邪馬台幻想記 方術

 幻想の時代に人の手にあった、心の底よりあふれる力・・・。




 古の力、と言われるが、その起源は高天の都にあるという。
 陰陽連は方術士集団なので、構成員はほとんど方術が使えるが、
精神力さえあれば普通の人間にも十分修得可能なものである。
 その威力は、全て精神の強さに依存する。

心具創造

 方術の最高位に位置する、己の精神力を物質化して武器とする方術。
 シュラの攻撃力を見れば、それが最高位術というのは納得である。
 月読の刻印がされた心具を初めとして、五つの刻印の心具は高天の都への鍵となるらしい。
 今のところ、本編で使えるのは紫苑とシュラ、そして紅真の三人だが、心武衆というからにはもう何人かいるんだろう。(第一話)

虚像の術

 方術の基本、らしい。
 幻影を使い、敵の攻撃をかわすもので、見た目にはちょっとびっくりする。(第二話)

幻術

 無生物に幻をかぶせて操り、生物のように見せる術。(第九話)

浮石弾

 初等方術の到達点らしい。
 地面に気を送り込んで、石を浮かび上がらせ敵に叩きつける方術。
 上位技として、収束して威力の大きい浮石流星弾と言う術がある。(第一話、第十話)

乱葉刃

 木の葉を鋭利な刃物として相手に攻撃を加える技。
 森の中での遠距離攻撃に威力を発揮する。(第八話)

式神

 自分の気を物質化して疑似生物を作り出す術。
 核となる呪符が必要で、これが無くなると消滅する。(第一話)

陽炎光矢

 気を全身に纏っての突進技。(第三話)

乱氣昇破

 剣に気を込めて上空へ向けて一閃し、周囲を吹き飛ばす技。(第九話)

真空紅刃

 紅真の、心具モードでの技。おそらくは真空波によるものだろう。(第十五話)

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