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last update 21 March 1999

生誕の地

現世代の出身地は2つ--自宅と、大学の庭です。

自宅で生まれ育ったのは、故エルザ1世・故ビコ・故翁麻呂・ジェスパ・臣人・歳三です。エルザ1世とビコ、ジェスパ、翁麻呂(おきなまろ)は兄弟姉妹です。翁麻呂は私が高校生の時に、同じクラスだった方の家の養子となり、非常に可愛がっていただきました。臣人と歳三はビコの娘なので、当然?自宅で生まれ育っています。

彼女・彼らが幼かった頃、隣の家や裏の家まで行くことはかなりの「冒険」です。大人の猫なら軽く越えられる壁も、越えることができなくて、ミーミーないて助けを求めていたこともありました(それもみんな揃って!)。そのような試練を乗り越えて、近所の地形や抜け道、快適な場所を開拓してきたのでしょうね。

ゆきちび(と続けてひとまとめにして呼ぶことが多い)は、自宅外の出身です。両者とも生後6ヶ月以内には現在の自宅に住むようになりました。が、いまいち周辺の地形の把握ができていないようです。

ゆきさんは外の自由な生活が懐かしく(と思ふ)、最初の頃は、家から何度も脱出をしました。そのたびに、「白い猫を見ませんでしたか?」と近所に聞きに回りました(;_;) しかし、発見したのはいつも家に敷地内‥(広い家ではないのに、隠れ場所には事欠かないのです)。そのうちに、なぜかあまり興味を失ってしまったようで、窓から外をじーっと見るのみになってしまいました。

ちびは態度がでかい割には「外が怖い」だけでなく、高所恐怖症。外には自ら進んで出ることはまったくと言っていいほどありません。たまにベランダの近くの窓で抱き上げただけでも「しっかり」と抱きついてきます(これがまた可愛いのだ〜)。

家の中だけでもちびゆきは楽しく過ごしていることには違いはないのですが、やはり生誕地で育った猫の方が、猫としては色々な自分なりの(人間には知ることのできない)楽しい場所を見つけられていいのかもしれないなあ、と思ってしまいます。しかし、不慮の事故に遭わないとも限らないし‥との思いもまたあって、、なかなか猫の育っていく環境も難しいものです。


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