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last update 12 February 1999

猫の顔

エルザ二世の写真を先日現像しました。はっきりいって「かわいくない」。彼は、エルザ1世が放浪しているときに、1世と勘違いされて居着いた経験をもつ猫。最初は、「この親切な人間はなに?」という不思議な顔をしながらも、私のあふれる愛情にだんだんほだされてしまい、すっかりかわいい猫になっていた時期もあったのですが‥。1世が帰ってきて、その素性がばれると(彼がだましたわけではなく、私が勝手に勘違いしていたのだが)追い出され、また放浪の生活をしていたようなのです。

1世と2世を横にして比べると、その差は明らかで、なぜ私は勘違いしたのだろうか?と自問してしまうほど。まず、態度が違う。1世はかなり甘やかされて育ったため、態度がでかい。2世はノラ上がりらしく、ちょっとしたことにびくびくする。ただ、自分に危害を加えない人の区別は2世の方が的確。そして、顔。これがかなり違う。眼が特に違うのです。それも、一猫のたどった経験に応じて、その時々に変化が生じるのです。人間からあまりいい扱いをされていない場合(虐待はもちろんのことですが、かまってもらえない、ということも含まれます)には、「つりめ」になるのです。ちょっとひがんだような、睨むような、小さな眼。自分に愛情が注がれ、要求を聞いて貰える機会が増えると、その小さな眼がだんだん大きくなっていきます。そして全体の表情にも変化が見られます。これが同じ猫なの?と思われるかもしれないくらいに変化が生じます。

2度目のエルザ2世生活を送り始めた彼の顔にも少々変化が現れてきています。もうちょっとしたら、かわいい顔をみなさまにお届けできるかもしれません。もうちょっと待っててくださいね。→uploadしてますので、「猫といねむり」からご覧下さい。


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