アレクラストの博物学
生物補巻
魔神の章

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名前レベル書物ナンバー紹介
アザー・ビーストD−32「悪魔が闇に踊る街」にレベル別表が掲載。
エルゴウスCOMP
PCシナリオ集
番人や案内役として使われる。古代語5レベルと剣も使用する下位魔神。
犬頭鳥足コウモリ羽二対角四本で基本は人間型。性格は明るいらしい。
リントラD−39*
熱血爆風!プリンセス
尻尾の生えた巨大な胎児の姿の魔神。
美に関する能力を持っている。
ヒューリカー10F−23
ゲートデーモンの仮面
狡猾な上位魔神。古代語10レベル。ゲートを駆使する。



 魔神(デーモン)に関して最も詳細な記録が残っているのは、つい数十年前に魔神の軍団と戦った、 呪われた島ロードスでしょう。
 ロードス南西、召喚魔術師アズナディールの地下迷宮には、魔神将(アークデーモン)はおろか、 魔神王(デーモンロード)すらいたと言われています。
 自由神ファラリスの下僕と言われながら(現実に数々の暗黒魔法を使いながら)、 魔神たちは厳格な階級社会を形作っているようです。
 なぜ、ファラリスの下僕達が、自由を否定するような行動をとるのかは、この世界最大の謎の一つに上げられるでしょう。

 頂点に立つのは神にも等しい力を持っているという魔神王で、その下に数体の魔神将がおり、 その魔神将が、各々の眷属たる上位魔神(グレーターデーモン)や下位魔神(レッサーデーモン)の軍団を、 かなり弾力的な組織ながら統括しているようです。
 さらに上位下位の魔神は、冥王犬(ヘルハウンド)やケルベロスアザービースト、その他の魔獣を飼っていると言われますし、 不死魔術、創造魔術、幻覚魔術によって、新たな下僕を作り出すこともあります。
 つまり、付与魔術によって、屍人(ゾンビ)や骸骨(スケルトン)を、 付与魔術によって、樫人形(オーク)、石人形(パペットゴーレム)、 さらには創造魔術により魔神兵(デーモンウォーリアー、あるいはスポーン)を、 幻覚魔術によっては、人間を生きたまま操れるようです。
 アレクラスト大陸において、魔神将以上の魔神が出現したという記録は残っていないようですが、 呪われた島において、複数の魔神王が確認されたという噂もあり、大陸に出現しないという保証はかけらもありません。

 また、下位魔神であっても、そのレベルは5から7,8ほどあり、上位魔神ともなればレベルは9から12にも達し、 並大抵の冒険者など敵にもならないでしょう。



 魔神はいくつかの眷属に分かれると言われています。
 要するに、近い姿、近い能力を持った魔神が、上位、下位にいて、それらをまとめる魔神将も似たようなタイプであるようです。
 いくつか系列が知られている一族を上げていきましょう。

 カラスを彷彿とする外見的特徴を有した、変身を多用する一族。
 魔神将黒羽のガラドを筆頭とし、幻影の姿と知性的な戦略を得意とします。 古代王国の付与魔術を研究するなど、裏で暗躍した一族だったようです。

 野牛のような角と、強力な肉体を備えた一族。
 魔神将狂角のゴディスを筆頭とし、直接的な攻撃力では魔神の中でも特に高いようですが、魔法はほとんど使わないようです。

 梟のような頭部を持ち、精神に働きかける幻覚を操る一族。
 下位魔神のマリグドライと、マスケト公の監視をしていた同種の力を持った魔神将が確認されています。

 竜の頭を持ち、ドラゴンに似た一族。
 下位魔神のラグナカングと、上位魔神で二つの竜の頭を持つラグアドロクが確認されています。
 (注、アレクラストでは確認されていませんが、ロードスで確認されたラグナカングは炎を吐きます)

 最も恐るべき、変身能力を持った一族。
 下位魔神のダブラブルクと、有名な上位魔神ドッペルゲンガーの他に、 最下位ながらも変身能力を持った、顔が全て口の醜悪な小人型の魔神がいます。

 棒杖を手にし、魔術の得意な一族。
 リュッセンでヒューロの監視をしていた魔神将イブリバウゼンと、ドワーフのトンネルで死霊魔術を使っていた上位魔神ギグリブーツがいます。 下位魔神のグルネルは、あるいはこの一族かもしれません。

 死神のような容姿をして、人間の中に魂を隠しておける一族。
 下位魔神のガランザンと上位魔神のザワンゼンが確認されていますが、どちらもかなり強力な魔神です。




 魔神伝聞の書
 各々の魔神を総ざらいして、オリジナルでデータ化しようと思っています。
 さて、何種類あるやら・・・・。



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