人間の限界
レベル11以上に関するルール


 ついに、ロードス島ワールドガイドにおいてレベル11以上のルールが公開されました。
 まずは万歳を三唱しましょう!
 しかも、超英雄ポイントなんていう、すばらしいルールまでついて!

 というわけで、このページに載せていた自作の経験値表などは削除いたしました。
 いやあ、めでたい。

 基本的に、レベル11以上のキャラクターを作る意味は、その地での最高級の英雄として、神や古竜、魔神王などと戦い、 この世界の限界をうち破ることにあると思います。キャラクターを育てていったら、そこまで追求したくなることもありませんか。 PCたちは、英雄になれる存在です。そこまでいったっていいじゃないですか。リウイやバレンとかにばっかり任せておけません。
 フォーセリア世界のある地方においては、魔神王をも倒した赤髪の傭兵もいますし、数百年間神と戦い続けている黒騎士もいますし、 内容はどうあれその二人に勝った元剣闘士もいますし。こうなったら神だって倒してやろうじゃないですか!

 人間の限界を超える方法案をいくつか例示しておきます。もう一つの改造ルールの修得に使ってもよいでしょう。
  1. 黄金樹の枝と同化する。
  2. 魔法樹の実を食べる。
  3. 「コール・ゴッド」の際、6ゾロを出して生き残る。
  4. 神と直接契約する。
  5. 生命の精霊の秘密を解析する。
  6. 特殊な方法でレッサーバンパイア化してレベルを3上げる(「流星落ちるとき」のバグベアードの例)。
  7. 不死の王の呪文。(^^)
 夢織は2番を使用しました。黄金樹や魔法樹は、ほとんどの生物の元になった実をつけた世界樹(古代樹) の末裔と言われるもので、二つは親戚と言ってもよいぐらいです。
黄金樹は、呪われた島ではエルフの森の中心にあり、魔神兵の源として使われたこともあります。魔法樹は 意志を持ち、精霊魔法を使い、付近の森に多大な影響力を持っています(「立ち枯れの森」に登場します)。


 実際のところは、その世界を変革できるだけの力だけではなく、いくつかの国王と面識があるなど、社会的影響も考慮してGMが決めるということのようです。
 ただ、やっぱり劇的なイベントが欲しいじゃないですか。

 このルールを用いたら、ゲームバランスがかなり崩壊しかねないそうです。
 実際、数字的にはレベル15のサイクロプスやエルダードラゴンすらも、倒せる敵になってきます。
 こうなると使える敵も限られてきます。思いつくところでは、

  1. 上位魔神を統括する司令官クラスの魔神将(アークデーモン)。[レベル13〜15]
  2. 魔神王に準ずる貴族階級の魔神卿(デーモンプリミアー)。
  3. 魔神王(デーモンロード)。[レベル20]
  4. 吸血鬼化してパワーアップしたデーモンバンパイア。
  5. 色の精霊を食べる怪物クリスタルドゥーム(「虹の水晶宮」に登場します)。
  6. ドゥーデントなどにいる神に近い巨人(「自由人の嘆き」に登場します)。
  7. 実体化した上位精霊(イフリート、フェンリル、ジン、ベヒモス、クラーケン)。[レベル18]
  8. 六大神の従属神、下位神など。
  9. 神獣。
  10. 始源の巨人より生まれし古竜(エンシェントドラゴン)。[レベル16〜20]
  11. 魔精霊アトン。

 2と4は夢織の創作です。NPCとして製作して、+3以上の装具を身につけさせて、かなり強くして使いました。
 それにしても、無茶なものばっかり。


「流星落ちるとき」は、シナリオ集3「四大魔術師の塔」に収録されています。
「立ち枯れの森」は、短編集「ロマールの罠」に収録されています。
「虹の水晶宮」は、シナリオ集4全編です。
「自由人の歎き」は、ノベル上下巻です。


 超レベル10キャラクターについての詳しいルールはここでは述べません。
 だって、ロードス島ワールドガイドの最大の売りの一つですから!
 さあみなさん、超英雄で思いっきり楽しみましょう!

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