三階・屋根裏部屋
ミニゲーム解説

加山 いよう、大神ィ。屋根裏はいいなあ。
大神 か、加山・・・。おまえ、ひょっとしてここで生活しているのか・・・。
加山 大神よ、どうして屋根裏部屋にあれほど穴が空いているのか考えたことはないのか?
あの穴から俺は、帝劇中へ移動することが可能なのだ。
お前がいつ花組隊員と遊んでいるか、いつ風呂を覗いているかも知っているぞ。
そして・・・、見ろ。
大神 こ、これは・・・ブロマイドのネガ!まさか、お前が撮っていたのか?
加山 それだけではないぞ、大神。(ひらり)
大神 !!!!!!!!! さくらくんの着替え!貴様、それをよこせ!
加山 そうはいかん、これは帝劇の最重要機密だからな。
大神 (二刀をゆっくりと抜き放ちながら)貴様がそれを所有することは俺が許さん。
加山 (身構えながら)大神、お前とは士官学校からのライバルだが、ついに雌雄を決するときが来たようだな。
大神 狼虎滅却・・・!!!
加山 俺の歌を聞けえ!!
以下、男の戦いに突入する二人。


加山ファン、及び大神ファンの皆様、ごめんなさい・・・・・・・。


 サクラ大戦の定番になりつつある、ミニゲーム。
 実は「1」から全部調べていくとかなりの数になりますが、もう記憶が薄れている方も多いのではないでしょうか。
 そんな花組隊員たちとの思い出の数々を記録していこうと思います。
 ちなみに、太正十四年度は、ほとんどのミニゲームが風呂場イベントと直結しています。
 で、冒頭文へ続く……(^^;


サクラ大戦

お掃除しちゃうぞ!

 第四話大道具部屋で遊べるさくらのミニゲーム。
 内容は弾を撃たないシューティングともいうべきもので、障害物やネズミをひたすら避けつつ大道具部屋の最奥をめざす。
 第四話と帝劇の長い一日では長さが異なり、特に帝劇の長い一日バージョンは全ミニゲーム中屈指の難度を誇る。
 そのあまりにも長い大道具部屋は、実はミカサの甲板であるという説が発売当初から流れている。

帝都のトビウオ

 第二話鍛錬室で遊べるすみれのミニゲーム。
 紅蘭発明の機雷が置かれたプールの中を、溺れたすみれを助けに行くとタイムアタックもの。
 帝劇の長い一日では水泳訓練ということですみれは対岸で待っている。
 移動する機雷を使って、何発連続で爆発に巻き込まれるかを競う不毛な遊び方もある。

料理でハラショー!

 第六話厨房で遊べるマリアのミニゲーム。
 マリアのボルシチ作りを手伝うというもので、マリアといえばボルシチを方向づけた迷作ゲーム。
 言われた調味料の量を記憶するパート、ニンジンを等間隔に切るモード、火加減を一定に保つモードの三段階からなる。
 ミニキャラの表情が豊かな一方で、妙に淡々と誉めるマリアの声にも注目。
 なお、調味料の量は毎回変わるので味付けも毎回変わるのだろう。

花も嵐も

 第二話紅蘭の部屋で遊べる紅蘭のミニゲーム。
 花札遊びの一つ、こいこいでお互い手持ちの文を奪いあうゲーム。
 後述の名作「こいこい大戦」に繋がる重要なゲームで、まずはここで花札感性を鍛えよう。

着せ替えまショウ

 第四話でアイリスのデートをOKすると遊べるミニゲーム。
 デートのための服選びということで帽子、服、靴のコーディネイトを行うスロットマシンゲーム。
 何故か入っているオヤジルックや怪獣着ぐるみが数々のネタを生み出した。
 ちなみにタイムボタンでかなりの目押しが利くのでスコアアタックは楽め。
 しかしもうひとつの裏技があり、ドラムの回転中にLまたはRを連打すると……

オー!迷子ッド

 第六話玄関で遊べるカンナのミニゲーム。
 公演終了後に大量に発生する迷子の名前を聞き、手早く親御さんの元に届ける記憶型ゲーム。
 難関はぼけて自分の名前を先に言うたろう氏など、何故か犬もいる。
 プレイヤーの人数を揃えればかなり楽になるが一人だとそれなりにキツイ。

ステキに射的

 第八話の初詣中に射的遊びをするとできるミニゲーム。
 ちなみに帝劇の長い一日では大神の部屋で遊ぶことができる。
 弾数制限は無いのでひたすら連射あるのみ。
 マトは脇侍の他孔雀まで出てくるが、この射的屋は何者?

こいこい大戦

 帝劇の長い一日においてクイズと紅蘭のミニゲームを突破するとサロンで遊べるようになる屈指の名作。
 本編プレイ時間よりこのゲームのプレイ時間の方が長いという強者もいるそうな。
 ゲームスタイルは紅蘭のこいこいと同じだが、アイリスから始まって花組全員を突破するのは至難の業。
 コンテニュー回数に限りはあるが、コンテニューをすると相手を二文減らせるので文数が増える後半まで取っておきたい。
 ちなみに、文数はハンデだが花組はズルはしていないそうである。
 ラスボス戦でBGMが無くなるのがとことん怖い。


蒸気ラジオショウ

 ラジオの司会に行く花組隊員と会話した後で、ラジオまでの時間つぶしとして行うミニゲーム群。
 一度遊べばそのあとはいつでも遊べるようになる。
 またこれらのゲームの他、Lipsによる百人一首ゲームもある。

わくわくワックス

 さくらのミニゲーム。
 大神が大道具を押して、さくらが箒で滑りを良くして狙ったところに止めるカーリングゲーム。
 押す力のパワーゲージと滑らせるための連打の調整がポイント。
 こんなことをするくらいならカンナに頼んだ方が早いかも知れない。
 なお、大道具部屋はこのときは小さいが、代わりに壁に自己修復能力が備わっている。

ダンシン・おーらいッ!

 すみれのミニゲーム。
 すみれから教えられた通りに速く正確に踊るコマンド打ち込みゲーム。
 失敗は何回か許してもらえるが、全体制限時間もあるのであまりのんびりしていられない。
 進んで行くに連れて、十級から一級、初段から十段、師範代、師範、名人……と進んでいく。
 その先にもまだ称号があるらしいが、私は知らない。

早撃ちガンマン〜弾層の麗人〜

 マリアのミニゲーム。
 出てくる的をマリアより速く撃ち抜いていくゲーム。
 銃は六発の制限があるので、尽きると補充しないといけないのがゲームのポイント。
 ちなみに、先取した数ではなくより速く撃ったことによる得点制。

ジャンポールはどこ?

 アイリスのミニゲーム。
 複数あるロッカーの中に隠れたジャンポールの居場所をあてるシャッフルゲーム。
 ジャンポールが入ったロッカーをひたすら目を凝らして追い続けるべし。

発明!発明!はよ詰めぃ

 紅蘭のミニゲーム。
 ベルトコンベアを流れるマシンの部品から光武の部品のみを抜き出して積んでいくキャッチャーゲーム。
 積んでいくのは四分割された光武だが、どうしてこんなにあるんだろうと考えてはいけない。
 奥の方を流れているときに、次にどのパーツが来るか覚えていないといけない。
 時々、変なものも流れてくる。

激辛手

 カンナのミニゲーム。
 方向キーをひたすら動かして気合いをため、積まれた瓦を割っていくゲーム。
 瓦が少ないのに気合いをフルに貯めても時間の無駄な一方、割り残るとペナルティになる。
 必要最小限の見極めがポイント。

サクラ大戦2 君死にたもうことなかれ


明日に向かって斬れ!

 第四話中庭で遊べるさくらのミニゲーム。
 左右から飛んでくる藁の束を次々と切っていくというもので、複数本を一振りで斬れば高得点になる。
 進んでいくと、全部一振りで、などと言っていられる速さではなくなる。
 反射神経と即座の判断が要求されるので、2の中では難しい方か。

舞ガール

 第七話舞台で遊べるすみれのミニゲーム。
 舞台を縦横無尽に動くすみれにスポットライトを合わせ続け、要所でライトアップするというもの。
 すみれの動き方は決まっているのでとにかく覚えることが第一。
 ライトアップは表示が出ているときにしか得点アップしない。

雨に歩けば

 第六話玄関で遊べるマリアのミニゲーム。
 傘の向きを変えて風を利用しながら水たまりを避けていく縦スクロール型アクションゲーム、に近い。
 実際には風の向きを予測して動けばそれほど難しくないと思われる。
 1のさくらのミニゲームに比べたら速さがそれほどでもないので。

帝都の休日

 第七話の秋祭りで屋台を見に行くと遊べるアイリスのミニゲーム。
 アイリスが行きたいといった屋台へ向かって、人を避けつつ移動させていく一画面型ゲーム。
 しかしこの避けるべき人々の動きが常軌を逸していて、一列反射型、拡散型など、初めて見たときには爆笑必至である。
 コツは、得点にはならないものの光っていない屋台を人よけにすること。

クライマー・クライマー

 第六話屋根裏部屋で遊べるカンナのミニゲーム。
 ジャンプ力の高い大神とダッシュの効くカンナを使い分けていく横スクロール型アクションゲーム。
 遮られない限りひたすら前進し続ける中には、当然どちらかでないと突破できないところも多々ある。
 何故か屋根裏なのにそこら中に穴が空いているわ、空中に取るべきネジが浮かんでいるわなので、
 スーパーカンナブラザーズの異名をとる(^^)

烏!

 第五話中庭で遊べる紅蘭のミニゲーム。
 飛んでくる烏に煙幕弾を叩きつけて追い払い、トマト畑を護るというもの。
 紅蘭が補給してくれる弾数制限の中でいかに効率よく烏を追い払うかがポイントである。
 烏の動きは複雑になるわ耐久力は上がるわなので、後半はとにかく一つ護ることに集中する。
 もっと効率的な追い払い方があるのではないかと思うのだがそれは言わないこと。

ピアノ・レッスン?

 第四話音楽室で遊べる織姫のミニゲーム。
 五線譜を流れてくる五色の音符にシャープかフラットをあてて正しい高さに収納していくゲーム。
 正しい高さの音符の後ろに間違った高さの音符があるなど、かなりパズル要素が高い。

おジョーズ!

 第七話プールで遊べるレニのミニゲーム。
 障害物となる機雷を避けつつ、水中を動き回る標的を集めていくゲーム。
 浮き沈みが上下ボタンではなく独特なので、まずはそれに慣れる必要がある。
 大神の呼吸制限はないので底部を維持する方が高得点を狙いやすい。
 ちなみにこの機雷、1のすみれのミニゲームに出てきたものの改良版のようだ。

トランプ大戦

 第五話旅行中に自動的に遊べるミニゲーム。
 要は花組全員と遊べる大富豪である。
 かなりよくできているが、中毒患者の数はこいこい大戦ほどではなかったらしい。

サクラ大戦 帝撃グラフ


Wの標的

 カンナと紅蘭のミニゲーム。
 二人が投げてくる舞台道具を次々とキャッチしていくゲームだが、何故か鉄アレイや爆弾も飛んでくる。
 その様子は、到底準備をしているようには見えないし、二人とも大神が嫌いなんだろうかと思ってしまう。

バラの名前

 レニのミニゲーム。  書き割りの絵をジグソーパズルよろしく組み立てていくゲーム。
 やはりジグソー同様に四隅から組み立てるのが定石。
 枠の外でも組み上げることが出来て、それからはめ込むとボーナスがもらえるらしい。

ライト・スタッフ

 マリアのミニゲーム。
 黒子が掃除をしながら回転させてしまう六つのスポットを、正しい色に置き換え直すゲーム。
 時々ミラーボールをかぶせられてしまうが、これは数回叩けば無くなる。
 これに限らず、帝撃グラフのミニゲームは理不尽な設定が多い。

わたしのドレス

 さくら、すみれ、アイリスのミニゲーム。
 三人の要求するドレスを見つけて手早く渡していくというゲーム。
 早く応えるほど得点が高いが、時々黒子にふんだくられることがある。
 なお、光っているドレスは誰に渡してもいい。

もしもピアノが弾けたなら

 織姫の動きに合わせてタイミング良くボタンを押していくゲーム。
 タイミングピタリではだめで、やや時間を先行させないといけない。
 横スクロールだが、実質はビート○ニアみたいなものである。

こいこい大戦2

 中毒患者の続出したこいこい大戦が、ファンの要望に応えて帰ってきた!
 元星組二人に、風組の三人、さらには加山までいるのでラストまで突破するのは半端ではなく難しい。

帝撃軍人将棋

 めずらしく敵方の黒鬼会が登場するミニゲーム。
 実際の軍人将棋に帝撃や黒鬼会のメンバーを当てはめたものということで話題になったが、それほど流行らなかった。
 実際の軍人将棋と違って、配置の仕方は風林火山の四通りしかないことが受けなかったのかも知れない。


大神一郎奮戦記


炎のビラ配り

 帝劇前を通る通行人にとにかくビラを配りまくるという哀愁漂うゲーム。
 大神は前後(つまり上下)にしか動けないが、通行人パターンは一定らしい。

モギリよ今夜もありがとう

 ついに出たかというべき、モギリそのもののゲーム。
 切符をモギって一階と二階のどちらかに案内すればいい……などという簡単なものではなく、
 膨大な種類の偽物チケットを持つ不届き者は追い返さなければいけない。
 偽物といってもどこかに記載ミスがあるのでそこまで精巧なものではないが、ありえない日付や階のチケットになるとかなり難しい。
 でもこの調子では、正確に記載されている偽物は判別できそうにない。
 中には、到底切符とは関係のないチョコレートやノシイカが出てくることも……。
 頑張れ大神一郎。

風呂場の決斗

 花組の少女たちと風呂場で対決……というとあからさまに怪しいが、石鹸を使ったエアホッケーゲームのようなものである。
 ダッシュしながら打てば高速になる他、フィールドに転がっている桶でバウンドさせるという独自要素がある。

光武点検異常なし

 点検ゲーム……、ではなくて曲がりくねった線路パーツをパズルのように動かして光武を目的の格納庫にしまうゲームである。

トランプ大戦〜スピード編〜

 今度は大富豪ではなくてスピードである。
 基本はやっぱり勝ち抜きモード。
 それにしても、このトランプが商品化されないだろうかと思う。

今真上にある危機

 上空から降下してくる降魔の群を光武で撃っていく……つまりはインベーダーゲームである!
 幸い、これは現実の事件ではなくてイメージトレーニングであるらしい。
 ポイントは、ショットを貯めるとその分強力な弾が撃てるというところ。
 当然貯めている間は打てないのでコツがいる。


帝劇入り口に戻る。
夢織時代への扉に戻る。