邪馬台幻想記


最終更新2000/07/10

 週刊少年ジャンプ2000年32号から、矢吹先生の新連載BLACK CATが始まります。
 以前読み切りで掲載された短編の連載化ですので期待が高まりますが……
 しかしこれで、邪馬台幻想記の連載再開は絶望的となってしまいました。
 今は矢吹先生の作品が長期連載されて、いつの日か邪馬台幻想記が書かれることを祈りましょう。


 邪馬台幻想記とは、週刊少年ジャンプで連載停止中の矢吹健太郎先生によるマンガです。
 時代は紀元三世紀。
 邪馬台国に君臨していた女王卑弥呼亡き後、動乱の時代を迎えた倭国に輝ける、邪馬台国女王壱与と元月代国王子紫苑の物語です。




戯れ言

 それにしても邪馬台幻想記の展開は速い。
 私は紫苑が壱与の仲間になるまで3〜4話かかると踏んでいたし、馴染むくらいで第六話と考えていた。
 ところがどうだ。速い速い。
 そのため一話一話の密度が濃いので楽しめるのだが、早く終わってしまうのではないかと余計な心配をしてしまう。
 まあ、大陸に魏があるから話のネタにそう困ることはないのだろう。
 本編の今ある設定だけでも、刻印の心具があと四つ。
 新キャラが最低でも二人。
 紅真はこれから壱与暗殺に向けて動き出すようだし、陰陽連総帥の正体も謎のまま。
 十分、連載続行可能でしょう、編集部様。


 個人的に、今後出てきて欲しいキャラの一人に、「紫苑が殺した某国の王の」というものがある。
 紫苑は「崩した国への償いに」と言っているが、邪馬台国の暖かさに触れていて、いまいち苦しんでいる様子はない。
 陰陽連編が一段落したら、紫苑の過去にかかわるような・・・・・・って、それは明治の剣客話じゃないか(^^;
 父の仇である紫苑を殺そうとして、壱与と激突するような話を是非読みたかったりする。

 また当時の国同士の間柄を考えて、紫苑の許嫁である隣国の王女というキャラも出て欲しいものである。
 こちらは、なかなか進展を見せない壱与と紫苑の関係に一石を投じてくれて楽しそうだと思うのだが……。
 この王女が方術を使用できて、壱与が方術を使えないままだと女性同士の戦いの火種ともなるでしょうし。


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 ついに、復活!めざせ定着!そしていつかはアニメ化を!

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