIは古い規格ですから、ハイスペックが必要なわけがないですが……。)

 ちなみに、miniMusicのプログラムは、すべてPalm OS 2.0でも動作します。

コンピュータの音楽はハイスペックが必要
→ シンプルさが損なわれる
→ パームにふさわしくない

という連想は、miniMusicのアプローチに関する限り、あてはまりません。

MIDI音源さえ確保できれば、ヴォーカルを含まない音楽については、MP3より、MIDIのほうがPDAに向いている思います。残念ながら、パームのMIDI環境については、これまで、国内のPDA系ニュースサイトや、パームウェアサイトでは、ほぼ完全に無知され続けていますが(笑)。

 コンジットのリリースがとても楽しみです。

 なお、Mac(PowerPC)用コンジットは既に公開されています。(Pal Macさんの「ひとりごと 00/07/26」に、リリース当時の使用レポートがあります。)また、NotePadというソフトについては、こちらをご参照ください。

■『月刊アスキー』2月号におけるP-Keyの扱い(解決編)

 『月刊アスキー』2月号の付録CD-ROMにP-Keyが収録されなかった件、アスキー編集部からお返事をいただきました。結論から言えば、単なる編集上のミスだったそうです。

 全6ソフト中ひとつだけCD-ROM未収録で、「仲間ばずれ」なのは妙な話だな、と思っていたのですが、お忙しい中、丁寧なフォローならびにご連絡をいただきました。レビュー執筆者のはじめさん、アスキー編集部様、ありがとうございました。


2001年2月4日(日)

■ MonkeyTone

 MonkeyTone ver.1.01というソフトがリリースされています。

 ユニゾンのメロディを作って、パームのアラーム音に利用したり、赤外線でNOKIAの携帯電話に転送して、呼び出し音(日本で言う「着メロ」ですね)をカスタマイズすることができます。(日本のNM502iで利用できるのでしょうか?)

 アラーム音の作曲という点では、MelodyEditorとよく似たアイデアのソフトと言えるかもしれません。


 左が起動直後の一覧画面、メロディをアラームに設定、携帯電話にメロディを転送、などの操作は、この画面で行います。(「メニュー」からそれぞれの操作を選択できます。)

 「New(新規作成)」ボタンを押すと、右の作曲画面が開きます。下の鍵盤と音符パレットを使って入力すると、上の五線風の画面(真ん中の5本だけ、やや太くなっているのがおわかりいただけるでしょうか)に、メロディが表示されます。

 ただ音符の入力手順が、一般的な楽譜ソフトと少し違っていて、まず下の鍵盤で音の高さを指定して、

 そのあとで、音符パレットで音の長さを指定します。

 この手順で、「レ」の「八分音符」が入力できました。

 あとは、同じ要領で、「鍵盤で音高を指定」→「パレットでリズムを指定」の繰り返しです。

・・・・→

 前の音符に戻って編集したい時には、まず、「上・下」ボタンを押して、反転表示を移動させてから、リズムの変更は音符パレット、音の高さの変更は、画面を直接タップして行います。音符の削除は、グラフィティエリアで「バックスラッシュ」(右から左へ横棒を描く)です(miniMusic NotePadの場合と同じですね)。

 一番左の三角マークを押すと、ご想像通り、作った曲を内蔵スピーカーで再生することができます。

 そして、データの保存やテンポの変更などの設定は、再生ボタンの左隣のアイコンをタップして、

 この画面で行います。

 動作は軽快です。慣れてしまえば、わかりやすく出来ていると思います。MelodyEdito、Noterなど、このジャンルには先例が色々とあるので、敢えてこのソフトを選ぶ理由を見つけるのは難しいですが、音符の入力操作がユニーク、何故かロゴがおさるさん、など、妙に印象に残り、思わず、紹介してしまいました。

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そんなにメモリを消費するソフトではありません。
Palm OS 3.0以降であれば、もちろん、VisorやCLIEじゃなくても使えます(笑)。


2001年2月1日(木)

■月刊アスキー2月号

[お詫びと訂正、2/2 AM 1:40]
一部、事実誤認と不適切な記述がありましたので、訂正させていただきました。関係者の方々には、お騒がせして申し訳ありませんでした! この場を借りて、平にお詫びいたします。ごめんなさい!

 「Palm&Music User Group」のメーリングリストにも投稿した話題なのですが……

 『月刊アスキー』2月号、335ページの「オンラインソフトウェアレビュー」Palmwarereviewのコーナーは、サウンド関連ソフト特集になっていました。

 執筆は、Palmware-MLでおなじみの小島始さん。いつもながら、ゆきとどいた解説に感動です。同じことを説明しても、はじめさんが書くと、わかりやすいんですよね。すごいなあと、いつも感心しています。

 どんなソフトが取り上げられているかは、雑誌をご確認ください。

 なお、本文にはP-Keyが紹介されていますが、付録CD-ROMには収録されていません。ダウンロードは

作者なかがわさんのサイト
「K's Workshop 2」

からどうぞ。


2001年1月29日(月)

■ SG20のスペックなど

 SwivelSystems社のPalm用MIDI音源 SG20 の詳細です。

 外観は、ここに写真があります。形状は、PalmIII用モデムとまったく同じサイズ。MIDI音源モジュールとしては、非常に小さいですね。

 PalmIII(WorkPad 30J)系には当然ジャストフィット。FAQによると、アダプタ(PalmDock)を使って、PalmV系で使うこともできるみたいです。

 SwivelSystemsのニュースレターによると、色は全体に黒っぽくて、写真右上の丸いものがボリューム調整つまみ。

 以下、主な仕様は、

 miniMusicの全タイトル(NotePad、BeatPadなど)がバンドルされます。また、サードパーティソフトで、標準MIDIファイル(SMF)を再生可能と書かれているので、MusicBoxなども使えそうです。(検証しないと断言はできませんが。)

 出荷は3月下旬の予定。US$200。現在、プレオーダーを受付中です。

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最初に製品発表があったのは昨年2月ですから、ほぼ1年、
待ちに待った今回のプレオーダー開始です。


2001年1月28日(日)

■ PilotモデムサイズのMIDI音源 SG20 3月下旬発売!

 SwivelSystems社のニュースレターによると、同社製のパーム用MIDI音源 SG20 が、3月下旬発売(出荷)だそうです。miniMusicの全タイトル(NotePad、BeatPad、BugBand)などの音楽ソフトをバンドルして$200ドル。現在、同サイトでプレオーダー($100ドル前払い)を受け付けています。

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とりあえず、第1報。


2001年1月23日(火)

■ TapsterとIrEnhance

 複数のパームで同期演奏を可能にするソフトTapsterですが、赤外線ポートを使う一部ソフトと相性が悪いようです。

 他にもあるかもしれませんが、私が確認したのは「IrEnhance」。

 Tapsterを使う場合は、「環境設定(Preferences)」の「Serial/IR」パネルで「Serial」を選んで、赤外線ポートを解放しておかないといけないようです。

 IrEnhanceは、Palm OS3.3以後の機種では基本的に必要なくなりましたが、初代VIsorの方や、他のソフトとの兼ね合いで導入している方はご注意ください。


2001年1月22日(月)

■ ZBoxZの使い方:応用編

 Palm&Music User Groupのサイト

ZBoxZ詳細レビュー:応用編

を追加しました。

 ここに書いた「LoBrowz」の話の他、新たに「WinBox」「MacBox」「LinBox」という附属ツールの説明をまとめています。興味のある方はご覧ください。

 PMUGトップページから「Palmware」へ進むと見ることができるようになっています。


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