「・・・・ん・・・・・あんっ、ああん・・・・・・駄目っ・・・・・
もうっ、駄目なのっ・・・・・・お願い・・・・一緒に・・・・・」
「・・・・・いくよ、美由紀・・・・・・・」
彼の腰の動きに合わせて彼の体の下の美由紀の豊かな乳房が上下に揺れる。
淫らな、粘ついた音を立てて彼の分身は熱く潤んだ美由紀のクレヴァスに出入りす
る。溢れ出る美由紀の蜜が彼のベッドのシーツをはしたなくしとどに濡らす。
(・・・・・・・またシーツを換えなきゃ・・・・・)
絶頂の時が近い事を知らせるかのように彼のピストン運動の速度が倍加する。
「来てっ!お願いっ、私のっ、私の中にっ!!」
彼の背中にまわされる彼女の手に、より一層の力がこもる。
「美由紀っ、美由紀ぃっ!!」
大きく脈動する分身。
熱い迸りを美由紀の膣内に注ぎ込む・・・・訳にはいかないので、ちゃんと避妊具
は付けている。だが薄いゴムの膜越しにでもその熱さを感じるのか、美由紀が口走る。
「熱い・・・・・・・貴方の熱いので・・・・・いっぱい・・・・・・」

美由紀の頭がのっている方の手で彼女の頬を優しく撫でる。くすぐったそうな表情
を見せながらも嬉しそうな美由紀。
コトが終わった後のけだるい時間。オトコにとっては無駄でしかないそんな時がオ
ンナにとっては大事な一時だという事を、彼は今までの苦い経験から学び取っていた。
「今年の春に貴方と再会した時は・・・・・・・こんな風になるなんて思っても見なかった・・・・」
「・・・・・・・僕もだよ・・・・・・・・・」
優しく微笑みながら彼が合わせる。美由紀の艶やかな髪をその手に絡ませる。
本当は胸の先端の小さな突起とか、もっと下の方の繁みとかも触ってみたい欲望を
彼は押しとどめた。もしも美由紀がその所為で再び○○してしまったら、
今の自分にはとうていソレに応える体力は残っていない。
クリスマス、大晦日、元旦とビッグイベントが連続するこの時期。12人の女の子
の間で綱渡りをしている彼にとって体力の無駄遣いはもっとも慎むべき行為であった。
一日三人。一人二発まで。己に課した厳しい戒律であった。
(一日三人、一人二発の何処が厳しいのかは聞かないで)
美由紀はどちらかといえば淡白な方だった。これで今日のお勤めも終わり・・・・
・・・・・・・の筈だった。
二人を包む白いシーツの中で何かがモゾモゾと動く。美由紀の手だ。
彼女の手がそっと握る。
本日の「お勤め」を終えて力無くうなだれている彼のモノを。
「美っ、美由紀?」
今までにも何度か握らせようとした事もあったが、
恥ずかしがって決してそうしてくれなかった美由紀が。
「・・・・・・・・・・・・ねぇ、もう一回・・・・・・・・・・駄目?」
「えっ・・・・・・・・・・・・・」
美由紀のしなやかな指先が彼のモノをさする。
「美由紀・・・・・・・・・・・・・・・エッチになったね」
「もうっ・・・・・・・貴方がそうしたんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ごめん」
なんとなく謝ってしまう。
「ね・・・・・・しましょ?」
こちらを見る美由紀の眼鏡の奥の瞳が潤んでいる。そんな彼女のまなざしに負けそ
うになりながらも言い訳を考える。
「・・・・・・ちょっと疲れてるんだ・・・・・・だから・・・・・・・」
疲れている理由は口が裂けても言えないが。
だが、彼の言葉とは裏腹に彼の分身は美由紀の愛撫に応えてしまう。自制する間も
無く、徐々に硬度を増して行くソレ。ああ、親不孝なムスコ。
「ふふふっ」
自分の指の動きで彼のモノがその有り様を変貌させるのが面白いのか、
美由紀が笑う。
「私の手で元気になってくれたなら・・・・・・・・・嬉しいな・・・・・・」
うんうん。この分なら今は嫌がっているフェラ○オもそのうちに・・・・
なんて愚にもつかない事を考えている彼。だが明日も強行軍。
体力の温存こそが最重要目的だ。
「そ、その・・・・・腰の具合があんまり・・・・・・」
腰の具合が悪い理由ももちろん言えない。
「じゃあ・・・・・・・私が上になってあげるから・・・ね?」
ああ・・・・・ここまで言われては・・・・・・・・・
などと考えているうちにも彼女が彼の体の上に覆い被さってくる。
彼の胸板の上でそのカタチを変える柔らかな乳房。
美由紀の硬く尖った乳首が彼の肌をくすぐる感じが心地よい。
「あれ?・・・・・・・面白い物があるのね?」
美由紀はベッドの脇にあるスタンドが被っている赤い帽子を手に取る。誰か女の子
が被ってきて彼の部屋に置き忘れた、サンタクロースの帽子だった。
彼の上に跨ったままそれを被ってみる美由紀。
「どう?似合う?」
「うん、可愛い」
即答。
「・・・・・・・・・・・・・それじゃあ美由紀サンタが・・・・・・・・・
プレゼントをあげる・・・・・・・」
くちゅ。
湿った音。美由紀が自分の指で拡げている。そう思う間もなく彼の分身が熱くぬめ
る美由紀の柔肉に包み込まれる。
「んんっ・・・・・・・・・」
眉間に皺を寄せながらも身体を沈める美由紀。
だが眉間のそれは苦痛の為に刻まれたものではない。
「ああ・・・・・・・・奥まで・・・・・・・・・届いてる・・・」
根元までしっかりと咥え込む美由紀の秘唇。あんなに小さくて可憐だった女の子の秘所が
己の分身を精一杯に口を拡げて頬張る様を見る度に彼は思う。
(女の子は・・・・・・・・・怖いな・・・)
「・・・・・・貴方はじっとしてて・・・・・・・私が動いてあげるから・・・・・・・」
美由紀の腰がゆっくりを上下し始める。美由紀の微細な襞が分身を擦り上げる度に
甘い刺激が下半身から脳へと駆け上がる。
「んっ・・・・・・・・・・・やっ・・・・・・・あんっ・・・・・・・・・・・」
彼は自分が美由紀のオ○ニーの道具になったような気がしてきた。でもこれはこれ
でラクなので今度は他の女の子にもやらせてみよう、などと不実なコトを考える。
美由紀の腰の動きに合わせて柔らかな乳房も上下にゆさゆさと揺れる。当然その先
端のピンク色の乳首も揺れる。赤い帽子の先端の房もリズミカルに揺れる。

彼が目で楽しんでいるうちに美由紀は絶頂に達しようとしていた。
「ああっ・・・・・・・・・あふっ・・・・・・んんっ・・・・あんっ・・・・・」
切なげな喘ぎ声は徐々にその間隔を狭めてくる。もうすぐだ。
「美由紀・・・・・・・イッちゃってもいいんだよ」
「んっ・・・・・やだっ・・・・・・恥ずかしいのっ・・・・・こんなのっ・・・
・・・・ひとりエッチみたいでっ・・・・」
彼は美由紀の揺れる胸に手を伸ばす。下から掬い上げる様にして揉む。
「そんなコトしちゃ・・・・・・・駄目っ・・・・・・・・・我慢できなく・・・
・・なっ・・・・・・ちゃうぅ・・・・」
力を加える事で面白い様にそのカタチを変える美由紀の乳房。
指を押し返してくる弾力が心地良い。先端の硬く尖った突起を指で揉み捏ねる。
「我慢しなくてもいいよ・・・・・・僕はエッチな美由紀も見てみたいな」
「・・・・・・・お願い・・・・・・意地悪しないで・・・・・」
彼は言葉では応えず、代わりに腰を動かして美由紀の望みをかなえる。
「いいっ・・・・・・・いいの・・・・・・・・イッちゃうの
・・・・・・・お願いっ、いっ、一緒に・・・・・」
「いいよ・・・・・・一緒に・・・・・」
二人の腰の動きがシンクロする。肉と肉のぶつかり合う音が彼の部屋に響き渡る。
「ううんっ!イッ、イッちゃううううぅっ!」
美由紀が体を弓なりに反らせて絶頂に達する。ブルン、と揺れる乳。彼女の媚肉が
一際強く彼のモノを締め付ける。同時に大きく脈打って精を迸らせる彼。
それを受け止める美由紀は身体全体を震わせる。激しい痙攣の後、
糸が切れた操り人形のように力無く前に崩れ落ちる美由紀を彼は優しく受け止める。
サンタの帽子が美由紀の頭から落ちていった。
重なり合う荒い息遣い。窓の外では白い雪がちらほらと舞い始めていた。

そのままの格好で絶頂の後の余韻を楽しむ二人。
彼のモノは美由紀の膣内に挿入されたままだ。不意に美由紀が上半身を起こす。
外から射し込む雪明かりの所為だろうか、レンズが光を反射して彼女の眼鏡の奥の瞳は見えない。
指で何かを摘まんだ仕草で彼の方に突き出す。

「これ、なぁんだ?」

ニッコリと唇が微笑む。
よく目を凝らして見る。長い・・・・・・・・・長い髪の毛。
美由紀のものでは・・・・・・・・無い。
(ばっ、馬鹿なっ!!ちゃんと美由紀が来る前にはベッドに掃除機をかけたハズなのに・・・)
「サンタの帽子の裏についてたの」
(しまったああああああああああっ!!!)
不透明モードになった美由紀の眼鏡の奥はやはり見えない。

「誰の?」

「・・・・・・・・・・その・・・・・・・・・・・・」
美由紀の目が笑っていないであろう事は明らかだった・・・・・・・・・・・。

(書いたヒト/当人の希望によりヒミツ)
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