非常階段

加山 古人曰く、「灯台もと暗し」。
普段帝劇の見回りをしている大神すら、ここのことは知らないんだろうなあ。
水面 でも隊長、どうして帝劇にはこんなに「関係者までも立ち入り禁止」な場所が多いの。
加山 はっはっは、それはもちろん、大神にすらわからないところで、花組隊員たちの極秘ブロマイドを撮るためさ♪
水面 嘘ばっかり。
加山 ・・・。
水面 ならなんで、隊長はいつも大神さんの動向に目を向けているの。
加山 古人曰く「人類皆兄弟」。親友のことを気にかけて何が悪いのかなあ。
水面 大神さんに、全てを背負わせないため・・・。
違う?
加山 み、な、も♪あんまり余計なことを言わないことだ。
水面 はいはい。




「葬礼の旋律・第一曲、月光」
「葬礼の旋律・第二曲、墓標」
「葬礼の旋律・第三曲、死神」
加山誕生日前日小説
「祭礼の旋律・最終曲、酒杯」
加山誕生日記念小説
「月組副隊長、三日月水面(仮)」
執筆日程未定



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