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last update 17 April 1999

インフルエンザ(または鼻風邪)

今やもう、ン年前。大学生の頃、ジェスパ・臣人・歳三が揃って病気になりました。それも、1猫が回復の兆しを見せる頃に次の猫が同じ病になる、ということになりました。これは本猫はもちろんそうなのですが、看病をする方にとってもかなり金銭的にはもちろん、精神的にもつらい出来事でした。一匹が病気になる→治る頃に次の猫が重症→回復しそう→次の猫が重症→やっと最後のコが治る、という経過が約三週間ほどの長い期間にわたるのです。

この時にかかった病気は、通称「猫の鼻風邪」(病名:猫ウィルス性鼻気管炎)でした。病名だと鼻が出るだけ、のように思われるかもしれませんが、かなり重病です。高熱も出るし、涎と鼻、目やにで顔がくしゃくしゃになります。仔猫や老猫だと(手当をしても)死んでしまう可能性もあるそうです。

この時に、獣医の先生から初めて混合ワクチン(猫ウィルス性鼻気管炎・猫カリシウィルス感染症・猫汎白血球減少症)について教えていただきました。これはかつて私たちが受けていたBCGのように一回憂ければOK!というものではありません。毎年必ず受けなければならないものです(仔猫は二回)。ウィルスが毎年違うから、だそうです。さらに、ワクチンで完全に予防ができるわけではなく、かかっても症状がかなり軽くなる、というものだそうです(ワクチンについての詳しい話はかかりつけの獣医さんにお伺いしてくださいね)。大体の料金は、3000-5000円ほどのようです。接種後、証明書が頂けます。

もっとも、初めて打つときには、ワクチンで身体的ショックが出たらどうしようか‥アレルギー反応がでたら‥などと心配してしまいました。ワクチンを打っておけば、症状は軽くなるのですから一安心。くしゃみと鼻水、すこーしの食欲不振で済む可能性が高まるのは確かです。かかりつけの獣医さんとよくご相談の上、決めて下さいね。

この大病以降、かかったときの費用>ワクチン費用、が明らかになりました。抗生物質の投与や点滴、はては入院費用(これはトシゾウだけ)など、ものすごーくお金がかかりました(なんたって、三猫分ですから (^_^;))ことは真実です。でも、三猫ともしっかりと回復したこともまた真実なのです(暇だったから看病もばっちり★だったことも確かなのですが‥)。 


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