きょう  じゅう   こん

共住懇

活動の概要

 共住懇がめざすもの

 共住懇は、“多文化のまち”大久保を拠点に、グローバル化のなかで変貌する地域社会 (都市コミュニティ)の新しいあり方を追求している市民のボランタリーグループです。新宿区、とりわけ大久保のまちには、国内外を問わず、さまざまな出身の人びとが暮らし、働き、学び、また買い物・レジャーなどで行き交っていますが、共住懇では、“多文化”ということを、 多民族・多国籍という側面だけではなく、ジェンダー(社会文化的につくられた性)や世代、職業、階層の違い、身体的な障碍なども含めて考えています。 言い換えれば、さまざまな意味で多様な人びとが、互いの違いを認め、尊重しあい、共に豊かに生きていくことができるような、開かれた地域社会づくりが、 共住懇の活動の目標です。共住懇の具体的な活動については各ページをご覧下さい。

 共住懇とは

 東京都新宿区はこの20年余りで、全人口31万人のうち3.4万人の外国人登録がある外国人が多く住む地域になりました。このうち大久保・百人町地域では、大久保1、2丁目、百人町1、2丁目だけでも、約8000人を超える外国人が住み、3人に1人が外国籍住民という“まち”になりました。(2010.1月1日現在)

 共住懇は、1992年4月、「外国人とともに住む新宿区まちづくり懇談会」として発足し、突出した外国人集住地域であるこの大久保・百人町地域を拠点に、外国人とともに住む多文化共生のまちづくりを提案するとともに、ひろく地域問題に取り組んでいます。

 メンバーなど

 会員数は、およそ30名程度で推移しています。新宿の在住・在勤者を中心に、社会学研究者、都市工学や建築の専門家、文筆業、印刷業、教育、住宅関連など、様々な分野に携わる会員で構成されています。
 会員は随時募集中です。

 おもな活動

情報発信

 多文化コミュニケーション情報紙「OKUBO/おおくぼ」、資料集「“多文化のまち”大久保から視えるもの」、など各種出版物やブログなどを作成。

教育・啓発活動

 公開講座「おおくぼ学校」の開催。フィールドワークと
レクチャー「大久保のまち歩き」の受入れ。

地域防災

 「しんじゅく多文化防災訓練」、「防災のまちづくり
シンポジウム」、「復興とまち映像祭」などを開催する。

 地域調査、行政・地域団体・NGOとの連携、政策提言など随時活動中。

共住懇 < 外国人とともに住むまちづくりを考える>
〒169-0072  東京都新宿区 大久保 2-17-31  TEL/FAX: 03-5323-4054

お問い合わせ:共 住 懇    ホームに戻る    [2010.03.25.]