そこでこんなルールを考えてみました。
2D=1ゾロ | 死亡する。 |
2D=6ゾロ | 気絶していても意識が戻り、瞬時にして立ち上がり行動可能。 |
判定値 | |
13以上 | そのまま活動可能。(普通はまず起きあがる) |
12から0 | 転倒状態のまま立ち上がれない。回避力に−4の修正。 倒れた状態で行える行動は−2の修正で可能。 |
−1から−生命力 | 気絶する。回復するには何らかの手段で生命力を1点以上回復後、 再判定して判定値が0以上なら意識が戻る。 このとき死亡することはない(1ゾロでも)。 |
−生命力未満 | 死亡する。 |
図中、生命点とはダメージを引いたその時点での生命力を、生命力とは能力値生命力のことを指します。
13以上という値に根拠はありません。不屈の闘志で立ち上がるという情景の好きな人は、7以上ぐらいでもいいでしょう。低レベルでは13という値は結構きついです。
6ゾロの時は立ち上がらずに機を待つことも可能です。またGMは好きな演出効果を加えてもいいでしょう。
気絶状態で再びダメージを受けた後の判定では普通は意識は回復しません。しかし、熱血な演出の好きなGMは認めたってかまいませんね。
回復後の再判定での1ゾロは現状維持とします。
GMはその辺を調節するのに苦労するでしょう。
PCを殺さないためのルールと割り切って、敵の攻撃はそのままでもいいかもしれません。
ルール発想の性格上、このルールの適用はある程度のレベル以上のキャラクター向けです。
キャンペーンでの使用は、レベル中盤以降で、それなりの試練の結果としてキャラクターに使わせるのが適当かと思います。
使用例に一つの手段を載せておきます。
夢織のGMでは、レベル11以上のキャラクター達に超必殺技まで持たせて、
敵に20レベルぐらいの魔神や吸血鬼をそろえた環境でこのルールを使っています。
プレイヤーから、「ソードワールドぢゃねえ」の言葉を頂いてます。とほほ。
ルール部分の複写、転載はご自由にどうぞ。使っていただけたらとても嬉しいです。
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