町外れの幽霊屋敷
いみていと氏オリジナルモンスターデータ・妖精/妖魔

いみていと氏が考えられたデータの数々です。
モンスターなので主にGMの管轄となりますが、使い魔としての使用についてもGMの判断を仰がなくてはなりません。

妖精


ハイ・フェアリー
モンスター・レベル=5
 知名度=13
 敏捷度=18
 移動速度=9/10(空中)
 出現数=単独〜数体
 出現頻度=ごくまれ
 知能=高い
 反応=中立
 攻撃点(武器)=13(6)
 打撃点=9
 回避点=15(8)
 防御点=7
 生命点/抵抗値=10/12(5)
 精神点/抵抗値=26/16(9)
 棲息地=妖精王国、妖精界と物質界の繋ぎ目
 言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
 知覚=赤外視
 特殊能力=精霊語魔法7Lv(魔法強度/魔力=17/10)
 説明=フェアリーの上位種です。
 フェアリー同様、妖精界に住んでいますが、なかでも『妖精王オベロン』が統治していると言われる王国に住んでいるようです。
 また、物質界にやってくる者もいます。
 ハイ・フェアリーは命の精霊との関わりが強く、たとえ男性でも命の精霊から力を借りることが出来ます(勇気の精霊から力を借りれない訳ではありません)。
 その他の事は、我々物質界の者の目から見た違いはありません。


ハイ・ピクシー
モンスター・レベル=5
 知名度=13
 敏捷度=14
 移動速度=4/7(空中)
 出現数=単独〜数体
 出現頻度=ごくまれ
 知能=高い
 反応=友好的
 攻撃点(武器)=12(5)
 打撃点=9
 回避点=13(6)
 防御点=7
 生命点/抵抗値=7/11(4)
 精神点/抵抗値=22/16(9)
 棲息地=妖精王国、妖精界と物質界の繋ぎ目
 言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
 知覚=赤外視
 特殊能力=精霊語魔法6Lv(魔法強度/魔力=16/9)
 説明=ピクシーの上位種です。
 ピクシー同様に姿を隠す能力を有していますし、いたずら好きも居るようです。
 このハイ・ピクシーと戦闘になることはあまり無いでしょうが、もしその様な状況になったら、恥を捨てて逃げ出す事をお勧めします。
 なぜなら、彼等は勇気の精霊との関わりが強く、たとえ女性でもその力を借りる事が出来る
 (つまり、あの『バルキリー・ジャベリン』放てる)からです。また、だからといって女性が命の精霊から力を借りれないわけではありません。


フェアリー・ウォーリア
モンスター・レベル=7
 知名度=14
 敏捷度=19
 移動速度=10/11(空中)
 出現数=単独〜数体
 出現頻度=ごくまれ
 知能=高い
 反応=中立
 攻撃点(武器)=16(9)
 打撃点=12
 回避点=19(12)
 防御点=10
 生命点/抵抗値=13/15(8)
 精神点/抵抗値=26/18(11)
 棲息地=妖精王国、妖精界と物質界の繋ぎ目
 言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
 知覚=赤外視
 特殊能力=精霊語魔法7Lv(魔法強度/魔力=17/10)
 説明=フェアリーの上位種のなかでも、高い身体能力を持った者の中には、妖精王に頼まれて妖精界と物質界の繋ぎ目や妖精王国周辺を警備している者がいます。
 それがフェアリー・ウォーリアです。
 フェアリー・ウォーリアは、物質界から紛れ込んだ者を見つけると、妖精王国に伝えるものと、監視する者の二手に分かれます。
 監視した結果、邪悪な者でないと判断したら、その者を物質界まで手引きしたり、妖精王国に案内したりします。
 もしも邪悪なら、早急に排除にかかります。
 彼等でも手に負えないようなら、妖精王自らが出向いてきます。


ピクシー・ナイト
モンスター・レベル=7
 知名度=13
 敏捷度=16
 移動速度=5/7(空中)
 出現数=単独〜数体
 出現頻度=ごくまれ
 知能=高い
 反応=友好的
 攻撃点(武器)=16(9)
 打撃点=13
 回避点=17(10)
 防御点=11
 生命点/抵抗値=9/14(7)
 精神点/抵抗値=22/17(10)
 棲息地=妖精王国、妖精界と物質界の繋ぎ目
 言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
 知覚=赤外視
 特殊能力=精霊語魔法7Lv(魔法強度/魔力=17/10)
 説明=ピクシーの上位種にも個体差はあり、身体能力が高い者がいます。
 その様な者は、身体能力の高さと、移動が困難である事が考慮され、妖精王やその王妃の親衛隊となります。
 勿論、フェアリー・ナイトと呼ぶべき者も、ピクシー・ウォーリアと呼ぶべき者も存在します。

フェアリー・ウォーリア・リーダー
モンスター・レベル=9
 知名度=15
 敏捷度=20
 移動速度=10/11(空中)
 出現数=単独(ただし、数体のフェアリー・ウォーリアを連れている)
 出現頻度=ごくまれ
 知能=高い
 反応=中立
 攻撃点(武器)=18(11)
 打撃点=15
 回避点=20(13)
 防御点=12
 生命点/抵抗値=15/17(10)
 精神点/抵抗値=33/22(15)
 棲息地=妖精王国、妖精界と物質界の繋ぎ目
 言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
 知覚=赤外視
 特殊能力=精霊語魔法9Lv(魔法強度/魔力=19/12)
 説明=フェアリー・ウォーリアのリーダーです。
 この強さのハイ・フェアリーが妖精王国に居ることは少なく、大抵は妖精界と物質界の繋ぎ目の近くにある、いわゆる『詰め所』の様なところにいます。
 『妖精王から頼まれて』という者もいますが、どちらかといえば、フェアリー・ウォーリアがリーダーを選ぶ事が多いようです。


ピクシー・ナイト・リーダー
モンスター・レベル=9
 知名度=14
 敏捷度=18
 移動速度=5/8(空中)
 出現数=単独(ただし、数体のピクシー・ナイトを連れている)
 出現頻度=ごくまれ
 知能=高い
 反応=友好的
 攻撃点(武器)=18(12)
 打撃点=17
 回避点=20(13)
 防御点=13
 生命点/抵抗値=11/16(9)
 精神点/抵抗値=28/21(14)
 棲息地=妖精王国、妖精界と物質界の繋ぎ目
 言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
 知覚=赤外視
 特殊能力=精霊語魔法10Lv(魔法強度/魔力=20/13)
 説明=妖精王国騎士団長や、親衛隊長をつとめるものです。
 第一騎士団、第二騎士団・・・とありますから、もしその全てと敵対する事になったら、『ランス・オブ・オーディン』で串刺しにされるでしょう。
 もしくは、オベロン自身に『エフリート・バット』で打ち飛ばされてしまうかもしれません。
 その様な自体は余程の事じゃないとあり得ないでしょうが・・・


フェアリー・ハイロード
モンスター・レベル=15
知名度=16
敏捷度=21
移動速度=10/12(空中)
出現数=単独(ただし、妖精騎士団が共に居る)
出現頻度=極めてまれ
知能=高い
反応=中立
攻撃点(魔法の武器)=23(16)
打撃点=21
回避点=25(18)
防御点=18
生命点/抵抗値=17/23(16)
精神点/抵抗値=42/29(22)
棲息地=妖精王国
言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
知覚=赤外視
特殊能力=精霊語魔法15Lv(魔法強度/魔力=25/18)
     魔法の行使に精神力を消費しない
説明=ティターニアに代表される、フェアリーの最上位種です。
 見た目こそフェアリーと同じですが、全ての精霊王と契約したその力は恐ろしく強大です。
 フェアリー・ハイロードは、精神力を消費することなく精霊魔法を使うことが出来ます。
 魔法を拡大する事はあまり無いでしょうが、その場合でも精神力を消費しないのは同様です。
 フェアリー種には男性も女性も存在しますが、フェアリー・ハイロードには女性しか居ません。


ピクシー・ハイロード
モンスター・レベル=15
知名度=15
敏捷度=20
移動速度=6/10(空中)
出現数=単独(ただし、妖精騎士団が共にいる)
出現頻度=極めてまれ
知能=極めて高い
反応=友好的
攻撃点(魔法の武器)=24(17)
打撃点=25
回避点=25(18)
防御点=19
生命点/抵抗値=13/23(16)
精神点/抵抗値=36/27(20)
棲息地=妖精王国
言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、精霊語、上位精霊語
知覚=赤外視
特殊能力=精霊語魔法16Lv(魔法強度/魔力=27/20)
     魔法の行使に精神力を消費しない
     精霊力を無効化できる
説明=オベロンに代表される、フェアリーの最上位種です。
 見た目こそピクシーと同じですが、ピクシーにはあり得ない威厳を放っています。
 ピクシー・ハイロードは、全ての精霊王と契約したその力により、自分にかけられた精霊魔法を完全に無効化できる能力を持っています。
 無効化する訳ではないので、ヒーリングなどを受けることは可能です。また、精霊力に関わりが強い攻撃、例えば炎による攻撃等は一切無駄です。
 ピクシー種には男性も女性も存在しますが、ピクシー・ハイロードには男性しか居ません。
 このピクシー・ハイロードやフェアリー・ハイロードは、普通、単独で一つの王国を創ります(創る気が無くても、勝手に寄ってきます)。オベロンとティターニアの様に、二人で一つの王国を創ることは極めて異例ですが、それ故に他に類を見ない規模の王国が出来上がっています。


マリーチ(伝説の妖精)
モンスター・レベル=20
 知名度=20
 敏捷度=18
 移動速度=18/30(空中)
 出現数=単独
 出現頻度=極めてまれ
 知能=極めて高い
 反応=中立
 攻撃点(破壊光線×8)=絶対命中×8
 打撃点=28×8(但し、物理的な防御は一切無効)
 回避点=29(22)
 防御点=25
 生命点/抵抗値=45/33(26)
 精神点/抵抗値=72/37(30)
 棲息地=この世界のどこか
 言語=フェアリー語、エルフ語、ドワーフ語、マーマン語、ハーピイ語、ゴブリン語、インプ語、下位古代語、精霊語、上位精霊語
 知覚=暗視
 特殊能力=精霊語魔法20Lv(魔法強度/魔力=32/25)
     通常武器無効
     生命点の回復(3点)
     精神点の回復(3点)
     精霊力による攻撃は効かない
     精霊語魔法の行使に精神力を消費しない
     毒・病気に冒されない
     不眠
     様々な視線(抵抗の目標値27)
          催眠(眠ってしまう)
          麻痺(18ラウンド麻痺してしまう)
          恐怖(マリーチが視界にいる間、恐怖で何もできなくなってしまう)
          洗脳(18ラウンドマリーチを仲間だと思いこんでしまい、時には味方に攻撃してしまう)
          冷凍(アイス・コフィン同様の冷凍状態になる)
          石化(石化してしまう)
 説明=マリーチは天使によく似た妖精です。
 背に羽根を持ち、頭上に輪を浮かばせ、周りには瞼付の目玉が六つ浮いているという容姿で、しばしば光の上位精霊『セフィラス』の一種に間違われます。
 また、目は回りに浮いているものも顔に付いているものも普段は閉じた状態ですが、正確に周りの状況を把握する事が出来ます。
 マリーチと戦闘になる事はあまり無いでしょうが、もし戦闘になったら、マリーチはまず回りに浮いている目を開きます。
 そして、様々な力を持った視線によって相手を適度にあしらいます。
 しかし、マリーチの逆鱗に触れたりした場合は、こんなに穏やかに済んだりしません。
 全部で八つあるその目から破壊光線を放ってきます。
 この光線は絶対に回避することが出来ず、また、物理的な防御を貫通してきます。
 対象は、冒険者レベルと魔法的な加護のみでダメージを減点できます。
 この光線や視線をいかなる方法を用いてマリーチに跳ね返したとしても、一切効果を上げる事はありません。
 マリーチはこの世で唯一の存在です。
 オベロンが妖精王であるなら、マリーチはさしずめ『妖精神』とでもいいましょうか。
 マリーチはそれほどの力を持っています。


妖魔


フィアナ(伝説の妖魔)
モンスター・レベル=20
 知名度=25
 敏捷度=28
 移動速度=28/45(空中)
 出現数=単独
 出現頻度=極めてまれ
 知能=極めて高い
 反応=友好的
 攻撃点(ヘッドバット/パンチ/パンチ/キック)=29(22)/31(24)/31(24)/30(23)
 打撃点=36/32/32/34
 回避点=31(24)
 防御点=25
 生命点/抵抗値=100/41(34)
 精神点/抵抗値=80/38(31)
 棲息地=この世界のどこか
 言語=話せない言葉はない
 知覚=暗視
 特殊能力=神聖語魔法20Lv(魔法強度/魔力=32/25)
      精霊語魔法20Lv(魔法強度/魔力=32/25)
      古代語魔法20Lv(魔法強度/魔力=32/25)
      通常武器無効
      生命点の回復(3点)
      精神点の回復(3点)
      不眠
      毒・病気に冒されない
 説明=この世界の何処かに居ると言われ続ける伝説の妖魔、それがフィアナです。
 フィアナと言う名前は誰かから教えられた訳ではありませんが、一番最初にこの妖魔が現れたのがフィアナと言う地方だった事からか、そう呼ばれるようになりました。
 フィアナについての詳しい情報は、それほど残っている訳ではありません。
 ただ、『ファラリスの力を借りれるらしい』とか、『金色の瞳をしているらしい』とか『特に邪悪な者ではないらしい』など、この条件に該当する者は無数に存在しているような事しか分かっていません。
 この妖魔が唯一の者なのか、雌雄を決する特徴があるのかすら分かっていないのです。
 おそらく、彼(便宜上そう呼ぶ事にします)は、人間の住む町の近くに来て暇つぶしをしているのでしょう。
 彼に出会った者は、目の前に居るのがフィアナであるとは夢にも思わずに、暇つぶしにつき合わされているに違いありません。
 幸い、彼は平和的に暇つぶしをするらしく、ひどい目に遭わされたという話もありません。
 フィアナを目撃したとされる証言の中で、信憑性の高い情報を統合すると『頭の両脇から角が生えたグラスランナー。但し、髪は赤く瞳は金色』という、実にヘンテコなものになります。




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