六門世界
モンスターコレクション

手札上限枚数限界に挑戦!


手札枚数限界に挑戦!


注意、ここに書いてある内容は1998年までのものです。1999年のルール改正によってかなり制限が加わりました。
  そのつもりでお読み下さい。


 あれば作戦の立てやすい、「手札上限枚数+X」
 基本が六枚ですから、多いときで8か9枚というところでしょう。
 未来の女神スクルドの「未来への糸」で、手札10枚を補充、となっていますから、 通常はモンコレにおいて、手札が10枚以上になることはほとんど無いんですね。
 じゃあ、理論上、手札枚数はどこまで上がるんでしょうか?
 ちょっと、考えてみましょう。
地形カード「妖精の輪」×3
手札上限枚数を+1する、ベーシックカード。まずは基本ですね。
ユニットカード「現在の女神ベルダンディ」×3
戦場に存在する限り手札上限枚数を+2する、スーパーレアカード。どうやって三枚も集めるんだ。
 ここまでで+9枚。手札上限枚数はこれで15です。
儀式スペルカード「セルフ・ポートレイト」
プレイヤー一人に、手札を公開し続ける代わりに、手札上限枚数をゲーム終了まで+2し続けるスーパーレアカード。
デックに一枚制限。
 さて、ここからが完全なお遊びです。

 「セルフ・ポートレイト」を使った後、儀式スペル「リフォーメーション」(捨て札からどんなカードでも一枚山札に戻せる、デックに一枚制限)を使い、 もう一度「セルフ・ポートレイト」です。「セルフ・ポートレイト」は、同じプレイヤーに複数回作用したら、あとは手札上限枚数が上がって行くだけです。
 そして、このあと、儀式スペル「ナイト・ビフォア・アーマゲドン」(各プレイヤーが捨て札から6枚を山札に戻し、あとの捨て札を除外。デックに一枚制限で、使用後除外)を使用し、 「セルフ・ポートレイト」と「リフォーメーション」を再生。同じことを繰り返します。

 これで+2×4で+8枚。先ほどと合わせて23枚ですね。
 デック構成カードの約半分が手札という無茶苦茶な状況です。どうやって持つんでしょうか?
 あ、「セルフ・ポートレイト」が効いているから、その場に広げておけばいいんだ。

 さらに、相手プレイヤーと協力した場合は、もっととんでもないことになります。
 +9のあとから、もう一度始めてみましょう。

 目標としているプレイヤーは、自分に「セルフ・ポートレイト」×「リフォーメーション」を使用し(+4)、 さらに相手プレイヤーが、「セルフ・ポートレイト」×「リフォーメーション」を目標プレイヤーに対して使用してから(+4、合計+8)、 目標プレイヤーは「ナイト・ビフォア・アーマゲドン」を使用し、双方がこの二枚を回収します。
 これで、双方がもう一回「セルフ・ポートレイト」×「リフォーメーション」を目標プレイヤーに向かって使用できます。(+4×2、合計+16)
 「ナイト・ビフォア・アーマゲドン」の後の破棄カードは新たな捨て札山を作っていますので、ここで相手プレイヤーが「ナイト・ビフォア・アーマゲドン」を使用し、 もう一度カードを再生して、さっきと同じようにします(+4×2、合計+24)

 「妖精の輪」「現在の女神ベルダンディ」の効果と合わせて、

+33で、手札上限枚数39枚!!!

 確率を考えると、狙ってやろうとしても、現実にはほとんど不可能な数字ですが、どなたかカード財産の豊富な方、やってみませんか?
 最低必要カードは、
 「妖精の輪」×3、
 「現在の女神ベルダンディ」×3、
 「セルフ・ポートレイト」×2、
 「リフォーメーション」×2、
 「ナイト・ビフォア・アーマゲドン」×2。
 双方が儀式スペルを使用できる環境。

 です。

 この環境で「ゴースト」を使用すると、レベル5で、攻撃力/防御力が39/39です。
 なんか、もう、笑うしかないというか・・・・・・・・・・・・・・・・。

 「ファーマシー」を食らうと、破棄するカードが29枚。
 なんか、もう、泣くしかないというか・・・・・・・・・・・・・・・・。


プラスアルファ

 過去の女神ウルド過去への糸を使用して「セルフ・ポートレイト」を再生すると、 ほとんど無限にこれを繰り返すことが出来るわけですが、この場合は、実はあんまり意味がありません。
 過去への糸を使用すると、山札から二枚破棄しないといけないわけですから、せっかく莫大な手札上限枚数にしても、 カードが無いということになる可能性が高いんです。自己満足に浸りたい方だけどうぞ。

 この企画そのものが既に自己満足のような気もしますが。



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