次元の狭間
未完成データ


 一つの扉になりきれなかった物へ。

The King of Fighters

21世紀も彼らに会えますように 彼らの取り戻す人生に幸いあれと
市浦画匠から頂戴した年賀状です!
八傑衆がこうして揃うことは無かったんですよね……。
しみじみ。
市浦画匠から頂戴した2002年年賀イラストです!
かつては共に育ったという過去が明かされたこの二人、
これからの人生が楽しみだったりします。
若いもんがどうしたあ! さあ、神に祈りなさい!
市浦画匠から頂戴した2003年年賀状です!
どーして彼らが2002に登場しなかったんだぁ(TT)
市浦画匠から頂戴した2004年年賀状です!
昨年はSVCに出たものの、大ボスではなかったゲーニッツ様。
でもいいです、じっそうこくが格好良かったから。
バーンシュタイン
市浦画匠から頂戴した2006年年賀状です!
ここ数年大好きなバーンシュタイン兄妹。
特に兄の方が大好きです。どこかアンドロメダ瞬みたい(笑)

 SNK様の作った2D格闘アクションゲームの最高峰、俗にKOFシリーズといわれ、現在まで94から98まで5作出ている。
 最初は、餓狼伝説、龍虎の拳、怒、アテナといった、SNKのキャラたちが一堂にそろうお祭りだったが、 主人公草薙京(京サマ)と、そのライバル八神庵(いおりん)の二人の美形と、彼らの背負った三種の神器の力、そして立ちふさがるオロチ一族という、 恐ろしいストーリー性もあって、独自のストーリーを持つ大ヒット作となった。
 毎年七月に最新機種が登場し、夏と言えばKOFとなっている。

 しかし私は、この二人より、もう一人の三種の神器、鏡の守護者神楽ちづるや、オロチ八傑衆四天王達の方が好きである。
 吹き荒ぶ風のゲーニッツ様は、96でのラスボス。
 牧師然とした丁寧な態度の奥から、壮絶な瞬間攻撃力を持った攻撃が繰り出される。
 41歳、中年の魅力爆発(笑)。 「ここですか」「さあ、神に祈りなさい」「神罰です」「お別れです」等々、セリフも格好良ければ、技も格好いい。
 最後は、京サマといおりんの二人の炎によって焼き尽くされてしまうが、彼のまいた種は大きい。

 炎の宿命のクリス君は、97での中ボスの一人にして、ラスボス、オロチをその身に宿した14歳の美少年。
 天使然としたその微笑みの奥に、笑顔でたやすく人を殺せるほどの殺意を秘める。
 普段は、もう一人の四天王、社のおさんどんをやっているというあたり、なんとも微笑ましい。

 そして、乾いた大地の社。
 97の中ボスの最後の一人。
 普段はバンドマンをやりながら、旅好きで、世界中を旅して回っている。
 身長、体格ともに日本人離れしていて、格好も日本人離れしている。
 大会では自称七枷武神館空手を使いながら、その実は、大地の力をその身に秘め、壮絶なパワーで対戦相手を軽々とぶん投げる。
「ケンカが強い上に、男前」「目覚めよ大地よ!」「チョーシこいてんじゃねーぞコラァ!」等々、
 自分の理屈で人を殺すタイプだが、旅好きなその一面を見ると、彼は誰よりもこの地上を愛していたのではないだろうかとも思ってしまう。
 テーマ曲Rhythmic Hallcinationは、まさに荒ぶる大地を思わせつつ、オロチの壮絶さを放つ名曲である。

 さて、2000年にSNKはパチスロ会社アルゼに吸収されてしまったが、KOFはどうなるのだろう。
 毎年アスキーゲーム文庫から見事なKOF小説を出して下さる嬉野先生はあまり落胆していらっしゃらなかったので、裏でちゃんと製作が進行している……と信じたい。
 当のSNK自体が崩壊したとしても、まだ望む声は多いので何とかなって欲しいと願います。
 などと思っていたら、2002年にGBAでオロチ編アフターストーリーが出ました。
 しかもストーリー原案嬉野先生!これは期待せずにはいられない!
 ……だったのですが、どうも評判が良くありません。
 何から何まで非常に出来が悪いという噂を聞いて、腰が引けています。

 2001ではネスツ編完結となりましたが、どうやらサン・アミューズメント様が引き受けて続きが出そうです。
 今から今年中に出るかどうか非常に大変でしょうが、とにかく期待。

 2002ではオロチチームが復活して、下手ながらも彼らで遊んでおります。
 ゲーニッツとアメリカンスポーツチームとおやじチームが出てこなかったのが残念ですが、乾いた大地の社で超必殺技をぶっかますとかなり爽快。
 さて、龍&ミスティとなると、今度はどんな話になるのやら。
 龍の力とかになって地脈とか出てくるとオロチの力っぽい気もしますが。

 2003はまだ小ボスのところでうろうろしてますが、ちづるさんがでてくるし、オロチから託されたような展開になっているボスもいるようで、かなり楽しみです。
 問題は、どうも主人公チームは、主人公たるアッシュが格好良くないというか、デュオロンの方が格好いいんじゃないかなというのが目下の不安です。
 ロンやミスティは次回作の登場なんでしょうか。

 で、11が出て一回やったんですが、さすがについていけてません。
 一応ムックで大まかにエンディングを見たんですが、ロンはまた次回回しなんですか。
 ネスツ編よりは面白いんでしょうが、10年この作品に付き合って、まだまだのんびり次の展開を待っている日本中の同志は気が長いなあ、と自分のことを棚に上げて思ったりするわけです。


飛龍の拳

 カルチャーブレーン様の作った、アクションゲーム。
 主人公龍飛を始めとする五人の龍戦士が、この世を支配しようとする暗黒界の戦士たちと戦うというアクションゲーム。
 まだ、コマンド入力が出る前の、ファミコン時代の作品だが、心眼システムといわれる独自の攻撃防御システムで、 恐ろしく緊張感のある戦いをさせてくれた名作である。
 法力、必殺技の飛龍の拳(どう見ても蹴りにしか見えないというのは有名なツッコミ)といった、派手な要素もあって、実に楽しかった。
 SFC、Nintendo64、PSでも最新作は出ているが、どうも人気はイマイチのようだ。
 私はポリゴンで動く朱雀様を見られたのがとても嬉しいが、あれはもう、飛龍の拳ではない気がする。
 一番の名作だったのは、個人的には2。
 月光衆四殺王が強いし格好いいし。


 月光衆の長、朱雀様。
 2のラスト直前に出てくるこのお方が、まあ、強いの何の。
 暗黒界法力金剛天滅界の威力もさることながら、一つ一つの動きが、間違いなくゲーム中最強である。
(ラスボスの大魔神はRPG戦闘モードなので、爽快なアクション対決はこれが最後になる)
 2で死んだと思われていたが、3の世界大会決勝で、レッドファルコンという名で龍飛と再び対決する。
 その額には、龍飛の飛龍の拳でつけられた傷が今も残る。
 ああ、もう、底なしに格好いい!
 のだが、私は世界大会が厳しくて、まだ決勝まで行っていないのであるが・・・。
 シリーズ通しての主人公の敵、暗黒界魔界衆とは対立関係にあり、龍魔王フドウの登場を知り、一時期身を隠す。
 最近の最新作ではレッドファルコンとして出ることが多い。
 なんだか、暗黒界時代の力をずいぶんと失って、どこかのどうでもいい奴の用心棒らしいことをやっていらっしゃるのがすごく悲しい。

 2000年にGBAで出た飛龍の拳烈伝ではちゃんとスザクが出てきます。
 しかし、いまどきファミコン版3と一緒の販売というのはどうかと思いますが。

 現在、復活に向けての動きがあるようで期待しつつも、ファミコン版の流れを活かして欲しいと思います。


遊戯王


 ツッコミを挙げていけばキリがない作品とも言われているが、2000年末当時、オフィシャルカードゲームの盛り上がり方はなんともすごい作品である。
 原作の方は、回転ノコギリデスマッチ、爆薬落下デスマッチ、海上錨デスマッチ等々、魁!○塾ではないかと思うような展開を見せている一方、もはや3Dグラフィックの領域を超えた物理現象が起こっているというとんでもないことになっている。
 何故だろう。
 どこがと聞かれると返答に困るが、とにかく面白い作品なのである。
 で、オフィシャルカードゲームのデータベースはネット上にいくつもあるが、何故か原作カードのデータベースがないので作ってみました。
 とりあえずBattleCity編決勝トーナメント終了までのデータです。
 CSV形式ですので、Excelにでも読み込ませて使って下さい。
 HTMLにするととんでもないことになったので……(Excel使って変換したら1.4Mいきました)。

 Excelの場合はオートフィルタを使って各キャラの項目で「空白以外のセル」を選択すると、そのキャラの所有カードが抽出できます。

 CSV形式データベース(右クリックから名前を付けて保存してください)
 エジプト編のカードはまだ収録していません。
 なんて言ってる間に連載が終わりました。
 今なおカードが売れているという事実にただただ驚嘆。


マリア様がみてる


 元々りぼんを買っていたりして、コバルト属性は強かったのですが、まさかここまで陥落するとは思いませんでした。
 気が付けばヤフーオークションで雑誌コバルトを探す有様です。
 男にとって女子校の雰囲気は想像するしかない世界ですが、その意味ではこの物語は現代ファンタジーの一種なんだろうなとも思います。
 個人的には前白薔薇さまと前紅薔薇さまのお二人が特にお気に入りですが、回が進むごとに魅力的になる祐巳がすごいと思う昨今です。
 好きなシーンを挙げていけばキリがありませんが、紅薔薇さまが「最悪だわ」と呟いたその日に、山百合会の長としての念願叶った薔薇の館を見て、人生最良の日とおっしゃったシーン。
 それから祥子さまの送辞でしょうか。

 
 ごぢうりさんから頂戴したマリみてネタイラスト。
 この項を設けるきっかけとなりました。ありがとうございます。


東方Project(東方紅魔郷、東方妖々夢、東方永夜抄、東方萃夢想)


 博麗大結界に守られ、閉ざされた、妖怪と人間とが住まう幻想郷で織りなされる、優美にして壮麗なる弾幕ゲーム。
 総本山博麗神社はこちら(上海アリス幻樂団様)
 同人ゲームですので普通のゲーム屋さんでは売っていませんが、「とらのあな」などにおいて一作1000円弱で購入できます。
 その辺の6000円もするPS2ソフトの五十倍は遊ばせてもらいました。
 正直シューティングゲームはどうしようも無い下手なのですが、その私でもなお惹きつけられてやまない美しい音楽と弾幕と人間と妖怪の世界に完全に浸ってしまいました。
 何にはまったかといえばまず音楽で、その後幻想郷の住人たちの魅力にとりつかれました。
 以下は、2005年初頭に行われた東方最萌トーナメントで投下させていただいた文章です。


私たちは、幻想郷にいた。

彼女たちの過去から生まれ、知力魅力魔力を織り為す支援物資は
彼女たちが使う式神に他ならず、
その式神に揺られて票となるコードは
彼女たちが繰り出す弾幕に他ならない。

私たちは、そこにいた。

この五十日。
私たちは幻想郷に最も近いこの国で、
幻想郷から遙かに遠いこの国を離れ、
長いわずかなひととき、幻想郷にいた。

私たちは、彼女たちの周囲を共に彩っていた。

忘れまい。
私たちが幻想郷で彼女たちと共にあったことを。
私たちは幻想郷で共にあったことを。

祭りは終わる。
願わくば、次なる祭りでもまた、弾幕の一つとして見えんことを。

初出第2回東方最萌トーナメント 65本目 340
決勝戦終了後送辞

SS「血肉の契約」
 初出第2回東方最萌トーナメント 63本目 467 決勝戦 紅美鈴VS十六夜咲夜両支援
  準決勝において投下されたノベルゲー「私が門番じゃなくなった日」に大泣きして、明らかに影響を受けまくって一気に書いた短編です。
  微エロで血で微カニバーな、R12程度の内容ですのでご注意下さい。

SS「真夜の記憶」(加筆中)
 初出第2回東方最萌トーナメント 44本目 943 ルーミア支援



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