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猫といねむり
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初出:2000年4月15日
はじめに 〜 「猫写真」をココに置いている理由
古今東西、猫と一緒に暮らしているニンゲンは、どうしたわけか、必ずといっていいほど、猫の写真を撮りたくなるようです。カメラの練習を始めようと思った人間も、どうしたわけか猫をよく写真に撮ります。「ワタクシ」はこの両方を満たすニンゲンです。
とはいえ、猫は、被写体として楽な存在ではありません。「とっておきの瞬間」を取りたい、と思っても、簡単には撮らせてくれません。自由気ままに行動する猫たちは、言うことなんか聞いてくれないことが、圧倒的に多い。しかも、何度かシャッターを耳にするうちに、なんだかあの「箱」は怪しいゾ! とばかりにニラミをつける。カメラを見るなり、さっさっと逃げていく猫も出てきます。でも、写真に撮られることがそれほど苦痛には感じない猫もいます。撮影されることに興味を示す猫も居ます。そう、猫も多種多様なのです。
この頁に納めている写真たちは、一応「見るに耐える」と(勝手に)思いこんでいる、一眼レフ・初心者写真。念願のカメラとマクロレンズを買って嬉しくて仕方なかった私が、購入して1年目に撮影した「わが家の猫たち」。
「ジェスパ」はボス猫(♀)。縄張りに入ってくる猫には立ち向かっていくにもかかわらず、フラッシュの光とシャッターを落としたときの音が気にくわないご様子。ほとんど被写体にはなってくれません。カメラを見るなり、走って逃げていきます・・・。ただし、彼女以外の猫たちは、一様に「気にしない」。お陰で、写真を沢山とることができます。特に、ジェスパの姪「臣人(おみと)」などは、カメラを持った私を見ると、喜んで走ってきます。カメラ付きの私だったら庭で何時間も一緒に、自分と一緒に転がって遊んでくれる。このことをよく知っているのです。しかし、、、ここまで喜んで近づいてくると、レンズと被写体との距離が近すぎてしまい、「良い」写真どころではなくなってしまうのですが・・・。とはいうものの、猫が喜んでくれるのは一番良いことなのデスけどね。
それにしても、写真は、屋外で撮ると生命力が溢れ出るものですね。評判もよくお気に入りの一葉は、ジェスパの姪「歳三(としぞう)」。独特の彼女の雰囲気を引き出す、緑が生きているように思います。生命力を持つ木々や、空気にたくさん囲まれた猫たち。どうぞお楽しみ下さい。
(c)nagaoaki