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■音日記

2000年2月14日〜18日

2000年2月18日(金)

■ tsunamidi

 PalmFan に、MacWorld ExpoでPalmV用MIDIインターフェースが展示されていた、との情報が出ています。下に書いた miniMusic のとは別物で、こちらは、PalmV用モデルの形をしているそうです。(写真も、楽しみにお待っております。>うさぎさん

[追記]
 ここポチさんの写真入りレポートが出ていました。写真を見ると、乾電池2本駆動で、スピーカーまで付いているようです。

■ 「私はminiMusicのパンフレットを見た」

 miniMusic が、NAMM国際見本市(L.A.)で配布していたパンフレット実物を見た(!!)という方から情報をいただきました。(情報提供、本当に感謝ありがとうございました!!!)

 PalmIIIのサイズに折りたためるパンフレットには、ソフトとMIDI音源の紹介文、本体正面からの写真が載っていたそうです。

 [紹介文]より

どうやら、ヘッドホン端子、Palmとつなぐシリアル端子の他に、外部のMIDI機器との接続インターフェースを備えているようです。だた、パンフレットからは、この第3の端子の具体的な仕様・形状はよくわからないとか。

[写真」

丸いボタンが右上にあるというところなども含めて、Palmモデムとまったく同じ型を使っているのでしょうね。PalmV系にジャストフィットするV系モデムサイズも魅力的ですが、こちらも十分コンパクト。Palm以外のMIDI機器にもつながるということで、さらに用途が広がりそうです。

 なお、まだ決定ではないとのことですが、デモではヤマハの音源チップを使っていたとか。この話も上手く進んで欲しいと思います。

(P.S. そういえば、この装置、名前はなんというのでしょう。tsunamidiの向こうを張って、インパクトのある名前が付くのでしょうか?)


2000年2月17日(木)

■ AlarmMaster ver.1.0

 オリジナル・アラームの作曲、アラーム・データベースの管理などができるソフト、AlarmMaster ver.1.0がリリースされました。(PalmGear H.Q.、そして、ひらぱーさん情報ありがとうございます!) 開発元は、BugMe でおなじみの Haus of Maus です。

 まだ、ほんのちょっと使っただけですが、作曲ソフトというより、まさに「アラーム名人」、アラーム音にターゲットを絞る、明確なコンセプトがひしひしと伝わってくるソフトです。

 アラーム作曲ソフトというと、既に MelodyEditor (=鍵盤風の使いやすいインターフェース)とNoter(=五線譜によるグラフィカルな作曲)がありますが、これに対して、AlarmMasterは、シーケンサでいう「数値入力」風の画面で曲を作ります。ピッチ(音名で指定)・音の強さ(Velocity)・音の長さ(ms単位で指定)の組が、時系列に沿って縦に並んでいます。この表形式の画面で、曲を作っていくわけです。(もしかすると、この方式をとっつきにくいと感じる方が多いかもしれませんが、DTMの世界では、一音一音を細かく設定できて定評のある方式ですから、この機会に慣れておくのも、よいのではないでしょうか。)

 一場面には、10音ぐらいしか見えないので、本格的な作曲は大変だと思います。ですが、考えてみれば、この画面に収まる10音程度というのが、実用を考えると、アラーム音にはちょうどよさそう(「palm - music」データも、ほとんどが長すぎ...反省です)。これは、むしろ良識のあるインターフェースなのかもしれません。(全くの偶然なのですが、AlarmMasterの画面は、昨日分に出てくる「Pyrol Hack」の画面と、雰囲気がちょっと似ているようにも思いました。)

 なお、AlarmMaster には、オリジナルアラームの作曲以外に、最初に書いたように、既存のアラーム音データベースの各種管理機能があるみたいです。こちらは、まだ試せていないので、後日、改めてご紹介します。


2000年2月16日(水)

■私家版 "PAL" music selection (1)

パーム航空定期便キャンペーン

  • 「PAL034便10,000アクセス記念! 神様のタンゴ」
  • 「PAL-S11 発表!第1回HotSync音楽大賞
    1998年春のPyrol Hackを使ったイベントの全記録」
* 「パーム航空」(PAL)の
 どちらも、トップ画像右側のメニューから入れます。

2000年2月14日(月)

■ miniMusic BeatPad

 miniMusic から BeatPad Demo ver.0.3 がリリースされています(Palmware-ML:3306PalmGear H.Q.)。これが、連日お伝えしている同社のNAMM国際見本市(L.A.)でのデモで使われたソフトなのだそうです。
 以下、ダウンロードサイトの解説です。

 BeatPad はパターンにもとづくシーケンサーです。
そのために、シンプルながら強力なインターフェースを提供します。Palmの大きなタッチパネル画面を使いますから、リズムパターンのすべての属性を一度に見ることができますし、スタイラスで簡単に操作できます。
 フルバージョンでは、複数の操作パターンの保存・演奏、MIDI楽器の変更その他が可能になるでしょう。

 Palm単体でも、リズムマシンとして十分、使えそうです。

BeatPadメイン画面

 一小節分のリズム・音程のパターンを画面上でグラフィカルに設定して、プレイボタンを押すと、設定したリズムがエンドレスに鳴り続けます。演奏中にリアルタイムに設定を変更できます。エンドレスに鳴り続けるパターン...、一度やりだすと、結構はまってしまいました。

 でも、やはり外部MIDI音源で使うのが本来の形みたいです。(Palmと外部MIDI音源のつなぎ方は、こちらを参考にしてください。)

BeatPadドラム画面

 これが、ドラム・セットの設定画面です。メイン画面とは、左下のボタンで切り替えます。このドラム画面も、とてもわかりやすい。ワンタッチでドラム、パーカッションを扱えるので、なかなか楽しめます。

 本格的なシーケンサとして使うためには、複数のパターンの切り替えや(可能ならば大きな反復のマクロ機能みたいなもの)が欲しいところです。正式版では何らかの対応がなされるようなので、期待したいと思います。現状でも、とりあえず遊べますから、是非、一度おためしください。


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