GURPS サクラ大戦

降魔戦争編





 この設定では、プレイヤーは米田一基、真宮寺一馬、山崎真之介、藤枝あやめの四人・・・そう、対降魔部隊となって降魔戦争を戦います。
 時代はもちろん、降魔戦争ですから太正四年から太正七年です。
 サクラ大戦の法則(^^)に従うならば、大正四年四月から太正七年三月まででしょう。
 この時代最大の敵はあの巨大降魔ですが、いきなり奴と戦ってはストーリーも何もありません。
 魔神器発動ですからね。
 巨大降魔出現までのいきさつを少し長めに考えたり、あるいは封印のための二剣二刀の儀を探索したり・・・、 セッションごとのボスは大型降魔だったり、あるいは降魔を利用しようとする古の陰陽師の血を引くもの(あ、これは京極だった)とかだったりするでしょう。
 ただし、完全に史実に従う必要はないはずです。
 そもそも降魔戦争は正式には発表されていませんし、キャンペーンの発展次第では巨大降魔をまともに倒せたって良いんですから。


文明レベル

 太正前半にあたる降魔戦争編の文明レベルは5〜6といったところです。
 既に電気は通ってきているはずですが、この世界は蒸気機関がかなり万能なので見極めが難しいところです。
 飛行機はまだやっと実用化されたくらいです。
 自動車は、神崎重工が頑張っているからかなり普及していることでしょう。
 少なくとも軍にはしっかりと配備されているはずです。


PC

 基本的には対降魔部隊です。
 それ以外となるとやはりバックアップの情報士官ということになりますが、降魔戦争の前半米田たちと共に戦いながら、 途中で魔に屈したために歴史から消されたキャラ、なんていうのもありでしょう。
 戦闘がかなり過酷なので、回復要員を一人つけるのもいいかもしれません。
 あやめのでこつんで怪我が治る!と信じるのならばそれも可です(^^)
 CPは200〜300といったところでしょうか。
 全員霊力は必須になります。
 また、必殺技をガープス妖魔夜行ルールを使って再現するとなると、やや多めのCPを必要とするでしょう。
 しかし、やっぱり桜花放神とかを撃ってみたいですよねえ。
 一方、サクラ大戦の九年から五前ですから使えるNPCはかなり多くなります。
 後の薔薇組メンバー、長曽我部崇、大河原検閲官、京極慶吾、山口和豊、神崎重樹、緒方星也、黒之巣四天王の三人・・・。
 工夫次第では、彼らをPCとして使うこともできるでしょう。


マナの濃度

 もはやマナとは言えなくなりますね。
 帝都の霊的封印が弱っているというのはありますが、そこらで降魔が発生するからにはかなり霊力密度というか妖力密度は濃いはずです。
 一方で、工場地帯などにはいると、そう言った力は急激に衰えるでしょう。
 基本はマナが標準でしょうが、ところによってやや疎であったり、密であったりと、かなりややこしくなるはずです。
 神崎重工の工場内ではマナが完全に疎になっていることでしょう。
 大江戸大空洞の中は文句無しにマナが密でしょうけど。



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