山崎真之介記念研究館
歴史の果てに



光武F
所属 巴里華撃団 使用目的 治安維持・対妖魔戦闘
正式名称 光武F 開発年月日 1926(太正15)年2月
設計者 シャノワールメカニックチーム機関部のみ神崎重工 製造 神崎重工/シャノワールメカニックチーム
設計草案 帝国華撃団/神崎重工 整備責任 ジャン・レオ(整備班長)
配備 シャノワール本部 管理責任 大神一郎(推定)
全高 2592mm 肩高 2005mm
乾燥重量 600kg(無改造時) 主機関 タービン型蒸気併用霊子機関霊子力エンジンOrageF11
活動限界 10時間 装備 機体により別
備考 六機の他、パーツ交換用の予備機が存在。
武器は多種用意。
肩背部に四対の武装拡張用ポートを搭載。
解説 巴里華撃団の主力兵器である霊子甲冑。
素材は通常シルスウス鋼。
光武の名を冠する通り設計草案は日本の光武の流れを汲むが、実際の製造は巴里で行われた。 霊子機関は神崎重工製だがその稼働時間は日本の光武に比して非常に長い。
主機関出力はトルクを変えることで機体ごとに調整可能となっている。
基本出力は600hp。

なお当初想定されていた敵はアイゼンクライトと同様に妖魔と呼ばれる存在であり、1926年の巴里を襲った蒸気獣は想定外の敵であったと思われる。

1926年の半ばまで使用されたが、敵蒸気獣の強大化に伴い光武F2にその役目を譲ることになる。
その後の処分は不明。

参考文献 サクラ大戦3原画&設定資料集


光武F2
所属 巴里華撃団 使用目的 治安維持・対蒸気獣戦闘(推定)
正式名称 光武F2 Deuxieme 開発年月日 1926(太正15)年9月
設計者 シャノワールメカニックチーム/李紅蘭 製造 巴里華撃団工廠(?)
設計草案 不明 整備責任 ジャン・レオ(整備班長)
配備 シャノワール本部 管理責任 大神一郎(推定)
全高 2592mm 肩高 2005mm
乾燥重量 737kg(無改造時) 主機関 タービン型蒸気併用霊子機関霊子力エンジンOrageF11.bis
活動限界 10時間前後(?) 装備 機体により別
備考 個人用にカスタマイズされた部分が多く、他人の機体を乗りこなすのは事実上不可能とされる。
大神機のみ二基の瞬間飛行可能蒸気ブースターを搭載。
解説 1926年における巴里の対怪人用霊子甲冑。
最初から六名の隊員に対して個別に適切な外観と兵装を整えるようになっており、流用は不可能に近い。
出力も機体ごとに大きく異なり、平均は900hp強と光武Fの1.5倍程度だが隊長機のみブースター搭載のため1000hpを超える特異な機体となっている。
素材は軽量強化シルスウス合金。
また予備兵装として、リボルバーカノン充填用ユニットが存在し、敵地への強行突入が可能となっている。

1926年の事件終結後、隊長機のみ操縦者の転勤に伴い日本へ輸送され、DS社のヤフキエル事件に関わることになった。

参考文献 週刊ファミ通2002年2月8日号他


光武二式
所属 帝国華撃団・降魔迎撃部隊花組 使用目的 帝都治安維持・対魔物戦闘
正式名称 虎型霊子甲冑兵器・光武二式 開発年月日 1927(太正16)年2月
設計者 李紅蘭/帝国華撃団工廠 製造 神崎重工/帝国華撃団工廠
設計草案 李紅蘭/帝国華撃団工廠 整備責任 李紅蘭(花組隊員推測)
配備 銀座本部(推測) 管理責任 大神一郎(花組隊長、推測)
全高 2562mm 肩高 1912mm
乾燥重量 783kg(813?) 主機関 蒸気併用霊子機関・栄華
活動限界 10時間 装備 機体により別
備考 装備以外の基本骨格から別の可能性あり。

解説 光武・改のさらなる改良型と目されているが、実体は光武シリーズの柔軟性を廃して機体ごとのカスタマイズを強化したF2に近い。
肩高全高ともに三センチほど高くなり、重量もやや増加しているが、大きさはほぼ変わらない。
外見上最大の差異である頭部左右に追加されたパーツは主に排熱のためと思われる。
スペック上最大のパワーアップは三倍に伸びた活動時間だが、蒸気併用霊子機関・栄華が従来のものと根本から異なる可能性がある。
大神機は大太刀二振り、さくら機は太刀一振り、すみれ機は長刀、
マリア機は12mm機関銃×2、20mm機関銃×1、20mm狙撃ライフル×1
紅蘭機は二連装蒸気ランチャー×4、四連装蒸気ランチャー×2
カンナ機は蒸気クロー×2、織姫機は霊子レーザー×2
レニ機は加速式双頭槍×1、アイリス機は非武装(霊力)

運動制御系では
紅蘭機はランチャー背部にホバリング装置、
アイリス機はスカートに六方向蒸気噴出口を装備


参考文献 浪漫倶楽部会報26号,ドリマガ蒸気工廠シリーズ


双武
所属 帝国華撃団・降魔迎撃部隊花組 使用目的 帝都治安維持・対魔物戦闘
正式名称 巳型霊子甲冑兵器・双武 開発年月日 1927(太正16)年4月?
設計者 李紅蘭/帝国華撃団工廠 製造 神崎重工/帝国華撃団工廠
設計草案 山崎真之介 整備責任 李紅蘭(花組隊員推測)
配備 銀座本部(推測) 管理責任 大神一郎(花組隊長、推測)
全高 4123mm 肩高
乾燥重量 4125kg 主機関 蒸気併用霊子機関三型改?
活動限界 不明(無限?) 装備 大太刀×2
備考 操縦者二名により駆動。

解説 山崎真之介が設計したものの、事情により封印したという機体。
この事情は明らかにされておらず、技術的な壁であったとも、人間に絶望したからとも、あるいはもう一人の搭乗者を乗せられなかったからとも考えられる。

霊子核機関と、天武の都市エネルギーシステム(蒸気併用霊子機関三型)をともに搭載しており、 この二つを制御するために操縦者が二人必要になるが、 二人の霊力が調和していないと精神崩壊を招くという極めて危険な機体でもある。

二つの機関と二人の搭乗者を収納するための機体は霊子甲冑の中で最大である。


参考文献 サクラ大戦4最終攻略&設定資料集





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