書庫
太正時代の書籍





書名著者概要
サクラ鈴野 十浪太正十二年春からの帝都の一年間を綴った
非虚構的小説。広井氏が後に発見する。
東京物語鈴野 十浪明星社から発行された本で自費出版らしい。
上京した作者本人をモデルにしながらも幻想的な小説。
十五の夜華 薫子文化書院刊。少女趣味作家華薫子の短編小説集。
それまでとイメージを変え、ずいぶんと洗練されている。
米田日記米田 一基米田の直筆日記。太正時代の風俗や華撃団の軌跡を辿る上で重要な資料。
後に赤堀氏が読むことになる。
よいどれ船長米田 一基自費出版で米田が出したという一冊。
この「船長」が山口を指すのか、未だ知られざる誰かなのか、米田自身を指すのかはわかっていない。
零号文書−−−−−星組と称される実験集団についての報告書。
星組解散後に賢人機関で編纂されたものと思われる。
桜華絢爛に出てきたものは膨大な報告についてのごく一部。
日本語版の他、伊太利亜語、独逸語、英語版があるらしい。
放神記書伝−−−−−降魔実験と霊子櫓及び降魔等について記録し、同時に予言の書かれた本。
元々は「最も尊きお方」が所有しており、
帝撃にあるのは写本だがそれでも日本に三冊しか無い。
「赤き月の夜、封印解かれし時、降魔の聖域、蘇らん。聖域に破滅の神機ありき。その神機、裁きの光をもって地上を灰燼に帰さん」
銀座文書
(ぎんざもんじょ)
−−−−−銀座の成立について記された書物。
何故か日本橋地下の旧天海根拠地に保管されている。
二十世紀の技術論山崎真之介未来を見据えた先進的技術理論の数々が、
多くの研究者の激論の対象となったという。
帝都日報−−−−−日本最古の新聞社による、帝都周辺の新聞。
最近はラジオとも提携中。
都新聞−−−−−芸能関係に強い新聞で、
ここの演劇寸評に帝劇の話題が出ることが多い。
大阪新報−−−−−帝都に対する反骨精神溢れる、大阪一位の新聞。
太正十二年九月以降部数日本一になる。
難波日日−−−−−大阪第二位の新聞で、かなり俗っぽい。
一時期、米田が蒸気演算機による勝ち馬予想を寄稿していたとも。
帝撃グラフ−−−−−帝都国報社発行の、月刊雑誌。
事実上帝劇の発行で、花組スタア達がコーナーを持っている。
ヘアーカタログ−−−−−当時流行の雑誌らしい。
もしかしたら花組のスタア達も出ていたかも。
帝都少年−−−−−名前通り少年向けの雑誌。
少年レッドなどが特集で扱われていたりするらしい。
月刊すぽっとライト帝国画報社太正恋歌「女心はわカンナい」に登場。太正十四年創刊企画で、カンナが男優部門の一位になってしまった。
−−−−−


帝大学長、月山学の著作
帝都日報社「蒸気学的都市論」「文明開化の蒸気論」
津ノ河書房「メリケン渡航記」「ヨーロップの華」「異形演算機譚」
他に、十二万部のベストセラーとなった「あヽ大帝都大学」がある。


随筆家、金井秋声(筆名白龍)の著作
泉堂書房「明冶の灯」「忘れざる人々」「続・忘れざる人々」「奇ッ怪なる仮面」
黄原社「煙突の下で」「春」


書庫の蔵書

書名登場概要
罪と罰1-ドストエフスキー作。マリアが読んでいた。
出身国の文学なので、原書かも知れない。
歌舞伎の解説書(仮)1-蛇女火炎地獄のために、マリアが探していた。
南北戦争異論1-没人型蒸気と魔術戦争は南北戦争がきっかけ。
実は結構重要な本かも知れない。
大日本剣豪列傳1-没宮本武蔵とか柳生十兵衛とかが載っているのだろう。
大神の剣術のルーツが解るのかも知れない。
太正九年 兵學教本1-没年代に注目。なんと降魔戦争の翌年である。
降魔戦争における対魔戦闘などが書いてあるのかも知れない。
人魚姫1-没もしかしたら公演候補だったのかも。
外見は絵本のようだが。
???????1-没表紙に六芒星が描かれた魔術本らしい。
多分西洋魔術に関する本でしょう。
科学技術辞典コラムス紅蘭がよく読んでいるらしい、全八巻以上ある辞典。
重くて、押し花にも便利。
日本語の辞典(仮)2-4アイリスがお勉強用に探している。
これに限らず、国際色豊かな花組のために、各国語辞典はあるのでは。
時刻表2-5帝都で運行している蒸気バスの時刻表。
詩集「仮面拳闘士」2-7炎の女流詩人宇部片ケイ子の二つの詩集の一つ。当時の女性に非常に人気があった。
もう一つは「可笑しな零一」。彼女の詩集は二つしか出ていない。
戦術書「戦術原論」2-7全六巻で、ギリシアから日露まで、過去の戦争の結果から戦術を考察している。
実戦書「デート指南」2-7軟派な隊長へ。
明冶文学全集2-10米田の計らいで入ったらしい。
刊行が始まったばかりの新刊。
眠れる森の美女グラフ特別公演に備えてマリアが読んでいた。
同系統の本も多いのだろう。
あやめの日記----おそらく、ここに収蔵されているのだろう。
第一次、第二次降魔戦争を通した記録。
内容は山崎真之介記念研究館に収録しております。
紅茶の楽しみ方血潮こいこいシナリオに登場。
すみれ関係と思われるが、すみれが今更こんなものを必要とするとも考えにくい。
ボルシチ大全血潮こいこいシナリオに登場。
マリア関係と思われる。マリアの幼少期を考えると購入の可能性アリ。

漫画版に登場した書物題名
和漢三才図、機械式蒸気開発、蒸気開発余話、近代魔術○○、大蒸気革命、鎮神術玄儀(明石博高著)、○○覚等象儀(佐田介石著)、霊質交合○○性原理、天海僧正異聞

2巻123ページから米田が調査していた本の一部です。
魔術、蒸気技術などの種々の本を調べていました。
なお、「天海僧正異聞」には関ヶ原で天海が脇侍を操る姿が載っています。
 その他、大神が見たところ、社会学、兵法書、婦人雑誌、小説、絵本などあるそうで。
 没というのは、ゲームデータでのみ確認出来るグラフィックを持つものです。



書庫一覧に戻る。
帝劇入り口に戻る。
夢織時代への扉に戻る。