哀しみの魔女
ARIMAR氏オリジナルキャラ「ラミラ・ディプリス」


ラミラ・ディプリス(人間、女、年齢不詳)
 
 器用度:32(+5)  敏捷度:36(+6)  知力:52(+8)
 筋力:24(+4)   生命力:54(+9)  精神力:72(+12)

所有技能:ソーサラー20、セージ22、ファイター16、シャーマン20、
     バード12、シーフ14、レンジャー20、サテライトソーサラー25、
     ナイトメアソーサラー18、東方陰陽自然崇拝系魔術16
一般技能:ヒーラー10、コック9、ダンサー9、ノーブル8、ロード20、
     ジェネラル12、スペル・クリエイター20、エンチャンター10、
     クラフトマン8、ファーマー8、セイラー8、マーチャント8、
     サテライトノーブル8、シンガー9

生命力抵抗力:34  精神力抵抗力:37
冒険者レベル:25  超英雄ポイント:55

武器:東方士魂太刀(必要筋力12) 攻撃力25 打撃力24 追加ダメージ24
楯:なし 回避力26
鎧:黒血の舞踏闘衣(必要筋力8) 防御力20 ダメージ減少29

魔法:古代語魔法20レベル(魔力29)、精霊魔法20レベル(魔力29)、
   サテライト魔法25レベル(魔力34)、悪夢魔法18レベル(魔力27)、
   東方陰陽系魔法16レベル(魔力25)他
呪歌:ジハード・ソルジャーズ・マーチ、トラベラーズ・エバーソング、ララバイ、
   ピース、チャーム、レジスタンス、ダンス、マインドヴォイド、レクイエム、
   クロノス・リメンバー、ヒーリング、レストア・メンタルパワー(基準値24)

言語:共通語、西方語、東方語、精霊語、竜語、下位古代語、上位古代語、エルフ語、
   古代蛮族語、ドワーフ語、フェアリー語、マーマン語、ジャイアント語、神聖語、
   暗黒語、インプ語、ゴブリン語、ハーピー語、ミノタウロス語、リザードマン語、
   上位ジャイアント語、ケンタウロス語、ベネディス語、東方自然崇拝民族語、
   上位ケンタウロス語(すべて読解、会話とも可能。但しどちらかが無いものは除く)


東方士魂太刀:攻撃力、追加ダメージに+4、打撃力に+12のボーナス。
       東方の日本刀にエンチャントをかけ、アレンジを加えたもの。
黒血の舞踏闘衣:防御力が必要筋力+12、すべてのルーンマスター技能の魔力に+1。
        更にダメージ減少と回避力にも+4のボーナス。
        魔法によるダメージは更に4点軽減する。
        外見はドレスのように見えるが、魔法金属を織り込んだ上に、魔力を持つ生物とラミラ自身の血が染み込み、更に魔法強化まで施してある唯一無二の闘衣。
        そのため自己再生の能力をも持つ。
        ラミラ以外の者が着ると、服が着用者を拒み毎ラウンド精神点、生命点に5点のダメージ。
        冒険者レベルや鎧による軽減は不可能で、「冒険者レベル+精神力ボーナス」を基準に、目標値37の抵抗ロールに成功すればこのダメージを受けなくてすむ。
        また、このドレスの両手の手袋は魔法の発動体としても使える。
鮮血のブローチ:魔晶石のように魔力を蓄えておけるブローチで、上限は60点。
        更に、このブローチの魔力は蓄えなおすことが出来る。
黄金のフルート:魔力があり、呪歌の達成値に+1。
        彼女にとっては母の形見でもある。
        但し、このフルートを使って呪歌を演奏しないとボーナスは得られない。

サテライトソーサラー技能により、精神点毎ラウンド4点回復(静かに集中すれば12点)
強靭な生命力により、生命点毎ラウンド3点回復

 彼女は、元々は辺境の小さな村に、地方の下級貴族の次女として生まれました。しかし彼女は、容貌こそ極めて美しかったのですが、髪は緑色で、瞳は瞳孔の中心部分が真紅、瞳のそれ以外の部分(つまり瞳孔の周りの部分)は蒼色という異様な姿をしていました。村の誰にもそのような姿のものはいなかったために村人たちには無気味がられていましたが、それでも家族(両親と姉1人)は彼女に惜しみない愛情をそそぎました。
 しかし、大きくなるにつれて彼女の異質なまでのな明晰さや、その他の非凡な点が明らかになり、村人はますます彼女を避けるようになりました。そして彼女が6歳になったころ、彼女の家族が原因不明の病で次々に亡くなると、村人はこれを「呪われた子」のせいだとして、彼女を村から追い出したのです。こうして、彼女は僅か6歳にして荒野の孤独な旅人になりました。彼女の村の周りは一面の荒野であり、妖魔や無法者たちの住みかであったために、彼女は何度も命の危険にさらされましたが、そのたびに切り抜けて生き延びました。この幼少期からの過酷な運命が、彼女を虚しく、強くしたのです。
 それでも彼女の性格が歪まず、むしろきわめて誠実な人間に成長できたのは、旅をするうちに彼女の出会ったさまざまな者によるのでしょう。彼女は、盗賊とも、ゴブリンなどの妖魔とも話したことや、救われたことがあり、また多くの社会的に受け入れられぬ存在と出会い、さまざまな体験をしました。その者たちからうけた影響は、彼女を歪ませずに成長させたとともに、後の行動にもあらわれたようです。
 彼女はやがて「良い者は良く、悪い者は悪いのに、何故人はうわべだけで疎外の対象としてしまうのだろう」という悩みに苦しみ、疎外される者を救いたいと真剣に考えるようになります。やがて妖魔や迫害を受ける者たちには敬愛され、他の多くの王国などの人々には「魔女」として恐れられる存在になっていったのです。
 幾多の軍勢の先頭にたち、猛威を振るっていた彼女でしたが、やがてウィズやサナアらとの数回の戦いを経て彼らと和解し、もっと別のやり方でより良く自分の力を役立てようと考えを改め、姿を消しました(公式には、「死んだ」と発表されることになりました。彼女が生きている限り、戦いが終わらないからです)。
 それ以来行方は知れませんが、彼女ほどの力を持った者ならば、百年以上も経った現在でも、変わらぬ姿のままどこかで生きていることでしょう。
 上のデータは彼女が「魔女」と呼ばれ始めた頃のものです(なお、幼い頃から迫害されてきた彼女はその呼び名が気に入り、自身でも魔女と名乗っていました)。彼女は普段から肉体に強化魔法をかけているので、通常状態では筋力、敏捷度、生命力、器用度が上記の数値+6です。この呪文はほとんどの他の強化・防御魔法とも併用可能で解除の目標値は42です。
 なお、彼女はサテライト魔術その他の特殊魔術を扱えますが、これらは旅を続けるうちにどこかで知った、あるいは誰かに教わったものです。彼女は東方の少数民族の集落や、サテライトの遺跡にも足を運んでいたようです(それも、1人で)。





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