幸せな人生とは

ANGEL77

1.自由であること

  自由には色々な意味が含まれていると思います。

しかし、人から見て自由だなと思われることではなく、

自由だと思う主体は自分です。自分が本当に自由だと

  感じられる人生なら、人が窮屈で不自由な人生だと

決めつけてもいっこうにかまわないのです。

2.いつも夢を持ち続けて暮らしていること    

どんな境遇にあっても明るくいつも夢を持ち続けられる人生。

  もし、人生の最後の日に遭遇しても来世への確固たる明るい確信と

素晴らしい 未来を一寸の疑いもなく信じ切れる心を

持って暮らせること。

3.人生を観る視点をのこ世だけのスパンでなく生と

死の両面の大きなスパンでいつもみていること。

 

このスパンで物事を観ていると案外人間はみぃ〜んな死の前には

平等だなぁ〜 と思えてきて、人をねたむ心も自分の境遇を嘆く心も

消え失せて穏やかな心と ります。

「私がこの世にくる前にも私はここ(私を創造した大きな力のふところ)

にいた。私がこの世を去ってからも私はここ(私の亡骸を包み込んでくれる

おおきな力のふところ)にいる。」という哲学者の名言が

遺されていますが本当にこの言葉を信じられたらその人は幸せな

人だと思います。但しこれは、概念として解ると言う事ではなく

全身全霊で身体で感じとらなくてはならない次元の事だと思っています。

大きな力を「天地創造の神」と信じる人や「大宇宙の法則(仏法)」

と観る人あるいは「進化を産み出す不思議なエネルギー」と観る人

など人によってそれぞれ見方は違うと思いますがその大いなる力に

全てをゆだね切れる徹底した信仰(或いは信念)がなければ安心立命の

境地には到達し得ないのではないでしょうか。


4.宗教は大事だが 所属している教団

(或いは信じている戒律)に縛られていないか

  

所属している宗教が少しでも自分を不自由にしていると思えるなら、

その教団の教義が間違っているか、或いはその教えの神髄を自分が

本当に理解できていないかのどちらかだと思います。

いずれにしても不自由さを感じる (幸せ感が持てない)

信仰は本物ではないと思います。

5.歴史上の人物でこれらの事柄をクリアーして

一生を送られたと思える人は

 1.良寛さん (良寛和尚)江戸時代18歳で出家して

 ・・諸国を托鉢後、郷里の越後に帰り五合庵に住んだ

 

2,宮沢賢治の「雨にもまけず」の詩で紹介され

た人物(彼はこの詩の最後で わたしは、

このような人になりたい。・・・・

と書き遺している)

この詩のモデルは彼(宮沢賢治)が親しくしていた名も無き一人の

クリスチャンであったと言われている。

(但し宮沢賢治は熱心な法華経の信者で仏教徒であった)