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last update 13 April 2000

「ペットと法律」

動物とともに暮らすことによって、他の方とトラブルが生じることもあります。そのときにはどうしたらよいのか、そもそもトラブルを起こさないようにするにはどうしたらよいのか。そのような疑問に答えてくれる著書が日本で出版されております。その中でも最新の著書が以下の二つです。(新たに何冊か同種の本も出版されています。)

→※ ペット動物をめぐる裁判についてもご興味がございましたら*
こちら*をご覧下さい。                                  


◆椿寿夫・堀龍兒・吉田眞澄著『ペットの法律全書』有斐閣選書、1997年4月10日。ISBN4-641-18280-9(本体1800円+税)

  法律に特に関心がない方でも読みやすいように、と考えられて書かれているため、非常に読みやすい著書です(横書)。「コーヒーブレイク」もできます。「動物と暮らすこと」によって生じるトラブルが、「犬の噛みつき事故」や「マンションでの飼育の可否」だけではなく、血統書付き動物の購入・動物の食事・美容・医療・散歩や交通機関での問題など、ほかにも様々あることが、よくわかります。「どうすればペットをめぐるトラブルを発生させないで済ませる」ようなことができるか(p.ii)。そのための一助となることを願って書かれています。


◆長尾美香子・小林覚・小松初男・篠宮晃・岩知道真吾著『ペットの法律相談』青林書院、1997年12月15日。ISBN4-417-01121-4(本体2600円+税)青林法律相談シリーズ21。

 法律実務に携わる弁護士が、ペットに関して生じることが予想されるトラブルについて、弁護士としての法律アドバイスをQ &.A 方式で示しています。説明の用語は少々難しい箇所があります。問題となっている事柄が、実際に自分も遭遇しうるようなトラブルであり、そうなったときにはどうしたらよいのだろうか、具体的に考えてしまいます。実際に何かトラブルが生じてしまったときはどうすればよいのか、心構えができるようになるのではないでしょうか。巻末に法令などの資料が添付されています。

 


動物の権利情報もみる
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