YOU ARE HERE: 「ネコニカタオモイ」 < 猫といねむり < ちびねこ


last update 17 April 1999

潰瘍猫

歳三・臣人は潰瘍猫です。彼女たちの口の中に潰瘍ができている状態です。幸い、歳三は獣医の先生のおかげで最近は潰瘍が綺麗に治りました。臣人もそのような状態に早くなればよいのですが‥。

口の中に潰瘍ができる状態を想像するのは難しいかもしれませんが、口内炎の大きなものが口の上や、奥歯の周辺にできていて、炎症がべったとヨコに広がっている状態を想像して頂ければわかるのではないでしょうか。口を開けると、歯茎が真っ赤に腫れ上がっています。

ご飯を食べるときが試練の時になります。潰瘍につかないように、と思案しながら食事をするのですが、たまに潰瘍にあたったりすると、「ぎゃ!」と叫んで走っていきます。かなり痛そうです。早く治りますように‥。

斎藤昭男著『猫の獣医学入門』養賢堂発行、1992年(価格は購入当時2200円)

 斎藤動物病院院長が執筆されている「愛猫家におくる」書籍です。病気については第5部に書かれております。病気にかかった猫の写真(モノクロ)がリアルで怖い。潰瘍のことについてはまずこの本で見ました。読みやすく、病気についてわかりやすい本です。もちろん、「病気かな」と思われたときには、かかりつけの獣医さんに見てもらうのが一番です。

この病気はかなり多くの猫がかかるようです。自身の反省も込めてですが、あまり柔らかい食べ物をあげるのは「よくない」。潰瘍猫は私の甘やかしの結果なのです。彼女たちの先代、母猫がどうも食中毒で死んだようだったのです(死後解剖なんてしてないので、本当の原因は分かりません。ゲンキだった次の日に、急にぐったりして死んでしまったのです)。

彼女はかなり食い意地が張っていたらしく、わが家でもしっかり食べ、さらには近所にも遠征(どうやら女ボスだったらしい)。しかも、わが家の食事が結構質素だったためか、出されたものは「なんでも食べる」猫だったようなのです(近所の証言(T-T))。このことの教訓?として、わが家でしか食べれない缶詰で育てた世代なのですが、こーんな結果になってしまいました。

やはり缶詰よりは「カリカリ」、缶詰ならば歯石が付かない配慮を。というのが本来の教訓のようです。一度、わが家の猫の口の中も、見てあげて下さいね。見なくても、匂いで分かる!との証言もオオアリ。


YOU ARE HERE: 「ネコニカタオモイ」 < 猫といねむり < ちびねこ

メールはこちら

(c)nagaoaki