アルファズル

　ムーンペタ在住の大賢者。
　世界で唯一、ハーゴンに対抗できるほどの魔術の使い手。ほとんどの魔術を極めている。
　ハーゴンの魔術を研究して、対ハーゴンの策を練っている。
　その知識と呪文は終盤の最強の仲間であろう。

オーウェン

　さすらいのバブルスライムハンター。
　バブルスライムを狩り、彼らが出す液体から万能の薬「泡粘膏」を作り売っている。
　上巻ではわずかに会うだけだが、下巻ではカインとともにサマルトリア城攻防戦に参加してくれる。
　異常なまでの視力と、原理不明の電撃網を使い、かなりの実力である。
　生き別れの兄がいて、ブラーエンというらしい。

オルム

　「樫の棒」と呼ばれる片足の船長。
　ルプガナ船団長の片腕として、王子たちの乗る「雷神丸」の操縦その他を担当する。
　ヴァイキングの誇りを持ち、豪快な男である。
　その指導力には、自身の剣の冴えも一役買っているようだ。

　世界各地で会うことができる放浪の戦士。
　デルコンダルで月の紋章をかけて一騎打ちをすることになるが、ベラヌールやテパなどでも、 最強の武具を求めている彼の姿を見ることができる。
　満月の塔以降、頼もしい味方となってくれるが、騎士サイラスとの摩擦が悩みの種。

サイラス

　ローレシア「青の騎士団」の団長。
　誇り高い騎士であり、サマルトリアの旗下に入ることに反発していた。
　王と王子に対する忠誠は極めて厚く、中盤以降、王子の護衛役を自らかって出て、仲間となってくれる。
　戦士ガルダーの粗暴さに、眉をひそめる毎日であるが。
　ロンダルキア直前で、彼の忠誠心を改めて知ることになるかも知れない。
　それは、知らない方がいいのだが・・・、

ティア

　サマルトリア王女でカインの異母妹。
　わがままだが行動力があり、その気の強さに助けられることも。結構兄想いのところもある。
　兄の真似をして、魔法の勉強もしているらしい。
　ストーリー上、最初の仲間である。

モルディウス

　サマルトリア「緑の騎士団」の団長。
　王と同じく剣の人であり、魔法を修得する王子カインの騎士叙勲に最後まで反対した。
　王の命により、カインを連れ戻すため、世界を回るうちにデルコンダルで捕らわれてしまう。
　デルコンダルでの選択結果如何では彼と再会でき、しばらく同行してくれる。

リオス

　ムーンブルクの大盗賊。
　サマルトリア城で暮らしていた所、王子たちにスカウトされ、ともに魔術師の島へ行く。
　盗賊としての技術は、ダンジョンでも城でも超一級である。
　サマルトリア城攻防戦では、カインの城内潜入の立て役者である。

レオン

　テパ出身の案内人。
　盗賊ラゴスと、彼に奪われた水門の鍵を求めて、王子たちの旅に同行する。
　通訳でもあり、かなり頭の切れる男である。