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      Last Update 2001.1.25

申し訳ありません。新たな受付はしておりません。

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宇宙物理学研究会様
 初めまして。島田といいます。「間違いだらけの宇宙論」を読みました。
 で、ひとつ気がついたのですが:
http://www3.osk.3web.ne.jp/~redshift/th6.html
の「光は曲がりながら宇宙の中を進み赤方偏移を起こす」で、
 「どこからもエネルギーを補充されることのない加速度運動はやがて力を失いその運動エネルギーを減少させ、宇宙空間を旅する間に赤方偏移となって 観測されるはずです。」
に単純な誤りがあると思いました。
 エネルギーを補充されなくても、運動エネルギーが減ることがない加速度運動というのもあります。
 たとえば、円運動です。
 物体 A の周りを物体 B が円運動している場合です。
↑v [m/s]
A ← B
f [kg]
 B が A に引かれる力 f に対して適当な速さ v を選んでやると、B はいつまでも A の周りを円運動しています。B が減速することはありません。
2001.4.29 S.H.氏

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理論系物理の学生です。
文章興味深く拝見いたしました。
私は宇宙論が専門ではないので、この点はあえて
批判はしない事にします。
ただ熱力学第二法則法則については誤った見解をお持ちのよう
なので指摘しておきます。
エントロピー増大則はなにも「理想的な気体」に限らず成立します。
もちろん鉄の塊でも、重力の働く場でもです。
そもそも熱力学第二法則法則とは
「孤立系でありかつお互いの粒子の間に力が働かない多粒子の系では、 充分な時間が経てば温度と物質密度の分布は均一化される」
ではありません。
これは第二法則が成り立つひとつの例に過ぎません。
正確には「任意の系およびその環境のエントロピー
変化は、全体として考えれば正である」です。
今これをナイーブに変化とともに全体の乱雑さは増える
としてみます。
たとえば熱した鉄の塊を大きな部屋にしばらく放置すれば
鉄はさめてやがて部屋と同じ温度になるでしょう。
部屋のほうはといえば鉄に温められてわずかに
(部屋の広さにもよりますが)上がるでしょう。
詳しい数式の説明は省きますがこのときの部屋と鉄
のエントロピーの和は元の部屋と鉄のエントロピー
の和より上がります。
鉄の塊でもそれを構成する鉄原子の格子の振動、
鉄原子中の自由電子の運動(これが鉄の温度のもとである)
を考えれば「乱雑さ」は定義できるのです。
あと相対性理論についても付け加えておきます。
少し難しいので一般の啓蒙書には載っていませんが
相対性理論は電磁気学(Maxwell方程式)からの自然な帰結です。
これは物理を学んだ人なら誰でも知っていることです。
電磁気学は相対論以前に完成されていたので、一般相対論は
ともかく特殊相対論はアインシュタインがいなくとも二、三年後
には発表されていたとの同時代の物理学者(P.A.M.Dirac)
の言葉もあります。
電気磁気現象を用いた技術は、炎で物を焼くことに始まりに始まり
製鉄、薬品、繊維などの合成、家電製品、コンピュータ、通信などもはや
それなしでは日常生活をおくれないほど多岐にわたるものとなっている
ので一度勉強されてみてはいかがでしょうか。
宇宙に目をやることもすばらしいと思いますが
日常的に目にする現象のうらに深遠な理論が横たわっていること
を知ることも感動的なことだと思います。
2001.1.25 Y.H.氏

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機械工学系卒、某自動車メーカー勤務のサラリーマンです。
貴HP興味深く拝見しました。
難しい数学の部分は完全には理解出来ておりませんが、
1. 貴HPの結論の1つ
「ブラックホールは数学的には解として存在しうるかも知れないが、
その生成には無限の時間がかかるはず。」は正しいと思っています。
即物的に表現すると、こういうことではないでしょうか:
・或る天体がブラックホールになるということは、
この天体が収縮して、その質量に対応するシュヴァルツシルト面(半径=2GM/rc~2)に収まって行くこと。
・このプロセスが進行するにつれ
このシュヴァルツシルト面の性質は「事象の平面」に近づいてきてそこでの固有時間経過がゼロに近づき、
このためプロセスの進行が際限無く遅くなる。(シュヴァルツシルト解から)
・因って座標時間ベースではいつまでたってもプロセスが終わらない。
物体を光速へ加速する場合に似ているように思います。
(誤解していましたらご指摘ご叱正願います。)
2. (2000.5.9 N.H.さんのご見解に対して)
観測上、ほぼブラックホールと断定できる天体が存在するということは
このHPの結論(「数学的な意味でのブラックホールは実在しない」)を否定するものではないと思います。厳密なブラックホールそのものは観測できず、観測できるのはその周辺の現象のはずです。
これの周辺現象(の或るもの)は厳密なブラックホールでなくても発生し、観測されるのではないでしょうか。
3. 厳密なブラックホールでなくても、ブラックホールに近いものを「ブラックホール」または「擬似ブラックホール」と呼んでも良いのではないでしょうか。観測される現象としては同じだと思うので。
あえて定義するなら「シュヴァルツシルト半径以内に質量のXX%が収まっている天体」とか。
4.(質問)量子力学、特にトンネル効果か何かを適用すると、
有限の座標時間でブラックホールが生成する、ということは無いのでしょうか?

2000.11.26 S.S.氏

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私は、物理系の学生ですが、宇宙論に関してはポップサイエンス程度の理解しか持っていません。
本題ですが、貴ページで主張されている赤方偏移の発生理由に疑問を持ちます。
宇宙が閉じているなら、あなた方のいわれる絶対静止系も正規直行系ではないはずで、
その湾曲した系の湾曲にそって光は曲がるわけですが、この場合絶対静止系で見ると
光は曲がった(加速度運動している)ことにはならず、
単に等速運動をしていることになり、エネルギーは失われないことにはならないでしょうか。
(注:私は貴ページの内容のうち、赤方偏移以外の部分はまだ読んでいません)
2000.8.25 T.S.氏

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 HPを(全部ではありませんが)読ませていただきました。
批判的精神と情熱には感服させられるところがあります。
ですが、特異点についての認識などにおいては、
物理と数学を混同しておられるかも知れない、という印象を受けました。
 細かい部分になりますが、ゲーデルの不完全性定理に関して、
 私の知る限り、不完全性定理とは、
1.ある公理系を無矛盾であると証明することはできない。
2.ある公理系からは証明できない定理が存在する。
というものだと思います。
 従って、この定理は矛盾のない理論は存在しない、
と言っているのではありません。命題の証明可能性と理論の一貫性は
異なる概念です。
 例えば、連続体仮説は証明できないことが知られていますが、
それが偽であるとは一般に信じられていませんし、
それを含む代数が矛盾を含んでいるとも、一般には信じられていません。
 従って、宇宙物理学のある理論が無限の概念を使用していたとしても、
その理論が矛盾を含んでいる、という証明にはなりません。
 また、短距離ランナーの例を用いておられますが、
無限集合の概念と証明手続きの無限性の概念を混同しておられるように思います。
 私の結論としましては、
「宇宙が無矛盾で存在するには無限が存在してはいけない」
という帰結は表現も厳密ではありませんが、
それを信じるに十分なほど根拠についても明確ではなく、
また論理においても厳密ではない、
という印象を受けました。
 このHPのこの部分にある論理は、まるで
無限集合を扱う数学は全て矛盾している、と言っているようです。
 さらに精錬されることを期待しています。
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2000.7.25 H.K.氏

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物質が光速度に達するには無限のエネルギーを必要とします。
ブラックホールとはどのような物質も光すらも脱出できないと
されていますが、これは、無限の運動エネルギーをもつ物質に
対しても脱出ができないようにすることを意味します。
無限の運動エネルギーをもつ物質を停止させるには無限の
エネルギーが必要です。有限の質量よりなる天体が無限の
エネルギーを有していると考えるのは全くの矛盾です。

との記述に疑問があります。
「無限のエネルギーをもつ物質を停止させる」必要はないの
ではないかと思います。
脱出したがっている物質の速度がCに近ということは、
(その速度ゆえに)質量はかなり大きいでしょう。
もちろんここでいう「ブラックホール」と考えられるほど
大きな場合もあるでしょう。
つまりこの思考実験は、ブラックホールとそこから脱出しよう
としている物質の問題としてではなく、止まっている
ブラックホールとものすごく速く動いているブラックホール
の相互作用の問題とかんがえられないでしょうか。
この二つのブラックホールは今後互いに接近しながら、
2つそろってお互いの運動量の和?積?(物理は詳しくないです)
の方向に動いていき(めちゃめちゃ速いかもしれませんが)、
それらの運動エネルギーの和は保存されていると考えれば
矛盾はないのではないでしょうか。
つまり、「停止」を考えなくてもよいと思うのですが。

長くなってごめんなさい。

追伸
ブラックホールに同質量の反物質を落としたらどうなるのでしょう。
どなたか教えて。
2000.5.15 G.T.氏

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面白い解釈、楽しく読まさせて頂きました。
貴HPによるとブラックホールを否定していますが、
観測上、ほぼブラックホールと断定できる天体が
存在することに対しては、どのように説明されるのでしょうか?
2000.5.9 N.H.氏

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見て見ぬ振りをしようかと思いましたができませんでしたので
書かせていただきます。
中性子星のことですが文字通りの中性子でできた星ではありません。
ブラックホールを信じていない方達に書くのもなんですが恒星が自分
自信の重力を支えきれずつぶれて、その際に陽子と電子が近づいて中
性となったものだそうです。中性子ではないのです。
あとストレス方程式なるものですがエネルギーを時間微分してエネル
ギーになるというのはどういうことでしょうか?微分とは一種の割り
算みたいなものです。左辺と右辺の次元が違うというのは物理の中で
はありえません。
次に
dE/dt=b*d(F*l)/dt
とありますがなぜ次の式でFの時間微分の項がなくなってしまうのは
どうしてでしょう?「光がそのエネルギーに比例した力で絶対静止系
にとどめられようとする。」とあるならば力Fも時間に応じて変化す るはずです。無視はできないのではないでしょうか?
式の結果はどうともいえません。
2000.3.24 T.N.氏

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中性子星とは、ほとんど中性子から成る物体をいいます。
観測事実から、ほとんど中性子から成る物体は
中性子又は中性子を含む複合粒子(すなわち、中性子を含む原子核)です。
このうち中性子は単独では不安定で陽子に崩壊します。
一方、原子核は周期表に載っているものが安定で、
核子数については数百で上限になります。
核子数がそれを超えると、
原子核は不安定ですぐに崩壊してしまい、
安定な原子核(例えば陽子)になると予想されます。
したがって、アボガドロ数程度の中性子を含む物体(すなわち、中性子星)は
きわめて不安定ですぐに崩壊してしまうでしょう。
つまり、宇宙のどこかで中性子星が誕生しても
たちまち核分裂等によって雲散霧消してしまうでしょう。
それが常識というものです。
天体望遠鏡による観測では中性子星を見つけることはできないと断言できます。
なぜなら、中性子星は中性子又は中性子を含む原子核であるからです。
1999.12.3 須田 隆良
メールアドレスは tyc@rinku.zaq.ne.jp です

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宇宙の構成元素の説明をしてください
無限に時間があれば恒星内部の核融合によって
宇宙の水素は消費されつくしてしまいます。
これに触れていないので
まだ いますかです
1999.10.13 T.T.氏

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こんにちは
大変面白く読ませていただきました。
正直なところ誰の理論が正しいのか素人の私には判断できません。
しかし、アインシュタインの相対性理論が正しいとの基本に
立った理論はそれが誤りでないとの保証がないのですから盲目的に
信用しないほうがいいのでは・・・
以前に、コンノケンイチさんが書いた(著書名は忘れましたが)
内容は今の宇宙物理学の殆どを否定(?)するもので大変参考になりなした。
天動説から地動説に変わったときのように現在の理論が
絶対正しいとの認識が科学者にないことを祈ります。
1999.7.1 O.H.氏

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はじめまして。いきなりですが、宇宙論の最も重要なテーマ
「宇宙誕生のシナリオ」をこの定常宇宙論ではどう説明するのでしょうか?
つまり、時間や空間,そして物質の誕生をどう説明するのですか?
1999.4.12 S.H.氏

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貴方のH.P.要約12)に書いてある「光がそのエネルギ−に
比例した力で絶対静止系にとどめられようとする」という
文面は、私のストレス理論「ストレスはそのエネルギーに比例する」
と同じ可能性が高いと考えますが・・・。
私はストレスをエネルギーの時間変化と定義しました。
つまり、
私のストレス方程式から
dE(t)/dt=k・E(t) ・・・・・・1
貴方の理論では
F=a・E(t) ・・・・・・2
ですよね。
E=b・F・l (l:距離) ・・・・・・3
から
dE(t)/dt=b・d[F・l]/dt ・・・・・・4
となります。この4式の解の1つは
dE(t)/dt=b・F・dl/dt ・・・・・・5
ここで
dl/dt=v (v:速度)
で、この場合 V=C (光速) ですから、5式は
dE(t)/dt=b・F・c ・・・・・・6
となります。6式と私の1式を合わせると
dE(t)/dt=b・F・c=k・E(t) ・・・・・・7
です。これから
F=[k/(b・c)]E(t) ・・・・・・8
これと貴方の2式を比較すると
a=k/(b・c) ・・・・・・9
ですから、同じではないでしょうか?
貴方の理論に役立ちませんか?
もちろん、貴方が賛同してくだされば私にとってこの上ない
幸せです。
以前、ネットニュース上で物理関係者に「馬鹿」呼ばわり されただけで、まともに物理分野で応答できなかった自分が
情けなかったものですから・・・・。
1999.4.2 柳澤秀明氏  1999.5.5 一部改変

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貴方の宇宙論は私の生命的宇宙感に近いです。
ただ、貴方が「有限宇宙」としてるのが異なります。
そこで1つ質問があります。
有限宇宙とした場合に、宇宙の端では「慣性力に方向性
が生まれてしまう」と思いますが、どうでしょうか。
地球で観測できる慣性力に方向性は無いので、地球は宇宙
の中心でしょうか。
有限宇宙での「空間的歪みで重力波も曲がる」から、有限で
あっても無限宇宙として慣性力に方向性が生まれないのでしょうか。
この点の説明が上手くできると、「私の宇宙論と一致するのでは?」
と思っています。
1999.4.1 柳澤秀明氏

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素人の私に言わせれば、限界速度をやめるか、絶対静止系が存在するか、
どちらかにしてしてほしいという気持ちもあり、
興味深く拝見させていただきました。
でもいくつか疑問があり、そのうち一つ書かせていただきます。
背景放射がある程度の密度を持って均一に広がる物質によるものだとすれば、
その物質の重力は互いに打ち消し合い、
その内部ではどの方向にも力を及ぼさないはずです。
宇宙へ引き戻されるでしょう。でも宇宙の内部では、
どこでも均一に全方向へ引っ張られるので、
引っ張られてないのと同じになります。
どこかへ引っ張るのであれば、その場所へ凝集が始まるはずです。
どちらかというと、貴殿の絶対静止系の「とどめる力」というのは、
摩擦や粘性に近いイメージではないかと思います。
1999.2.28 S.H.氏

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エンジニヤで専門では有りませんが今まで納得いかなかったこと
がすっきりしました。
1:科学の基礎は”存在するものは観測される”だと思います。
観測することによって変化すると言う厄介な問題はありますが。
2:自然は特定の専門家でなくても理解できる様に説明出来るはずです。
相対性理論程度に(誤解している専門家も多いようだが)
天文学者がビッグバン、ブラックホールなどをなぜ考えるのか不思議でした。
別の宇宙など論外です、赤方偏移を何とか膨張以外で説明せねばと
思っていました。
宇宙が有限だからその湾曲の為にエネルギーを失うと言うのは納得です。
ただ失ったエネルギーがどうなるのかを説明する必要が生じます。
空間で物質が出来なくては・・これが厄介だ。
ブラックホールがありえないと私も思います。
ただ大きな質量の塊は有りますから、そこに落ち込む質量がほとんど
エネルギーに変わる理論が必要と思います。
色々困難は有りますがこの考え方が主流となるのを期待します、
特異点を持ち込むと観測も説明も出来るはずがありません。
1999.2.11 T.S.氏

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また送らせていただきました。
今回は、5次元の世界のことです。
5次元の世界において考えると、
ビッグバーンも可能なことが推測されます。
この記事は、MSNのホームページにあるものですが、
実際にはまだ観測されていませんが、
2005年にははっきりするのではないのでしょうか。
もし、5次元の世界が立証された場合、定常宇宙論はどうなるのでしょうか。
膨張宇宙論も可能なためどちらともいえません。
ただ、宇宙論から一般相対性理論を否定しにいっていうようですが、
スピンの伝達の記事を見て否定されるようでしたら、
それに代わる新しい量子論もあることになります。
そして、その記事を見てもらえばわかると思いますが、
超大統一理論ができるかも、とのことですがどのようにお考えでしょうか?
1998.12.7 M.T.氏

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2ー3日前の新聞に米国の探査衛星パイオニア10、11号が太陽系外に
反対方向に出たあと共に謎の減速の力を受けて速度が遅くなって
いるので科学者がその原因究明に頭をひねっているとありました。
このホームページの作者は光も宇宙空間を進むと減速の力を愛け
速度が遅くなるとの立場に立っていますが同じ原因の可能性は
無いのでしょうか?すなわち宇宙空間の曲率半径をRとし
パイオニアの速度をV、質量をmとするとF=mV^2/Rの力です。
1998.11.24 T.M.氏

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 私が今まで思っていた「ビッグバンという迷信」について、
否定された文章を読んでうれしくなりました。
赤方偏移がドップラー効果以外でおこることもあるんじゃないかと
常々思ってはいたのですが、それを理論的に
(詳細は理解できないので何とも言えないが)書いてあったので、
おもわず読ませてもらいました。
ビッグバンが既定の事実のような報道には(結果的に正しいとしても、
まだはっきりはしていないはず)頭にきます。
1998.11.17. H.S.氏

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 よく考えてみると、宇宙背景放射が発見された時点で絶対座標が見つかったこと
になると思うのですが、これに言及した学者はいなかったのでしょうか?
   私もまったく気がつかず、宇宙論のやさしい本のなかの「背景放射に対する
相対速度を仮定する・・・」の文章でハッと気がついた1人です。
   最近の物理学に関して感じるのは、主流でない考え方に対しかなり閉鎖的である
という事です。 レベルをキープするという表向きの理由があるのかもしれませんが、
正直言って保身やチャレンジ精神の不足があると思います。
 本来、できるだけ自由な思考が許されるはずの仕事と思うのですが。
   そういう意味で本ホームページはとても刺激的であり、頼もしく感じました。
   ところで最新のレーザー干渉でエーテルとの絶対速度を測定した結果が得られており,
400Km/s辺りの値がでてましたが(やはり通常の学会では認められていない
ようです)、600Km/sの値、方向とどの程度整合性がとれているのでしょうか?
 詳しい人いましたら教えてください。
1998.11.10. T.氏

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小生は会社でLASER加工の委員会を担当していますが、質量の無い光量子で何故
あの様な鉄とかセラミックスなどをも切断するような加工ができるのか?という
素朴な疑問に対し、誰も明確に答える事が出来ません。LASER加工の原理が実は
未だ良く解明されていない事が判ります。
しかし当ホームページの光に質量があるとの立場に
立つとその運動エネルギで加工されていると考えれば急に理解し易くなります。
このような面からも本ホームページの考え方をbackupしたいと思います。
委員会でも本ホームページの紹介をさせて頂きました。
1998.10.1 T.M.氏

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なかなか興味のある意見です。
しかし、一つ質問していいですか?
光の速度がゼロから極限値(光速度C)としていますが、
具体的な数値はどのくらいなのでしょうか?
ここまで、おもしろい理論を計算無しに行っているとは思えないので、
たぶんそれなりの数値になると思います。
また、この定常宇宙論には、どうやら光速度は可変的なものになるようですが、
それは、曲率半径からそのような意見が出てきているみたいですが、
そうなると、速度が速くなるにつれて物質の質量が変わってくるというのは、
どのように説明されるのでしょうか?
また、空間には時間という概念がつきまとうのは百も承知だと思いますが、
物質が高速の極限値近づくにつれて、ひずむのは違うというは納得したわけではない
ですが、時間に関してはそのひずみの理論が適用できるでしょうか?
もし、可能ならタイムマシーンも可能になるという因果律のパラドックスがおきるこ
とになりますが、このことについてはどのようにお考えでしょうか?
この意見は、大変よくできていると思いますし本当なのかもしれませんが、
一つの意見が思いついて、それを裏付ける様な実験値が出てきても、
それは、あくまで様なものなのです。
このホームページを消すのはもったいないですが、
人の意見に頭から反対していくのは、少し悲しいのではと思います。
これからも、何かありましたら更新して下さい。
1998.9.26 M.T.氏

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ビッグバン宇宙論を真っ向から否定するホームページに
非常に興味を引かれ楽しく読ませてもらいました
子供のころ光速は絶対でいかなる物もそれを超えることは
できないという 一般相対論が憎たらしくて 絶対覆す定理が
生まれると期待して30年 気がつけば自分の口で
今 光速は絶対であると唱えています
ほとんど まったくといっていいほど 物理学に縁のない私ですので
それを否定する根拠となるものを持たず
ただ一般の科学誌の情報を 鵜呑みにするしかないので 悲しい話ですが.....。
さて、 子供のころの空想で 光の速度以上で移動できなくとも
天空に向けて放たれた 限りなく高密度にシンクロされたレーザーの
光束の光源を回転させて描ける光束の境界は
超アインシュタインの世界か 次元の違うおっさんの寝言かと
1土木作業員の 場違いなメールを送ります
1998.6.28 T.K.氏

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今まで質量が無いとされていたニュートリノにも質量があるという事を
カミオカンデの装置で実験的に確認したとの新聞記事が2ー3日前に出ていました。
光子も質量が無いとされていますがこのホームページの著者の主張するように
2×10^-69kgの質量があるという事を実験的に証明出来る方法は
何か無いものでしょうか。あまりにも小さい数字ですが・・・・。
1998.6.8 M.T.氏

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質問があります。
無限分の壱イコール零という考えがありますが自分にはどうしても納得が
できないのです。無限分の壱という物質イコール宇宙を創っている末端の
物質だと考えられるからです。それが点(一次元の物質)であり二つくっつ
いて線になり線と線が合わさって面(二次元の物質)になり面と面が合わ
さって立体になっているのだと思うのです。物質がもしすべて点であったなら
無限分の壱イコール零という考えの人にはそこには何もない、すなわち‘無’
であるという事になってしまう。しかし逆に宇宙が無から生まれたという解釈
ができる。そう考えると物質を形作る末端物質はいくら追求してもけして解明
できないのだと思う。もしできたとしたら、それは二次元、一次元の物質とを
解明する事になり無が無でなくなる瞬間なのだと思いませんか?しかしそれは
無なのだから存在しないものになってしまう。
どうかこの法則を打ち破る鍵をください。お願いします。
質問2
自分にある説が浮かびました。もし点(一次元の物質)に磁石のように
N極S極があると仮定してください。それが均等に散らばってつりあいを
取っている状態があったとしますたぶんそこには時間というものはないのだ
と思います。そしてその均衡が崩れ点どうしがくっつき会い線ができ線と線が
くっつき合って面(二次元の物質)になり面と面で立体(三次元の物質)になる。
それはしだいに球状になってS極、N極だけの物質になり同極のものを反発させ
対極のものを引き付ける。かぎられた空間の中のS極N極は反発する事ができず
しまいには相手の磁力と自分の磁力によって崩壊されもとの点に戻る。
このとき点が均等に飛び散りつりあいを取ればまたそこには時間の存在しない点
(無限分の一の物質=無)だけが存在する無がおとずれ均衡が崩れれば
また同じことを繰り返す輪廻が存在する。
このように考えるとビックバンやブラックホールの解釈がしやすくは
ないでしょうか?反論ください。
1998.4.27 I.D.氏

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小生はこの宇宙論を支える有力な観測データは「宇宙の絶対静止系」
に対し地球が600km/sで動いているという事だと思いますが、
前にこれを示すデータを教えて下さいとこのホームページの著者に
お聞きしたところNASAのCOBEのホームページにも関連する記事が
あるとのご教示だったので探して見ました。

その結果、DMR Imagesという所に

and relatively cold areas from the upper right to the lower left,
is due to the motion of the solar system relative to
distant matter in the universe. ”

という記述が在りました。また宇宙の背景輻射強度がある方向に強く
他の方向は弱い事を示すカラーイメージ図も記載されていました。
600 km/sという値そのものは未だ見出していませんが確かに
著者のいう様に絶対静止座標が存在する様に思えます。
NASAは distant matter in the universe と呼んでいますが
同じ意味なのでしょう。

この宇宙論の正しさの強力なbackupになると思われます。
1998.4.21  T.M.氏

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宇宙論は大好きですが
専門的な事は何も知らない自分にとって
当HPは ちんぷんかんぷん です
どなたか「サルにもわかる」レベルで教えてください
1998.4.3 I.M.氏

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 『間違いだらけの宇宙論』HomePageを読み、今久しぶ
りに宇宙論の分野でワクワクするような興奮を覚えました。
 4年前に『BigBang Never Happened』を読んで、
この分野でも本格的な異説が出てきたのかと少し心の晴れ
る思いがしてはいましたが・・・。
 これはつまらないPageどころか、大変刺激的な素晴らし
いPageです。
 説が完結しているかどうかは私にはわかりませ
んが、この説に対して反論も含めていろいろな議論が巻き
起こることを願って止みません。どんな理論も説も常にこれ
で完成ということはあり得ないと私は考えます。
 過去形の化?学者である私には理論的に理解出来ない
部分も多々ありますが、これまでのBigBang&膨張宇宙論
や熱的平衡宇宙などの説に何十年も胡散臭さを感じ続けて
きた私としては、この宇宙論には一服の清涼剤としの意味
も感じます。
 始めにBigBangありき、膨張宇宙ありきで、無理に組み立
てられたとしか思えないInflation仮説や、赤方偏移と3度K
背景輻射などについての別の説明の可能性について考えて
みようともしないこれまでの宇宙物理学の大方の流れには
大きな失望を覚えてきました。
 天動説と地動説の例のように、『科学』を『迷信』にしないよ
うに、『科学者』たる者は、もっともっと批判精神を旺盛にした
いものです。
 ホーキングがどう言おうと、大方の流れがどうあろうと、個々
の科学者が自律的に考え、且ついろいろな観測事実に対し
て謙虚にならないと、これから科学を目指す多くの人々のみ
ならず、専門外でもこの分野に興味を持っている人々に誤っ
た情報(見方)を与えてしまうことになります。
 これは物理学の分野に限定されない、自然%社会科学全般
についても言えることだと思います。
 科学の長い歴史において淘汰されてきた数知れないWrong
Theoryiesの失敗例から何らのFeedBackがなされていない
ことの例は枚挙に暇がありません。
 誤った前提や、かくあらねばならないとの信念(思い込み)
は言うには及びませんが、例え観測事実に基づいているよう
でも現存するデータのみから(未だ新たな観測事実や発見が
あるかも知れないことを考えてもみないで)一つの結論を急ぐ
あまり、無理な理論や説を作り上げることを厳に戒めなけれ
ばならないと思います。
 永田説に対しては、私なりの幾つかの質問がありますが、
それについては、私の弟(かって某大学院で素粒子物理学
専攻)とDiscussionしてからのことにさせて戴きます。
1998.2.6 F.N.氏

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1.. 私は科学者でも何でもない普通のサラリーマンおやじですが
「宇宙の大構造」のような話は大好きです。
2.. 「赤方偏移」については、以前からスペクトル分析の結果が
いやに簡単に宇宙規模の距離拡大に結び付けられているな、
と割り切れないものを感じていました。
まるで爪切り鋏で日曜大工をするように感じられたのです。
空間の拡大と物質の拡大の同一性も以前から「どうしてそうじゃないのか?」
と疑問を感じていました。
専門的なことは分かりませんが、宇宙空間の曲率による光エネルギーの
喪失の方が感覚的にはピッタリと来ます。
3.. しかし、反対に背景輻射の問題は、ビッグバン理論の方が何となく
「積極的」に原因を説明し、存在を予想していた、と言う点で何となく
スマートな気がします。
「定常宇宙論」でもう少し具体的に、ほとんどフラットでしかもCOBEが
観測した微妙なゆらぎの原因を説明できないのでしょうか。
4.. また、CDM理論そのほかが取り組んだ「Missing Mass」
の問題は、定常宇宙論でもやはり説明できていないのではないのですか。
5.. ビッグバンによる宇宙の始まりは如何にも文化宗教的なステレオタイプの
においがして、話が単純すぎること、またインフレーションも
いかにも付け焼き刃という感じがします。
しかし、定常宇宙理論の方でも、宇宙構造、宇宙大構造の生成や
成長についての説明が不足していると思います。
少なくともいくつかの天体、宇宙構造物(地球を含めて)の年齢は
ある程度計測されているのですから。
また、宇宙が有限で閉じているとしたならば、(感覚的に)それは時間的にも
閉じている方が納得がいきます。 ビッグバン理論は時空的な宇宙の一生の姿を
何となく見せてくれているのは事実だと思います(正しいかどうかはともかく)。
1998.1.29 Y.I.氏

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簡単な感想を述べさせて頂きます。
先ず、今の宇宙論にこんなに簡単に反論できることに驚きました。
それから、ここで示される宇宙観が自分の持っている宇宙観と合っている
ことがうれしくなりました。
宇宙観というのは大袈裟かもしれませんが、世界観、人生観、
或はその人のものの見方、考え方の基本のようなものでしょう。
私の原点は仏教にあると思っています。
有と無というような対立概念で、物事を分析的に捉えるのではなく、
空という微妙な概念をベースに、総合的、演繹的、或は美意識のようなもので
考えたり、判断したりする、と思っています。
私は、ビッグバンという考え方を最初に聞いた時、大きな違和感を感じたもので
す。
宇宙というものをそんな風に考えるなんて、きっと何かの間違いだ、と
思っていました。
ビッグバン宇宙観には、緊張と対立があるように思います。
この考えには何かしら、不安を感じさせるものがあります。
それに対してここに示される宇宙論、そしてここから構築可能な宇宙観には
安寧があります。
新聞やマスコミには精神衛生上よくない事件ばかりが報道されます。
久しぶりに心が浄化されるものを感じることができました。
それにしても、こんな面白いWEBのアクセスが、未だ4000人しかいないの
は残念です。
1998.1.29 Y氏

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  すばらしい。私は内科の医師です。生命は物理的ストレスと精神的ストレス
に同じ反応を示します。生命の特徴「時間の性質(一方向性、虚数性、
共有制)」を考慮して生命をカオス理論的に考えた結果の方程式
dE(t)/dt=kE(t)
を解くと、Hubble方程式が近似式と分かります。つまり、生命・精神から
予測される宇宙は「定常」で、Big Bangは否定されます。私は電磁波の時間
所有面からBig Bangを否定しました。
 興味があったら下記を参考にして下さい。
http://www2.justnet.ne.jp/~hyanagisawa
貴方が浄化作用として物理学(天文学)を正しく変更してくれると
信じています。
 1998.1.27   柳澤 秀明

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私は長年ビッグバンというものを疑って来たが、
ここに書いてある考え方を読ませてもらいすっきりしました。
赤方偏移の原因を光源の後退速度のみにせず、
光が長い距離を進む間に静止系からの力によりエネルギを失う為
という項目を追加したのはニュートン力学との連続性もあり
理解し易い有力な考えと思いました。
理解を確実にする為、まず次の2件の質問をさせて下さい。
ここで提案されている考えは「赤方偏移の新しい考え方」の中の
「宇宙の絶対静止系」で、”我々は背景放射の静止系に対して600Km/sの
運動をしていると理解されます”という事が全ての基礎と思われますが、
(1)具体的にはどのような観測事実なのでしょうか?
(2)上記の1−2行前で”背景放射を観測すると、この強度が宇宙のある方向に
強くそれと180度反対方向では弱い”、とありますが強度ではなくスペクトルの
ずれでは無いでしょうか?
感想;私には I氏とは違い大変面白いページでした。
1998.1.19 T氏

本来ここではホームページの開設者がコメントをしない予定でしたが、質問の形式であるため答えさせていただきます。
(1)についてですが、以下の引用を記載させていただきます。(宇宙のさざなみ−最新宇宙論の舞台裏− M.ロワン−ロビンソン著 池内了訳 シュプリンガー・フェアラーク東京株式会社発行 その他色々な書物に同様の記載はあります。)
ペンジアスとウィルソンがノーベル賞を受賞する前に、ジョージ・スムートが率いるバークレー、デーヴィッド・ウィルキンソンが率いるプリンストン、フランセスコ・メルキオーリが率いるフローレンスのグループ全てが天球上の大きなスケールにわたって等方性からの小さなズレがあることを発見しました。・・・・これをマイクロ波背景輻射の”双極子型非等方”と呼んでいる。そのもっとも自然な解釈は、輻射が等方に見える基準座標系に対して地球が動いているとするものだ。
(1992年COBEのマイクロ波背景放射の観測でも同様の事実が確認されています。)
(2)についてですが、正確には御指摘の通りですが、ホームページにおける表現も間違いではありません。マイクロ波が青方偏移をすれば、エネルギー強度は強まりますし、赤方偏移すればエネルギー強度は弱まります。なるべく簡単に表現しようと思ったのですが、誤解の原因になるかも知れません。訂正しておきます。

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貴方の考え方に感銘を受けました。
反論は、一切有りません。
ただ、貴方の理論は完成されすぎていて、完結しています。
本来、学問とは進展して行く事ではないのでしょうか?
感想:ただただ、つまらないページですね!
1998.1.9 I氏

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