2000年2月14日〜18日
PalmFan に、MacWorld ExpoでPalmV用MIDIインターフェースが展示されていた、との情報が出ています。下に書いた miniMusic のとは別物で、こちらは、PalmV用モデルの形をしているそうです。(写真も、楽しみにお待っております。>うさぎさん)
[追記]
ここにポチさんの写真入りレポートが出ていました。写真を見ると、乾電池2本駆動で、スピーカーまで付いているようです。
miniMusic が、NAMM国際見本市(L.A.)で配布していたパンフレット実物を見た(!!)という方から情報をいただきました。(情報提供、本当に感謝ありがとうございました!!!)
PalmIIIのサイズに折りたためるパンフレットには、ソフトとMIDI音源の紹介文、本体正面からの写真が載っていたそうです。
[紹介文]より
- 音源はヘッドフォンを接続して使用する
- 100種類以上の音色(GM)が利用可能
- MIDIシンセやサンプラー、ドラムマシンに接続可能 (←注目)
どうやら、ヘッドホン端子、Palmとつなぐシリアル端子の他に、外部のMIDI機器との接続インターフェースを備えているようです。だた、パンフレットからは、この第3の端子の具体的な仕様・形状はよくわからないとか。
[写真」
- 音源の具体的な形状は、PalmIII用モデムと同型。
- ボリューム調整用として右上に○ボタンが上下に2分割(+/-)されたものが付いている。
丸いボタンが右上にあるというところなども含めて、Palmモデムとまったく同じ型を使っているのでしょうね。PalmV系にジャストフィットするV系モデムサイズも魅力的ですが、こちらも十分コンパクト。Palm以外のMIDI機器にもつながるということで、さらに用途が広がりそうです。
なお、まだ決定ではないとのことですが、デモではヤマハの音源チップを使っていたとか。この話も上手く進んで欲しいと思います。
(P.S. そういえば、この装置、名前はなんというのでしょう。tsunamidiの向こうを張って、インパクトのある名前が付くのでしょうか?)
オリジナル・アラームの作曲、アラーム・データベースの管理などができるソフト、AlarmMaster ver.1.0がリリースされました。(PalmGear H.Q.、そして、ひらぱーさん情報ありがとうございます!) 開発元は、BugMe でおなじみの Haus of Maus です。
まだ、ほんのちょっと使っただけですが、作曲ソフトというより、まさに「アラーム名人」、アラーム音にターゲットを絞る、明確なコンセプトがひしひしと伝わってくるソフトです。
アラーム作曲ソフトというと、既に MelodyEditor (=鍵盤風の使いやすいインターフェース)とNoter(=五線譜によるグラフィカルな作曲)がありますが、これに対して、AlarmMasterは、シーケンサでいう「数値入力」風の画面で曲を作ります。ピッチ(音名で指定)・音の強さ(Velocity)・音の長さ(ms単位で指定)の組が、時系列に沿って縦に並んでいます。この表形式の画面で、曲を作っていくわけです。(もしかすると、この方式をとっつきにくいと感じる方が多いかもしれませんが、DTMの世界では、一音一音を細かく設定できて定評のある方式ですから、この機会に慣れておくのも、よいのではないでしょうか。)
一場面には、10音ぐらいしか見えないので、本格的な作曲は大変だと思います。ですが、考えてみれば、この画面に収まる10音程度というのが、実用を考えると、アラーム音にはちょうどよさそう(「palm - music」データも、ほとんどが長すぎ...反省です)。これは、むしろ良識のあるインターフェースなのかもしれません。(全くの偶然なのですが、AlarmMasterの画面は、昨日分に出てくる「Pyrol Hack」の画面と、雰囲気がちょっと似ているようにも思いました。)
なお、AlarmMaster には、オリジナルアラームの作曲以外に、最初に書いたように、既存のアラーム音データベースの各種管理機能があるみたいです。こちらは、まだ試せていないので、後日、改めてご紹介します。
|
* 「パーム航空」(PAL)の
どちらも、トップ画像右側のメニューから入れます。
- 過去の定期便(PAL***便)は、「定期便格納庫」
- 過去の特別便(PAL-S**)は、「特別機格納庫」
miniMusic から BeatPad Demo ver.0.3 がリリースされています(Palmware-ML:3306、PalmGear H.Q.)。これが、連日お伝えしている同社のNAMM国際見本市(L.A.)でのデモで使われたソフトなのだそうです。
以下、ダウンロードサイトの解説です。
BeatPad はパターンにもとづくシーケンサーです。
そのために、シンプルながら強力なインターフェースを提供します。Palmの大きなタッチパネル画面を使いますから、リズムパターンのすべての属性を一度に見ることができますし、スタイラスで簡単に操作できます。
- 色々な楽器、ドラム・キットのリズムパターンを作ること
- これらのパターンをレイアウトすること
- これらのパターンをあらゆる標準MIDIハードウェアで演奏すること
フルバージョンでは、複数の操作パターンの保存・演奏、MIDI楽器の変更その他が可能になるでしょう。
Palm単体でも、リズムマシンとして十分、使えそうです。
一小節分のリズム・音程のパターンを画面上でグラフィカルに設定して、プレイボタンを押すと、設定したリズムがエンドレスに鳴り続けます。演奏中にリアルタイムに設定を変更できます。エンドレスに鳴り続けるパターン...、一度やりだすと、結構はまってしまいました。
でも、やはり外部MIDI音源で使うのが本来の形みたいです。(Palmと外部MIDI音源のつなぎ方は、こちらを参考にしてください。)
これが、ドラム・セットの設定画面です。メイン画面とは、左下のボタンで切り替えます。このドラム画面も、とてもわかりやすい。ワンタッチでドラム、パーカッションを扱えるので、なかなか楽しめます。
本格的なシーケンサとして使うためには、複数のパターンの切り替えや(可能ならば大きな反復のマクロ機能みたいなもの)が欲しいところです。正式版では何らかの対応がなされるようなので、期待したいと思います。現状でも、とりあえず遊べますから、是非、一度おためしください。
これ以前の音日記
2000年02月08日〜02月13日
2000年02月01日〜02月05日
2000年01月25日〜01月31日
2000年01月11日〜01月17日
2000年01月01日〜01月05日
1999年12月17日〜12月31日
1999年12月07日〜12月11日
1999年11月29日〜12月05日
1999年11月25日〜11月28日
1999年11月16日〜11月21日
1999年11月08日〜11月14日
1999年11月02日〜11月06日
1999年10月25日〜11月01日
1999年10月18日〜10月24日
1999年10月12日〜10月17日
1999年10月04日〜10月10日
1999年09月27日〜10月03日
1999年09月20日〜09月25日
1999年09月13日〜09月19日
1999年09月06日〜09月12日
1999年08月30日〜09月04日
1999年08月23日〜08月29日
1999年08月16日〜08月21日
1999年08月06日〜08月14日
1999年07月30日〜08月05日
1999年07月23日〜07月29日
音楽の著作権についての暫定メモ
e-mail to:tsiraisi@osk3.3web.ne.jp